マネーフォワード クラウド
Claude Codeに渡せる権限の範囲と、つなぎ方を、公式の資料から読み取れる範囲でまとめました。
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株式会社マネーフォワード・会計・請求・国内 公式サイト
マネーフォワードが提供するバックオフィス向けクラウドサービス群(会計・確定申告・請求書・経費・給与・勤怠・債務支払など)。開発者サイトでAPIとMCPサーバーを案内している。
Claude Codeに、どこまで権限を渡せるか
- 読み取り専用で渡せるか あり
- クラウド請求書のAPI連携では、OAuthスコープ mfc/invoice/data.read(参照系API・GET)と mfc/invoice/data.write(更新系API・POST/PUT/DELETE)が分かれており、読み取りのみの連携には data.read だけで足りると公式サポートに書かれている。他のクラウド製品(会計・経費など)やMCPで同様に読み取り専用にできるかは今回確認していない。
- 権限(スコープ)を選べるか あり
- OAuth 2.0は接続に必要なスコープへの同意を求め、アプリポータルの「アプリ連携権限」でMCPで実行できる操作の範囲を利用者ごとに設定。OAuthの認可はアプリ単位で、原則として認可したユーザー個人の権限に依存しない(一部サービスを除く)。APIキーは発行時に利用可能なサービスを指定し、キーを発行したユーザーの権限で動く。一部のMCPクライアントは不要なスコープを要求することがあるため、利用サービスのスコープだけ付与するよう公式が案内。
- 危険な操作の既定
- サーバー側で確認を強制する記載はなし。公式ベストプラクティスに「削除や重要な更新を行うツールを提供する場合がある」「破壊的操作の前に確認するようInstructionsを通じてLLMに促すことがある(クライアントがInstructionsを渡しているか確認)」「影響の大きい操作はAIに自動実行させず人間が確認する工程を検討」とある。
- 削除ができるか できる
- 【API】クラウド経費の勘定科目・補助科目・税区分の削除(開発者サイトトップの記載)。【MCP】クラウド会計の仕訳等の削除は、MCPページ・機能ページ・お知らせのいずれにも記載なし(未確認)。ベストプラクティスは「データの削除や重要な更新を行うツールを提供する場合がある」とだけ記載。
- 取り消し方(キー・接続)
- アプリポータルで連携を解除しトークンを失効する(公式ベストプラクティス)。連携状況と付与権限の定期的な棚卸しも案内。具体的な画面操作の手順は読めたページになし。
つなぎ方(公式の資料にある範囲)
公式MCP あり
【クラウド会計】リモートMCPサーバー。開発者サイトのMCPページは2026-03-26に「全プランで提供開始」と記載(2025-10-03にβ版提供開始の告知あり)。一方、公式機能ページは「ご利用プランによっては対象外の場合あり」とし、2026-03-26のお知らせ本文には対象プランの記載がない(対象はクラウド会計・確定申告の利用者)。公式機能ページの記載:読み取りは仕訳一覧・個別仕訳、残高試算表・推移表、事業者情報・会計年度設定、勘定科目・補助科目・取引先・部門・税区分などの会計マスタ。書き込みは入出金明細の作成、仕訳の新規作成・更新(2026-07-14の項目は、開発者サイトでは「外部連携サービスから未仕訳明細を取得し仕訳を直接作成」、機能ページ側の記載は「連携した金融機関明細から仕訳登録」)。削除についてはMCPページの読めた範囲に記載なし。対応クライアントはClaude Desktop、Claude Code、Claude Cowork、Cursor、Gemini CLIなど。Claudeの公式コネクター(ディレクトリ掲載)には開発者サイトのお知らせに「2026年8月3日 クラウド会計がClaudeの公式コネクタに対応」とあり、Claude向けチュートリアルに公式コネクター(推奨)の手順(Free/Pro/Maxは本人が認可、Team/Enterpriseは組織のOwnerが追加後に各メンバーが接続。公式コネクターは現時点で会計のみ。公式とカスタムの二重追加は避ける)がある。MCPの提供経過は開発者サイトに、2025-10-03β、2026-03-26全プラン、2026-07-14未仕訳明細から仕訳作成、2026-08-03公式コネクタ、2026-09-24APIキー認証(複数事業者を1回の認証で操作)とある。【他サービス】開発者サイトに載るMCPは、クラウド会計と事業者情報MCPサーバー(https://developers.biz.moneyforward.com/docs/mcp-common/tenant-info-mcp-server 、接続先 https://beta.mcp.developers.biz.moneyforward.com/mcp/admin/v2 。事業者情報・事業者ユーザー情報の取得のみ、OAuthまたはAPIキー)の2つ。請求書・経費・給与・勤怠・債務支払などのMCPの記載は開発者サイトになし(2026-10-16時点)。開発者サイトトップの提供中6件もAPI(会計・経費・請求書・債務支払・連結会計)とMCP(会計)のみ。getting-startedページに、MCPは各サービスで段階的に提供との記載がある。
つなぎ方(公式の記載)
Claude Code用の追加コマンドは、読めた公式ページに記載なし。接続の手順(機能ページの記載)は(1)アプリポータルの利用開始(管理コンソールの「全権管理」権限が必要)、(2)連携するユーザーにアプリポータルで権限付与、(3)AIツール側で接続先URLを設定。Claude向けチュートリアルが示すカスタムコネクターのURLは https://beta.mcp.developers.biz.moneyforward.com/mcp/ca/v3(OAuth Client ID/Secret不要)。Gemini CLIではbetaではなくalphaの接続先URLを使う、と機能ページにある。
公式CLI 記載なし
開発者サイトのトップに掲載された製品はAPI(クラウド会計・経費・請求書・債務支払・連結会計)とMCP(クラウド会計)で、コマンドラインツールの記載はなかった。SDKの記載もない。MCPページにもCLIの記載はない(Claude CodeやGemini CLIはAIクライアントとして名前が出るのみ)。
公式API あり
開発者サイトに次のAPIが掲載されている。【クラウド会計】マスタ・仕訳・各種明細データ。【クラウド経費】勘定科目・補助科目・税区分の作成・取得・更新・削除。【クラウド請求書】請求書の作成・取得・更新、売上・決済仕訳の参照。【クラウド債務支払】支払依頼の作成・取得・承認、支払ステータスの管理。【クラウド連結会計】試算表・連結仕訳・内部取引明細。【クラウド給与・勤怠】開発者サイトのトップに記載がなく未確認。会計API/MCPは2026-03-26提供開始。
第三者製MCP(公式ではない) 2件
- mf-full-mcp(作者: kentaroajisaka(GitHubユーザー)・最終更新: 未確認)
書き込み・削除: 仕訳の登録・更新、明細の作成と仕訳化、証憑の添付(mfc_ca_postVouchers)と紐付け解除(mfc_ca_deleteVouchers)、仕訳の完全削除(mfc_ca_deleteJournals)ができる。読み取り専用モードなし(環境変数4つはいずれも書き込みを制限しない)。READMEは実行前の人間の承認を求めている。トークンは ~/.mf-full-mcp/tokens.json に平文保存(権限0600)で、漏れると保存した全事業者の帳簿にアクセスされるとREADMEにある。
リポジトリ説明・READMEに「非公式」とある。MIT。OAuth(動的クライアント登録+PKCE)。コミット4件。最終更新日はページから読めなかった。
https://github.com/kentaroajisaka/mf-full-mcp - mf-invoice-mcp-server(作者: toolchainjp(GitHub組織)・最終更新: 未確認)
書き込み・削除: クラウド請求書API v3の全45操作をツール化。参照16、書き込み29(作成・更新・削除、入金ステータス変更、見積書→請求書の変換、郵送依頼・キャンセル)。環境変数 MF_READ_ONLY=true で参照系のみ公開できる(READMEは初回利用時に推奨)。MF_EXCLUDE_TOOLS で特定ツールを非公開にでき、料金が発生しうる郵送依頼ツールの無効化例がある。
READMEに、公式製品ではなく無関係の非公式ツールと明記。MIT。npmパッケージ名 @toolchainjp/mf-invoice-mcp-server。認証はクライアントID・シークレットとリフレッシュトークン(ファイル保存)で、簡易方式は MF_ACCESS_TOKEN(1時間・自動更新なし)。リポジトリのトップ表示はテンプレートのREADMEで、実READMEは別ファイル。コミット1件。最終更新日はページから読めなかった。
https://github.com/toolchainjp/mf-invoice-mcp-server
第三者製のMCPは、サービスの運営元が作ったものではありません。作者と中身を確かめてから使うかどうかを決めてください。ここに載せているのは、公式のレジストリやGitHubで見つかったものを、書かれている範囲でまとめたもので、おすすめではありません。
探した場所(3件)
- WebSearch(github.com / registry.modelcontextprotocol.io を対象にした検索結果の一覧)。公式MCPレジストリのページは開いていない
- https://github.com/kentaroajisaka/mf-full-mcp(README)
- https://github.com/toolchainjp/mf-invoice-mcp-server/blob/main/README.md
できる操作
読み取りでできる操作
- 【MCP】クラウド会計:仕訳一覧・個別仕訳、残高試算表・推移表、事業者情報・会計年度設定、会計マスタ(勘定科目・補助科目・取引先・部門・税区分など)の取得(機能ページの記載)
- 【API】クラウド会計・経費・請求書・債務支払・連結会計のデータ取得(開発者サイトトップの記載)
書き込みでできる操作
- 【MCP】クラウド会計:入出金明細の作成、仕訳の新規作成・更新、連携した金融機関明細からの仕訳登録
- 【API】クラウド経費:勘定科目・補助科目・税区分の作成・更新
- 【API】クラウド請求書:請求書の作成・更新
- 【API】クラウド債務支払:支払依頼の作成
管理者操作(削除・課金・設定変更など)
- 【API】クラウド債務支払:支払依頼の承認、支払ステータスの管理(開発者サイトトップの記載。取り消せるか・確認が入るかは未確認)
- 【API】クラウド経費:勘定科目・補助科目・税区分の削除
- 【MCP】クラウド会計:削除・仕訳確定・月次締めの記載は、MCPページ・機能ページ・お知らせのいずれにもなし(未確認)。公式ベストプラクティスは「削除や重要な更新を行うツールを提供する場合がある」とだけ記載
- 【MCP】操作範囲はアプリポータルの「アプリ連携権限」で設定。複数事業者を扱う場合、事業者の切り替えにはチャットセッションの終了と再設定が必要
制限
- MCPの利用にはアプリポータルの利用開始が前提。連携ユーザーへの権限付与が必要。利用開始には管理コンソールの「全権管理」権限が必要
- クラウド会計・確定申告の利用者が対象。プランによっては対象外の場合があり、登録できる仕訳件数などはプランの制限に従う(機能ページ)
- API利用には利用者自身での連携機能の実装が必要。技術的な問い合わせ窓口は原則なく、サポート対象は有償の公認メンバーである士業事務所に限られる(お知らせの記載)
- 公式コネクターの利用可否はClaudeのプランと組織設定による(チュートリアルの記載)。Free/Pro/Maxは本人が認可、Team/Enterpriseは組織のOwnerが追加してから各メンバーが接続する
- MCPの接続先URLにはbeta/alphaのホストが使われている(βからの移行状況は未確認)
- 【MCP】仕訳の新規作成・更新ができる。取り消せるか(削除・訂正の手段)は公式ページに記載なし。実行前の確認について、サーバー側で強制する記載はなく、公式ベストプラクティスは、Instructionsを通じてLLMに確認を促すことがある(クライアントがInstructionsを渡しているか確認)、影響の大きい操作はAIに自動実行させず人間が確認する工程を検討する、と案内している
- 【API】債務支払APIに支払依頼の承認・支払ステータス管理がある。取り消せるかは未確認
- 複数事業者に同時に操作できるAPIキー認証では、キーを発行できるユーザーの管理が重要と権限設計ガイドにある
- 公式ベストプラクティスに、ツール定義は予告なく変わる場合があるとの記載がある
認証・料金・日本語・実機検証
- 認証方式
- OAuth 2.0(承認したスコープの範囲で事業者全体のデータにアクセス)と、APIキー(Mf-API-Keyヘッダー。キー発行ユーザーの権限で動く。開発者サイトではJWTに交換して呼び出すと説明)。クラウド会計のAPI/MCPは2026-09-24にAPIキー認証対応。APIキーで使えるMCPサーバーは順次公開。
- 公表されている料金(2026年10月16日確認)
- 法人向け基本料金(税抜):ひとり法人 年払い月額換算2,480円(月払い3,980円)、スモールビジネス 4,480円(月払い5,980円)、ビジネス 6,480円(月払い7,980円)、ERPは見積もり制。ひとり法人は仕訳登録が1会計年度500件まで。従量課金あり(例:クラウド会計・請求書は4名以上で300円/名)。MCPは、クラウド会計・確定申告を利用開始していれば追加料金なし(プランによっては対象外の場合あり)と機能ページにある。2027年6月に料金体系の一部改定予定との記載あり。個人向けは未掲載(2026-10-16確認) 料金ページ
- 日本語対応
- あり。開発者サイト・MCPページ・ヘルプは日本語。管理画面の言語は公式ページから個別には確認していない。
- Claude Code実機検証
- 未検証(この台帳は、動かして確かめた記録ではありません。Akiraが試したときは、検証日つきで書き換えます)
確認できていない点(11件)
- クラウド請求書・経費・給与・勤怠・債務支払・連結会計のMCPサーバー:開発者サイト上に記載なし(2026-10-16時点)。ほかの場所の案内の有無は未確認
- 給与・勤怠のAPIの有無(開発者サイトトップの提供中6件に載っていないだけで、無いとは確認していない)
- 公式CLIの有無(開発者サイトの目次にCLI・SDKの記載なし。GitHub組織は全70件のうち先頭10件のみ確認)
- Claude Code用の追加コマンド、MCPのツール一覧、読み取り専用の設定可否、権限表の中身(権限設計ガイドの表は本文が空で取得された)、連携解除の具体的な画面操作、レート制限
- 仕訳確定・月次締め・支払に当たる操作がAPI/MCPにあるか(サービス別APIリファレンスは未読)
- 個人向け料金、クラウド給与・経費など各サービス単体の価格
- 第三者製MCP(mf-full-mcp、mf-invoice-mcp-server)の最終更新日(ページに日付が出ず)
- 2026-10-17再確認で残った点: read_only:読み取り専用で連携できるかは、権限設計ガイドの権限表(3つの権限)が取得できず確かめられなかった
- 2026-10-17再確認で残った点: 連携解除でトークンが失効するかの記載は読めたページになし
- 2026-10-17再確認で残った点: read_only(クラウド請求書以外・MCP):developers.biz.moneyforward.com/mcp/ と docs/api/auth(目次のみ)を開いたが、MCPでの読み取り専用の記載なし。認可サーバーAPIに『トークンの取り消し(revoke-token)』のページがあることは目次にあるが、本文は未取得
- 2026-10-17再確認で残った点: 連携解除でトークンが失効するかの手順:アプリポータルの使い方ガイド g011 には解除手順なし(g012『連携用アプリを削除する』が別にあるが未取得)
出典(12件)
- MCPサーバー(マネーフォワード クラウド 開発者サイト)(確認日 2026-10-16)
- マネーフォワード クラウド会計 MCPサーバー(機能ページ)(確認日 2026-10-16)
- MCPサーバーの認証・認可(開発者サイト)(確認日 2026-10-16)
- Claudeでマネーフォワード クラウドのMCPサーバーを利用する(開発者サイト)(確認日 2026-10-16)
- マネーフォワード クラウド 開発者サイト(確認日 2026-10-16)
- APIとMCPサーバーの提供開始のお知らせ(クラウド会計)(確認日 2026-10-16)
- アプリポータルの概要(APIキー)(確認日 2026-10-16)
- 価格・料金プラン(確認日 2026-10-16)
- MCPサーバー利用のベストプラクティス(開発者サイト)(確認日 2026-10-16)
- 事業者情報MCPサーバー(開発者サイト)(確認日 2026-10-16)
- 「連携中アプリ」画面の使い方(マネーフォワード)(確認日 2026-10-17)
- API連携のスコープ(マネーフォワード クラウド請求書 使い方ガイド)(確認日 2026-10-17)
この台帳は、公式の資料を読んだ範囲のことで、動かして確かめたものではありません。確認日: 2026年10月16日。
ラボの資料は、公式の文書を読んでまとめたもので、実際に使って確かめた記録ではありません。日付や仕様は変わるので、使う前に各ページの出典で確かめてください。事実と「僕らの見立て」は、分けて書いています。