読み方:会社のカードを見つけて、気になる項目を押してください。短い説明が開き、そこから1画面ぶんの解説のページに進めます。どの項目にも、「ハード側で何が起きたか」「ソフト側で何が起きたか」を分けて書いています。

ハード側機械・チップ・設備 ソフト側OS・アプリ・AIモデル・契約や仕組み

IBM3 項目

機械と、その上で動くプログラムを切り分けた

1960〜80年代。機械が変わっても同じプログラムが動くようにし、ソフトを別売りにし、パソコンでは市販の部品と外部のOSを使いました。

  1. 1964年4月大小の機種を同じ設計の仕組みでそろえ、プログラムを使い回せるようにした

    ハード側大小6機種を同じ設計の仕組みで統一ソフト側同じプログラムが他の機種でも動く

    IBMは1964年4月7日にSystem/360を発表しました。性能が50倍違う6機種を同じアーキテクチャ(命令の約束事)でそろえ、機械を替えてもプログラムを書き直さずに使える形にした製品群だと、IBMは説明しています。

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  2. 1969年ソフトウェアや教育に、機械とは別の料金をつけるようになった

    ハード側機械本体の料金とは別立てになったソフト側プログラムやサービスに別料金がついた

    IBMは1969年に新しい販売方針を採り、システム技術者の作業の大半、今後のコンピュータプログラム、顧客向けの教育コースについて、ハードウェアとは別に料金を請求するようになったと、自社の歴史ページに書いています。

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  3. 1981年8月他社のCPUとOSを採用し、仕様も公開して作ったパソコンが広がった

    ハード側市販のCPUと既製部品で組み立てたソフト側OSは外部のMicrosoft製を採用

    IBMは1981年8月12日にIBM PC(5150)を発表しました。CPUはIntel、OSはMicrosoft製で、回路設計やソースコードを含む資料も公開し、IBM互換機が登場するきっかけになったと説明しています。

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Microsoft6 項目

OSの会社が、パソコン本体とチップにも手を伸ばした

IBM PCにOSを載せたことから始まり、周辺機器の違いをOSが引き受け、パソコン本体、クラウド用の自社チップ、AIパソコンの条件へ。

  1. 1981年8月機械を作る会社ではなく、ソフトの会社がOSを用意して、IBMのパソコンに載った

    ハード側IBMが自社のパソコンを発表ソフト側ソフト会社のOS「MS-DOS 1.0」が付属

    1981年8月12日、IBMのパソコンはMicrosoftのOS「MS-DOS 1.0」付きで登場しました。機械を作る会社と、OSを用意するソフトの会社が別々になった出発点を、Microsoftの公式資料で追います。

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  2. 1995年8月周辺機器の設定を、人ではなくOSが自動で調整するようになった

    ハード側機器の側もPnP規格に対応したソフト側OSが資源を割り当て、重なりを調整

    Windows 95は1995年8月24日に登場し、プラグアンドプレイを備えました。機器をつなぐと、OSが使う資源の割り当てと重なりの調整を自動で行う仕組みを、Microsoftの公式の技術資料で見ていきます。

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  3. 2012年6月OSの会社が、パソコンの本体まで自分で設計して売ると発表した

    ハード側ARM版とIntel版の2種の本体を発表ソフト側Windows RTとWindows 8 Pro向けの機械

    2012年6月18日、MicrosoftはWindows向けの新しいPC「Surface」を発表しました。OSを作る会社が、本体・カバー・キーボードの設計まで手がけると示した発表を、公式の資料で見ます。

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  4. 2023年11月クラウドの会社が、AI用のチップと汎用CPUを自分で設計した

    ハード側AI用Maia 100とArm系CPU Cobalt 100ソフト側自社サービスの作業に合わせて設計

    2023年11月、MicrosoftはAI用チップ「Maia 100」とArm系CPU「Cobalt 100」を発表しました。チップだけでなく、ラックや冷却、ソフトまで一緒に設計したと公式に説明しています。

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  5. 2024年5月AI専用の処理装置(NPU)の性能が、Windowsパソコンの新しい条件になった

    ハード側毎秒40兆回以上のNPUを載せたPCソフト側AI機能を端末のNPUで動かす前提

    2024年5月20日、MicrosoftはNPUを載せた「Copilot+ PC」を発表しました。Windowsの新しいAI機能が、パソコンの中のAI用回路で動く前提になった経緯を、公式の資料で見ます。

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  6. 2026年10月推論を最優先に設計した自社チップを、電力あたりのトークン量で語るようになった

    ハード側HBM4を8個載せた推論重視のチップソフト側メモリと長い文脈に合わせた低精度形式

    2026年10月12日、MicrosoftはMaia 300を発表しました。電力あたりのAIの出力量で性能を語り、チップとラック、ソフトを合わせて設計したと公式ブログで説明しています。記載の数字は、いずれもMicrosoftの見込みです。

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Apple6 項目

本体・OS・チップを、一つの会社で作り続けてきた

Macintoshから、iPhoneとApp Store、自社設計のチップ、AI用の回路、そしてクラウドのサーバーまで。

  1. 1984年1月画面の操作ソフトを本体に内蔵して、マウスで使うパソコンを一つの製品として出した

    ハード側本体・画面・マウス・ディスクソフト側画面の操作ソフトとMacWrite等

    1984年1月24日にAppleが発表したMacintoshは、画面とマウスという機械と、窓とマウスで操作するための内蔵ソフト、付属の文書・お絵かきソフトを、一つの製品としてそろえて売り出したパソコンでした。

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  2. 2008年7月携帯電話の上に、外の開発者がアプリを売れる売り場を載せた

    ハード側iPhone、iPhone 3Gの端末ソフト側iPhone 2.0とApp Store

    2007年のiPhoneは、最初から入っているアプリが中心でした。2008年7月、Appleは500以上のアプリが並ぶApp Storeを開き、端末の上から外の開発者が作ったアプリを買える形にしました。

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  3. 2010年1月iPadを動かすチップを、Appleが自分で設計した

    ハード側Appleが設計したチップ「A4」ソフト側App Storeのアプリのほぼすべてが動く

    2010年1月、AppleはiPadを発表し、中のチップA4を「Appleが設計した」と書きました。同じ発表で、App Storeのアプリのほぼすべてが動くことと、iPad向けの開発キットも示されました。

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  4. 2017年9月スマホのチップにAI用の回路が入り、顔認証などがその上で動くようになった

    ハード側A11 Bionic(Neural Engine内蔵)ソフト側Face ID・Animoji・ARが利用

    2017年9月12日、AppleはA11 Bionicを発表しました。機械学習用のNeural Engineを含み、顔認証のFace IDや、顔の動きで動くAnimoji、AR(拡張現実)アプリにこのチップが使われると説明されています。

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  5. 2020年11月MacのチップをAppleの自社設計M1にして、OSもそのチップに合わせて設計した

    ハード側CPU・GPU・AI回路を一つにしたM1ソフト側macOS Big SurとRosetta 2

    2020年11月10日にAppleが発表したM1は、CPU、GPU、AI用回路などを一つのチップにまとめ、メモリも一つのプールにして、macOS Big Surもその力を引き出すよう設計されたと説明されています。Macの移行は約2年の計画でした。

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  6. 2024年6月Appleのチップを積んだサーバーをクラウドに置き、端末と同じ安全の仕組みを広げた

    ハード側Apple silicon搭載の独自サーバーソフト側iOS・macOSベースの強化OS

    2024年6月、AppleはAIの重い処理を担うクラウド「Private Cloud Compute」を説明しました。iPhoneと同じ安全の仕組みを持つ独自サーバーに、専用の強化OSを組み合わせる設計です。

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Arm と Qualcomm2 項目

チップの設計を貸す会社と、それを使う会社

設計を貸し借りする仕組みが生まれ、その上でパソコン用のチップにもAI用の処理装置が載るようになりました。

  1. 1990年11月プロセッサの設計を貸して、ライセンス料と使用料をもらう会社になった

    ハード側プロセッサの設計を、他社に提供ソフト側設計を使う権利を貸す契約(ライセンス)

    Armは1990年11月、Acorn・Apple・VLSIの合弁会社として設立されました。プロセッサの設計を他社に使わせて、ライセンス料と使用料を受け取る事業の形をとってきました。ただしArmは2026年3月に、自社の量産チップ「Arm AGI CPU」を発表しています。

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  2. 2023年10月パソコン用のチップに、AI専用の処理装置(NPU)を載せて、AIを手元で動かす形にした

    ハード側CPU・GPUに加え45TOPSのNPUを搭載ソフト側Windows向けにAIをパソコン内で実行

    QualcommのSnapdragon X Elite(Windows向け)は、CPU・GPUと同じチップにNPUを載せ、NPUだけで最大45TOPSと公式資料に書かれています。AIをパソコンの中で動かすことを、利点として挙げています。

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Google5 項目

OSを配る会社が、スマホとAI用チップも持つまで

Androidから、AI用のTPU、Pixel、自社のスマホ用チップ、端末の中で動くAIモデルまで。

  1. 2008年10月スマホのOSを公開して、端末メーカーが同じ土台で端末を作れるようにした

    ハード側端末メーカーが端末を作るソフト側OSのソースコードを公開した

    2007年にGoogleなど34社がOpen Handset Allianceを作り、2008年10月21日にAndroidのソースコードを公開しました。端末の会社が、公開されたOSを自社の端末に使える形でした。

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  2. 2016年5月AIの計算に合わせた専用のチップを、Googleが自分で作ってデータセンターで使った

    ハード側AI専用のチップを自社で作ったソフト側TensorFlowに合わせて設計した

    Googleは2016年5月、機械学習のために自社で作ったチップ「TPU」を公表しました。TensorFlow向けに作られ、公表の時点ですでに1年以上、自社のデータセンターで動いていたと説明しています。

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  3. 2016年10月Androidをつくる会社が、スマホ本体の設計も自分でやるようになった

    ハード側スマホ本体をGoogleが設計したソフト側AndroidやAssistantを同時に載せた

    2016年10月4日、Googleは最初のPixelを発表しました。ハードとソフトの設計を「ひとつの屋根の下」で行ったと説明し、Googleアシスタントを最初から内蔵した初めてのスマホだとしています。

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  4. 2021年10月スマホ全体のチップを、AIの機能に合わせてGoogleが設計するようになった

    ハード側スマホ用のチップを自社で設計ソフト側音声認識や写真のAIをチップに合わせた

    2021年10月19日、Googleは同社初のSoC「Google Tensor」を、Pixel 6とPixel 6 Proに載せると公表しました。機械学習の最近の進歩に遅れずについていくためだと説明しています。

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  5. 2023年12月小さなAIモデルを、スマホの中のチップで動かせるようにした

    ハード側Pixel 8 Proの端末内で動かすソフト側AICoreで小型のGeminiを提供した

    2023年12月6日、GoogleはGemini 1.0の3つの大きさの1つ、Gemini NanoをPixel 8 Proで動かし、Android 14のAICoreで開発者にも使えるようにすると発表しました。

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NVIDIA6 項目

描画のためのチップを、AIの計算の土台にした

GPUという名前から、ゲーム以外にも使える道具(CUDA)、AI用の回路、ラック全体を一つの機械として売る形まで。

  1. 1999年8月画面を作る計算の多くを、CPUからグラフィックス専用チップに引っ越しさせた

    ハード側座標変換と照明の回路をチップに内蔵ソフト側描画の計算をCPUが受け持たなくなった

    NVIDIAの会社年表で1999年8月に登場したと書かれているGeForce 256で、3D画面を作る計算(座標変換や照明)が、CPUのソフトからGPUという専用チップの回路へ移りました。NVIDIA自身は「業界初のGPU」と説明しています。

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  2. 2007年6月GPUを、画面描画の仕組みを通さずC言語などで使える計算の道具にした

    ハード側GPUがC言語のプログラムに対応したソフト側CUDAでGPUに計算を任せるようになった

    2006年にNVIDIAがCUDAを発表し、GPUでの計算を画面描画の仕組みを通さず書けるようになりました。2007年6月にCUDA Toolkit 1.0が公開されたと、公式の一覧に載っています。ハードとC言語の道具が、セットで提供されました。

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  3. 2012年画像認識の学習を、GPU 2枚にネットワークを分けて動かした

    ハード側GTX 580を2枚並べて学習を分担ソフト側GPU向けの畳み込み計算を自作して公開

    トロント大学の研究者たちは、NVIDIAのGTX 580を2枚使い、約120万枚の画像でネットワークを5〜6日かけて学習させました。この方法で2012年の画像認識コンテストで、2位を大きく下回る誤り率を出しました。

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  4. 2017年5月深層学習の中心となる行列の掛け算を、GPUの中の専用回路に任せた

    ハード側GPUに行列計算の専用回路を640個搭載ソフト側CUDA 9やcuDNNがその回路を呼び出す

    2017年5月に発表されたTesla V100は、4×4の行列の掛け算と足し算を1つの回路で行うTensor Coreを640個持ちます。CUDAやcuDNNなどのソフトが、その回路を使うように更新されました。

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  5. 2022年3月Transformerという仕組みの計算量に合わせ、チップとソフトで数の精度を切り替えるようにした

    ハード側Hopperに8ビット浮動小数点FP8を追加ソフト側層ごとに精度を選び倍率を調整する

    2022年3月に発表されたH100のTransformer Engineは、ソフトとTensor Coreの回路が組んで、層ごとにFP8と16ビットを切り替えます。巨大な言語モデルの学習時間を縮める、とNVIDIAは説明しています。

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  6. 2024年3月チップではなく、72個のGPUを1台のラックに束ねて、ひとまとまりの計算機にした

    ハード側72GPU+36CPUを液冷ラックに集約ソフト側ラック全体を1つのGPUとして扱える

    2024年3月に発表されたGB200 NVL72は、72個のGPUと36個のCPUをNVLinkでつないだラック型の液冷システムです。NVIDIAは「1つのGPUのように動く」と説明し、推論は同数のH100の最大30倍としています。

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Amazon (AWS)4 項目

クラウドの会社が、サーバーの中身まで設計する

サーバーの管理を専用チップに任せ、CPUとAI用チップを自分で設計し、AIの会社のために巨大な計算機を作るまで。

  1. 2017年11月仮想サーバーの管理を、専用のハードウェアに任せるようになった

    ハード側通信と保存を専用カードが担当ソフト側ハイパーバイザーを必要最小限に

    2017年11月のC5で、AWSは通信やディスクの処理を専用ハードに任せ、新しいハイパーバイザーで動かした。この考え方は、現在公式ページが説明するNitro Systemの形に近いように見えます(僕らの見立てです。C5の記事に「Nitro」の語は見つかりませんでした)。

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  2. 2018年11月クラウドの会社が、サーバー用のCPUを自分で設計して貸し出すようになった

    ハード側AWSがArm系のCPUを自社設計ソフト側Linux環境を整え作り直しを案内

    2018年11月26日、AWSはArmの設計を土台にした自社のCPU「Graviton」を載せたA1インスタンスを発表しました。記事は、2015年にAnnapurna Labsを買収したあと、数年前からコスト重視の仕事向けの独自CPUを考え始めたと書いています(買収が理由とは書かれていません)。

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  3. 2018年11月AI用のチップを自社で設計し、専用ソフトとセットで貸し出すようになった

    ハード側推論用と学習用のAIチップ設計ソフト側Neuron SDKで主要な枠組みに対応

    AWSは2018年11月にAIの推論チップInferentiaを発表し、2020年12月に学習用のTrainiumを予告しました。どちらも専用ソフトのNeuron SDKとセットで使います(AWS発表)。

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  4. 2025年AIの会社のために、自社設計チップで巨大な計算機を作った

    ハード側Trainium2を数十万個つないだソフト側Claudeの学習と推論をこの上で実行

    AWSはAnthropicと、Trainium2を数十万個つなぐ計算機「Project Rainier」を作ると2024年12月に発表し、2025年11月の公式記事は約50万個で稼働中と伝えました(AWS発表)。

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日本2 項目

スーパーコンピュータとAI用チップを、日本で

理化学研究所と富士通の「富岳」、Preferred NetworksのAI用チップとソフトの組み合わせ。

  1. 2018年12月AI専用チップのMN-Coreを作りながら、AIソフトの土台をChainerからPyTorchへ移す計画を発表した

    ハード側深層学習専用プロセッサMN-Coreを開発ソフト側自社のChainerをPyTorchへ切り替え

    Preferred Networksは2018年12月、深層学習専用のプロセッサMN-Coreの開発を発表しました。2019年12月には、ソフトの土台をChainerからPyTorchに移し、MN-CoreでもPyTorchを使えるようにすると発表しました。

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  2. 2020年6月動かすアプリの側と目標を決めながらCPUを設計し、Arm系CPUのスーパーコンピュータが世界1位になった

    ハード側Arm系の48コアCPU「A64FX」を富士通が開発ソフト側アプリの性能目標から設計を詰めた

    富岳は、富士通が開発したArm系のCPU A64FXを使い、2020年6月のTOP500で世界1位(415.53PFlop/s)になりました。CPUの設計は、動かすアプリの側と目標を決めながら進められました。

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AIモデルの会社3 項目

AIモデルの会社が、チップの調達と設計に踏み込む

OpenAI、Anthropicなど、モデルを作る会社が、チップの会社やクラウドの会社と、直接組む動きです。

  1. 2025年10月AIモデルの会社が、自分でAI用チップを設計して、Broadcomと一緒に作ると発表した

    ハード側OpenAI設計のAIアクセラレータ10GWソフト側最先端モデルの知見をチップに入れる

    OpenAIは2025年10月13日、自社で設計するAI用チップ(アクセラレータ)を、Broadcomと共同で10ギガワット分配備すると発表しました。ラックの配備は2026年後半に始める目標で、モデルの会社がチップ設計に踏み込む動きです。

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  2. 2025年10月AIモデルの会社が、Googleの専用チップTPUを最大100万個使う計画を発表した

    ハード側Google製TPUを最大100万個利用ソフト側ClaudeをTPUで動かしてきた経験

    Anthropicは2025年10月23日、GoogleのAI用チップTPUを最大100万個使う計画を発表しました。2026年に1ギガワットを大きく超える規模の計算能力が稼働する予定で、AmazonやNVIDIAのチップも引き続き使うとされています。

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  3. 2026年4月AIモデルの会社が、チップを供給する会社とも直接組んで、次世代TPUを複数ギガワット分確保すると発表した

    ハード側次世代TPUを複数ギガワット分確保ソフト側Claudeを複数種のチップで運用

    Anthropicは2026年4月6日、GoogleとBroadcomとの新しい契約を発表しました。複数ギガワット分の次世代TPUの容量が2027年から稼働する見込みで、Googleも同じ日に発表しています。

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年代で並べる37 項目

会社をまたいで、時代順に読みたいときはこちらです。

2020年代15

確認日:2026年10月18日。各項目の数字や日付は、会社や研究機関の公式の発表・資料・原著論文で確かめたものです。公式の資料で確かめられなかった点は、各ページの「確認できていない点」に書きました。この記事は、製品を試した記録ではありません。「なぜその形にしたか」は、公式の説明があるものだけを書いています。