Shopify
Claude Codeに渡せる権限の範囲と、つなぎ方を、公式の資料から読み取れる範囲でまとめました。
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Shopify Inc.・ネットショップ・海外 公式サイト
ネットショップ構築・運営のプラットフォーム。開発者向けサイト shopify.dev で、GraphQL Admin API、Shopify CLI、Dev MCPサーバー、AI Toolkitなどを公開している。
Claude Codeに、どこまで権限を渡せるか
- 読み取り専用で渡せるか あり
- 【CLI】store execute:「Mutations are disabled by default. Re-run with --allow-mutations if you intend to modify store data.」(https://shopify.dev/docs/api/shopify-cli/store/store-execute)。専用の読み取り専用フラグの記載はなし。【API】read_のみのスコープがあり、書き込みスコープは対象リソースの読み取りも含むと記載(https://shopify.dev/docs/api/usage/access-scopes の「Any scope that writes a resource also grants read access to it」)。
- 権限(スコープ)を選べるか あり
- 【API】read_/write_ のスコープをアプリが宣言(access-scopesページ)。read_/write_の組で、削除だけのスコープはない。付与済みスコープは currentAppInstallation で確認できると記載。【CLI】store auth の --scopes で指定。store execute のページには必要スコープの記載なし。
- 危険な操作の既定
- 【CLI】ミューテーションは既定で無効(--allow-mutations が必要)。確認プロンプトの記載はなし(--no-input は対話・ブラウザ認証を無効にするとある)。【AI Toolkit】ストア管理は「with you choosing when to execute them」(利用者が実行のタイミングを選ぶ、の意)とあり、ミューテーションの確認の記載はなし(https://shopify.dev/docs/apps/build/ai-toolkit)。【Dev MCP】認証なしのローカル実行で、ストアデータへの接続の記載なし。
- 削除ができるか できる
- 【API】削除操作は書き込みスコープに含まれる(例:webPixelDelete は write_pixels、fulfillmentConstraintRuleDelete は write_fulfillment_constraint_rules。一般則の明記はなく個別のミューテーションで確認する旨)。【CLI】store delete で開発ストアを削除。
- 取り消し方(キー・接続)
- 店舗側:Shopify管理画面の[設定]>[アプリ]で対象アプリのメニュー(…)から[アンインストール]を選び、確定する(日本語ヘルプの記載)。管理画面で作成したカスタムアプリの認証情報はローテーションできず、アプリを削除して新しいカスタムアプリを作成する必要がある、新しいトークンはアンインストール後の再インストールで発行される、と開発者ドキュメントに記載。トークン個別のrevoke方法はそのページに記載なし。(根拠: https://help.shopify.com/ja/manual/apps/uninstalling-apps)
つなぎ方(公式の資料にある範囲)
公式MCP あり
(1) Dev MCPサーバー(@shopify/dev-mcp):公式ページに「Shopify's developer resourcesにAIツールをつなぐ」「ローカルで動き、認証は不要」とある。個々のツール名はそのページに載っていない。ストアのデータに触れるかどうかはページに明記なし(ストア管理は別途、Shopify CLIの認証済みストアコンテキストで行うと記載)。(2) 顧客向けのMCP:旧Storefront MCP(/api/mcp のカタログ・カートのツール)は削除され、後継として Universal Commerce Protocol(UCP)の https://{shop}/api/ucp/mcp に、Storefront Catalog MCP(search_catalog、lookup_catalog、get_product)、Cart MCP(create_cart、get_cart、update_cart、cancel_cart)、Checkout MCP があると記載。Checkout MCPは「すべてのリクエストを認証または署名」とある。search_shop_policies_and_faqs は /api/mcp に残る。 (3) 買い手・エージェント向けの Shop MCP(https://mcp.shop.com):公式の変更履歴(2026-10-13)に記載。ツールは search_catalog、lookup_catalog、get_product、カート・チェックアウトの作成、complete_checkout(買い手が合計額と支払い方法を確認した後に完了)、get_checkout、search_orders(サインイン済みの買い手の注文)。検索・カート・チェックアウトはサインイン不要で、Shop Pay・保存済み設定はShopでのサインインが必要と記載。加盟店のストア管理用ではない。
つなぎ方(公式の記載)
公式ページの記載:claude mcp add --transport stdio shopify-dev-mcp -- npx -y @shopify/dev-mcp@latest(追加後にClaude Codeを再起動)。AI Toolkitの公式GitHubの記載:claude plugin install shopify-ai-toolkit@claude-plugins-official。AI Toolkitの公式ドキュメントには `npx skills add Shopify/shopify-ai-toolkit` で `shopify` スキル(GraphQL Admin API・Functions・Polaris・Liquid・Hydrogen・CLI)を入れる方法もあり、従来の個別スキル(shopify-admin ほか)は非推奨で更新されないと記載されている。Shop MCPは https://mcp.shop.com を指定する。
公式CLI あり
Shopify CLI。公式ドキュメントに「アプリ、テーマ、カスタムストアフロントを作り管理するためのターミナルツール」とある。トピックは app、theme、hydrogen、store など。store トピックには store auth(オンラインアクセストークンを保存)、store execute(Admin API GraphQLのクエリ/ミューテーションを実行)、store bulk execute/status/cancel、store graphiql、store info/list/open、store create dev/preview、store delete(開発ストアの削除)がある。 これとは別に、Shop MCPを端末から呼ぶ `shop` CLI もあると公式の変更履歴(2026-10-13)に記載されている(Shopify CLIとは別)。
公式API あり
GraphQL Admin API。公式ページに「Shopify管理画面を拡張するアプリや連携を作る」ためのAPIとあり、https://{store_name}.myshopify.com/admin/api/2026-10/graphql.json にPOSTする。商品とコレクション、注文、顧客、在庫、配送とフルフィルメントなどのリソースを持つ。
第三者製MCP(公式ではない) 2件
- shopify-mcp(作者: GeLi2001(GitHubユーザー)・最終更新: 未確認(リポジトリページのコミット日欄が空。MITライセンス、35コミット))
書き込み・削除: READMEの記載:product・customer・draft order の作成、order・customer の更新、delete-product/delete-product-variants/delete-customer/delete-metafields、order-cancel(「Irreversible」)、refund-create、order-mark-as-paid、create-fulfillment、inventory-set-quantities など書き込み・削除ができる。get-* 系は読み取り専用。
認証はDev Dashboardアプリのクライアント認証情報(推奨)か、旧来の shpat_ アクセストークン。
https://github.com/GeLi2001/shopify-mcp - mcp-shopify-admin(作者: A1-x-Tech(GitHub組織)・最終更新: 未確認(リポジトリページのコミット日欄が空。MITライセンス、14コミット))
書き込み・削除: READMEの記載:商品・バリアント価格の更新、在庫数量の設定、商品・割引の作成、注文のキャンセル(「Destructive and irreversible」。返金・再入庫もあり得る)、graphql_request(「Potentially destructive」。任意のAdmin APIクエリ/ミューテーションを実行)。サーバー全体の読み取り専用モードの記載は確認できず。
READMEに、匿名テレメトリが既定でオンで ASKADS_TELEMETRY=0 で止められるとある。
https://github.com/A1-x-Tech/mcp-shopify-admin
第三者製のMCPは、サービスの運営元が作ったものではありません。作者と中身を確かめてから使うかどうかを決めてください。ここに載せているのは、公式のレジストリやGitHubで見つかったものを、書かれている範囲でまとめたもので、おすすめではありません。
探した場所(3件)
- WebSearch(github.com / registry.modelcontextprotocol.io を対象にした検索。候補は他にも多数あり、上位2件を確認)
- https://github.com/GeLi2001/shopify-mcp
- https://github.com/A1-x-Tech/mcp-shopify-admin
できる操作
読み取りでできる操作
- 【CLI】store execute でAdmin APIのクエリを実行(ミューテーションは既定で無効)、store info/list、store bulk status
- 【API】商品・コレクション(read_products)、注文(read_orders。直近60日分。古い注文は read_all_orders でShopifyの承認が必要)、顧客(read_customers)、在庫(read_inventory)、フルフィルメント注文(read_assigned_fulfillment_orders ほか)の取得
- 【MCP】Dev MCP:Shopifyの開発者向け情報への接続(ストアデータを読むかは記載なし)。UCPのCatalog MCP:search_catalog、lookup_catalog、get_product(商品の検索・取得)
- 【MCP】Shop MCP:search_catalog、lookup_catalog、get_product、get_checkout、search_orders(サインイン済みの買い手の注文)
書き込みでできる操作
- 【CLI】store execute --allow-mutations でAdmin APIのミューテーションを実行、store bulk execute、store create dev/preview(開発ストアの作成)
- 【API】write_products/write_orders/write_customers/write_inventory ほかのスコープでの作成・更新
- 【MCP】UCPのCart MCP:create_cart、update_cart(カート全体を置き換えるため全行を送る必要あり)、cancel_cart
- 【MCP】Shop MCP:カート・チェックアウトの作成、complete_checkout(公式の記載では、買い手が合計額と支払い方法を確認した後に完了する)
管理者操作(削除・課金・設定変更など)
- 【CLI】store delete:開発ストアの削除。store auth:保存するアクセストークンのスコープを --scopes で指定
- 【API】削除操作は専用スコープではなく書き込みスコープに含まれる(例:webPixelDelete は write_pixels)。アプリのスコープは宣言・変更・取り消しができると記載
- 【API】保護された顧客データ:既定ではアプリはアクセスできず、開発ストア以外では承認されるまでデータが返らない
制限
- 【CLI】Node.js 22.12以上、Gitを要件とする。store execute は事前に store auth が必要。
- 【MCP】Dev MCP自体のNode.js要件は、devmcpページに記載なし。Node.js 18以上の記載はAI Toolkitのページ(導入要件として)にある。
- 【API】コスト点数によるレート制限(例:maximumAvailable 1000、restoreRate 50)。上限を超える単一クエリは MAX_COST_EXCEEDED。大量データはバルク操作を勧めている。
- 【API】注文は直近60日分まで。古い注文は read_all_orders(Shopifyの承認が必要)。保護された顧客データは開発ストア以外では承認後。
- 【MCP】旧Storefront MCPのカタログ・カートのツールは削除済み(UCPへ移行)。
- AI ToolkitのGitHub README(ドキュメントページには記載なし)に、スキルのスクリプトとフックが https://shopify.dev/mcp/usage に利用イベントを送ると記載(既定でオン。直近のメッセージが最大2000文字まで含まれる場合がある)。止めるには ~/.config/shopify-ai-toolkit/opt-out ファイルの作成、OPT_OUT_INSTRUMENTATION=true、または DO_NOT_TRACK=1。
- store execute --allow-mutations を付けるとストアのデータを変更でき、取り消せるかの記載は読んだ範囲に見つからなかった。
- 第三者製MCPには、注文キャンセル(取り消し不可と明記)、返金作成、商品・顧客の削除ができるものがある。
- Shop MCPには complete_checkout(購入の完了)があり、公式の記載では買い手が合計額と支払い方法を確認した後に完了する。
認証・料金・日本語・実機検証
- 認証方式
- 【API】リクエストヘッダー X-Shopify-Access-Token のアクセストークン。アプリがスコープを宣言して認可を受ける。【CLI】shopify store auth --store <myshopify.comドメイン> --scopes <スコープ> でオンラインアクセストークンを保存し、store execute が再利用する。【MCP】Dev MCPは認証不要(ローカル実行)。UCP Checkout MCPは認証または署名が必要。【MCP】Shop MCPは、検索・カート・チェックアウトはサインイン不要。Shop Pay・保存済み設定はShopでのサインインが必要(公式の変更履歴)。
- 公表されている料金(2026年10月16日確認)
- 日本の料金ページの表示:ベーシック 年払い月3,650円/月払い4,850円、グロース 年払い月10,100円/月払い13,500円、アドバンス 年払い月44,000円/月払い58,500円、プラス 月368,000円から。税込・税抜の表記はページ上で確認できず。最初の3日間は無料、その後3か月は月額150円(2026-10-16確認) 料金ページ
- 日本語対応
- あり。ヘルプセンターに日本語版(help.shopify.com/ja/…)あり。管理画面・開発者ドキュメント(shopify.dev)の日本語対応は今回未確認。
- Claude Code実機検証
- 未検証(この台帳は、動かして確かめた記録ではありません。Akiraが試したときは、検証日つきで書き換えます)
確認できていない点(10件)
- Dev MCPのツール名一覧、ストアのデータに触れるかどうかは公式ページに明記がなく未確認。
- UCP(Catalog/Cart/Checkout MCP)の公式ページ本体は開いていない(storefront-mcpページの移行案内の記載のみ)。
- store auth/execute のストアへの認可で使うトークンの取り消し手順、AI Toolkitの store 管理の確認フローの詳細は未確認。
- AI Toolkit内のskillsの一覧と、claude-plugins-official への掲載状況は未確認。
- 日本語ドキュメントの有無、管理画面の日本語表示は未確認。
- 料金の税込・税抜の別、Shopify Paymentsなど決済関連の公式ドキュメント(返金・支払い系の操作の確認)は今回読んでいない。
- 第三者製MCPは2件だけ確認。最終更新日はGitHubページで確認できなかった。
- 加盟店のストア管理用の公式リモートMCPは、今回の範囲では見つからなかった(https://www.shopify.com/news/ai-commerce-at-scale は加盟店向けのストア管理MCPには触れていない)。
- 2026-10-17再確認で残った点: ja: 管理画面・shopify.dev の日本語対応は未確認
- 2026-10-17再確認で残った点: permission.revoke: OAuthで付与したアクセストークンを個別に取り消す手順は今回開いたページに記載なし
出典(15件)
- Dev MCP server(Shopify)(確認日 2026-10-16)
- Storefront MCP(Shopify)(確認日 2026-10-16)
- Shopify AI Toolkit(Shopify公式GitHub)(確認日 2026-10-16)
- Shopify CLI(Shopify)(確認日 2026-10-16)
- store execute(Shopify CLI)(確認日 2026-10-16)
- store auth(Shopify CLI)(確認日 2026-10-16)
- GraphQL Admin API(Shopify)(確認日 2026-10-16)
- Access scopes(Shopify)(確認日 2026-10-16)
- 料金(Shopify 日本)(確認日 2026-10-16)
- shopify-mcp(GitHub・第三者)(確認日 2026-10-16)
- mcp-shopify-admin(GitHub・第三者)(確認日 2026-10-16)
- Shop MCP と shop CLI の変更履歴(Shopify)(確認日 2026-10-16)
- Shopify AI Toolkit(Shopify)(確認日 2026-10-16)
- アプリのアンインストール(Shopifyヘルプセンター 日本語)(確認日 2026-10-17)
- Generate app access tokens: Admin(Shopify.dev)(確認日 2026-10-17)
この台帳は、公式の資料を読んだ範囲のことで、動かして確かめたものではありません。確認日: 2026年10月16日。
ラボの資料は、公式の文書を読んでまとめたもので、実際に使って確かめた記録ではありません。日付や仕様は変わるので、使う前に各ページの出典で確かめてください。事実と「僕らの見立て」は、分けて書いています。