Discord
Claude Codeに渡せる権限の範囲と、つなぎ方を、公式の資料から読み取れる範囲でまとめました。
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Discord Developer Platform は『Bots & Apps』(サーバー内で動く自動化アプリ・コマンド・連携)、Activities、Social Layer for Games の3領域を提供する(公式の開発者サイトの説明)。
Claude Codeに、どこまで権限を渡せるか
- 読み取り専用で渡せるか あり
- 公式ドキュメントのPermissionsページに VIEW_CHANNEL・READ_MESSAGE_HISTORY・SEND_MESSAGES などの権限フラグ表がある。ボットの招待URLの permissions パラメータで権限を指定でき、チャンネル単位の権限上書き(ロール単位・メンバー単位)も設定できる。読み取り専用にするには、ボットのロールで閲覧と履歴閲覧を許可し、送信を拒否する設定にする(公式の説明から組み立てた手順。「読み取り専用モード」という名前の機能が書かれているわけではない)。
- 権限(スコープ)を選べるか あり
- 公式: 『Permissions are stored as a bitfield』『Your app should request only the permissions it needs.』(oauth2-and-permissions)。権限名(SEND_MESSAGES / MANAGE_MESSAGES / MANAGE_CHANNELS など)ごとに付与する。チャンネル別の上書き(permission overwrites)とADMINISTRATORの扱いは、調べる係の記載を今回は再確認していない。
- 危険な操作の既定
- 制御の記載なし(REST API側に確認プロンプトの仕組みは読んだ範囲に無い。権限を付与しないことで実行できなくする設計)。公式docs MCPは書き込み系ツールを持たない。
- 削除ができるか できる
- DELETE /channels/{channel.id}/messages/{message.id}(自分が送っていないメッセージの削除は MANAGE_MESSAGES が必要)、POST /channels/{channel.id}/messages/bulk-delete(MANAGE_MESSAGES、2〜100件、2週間より古いメッセージは削除されず400)、DELETE /channels/{channel.id}(MANAGE_CHANNELS、スレッドは MANAGE_THREADS)。公式: 『Deleting a guild channel cannot be undone.』。削除系は X-Audit-Log-Reason ヘッダー対応。メッセージ削除の取り消し可否は未確認。
- 取り消し方(キー・接続)
- Developer Portal の Bot ページで『Reset Token』を押すと新しいトークンを生成する(公式 getting-started)。旧トークンが無効になるかの明記は読んでいない。サーバーからボットを外す手順は公式ページで未確認。
つなぎ方(公式の資料にある範囲)
公式MCP あり
ドキュメント検索用のMCP(https://docs.discord.com/mcp)。公式の変更履歴に『2026-03-09 Developer Portal & Docs Refresh: AI & MCP support: Docs now work with AI development tools via Copy-as-Markdown, an LLMs.txt file, and an MCP server』『2026-02-10 Next Generation Docs Project: send our docs to your LLM of choice or access them via MCP』とある。この URL を取得すると返ったサーバー定義は、名称 Documentation - Discord、HTTP、ツール3つ(search_documentation_discord / query_docs_filesystem_documentation_discord〔read-only の仮想ファイルシステム検索〕/ submit_feedback)、リソース mintlify://skills/discord で、『feedback ツール以外は read-only、公開された Discord ドキュメントのみ』と記載されている。サーバーやチャンネルの操作・メッセージ送信はできない。アカウント操作用の公式MCPは、開発者ドキュメントの目次(llms.txt)に項目が見当たらない(2026-10-16 時点。目次以外は網羅していない)。
つなぎ方(公式の記載)
接続コマンドは公式に記載なし(変更履歴にはエンドポイントの URL のみ)。
公式CLI 記載なし
公式の開発者ドキュメントの目次(https://docs.discord.com/llms.txt、全項目)に CLI の項目は見当たらない(Developer Portal・Community Resources・Embedded App SDK などのみ。2026-10-16 時点)。目次以外のページは網羅していない。
公式API あり
Discord API(REST + Gateway)。Create Message は POST /channels/{channel.id}/messages(ギルドのチャンネルでは SEND_MESSAGES 権限が必要、本文2000文字まで、リクエスト上限25 MiB)。Delete Message は DELETE /channels/{channel.id}/messages/{message.id}(ギルドチャンネルで自分が送っていないメッセージを削除するには MANAGE_MESSAGES が必要)。Bulk Delete は MANAGE_MESSAGES で2〜100件、2週間より古いものは400エラー。Delete/Close Channel は MANAGE_CHANNELS(スレッドは MANAGE_THREADS)が必要で『Deleting a guild channel cannot be undone.』。
第三者製MCP(公式ではない) 1件
- mcp-discord(IQAIcom)(作者: GitHub の組織 IQAICOM(READMEに作者名の記載なし)・最終更新: 未確認(READMEに日付なし))
書き込み・削除: README記載: discord_send(メッセージ送信)、discord_delete_message(メッセージ削除)、discord_create_text_channel、discord_delete_channel(チャンネル削除)。モデレーション/BANツールの記載なし。認証は Discord ボットトークン(DISCORD_TOKEN)
読んだのは glama.ai に転載されたREADME。GitHubのリポジトリ本体は開いていない。評価はしない
https://glama.ai/mcp/servers/@IQAIcom/mcp-discord/blob/89aeee31c0cdfbda9df93886f60ab633ddcad552/README.md
第三者製のMCPは、サービスの運営元が作ったものではありません。作者と中身を確かめてから使うかどうかを決めてください。ここに載せているのは、公式のレジストリやGitHubで見つかったものを、書かれている範囲でまとめたもので、おすすめではありません。
探した場所(1件)
- WebSearch「Discord MCP server github discord.js tools send-message delete-message」(結果は glama.ai 等の集約ページ)。公式MCPレジストリ・modelcontextprotocol/servers は未参照。2件目は未選定
できる操作
読み取りでできる操作
- 【API】チャンネル・メッセージ等のリソース取得(Message / Channels / Guild リソースのドキュメントあり。個別のGET操作の詳細は未読)
書き込みでできる操作
- 【API】メッセージ送信(SEND_MESSAGES。tts は SEND_TTS_MESSAGES も必要、返信は READ_MESSAGE_HISTORY が必要)
- 【API】allowed_mentions でメンション通知の対象を制御。MENTION_EVERYONE 権限があると @everyone で全員に通知できる
- 【API】チャンネルの作成・編集(MANAGE_CHANNELS: 『management and editing of channels』)
管理者操作(削除・課金・設定変更など)
- 【API】メッセージ削除(自分が送っていないメッセージの削除は MANAGE_MESSAGES が必要)、一括削除(MANAGE_MESSAGES、2〜100件、2週間より古いものは400エラー)
- 【API】チャンネル削除(MANAGE_CHANNELS)。公式に『cannot be undone』。X-Audit-Log-Reason ヘッダーで監査ログに理由を残せる
- 【API】メンバーのBAN(BAN_MEMBERS)・キック(KICK_MEMBERS)・サーバー設定の変更(MANAGE_GUILD)。ADMINISTRATOR はすべての権限を許可しチャンネル別の上書きも無視
制限
- グローバルレート制限: 『All bots can make up to 50 requests per second to our API.』
- 無効リクエスト(401/403/429)が10分に10,000回を超えるとIPが一時的に制限される(Cloudflare)
- 一括削除は2〜100件、2週間より古いメッセージを含むと400エラー
- メッセージ本文2000文字、リクエスト25 MiB
- 【最優先・送信】ボットに SEND_MESSAGES を渡すとチャンネルに投稿できる。MENTION_EVERYONE まで付けると @everyone で全員に通知できる(allowed_mentions で制御可)
- 【最優先・削除】チャンネル削除は取り消せない(公式)。MANAGE_CHANNELS を付けないと実行できない
- 【トークン権限】公式 oauth2-and-permissions: 『Your app should request only the permissions it needs.』『Permissions are stored as a bitfield』
- 公式 permissions ページの記載(調べる係の取得結果。今回は再確認していない): ADMINISTRATOR はすべての権限を許可し、チャンネル別の上書きも無視する
- ボットトークンは『パスワードのように扱う』と公式に記載。Developer Portal の Bot ページで『Reset Token』を押すと新しいトークンを生成する、『never share your token or check it into any kind of version control』とも記載(getting-started)。リセット後に旧トークンが無効になるかの明記は読んでいない
- 確認プロンプトの有無: APIには記載なし。第三者製MCP(IQAIcom)は送信・メッセージ削除・チャンネル削除のツールをREADMEに列挙
認証・料金・日本語・実機検証
- 認証方式
- ボットトークン(ボットユーザーとして認証。Gateway接続とほとんどのREST呼び出しに使う)。ボットはOAuth2の bot スコープでサーバーに追加し、管理者が付与した権限を持つ。公式にトークンは『treated like passwords and never exposed publicly』
- 公表されている料金(2026年10月17日確認)
- Nitro Basic 月額$2.99、Nitro 月額$9.99(公式Nitroページの表示。通貨は$記号のみで通貨コードの表記なし。年額の表示なし。2026年10月確認) 料金ページ
- 日本語対応
- あり。Discordヘルプセンター(support.discord.com/hc/ja)は日本語表示で、言語選択に日本語がある。開発者ドキュメントとアプリ管理画面の日本語は未確認。
- Claude Code実機検証
- 未検証(この台帳は、動かして確かめた記録ではありません。Akiraが試したときは、検証日つきで書き換えます)
確認できていない点(11件)
- docs.discord.com/mcp への接続手順(変更履歴は URL のみ)。アカウント操作用の公式MCP・公式CLIは目次に項目が見当たらないが、目次以外のページは網羅していない
- Reset Token 後に旧トークンが無効になるかの明記、ボットをサーバーから外す手順
- BAN・キックAPIの詳細(権限名のみ確認)
- 読み取り専用でボットを渡す標準的な方法
- 料金(APIの利用料の記載は読んでいない)
- 日本語ドキュメント・管理画面
- 第三者製MCPは1件のみ、GitHub本体と更新日は未確認
- ADMINISTRATOR の扱い・サーバー全体の2要素認証の脚注は permissions ページを再確認していない
- 2026-10-17再確認で残った点: ja: 開発者ドキュメント・アプリ管理画面の日本語は未確認
- 2026-10-17再確認で残った点: price: Nitroページの価格のみ。基本利用の料金の記載は読めていない
- 2026-10-17再確認で残った点: permission.revoke: OAuthのトークン取り消しエンドポイント(POST https://discord.com/api/oauth2/token/revoke)の記載は確認できたが、サーバーからボットを外す手順は未確認
出典(12件)
- Discord Developer Platform(Discord)(確認日 2026-10-16)
- Rate Limits(Discord)(確認日 2026-10-16)
- Permissions(Discord)(確認日 2026-10-16)
- OAuth2 and Permissions(Discord)(確認日 2026-10-16)
- Channel Resource(Discord)(確認日 2026-10-16)
- Message Resource(Discord)(確認日 2026-10-16)
- Change Log(Discord)(確認日 2026-10-16)
- Getting Started(Discord)(確認日 2026-10-16)
- Documentation MCP(Discord)(確認日 2026-10-16)
- OAuth2 and Permissions(Discord Developer Documentation)(確認日 2026-10-17)
- Discord Nitro(Discord)(確認日 2026-10-17)
- ヘルプセンター(Discord)(確認日 2026-10-17)
この台帳は、公式の資料を読んだ範囲のことで、動かして確かめたものではありません。確認日: 2026年10月16日。
ラボの資料は、公式の文書を読んでまとめたもので、実際に使って確かめた記録ではありません。日付や仕様は変わるので、使う前に各ページの出典で確かめてください。事実と「僕らの見立て」は、分けて書いています。