BILL(旧Bill.com)
Claude Codeに渡せる権限の範囲と、つなぎ方を、公式の資料から読み取れる範囲でまとめました。
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BILL・経費精算・支払い・海外 公式サイト
AP(支払)・AR(請求)・Spend & Expense(経費・カード)を扱うBILLの開発者ポータルでは、BILL v3 API で AP・AR・S&E の全体にアクセスできると案内されている。
Claude Codeに、どこまで権限を渡せるか
- 読み取り専用で渡せるか あり
- 【MCP】公式MCPは読み取り専用(公式の記載: 「Everything here is read-only for now. Creating, editing, approving, and paying are not yet available.」)。自分のBILLロールが許す範囲だけ見える。管理者ロールは不要。ただし検証済みクライアントは Claude と ChatGPT のみで、「Other MCP clients need approval before they can connect」(developerprogram@hq.bill.com へ連絡)。公式ページに Claude Code の記載はない。書き込み権限を外したAPIキーの作り方は未確認。https://developer.bill.com/docs/bill-mcp-server.md
- 権限(スコープ)を選べるか 未確認
- 公式MCPのページにはスコープを選ぶ画面の記載がない。サインイン時に接続する組織を1つ選んで承認し、以後の操作は自分のBILLロールの範囲で実行される(公式の記載)。キー単位のスコープ選択は、APIではキーの種類(開発者キー/同期トークン等)で範囲が分かれるのみで、スコープ指定の記載は読めた範囲になし。
- 危険な操作の既定
- 【MCP】書き込み・承認・支払いは公式に未提供。「BILL tools may require approval by your AI assistant」(クライアント側の承認)。【API】支払いの作成は公式に「Creating a payment requires an MFA-trusted API session.」。処理日(processDate)に BILL が処理を開始し送金元口座から資金の引き落としを始める。
- 削除ができるか できる
- 【API】リファレンスに Archive a bill、Restore an archived bill、Archive a recurring bill、Archive a vendor、Restore an archived vendor、Delete a vendor bank account がある。支払いは Void / Cancel のエンドポイントがある(条件は未読)。【MCP】不可(read-only)。
- 取り消し方(キー・接続)
- 【MCP】BILLアプリ右上のプロフィールアイコン > Connected apps で切断、またはAI側のコネクタを削除(公式)。【API】キー・トークンの取り消し手順は keys & tokens ページに記載なし(未確認)。APIログアウト(POST logout)で現在の sessionId を失効させられる。
つなぎ方(公式の資料にある範囲)
公式MCP あり
BILL MCP Server。支払い(請求書の検索・分析、明細・承認者・クレジットの確認、定期テンプレート)、出金(支払の検索、配送状況、無効化できるかの確認、確認番号での検索)、請求(請求書の検索・分析)、カード利用(S&E取引の検索)に質問できる。公式の記載は「Everything here is read-only for now」(作成・編集・承認・支払いはまだ使えない)。ツール名の一覧はページに載っていない。
つなぎ方(公式の記載)
公式ページに書かれているのは Claude の Web アプリの手順のみ(Settings > Connectors > Add custom connector に名前とURLを入れ、認証は『Sign in now』、OAuthクライアントは『Use Claude's published identity』を選び、Add → Connect → BILLにサインインして組織を選び承認)。サーバーURL: 本番 https://gateway.prod.bill.com/ai-mcp-server/v1 、サンドボックス https://gateway.stage.bill.com/ai-mcp-server/v1 。公式には Claude と ChatGPT のみ end to end で検証済みと書かれ、「Other MCP clients need approval before they can connect」として、それ以外のクライアントは developerprogram@hq.bill.com への連絡が必要。Claude Code での追加方法は公式ページに記載がなく、Claude Code が公式の言う『Claude』に含まれるかも書かれていない。
公式CLI 記載なし
開発者ポータルのトップと、ドキュメント索引(llms.txt)を開いたが、CLIに関する項目は見つからなかった。
公式API あり
BILL v3 API(AP・AR・S&E)。サンドボックス、Webhook、Postmanコレクション、レート制限のページがある。支払い作成(POST /v3/payments)、支払いの無効化(Void a payment)、支払いの取り消し(Cancel a payment)、一括支払い作成などのリファレンスがある。
第三者製MCP(公式ではない) 2件
- Christian-Sidak/billcom-mcp-server(作者: Christian-Sidak(GitHub個人アカウント)・最終更新: 2026-03-14(GitHub検索APIのpushed_at))
書き込み・削除: True
READMEのツールは9件。取得系に加え create_vendor / create_bill / approve_bill(支払い承認)がある。削除ツールの記載なし。読み取り専用モードの記載なし(BILLCOM_ENVでsandbox/productionを切替)。MIT。BILLとの関係の記載なし。
https://github.com/Christian-Sidak/billcom-mcp-server - caffeinebounce/billcom-mcp-server(作者: caffeinebounce(GitHub個人アカウント)・最終更新: 2026-03-01(GitHub検索APIのpushed_at))
書き込み・削除: True
READMEにAP v2とSpend v3のツール。ベンダー・請求書・クレジット・定期請求・予算・精算の作成/更新/アーカイブ、create_bill_payment(支払い作成)、void_bill_payment、承認・却下、仮想カードの作成・凍結などの書き込み系がある。読み取り専用モードの記載なし。MIT。BILLとの関係の記載なし。
https://github.com/caffeinebounce/billcom-mcp-server
第三者製のMCPは、サービスの運営元が作ったものではありません。作者と中身を確かめてから使うかどうかを決めてください。ここに載せているのは、公式のレジストリやGitHubで見つかったものを、書かれている範囲でまとめたもので、おすすめではありません。
探した場所(5件)
- WebSearch『Bill.com MCP server github accounts payable』(検索結果に StackOne・MintMCP・crox.io・LobeHub などが出たが、運営者・書き込み可否を確かめるページは開いていない)
- 公式MCPレジストリ・modelcontextprotocol/servers は未参照
- https://api.github.com/search/repositories?q=bill.com+mcp+server&per_page=10
- https://github.com/Christian-Sidak/billcom-mcp-server
- https://github.com/caffeinebounce/billcom-mcp-server
できる操作
読み取りでできる操作
- 【MCP】請求書(支払)の検索・分析、明細・承認者・クレジット・定期テンプレートの確認
- 【MCP】支払の検索、配送状況、無効化できるかの確認、確認番号での検索
- 【MCP】請求書(売上側)の検索、請求書番号での検索
- 【MCP】S&Eカード取引の日付・金額・店舗・カード・予算・カード保有者での検索
- 【API】AP・AR・S&E のデータ取得(リファレンスに一覧あり。個別の操作一覧は全部は読めていない)
書き込みでできる操作
- 【API】支払いの作成(POST /v3/payments。processDate に BILL が処理を開始し送金元口座から資金の引き落としを始める)
- 【API】一括支払いの作成、請求書(Bill)の作成(リファレンスのページ名より)
- 【MCP】なし(公式に『read-only for now』)
管理者操作(削除・課金・設定変更など)
- 【API】支払いの無効化(Void a payment)・取り消し(Cancel a payment)のエンドポイントがある(詳細ページは未読)。ドキュメント索引(llms.txt)には、Bill・定期Billのアーカイブ(Archive a bill / Archive a recurring bill)と復元(Restore an archived bill)、ベンダーのアーカイブ・復元(Archive a vendor / Restore an archived vendor)、ベンダー銀行口座の削除(Delete a vendor bank account)のリファレンスも載っている
- 【API】ユーザーのロール一覧・詳細、資金口座の権限(Get funding account permission)、組織・ユーザー管理(partner operations)のリファレンスがある
- 【MCP】承認・支払い・設定変更は公式に『まだ使えない』
制限
- MCP: 米国組織のBILLアカウントが必要。BILLパートナー組織・国際組織は未対応。1接続につき組織1つ(切替は再接続)
- MCP: 『Open to every eligible BILL organization』だがツールの名前・パラメータは変わりうる。公式には Claude と ChatGPT のみ検証済みで、それ以外のMCPクライアントは接続前に承認が必要(developerprogram@hq.bill.com への連絡)。Claude Code から使えるかは公式に記載なし
- MCP: カード利用の検索にはS&Eの契約と権限が必要
- APIセッション: devKeyのセッションは35分無操作で失効(AP&AR同期トークンは48時間)
- Claude のコネクタディレクトリには未掲載で手動追加(公式の記載)
- 公式MCPは read-only で、公式に作成・編集・承認・支払いは『まだ使えない』と書かれている。Claude Code から使えるかは公式ページに記載なし
- APIの支払い作成は資金の引き落としを伴い、公式に『MFA-trusted API session』が必要と書かれている。Void/Cancel のエンドポイントが別にあることまでは確認しており、条件(処理済みの支払いなど)は未確認。Bill・ベンダーはアーカイブ・復元、ベンダー銀行口座は削除のリファレンスがある(索引の記載)
- MCPの呼び出しは自分の権限で実行される(見えない請求書は見えない)。サインイン後に権限の広いロールだと見える範囲も広い
認証・料金・日本語・実機検証
- 認証方式
- 【MCP】OAuth(BILLにサインイン→組織を1つ選択→承認。自分の権限どおりに動く)。【API】開発者キー(devKey)+ POST /v3/login で得るセッションID。ほかに AP&AR同期トークン、Accountant Console APIトークン、S&E APIトークン、パートナーアプリキーがある。
- 公表されている料金(2026年10月16日確認)
- 公式料金ページ(直接プラン、ユーザー1人あたり月額): Essentials $49、Team $65、Corporate $89、Enterprise は要問い合わせ。Spend & Expense は $0(クレジットラインは審査次第との注記)。請求期間(年払い等)や税の扱いはページに記載なし(2026-10-16確認)。MCPやAPI自体の追加料金は未確認。 料金ページ
- 日本語対応
- 未確認。www.bill.com のトップに言語切替・日本語版は見当たらず(英語のみ、ログインリンクは米国向け)。公式MCPの案内は『米国の組織のBILLアカウントが必要』と記載。開発者サイト・管理画面の日本語は個別に全部を開いたわけではなく、開いたページに日本語がなかったという範囲。
- Claude Code実機検証
- 未検証(この台帳は、動かして確かめた記録ではありません。Akiraが試したときは、検証日つきで書き換えます)
確認できていない点(9件)
- Claude Codeでの公式の追加手順(公式ページにはClaude Webアプリの手順のみ。Claude Codeが公式の『Claude』に含まれるかも不明)
- MCPのツール名一覧(公式ページに載っていない)
- APIの削除・確定系操作の全一覧(アーカイブ・復元・ベンダー銀行口座の削除は索引で確認、個別ページは未読)、Void/Cancelの条件
- キー・トークンの取り消し・ローテーションの手順
- APIのレート制限の数値(ページは開いていない)
- 日本語対応
- 第三者製MCPの運営者・書き込み可否
- 公式CLIは開発者ポータルのトップと索引で見つからなかったが、全ページは読んでいない
- 2026-10-17再確認で残った点: permission.scope: APIキー単位で読み取りだけに絞るスコープ指定の記載は確かめられず
出典(8件)
- BILL Developer(BILL)(確認日 2026-10-16)
- ドキュメント索引 llms.txt(BILL)(確認日 2026-10-16)
- BILL MCP Server(BILL)(確認日 2026-10-16)
- BILL keys & tokens(BILL)(確認日 2026-10-16)
- Create a payment(BILL)(確認日 2026-10-16)
- Pricing(BILL)(確認日 2026-10-16)
- BILL 公式トップ(BILL)(確認日 2026-10-17)
- GitHub検索API: bill.com mcp server(GitHub)(確認日 2026-10-17)
この台帳は、公式の資料を読んだ範囲のことで、動かして確かめたものではありません。確認日: 2026年10月16日。
ラボの資料は、公式の文書を読んでまとめたもので、実際に使って確かめた記録ではありません。日付や仕様は変わるので、使う前に各ページの出典で確かめてください。事実と「僕らの見立て」は、分けて書いています。