Box
Claude Codeに渡せる権限の範囲と、つなぎ方を、公式の資料から読み取れる範囲でまとめました。
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Box, Inc.・ストレージ・ファイル・海外 公式サイト
ファイルの保存・共有・検索、メタデータ、Box AI、ハブ、ドキュメント生成などを備えたコンテンツ管理サービス(公式のMCPツール一覧と料金ページの記載から)。公式トップページ本文は読んでいない。
Claude Codeに、どこまで権限を渡せるか
- 読み取り専用で渡せるか あり
- APIのカスタムアプリは、スコープに読み取り専用の root_readonly(Read all files and folders)と読み書きの root_readwrite が別にある(ダウンロードには読み書きが必要で、読み取り専用アプリはダウンロードできない場合あり)。一方、リモートMCPのスコープは root_readwrite / ai.readwrite / docgen.readwrite のみで読み取り専用の記載はない。つまり読み取り専用にできるのはAPI(カスタムアプリ)側のみ。
- 権限(スコープ)を選べるか あり
- リモートMCPのスコープは root_readwrite, ai.readwrite, docgen.readwrite(docgen.readwriteはEnterprise Advancedライセンスが必要)。『Scopes define the maximum set of actions』『Scopes never grant access to files the identity cannot open』(公式)。管理者が設定したスコープがクライアントの要求できる上限になる。独自クライアントでは管理者がIntegration Credentialsで Client ID/Secret・Redirect URI・Access Scopes を設定する。
- 危険な操作の既定
- ツール単位の既定あり: 公式ツール一覧54件のうち16件は既定がOffで、管理者が有効にするまで使えない(move_file, move_folder, upload_file_version, update_file_properties, update_folder_properties, set_file_metadata, set_folder_metadata, update_metadata_template, get_download_url, get_upload_url, add_file_shared_link, add_folder_shared_link, create_collaboration, update_collaboration, update_hub, create_docgen_batch)。残り39件は既定On(copy/create_folder/upload_file/create_hub などの書き込み系を含む)。実行前の確認プロンプトの記載は公式ページになし。
- 削除ができるか できる
- 【MCP】公式ツール一覧54件に、名前・説明に delete / trash を含むツールはない(update_metadata_templateの removeField によるメタデータテンプレートの項目削除のみ)。【API】DELETE files/{id} があり、企業設定により完全削除またはごみ箱へ移動(公式)。【CLI】GitHub READMEに files / folders / trash / shared-links / collaborations のコマンド群が載るが、削除コマンド名は未確認。廃止されたセルフホスト版(box-community/mcp-server-box、2026-04-30にアーカイブ)のREADMEにはフォルダの『delete』操作の記載あり。
- 取り消し方(キー・接続)
- 【MCP・管理者】Admin Console > Integrations でMCPサーバーを探し、その状態を選び直す(公式記事。どの選択肢でオフになるかは記事に明記なし)。【API】POST /oauth2/revoke にclient_id・client_secret・tokenを渡すとアクセストークンを失効(関連トークンも失効するかは記載なし)。ユーザー個人のMCPクライアント接続を外す手順は公式のMCPページ・管理記事に記載なく、『各クライアントのドキュメントを参照』とのみ。(根拠: https://support.box.com/hc/en-us/articles/43847256139923-Managing-Box-MCP-Servers)
つなぎ方(公式の資料にある範囲)
公式MCP あり
Box開発者ドキュメント: https://mcp.box.com でホストされるリモートMCPサーバー(「AIエージェントがOAuth経由でBoxファイルを検索して使用できる」)。標準の利用では自分でサーバーを動かさない。公式ツール一覧は54ツール。読み取り: get_file_content, get_file_details, get_download_url(一時の1回限りURL), list_folder_content_by_folder_id, search_files_keyword, Box AIの質問・抽出ツール など。書き込み: upload_file, upload_file_version, create_folder, copy_file/folder, move_file/folder, update_file_properties, update_folder_properties, メタデータの作成更新, create_hub 等。共有・権限: add_file_shared_link, add_folder_shared_link(共有リンクの作成または更新), create_collaboration(ユーザー・グループを招待), update_collaboration。公式ツール一覧の54件のうち16件(add_file_shared_link, add_folder_shared_link, create_collaboration, update_collaboration, move_file, move_folder, upload_file_version, update_file_properties, update_folder_properties, set_file_metadata, set_folder_metadata, update_metadata_template, get_download_url, get_upload_url, update_hub, create_docgen_batch)は「Default」列が Off で、管理者が有効化するまで使えない。残り39件は既定On(copy・create_folder・upload_file・create_hub などの書き込みを含む)。名前・説明に delete / trash を含むツールは54件の中にない(update_metadata_template の removeField によるメタデータテンプレート項目の削除のみ)。※読み取り/書き込み/共有の分類は取得結果側の整理。
公式CLI あり
Box開発者ドキュメントの「Box CLI」ページ(「The Box CLI brings Box to your terminal」)。npmパッケージ @box/cli をグローバルインストール(npm install --global @box/cli)、またはGitHub Releasesのバイナリ。box login でOAuth(Boxユーザーとして、またはプラットフォームアプリ、box login --code でブラウザなし環境)。Boxユーザーとしてログインした場合のスコープは「ファイル・フォルダ、AI、Sign」に限られ、追加のスコープにはプラットフォームアプリを使う。GitHub box/boxcli のREADME(Apache-2.0、v4.9.2・2026-06-03)には files / folders / trash / shared-links / collaborations を扱うコマンド群が載っている。削除コマンドの個別名と確認プロンプトの有無は未取得(確認を省くオプションとして -y/--yes と logout -f の記載のみ)。Node.jsの要件は、開発者ドキュメントが22以上、READMEのバージョン表は v4 が18以上で、出典によって異なる。
公式API あり
Box API(開発者ドキュメントのAPIリファレンス)。ファイル削除のエンドポイント(DELETE files/{id})のページに「企業の設定によって、完全に削除されるか、ごみ箱に移動されるかが決まる」とある。OAuth 2.0のスコープに「Read and write all files and folders stored in Box」(root_readwrite)などがある。このエンドポイントが必要とするスコープと、ごみ箱からの復元のエンドポイントは、取得したページには載っていなかった。
第三者製MCP(公式ではない) 1件
- mcp-server-box(Boxの開発者ドキュメントが「非推奨のコミュニティ製セルフホスト版」と呼ぶもの)(作者: box-community(GitHub組織)・最終更新: 2026-04-30にオーナーによりアーカイブ(READMEに「archived by the owner on Apr 30, 2026」「discontinued and no longer maintained」、Boxは公式にサポートするホスト型MCPを提供していると書かれている))
書き込み・削除: あり。ツール群は13(ai, collaboration, docgen, files, folders, generic, groups, metadata, search, shared_links, tasks, users, web_link)で、foldersには「list, create, delete, update」と書かれている(フォルダ削除の記載あり)。
ライセンスMIT。認証は oauth / ccg / jwt / mcp_client。別に github.com/box/mcp-server-box-remote が検索結果に出たが、中身は開いていない。
https://github.com/box-community/mcp-server-box
第三者製のMCPは、サービスの運営元が作ったものではありません。作者と中身を確かめてから使うかどうかを決めてください。ここに載せているのは、公式のレジストリやGitHubで見つかったものを、書かれている範囲でまとめたもので、おすすめではありません。
探した場所(3件)
- https://github.com/box-community/mcp-server-box
- WebSearch 'Box MCP server available tools developer.box.com'(github.com/box/mcp-server-box-remote が検索結果に出たが未開)
- Box公式ドキュメントに「セルフホスト版はオープンソースのコミュニティ製で非推奨(Do not start new work on it)」との記載がある。
できる操作
読み取りでできる操作
- 【MCP】自分の情報、ファイル内容・詳細・プレビュー・一時ダウンロードURL、フォルダ詳細と一覧、キーワード・メタデータ検索、メタデータテンプレート、コメント・タスク・コラボレーションの一覧、Box AIによる質問と抽出、ハブとDoc Genテンプレートの参照(get_download_url は既定Off)
- 【API】ファイル・フォルダの参照など(個別エンドポイントは未読)
書き込みでできる操作
- 【MCP】ファイルのアップロードとバージョンのアップロード、フォルダの作成、コピー、移動、名前・説明・タグなどの更新、メタデータ・メタデータテンプレートの作成更新、コメント作成、ハブの作成・更新・コピー・アイテム追加、Doc Genテンプレート・バッチの作成(このうち upload_file_version、move_file/folder、update_file/folder_properties、set_file/folder_metadata、update_metadata_template、update_hub、get_upload_url、create_docgen_batch は既定Off)
- 【API】ファイルの削除(delete files)。企業設定により完全削除またはごみ箱へ移動
管理者操作(削除・課金・設定変更など)
- 【MCP】共有リンクの作成・更新(add_file_shared_link, add_folder_shared_link)、ユーザー・グループの招待(create_collaboration)、コラボレーションの更新(update_collaboration)ができる。この4ツールは公式ツール一覧で既定Offで、管理者が有効化するまで使えない。公式ツール一覧54件に削除ツールはない(確認済み)。
- 【MCP】管理者がAdmin ConsoleのIntegrationsでMCPサーバーの状態を設定(有効化など)する。管理者は「MCP Server Activity」レポートでツールの使用状況を確認できる。管理者は「Manage tool access」でツールのアクセスを管理するとされるが、個別ツールの切り替え手順はManaging Box MCP Serversに記載がない。
- 【CLI】GitHub box/boxcli のREADMEに files / folders / trash / shared-links / collaborations を扱うコマンド群が載っている。削除コマンドの個別名は未確認。
制限
- MCPの利用には管理者のAdmin Consoleでの有効化が必要。「MCPサーバーはすべてのBoxプランで利用可」だが、「現在のプランに含まれるMCPツールのみ使える」。
- Box AIのツールはAI対応プランが必要。Doc Genのスコープ docgen.readwrite はEnterprise Advancedが必要。
- サーバーはDynamic Client Registration非対応のため、クライアントは手動設定。
- 自分で動かすセルフホスト版はコミュニティ製のオープンソースで非推奨(公式に「Do not start new work on it」)。
- Box CLIのNode.js要件は、開発者ドキュメントが22以上、GitHub READMEのバージョン表は v4 が18以上と書かれており、出典で異なる。
- 公式ツール一覧54件のうち16件は既定Offで、管理者が有効化するまで使えない。
- 【MCP】共有リンクの作成・更新とコラボレーション(ユーザー・グループの招待)ができる。権限付与・外部公開に当たりうる操作だが、公式ツール一覧ではこれらは既定Offで、管理者が有効化するまで使えない。実行前の確認プロンプトや取り消し方法は、取得した公式ページに記載がなかった。
- 【API】ファイル削除は企業設定で「完全削除」になる場合がある(公式の記載)。ごみ箱の保持期間・復元方法は、取得した公式ページに記載がなかった。
- 【MCP】upload_file_version はファイルの新しいバージョンをアップロードして既存ファイルを更新する。過去バージョンの扱いは未読。
- BoxはMCPを利用する外部エージェントの挙動を管理しない(サポート記事に「Box does not operate, manage, or control those external applications or agents」)。
認証・料金・日本語・実機検証
- 認証方式
- OAuth(MCPはエンドポイント https://mcp.box.com、認可URL https://account.box.com/api/oauth2/authorize、トークンURL https://api.box.com/oauth2/token)。管理者がAdmin ConsoleでMCPを有効化し、独自クライアントでは管理者が統合の認証情報(Client ID/Secret、リダイレクトURI、スコープ)を作る。Dynamic Client Registrationは非対応で手動設定。CLIはbox login(OAuth)。
- 公表されている料金(2026年10月16日確認)
- 公式料金ページの表示: Individual 無料、Personal Pro $10/月(1人)、Business $15/ユーザー/月、Business Plus $25/ユーザー/月、Enterprise $35/ユーザー/月(Business以上は最低3ユーザー)。このほか Business Starter $5/ユーザー/月(取り消し線の$7も併記、最低3ユーザー)、Enterprise Plus $50/ユーザー/月、Enterprise Advanced(価格表示なし)も載っている。通貨は「$」表記のみ。ページに月払い/年払いの切り替えがあり、表示が年払い基準か月払い基準かは取得できなかった(各プランに取り消し線付きとみられるより高い金額 $14/$20/$33/$47 も併記)ため、基本価格としては未確定(2026-10-16確認)。MCPの利用は「すべてのBoxプランで利用可」(サポート記事)、Box AIのツールはAI対応プランが必要。 料金ページ
- 日本語対応
- あり。開発者ドキュメントのMCPガイドの日本語版(developer.box.com/ja/guides/box-mcp、題名「Box MCPサーバー」)が存在することを確認。管理画面の日本語は未確認。
- Claude Code実機検証
- 未検証(この台帳は、動かして確かめた記録ではありません。Akiraが試したときは、検証日つきで書き換えます)
確認できていない点(9件)
- ページ本文は WebFetch の要約結果で読んでおり、引用は原文そのものではない。ツールの読み取り/書き込み/共有の分類は取得結果側の整理。
- Claude Codeでの追加方法(公式は「プラットフォームごとのセットアップガイド」を案内し、このページには手順なし)。
- ごみ箱の保持期間と復元方法(Box サポートの該当記事は取得できず、別記事は目的の内容を含んでいなかった)、削除する前の確認プロンプトの有無、共有リンクの既定の公開範囲。
- 管理者による個別ツールの有効化・無効化の手順(Managing Box MCP Serversには個別ツールの切り替え手順の記載なし。「Manage tool access」の手順ページは未取得)。
- Box CLIの削除コマンドの個別名と確認プロンプト、APIの共有リンク・コラボレーション・ごみ箱のエンドポイント、各エンドポイントの必要スコープ、レート制限。
- 料金ページの金額が月払い・年払いのどちらの表示か。管理画面の日本語。
- github.com/box/mcp-server-box-remote の中身(検索結果に出ただけで未開)。第三者製MCPは box-community のアーカイブ版のみ確認。
- 2026-10-17再確認で残った点: 個人利用者がMCP(OAuth)連携を取り消す公式手順。Account Settings の Login Activity は『ログイン済みの端末・アプリ』の一覧で、アプリ認可の取り消しかは記事に明記なし
- 2026-10-17再確認で残った点: MCPを読み取り専用で渡す方法(公式に記載なし)
出典(12件)
- Box MCP(Box開発者ドキュメント)(確認日 2026-10-16)
- Box MCP(日本語版)(Box開発者ドキュメント)(確認日 2026-10-16)
- Remote MCP(Box開発者ドキュメント)(確認日 2026-10-16)
- Box MCP ツール一覧(Box開発者ドキュメント)(確認日 2026-10-16)
- Managing Box MCP Servers(Box サポート)(確認日 2026-10-16)
- Box CLI(Box開発者ドキュメント)(確認日 2026-10-16)
- Delete file(Box APIリファレンス)(確認日 2026-10-16)
- Box 料金(Box)(確認日 2026-10-16)
- box/boxcli README(Box, GitHub)(確認日 2026-10-16)
- box-community/mcp-server-box README(Box community, GitHub。アーカイブ済み)(確認日 2026-10-16)
- Scopes(Box Developer Docs)(確認日 2026-10-17)
- Revoke access token(Box Developer Docs)(確認日 2026-10-17)
この台帳は、公式の資料を読んだ範囲のことで、動かして確かめたものではありません。確認日: 2026年10月16日。
ラボの資料は、公式の文書を読んでまとめたもので、実際に使って確かめた記録ではありません。日付や仕様は変わるので、使う前に各ページの出典で確かめてください。事実と「僕らの見立て」は、分けて書いています。