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Claude Codeに渡せる権限の範囲と、つなぎ方を、公式の資料から読み取れる範囲でまとめました。
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国際送金・多通貨口座・カード発行などを提供する決済サービス。開発者向けに Wise Platform API を公開しており、公式ページには「Everything you need to offer cross-border payments, multi-currency accounts and card issuing within your own products」と書かれている。
Claude Codeに、どこまで権限を渡せるか
- 読み取り専用で渡せるか 未確認
- 公式の個人APIトークンのページ(docs.wise.com/guides/developer/auth-and-security/personal-api-token)に、読み取り専用などの権限レベルの記載なし。トークンで使えるのは見積作成・受取人の取得と作成・振込とバッチグループの作成・振込イベント追跡に限られる、とある。第三者製MCPのREADME(BlanketByte/wise-mcp、AIWerk/mcp-server-wise)には「Read only」トークンの記載があるが、Wise公式のページでは確認できていない。公式の「Docs MCP Server」はあるが、口座に触れるかは公式に記載なし。
- 権限(スコープ)を選べるか 未確認
- 公式の認証ガイドに「Request only the scopes your application needs」とあるのみで、スコープ一覧は取得できず。個人APIトークンは使えるエンドポイントを限定(上記)。個人トークンは「OAuth 2.0 with mTLS」への移行が案内され、「the personal token logic will be deprecated by the end of next year, once your migration is successful」と記載(具体日付なし)。OAuthは提携契約とmTLS設定が必要と記載。
- 危険な操作の既定
- 公式のAPIにAI・人の確認プロンプトを入れる仕組みの記載は確認できず。振込の作成と資金拠出は別エンドポイント(拠出でお金が動く)。個人APIトークンでの資金拠出・残高明細は米国・カナダ・豪州・NZ・シンガポール・マレーシア以外では未対応と公式に記載。SCA対象地域の挙動は今回再確認していない(原文は sca-and-2fa ページを引用)。作成後14日以内に拠出されない振込は自動キャンセルと公式に記載(原文のまま、今回未再確認)。第三者製MCPの確認フロー(prepare→confirm、WRITES_ENABLED。既定は true)はそのMCPの機能で、Wise公式のものではない。
- 削除ができるか 未確認
- 振込のキャンセルエンドポイントはあるが、削除できる対象の一覧は取得できなかった(原文のまま)。個人APIトークンのページでは、使える操作に削除は挙がっていない。
- 取り消し方(キー・接続)
- 個人APIトークン: Your Account → Connect and manage apps → API tokens で該当トークンを Revoke すると「The token will stop working immediately」(公式)。作成時に2段階認証。OAuthのクライアントシークレットはDeveloper Hubで定期ローテーション、漏えい時は即時取り消し(公式)。
つなぎ方(公式の資料にある範囲)
公式MCP あり
【状態の補足】公式に記載あり(Docs MCP Server。口座操作の可否は未確認)。公式の「Docs MCP Server」がある。https://docs.wise.com/llms.txt と https://docs.wise.com/api-reference に「We recommend connecting to our Docs MCP Server.」と書かれている。API Referenceのページには「Connect to Claude Code(Copy the Claude Code CLI command)」「Connect to Codex CLI」「Cursor」「VS Code」のボタンがある。ただしサーバーURL・コマンド本文は取得したテキストになく、ドキュメント検索だけか口座にも触れるかは公式に記載なし(名前はDocsだが、公式は明言していない)。「MCP」の語が出るのはllms.txtとAPI Referenceのみ。口座・振込を操作する公式MCPの有無は未確認。
つなぎ方(公式の記載)
API Referenceのページの「Connect to Claude Code」ボタンでコマンドをコピーする形になっている。コマンド本文は取得できなかった。
公式CLI 記載なし
Wise公式のCLIは、開発者ドキュメントの索引(llms.txt)、APIの入口ページ、認証ページのいずれにも載っていない。GitHubのWise公式組織(transferwise)の表示できた範囲にもWise API用CLIはない。検索に出るCLI(jtrotsky/wise-cli、howells/wisecli など)は個人製で、Wise公式ではない。
公式API あり
REST API。APIリファレンスの区分は Authentication / Users / Profiles / Balances / Cards / Quotes / Recipients / Transfers / Funding / Webhooks / Settlement / Simulations など。サンドボックス https://api.wise-sandbox.com/2026Q4 と本番 https://api.wise.com/2026Q4 が別にある。
第三者製MCP(公式ではない) 2件
- BlanketByte/wise-mcp(作者: BlanketByte(GitHubユーザー)・最終更新: 未確認(取得ページに最終コミット日の表示なし。33 commits))
書き込み・削除: READMEの記載では14ツール=読み取り7+書き込み7(「Write: always two-step」)。書き込み群は get_quote(同群だが「Changes nothing」)/ get_recipient_requirements / prepare_transfer / prepare_recipient / prepare_cancel_transfer / confirm_action / discard_action。prepare_transfer の後に confirm_action で未払いの振込を作成する。資金拠出(支払い)はWiseアプリでユーザーが行う。削除ツールはなく、未払いの振込のキャンセルのみ。WRITES_ENABLED は任意の設定で既定は true(false にすると書き込みツールを外せる)。トークンは「Full access」(振込・受取人の準備用)か「Read only」(参照だけ)を推奨と書かれ、読み取りトークンでは書き込みツールが失敗するとREADMEに記載。
ワンタイムコード(TX-…など)は単回有効・10分で失効、とREADMEに記載。MIT。
https://github.com/BlanketByte/wise-mcp - AIWerk/mcp-server-wise(作者: AIWerk(GitHub組織)・最終更新: 未確認(取得ページに最終コミット日の表示なし。12 commits。v0.1.4))
書き込み・削除: READMEでは「Read-only」の11ツール(プロフィール・残高・為替・振込・受取人の参照)。書き込み系は v0.1.x には「intentionally not」と記載(v0.2.0で予定)。ソースは確認していない。
Wise Personal API token(WISE_API_TOKEN)が必要。MIT。
https://github.com/AIWerk/mcp-server-wise
第三者製のMCPは、サービスの運営元が作ったものではありません。作者と中身を確かめてから使うかどうかを決めてください。ここに載せているのは、公式のレジストリやGitHubで見つかったものを、書かれている範囲でまとめたもので、おすすめではありません。
探した場所(3件)
できる操作
読み取りでできる操作
- 【API】プロフィール・残高・受取人・振込の取得、為替見積(Quotes)の参照(APIリファレンス全体の区分より。個人APIトークンで使えるかは下の項目を参照)
- 【個人APIトークン】公式ページが使える範囲として挙げているのは、見積作成、受取人の取得・作成、振込とバッチグループの作成、振込イベントの追跡。プロフィール・残高の取得が個人APIトークンで可能かは公式ページで確認できていない
- 【API】個人APIトークンでの残高明細(statement)の取得は、米国・カナダ・豪州・NZ・シンガポール・マレーシア以外の口座では未対応と公式に記載
書き込みでできる操作
- 【API】見積作成・受取人の作成・振込の作成(個人APIトークンで可能と公式に記載。バッチグループの作成も同様)
- 【API】振込への資金拠出(POST /profiles/{profileId}/transfers/{transferId}/payments)。個人APIトークンでの拠出は米国・カナダ・豪州・NZ・シンガポール・マレーシア以外では未対応と公式に記載
管理者操作(削除・課金・設定変更など)
- 【API】振込のキャンセル(PUT /transfers/{transferId}/cancel)のエンドポイントがある。いつキャンセルできるかは取得できた範囲では記載なし
- 【API】作成した振込は原則14日以内に資金拠出しないと自動キャンセルされる、と公式に記載
- 【API】権限の細かいスコープ一覧は取得できた範囲では記載なし
制限
- 個人APIトークンは自分のWiseビジネスアカウント向け(SMBの自動化用途)と公式に記載
- 個人APIトークンでの資金拠出・残高明細取得は米国・カナダ・豪州・NZ・シンガポール・マレーシア以外では未対応
- SCAが必要な操作はUK・EEAで該当(ページ記載のリージョン以外のプロフィールが対象)
- 「より高度なアクセス」が必要な場合はWiseへ問い合わせる、と公式に記載
- 個人APIトークンは廃止される予定。公式の「Migrate to OAuth 2.0 and mTLS」ページに「the personal token logic will be deprecated by the end of next year, once your migration is successful」と記載(具体日付なし)
- 振込の作成と資金拠出はAPIで別のエンドポイントになっている。資金拠出で実際にお金が動く。公式の記載では、作成後14日以内に拠出されない振込は自動キャンセルされる
- キャンセルのエンドポイントはあるが、支払い後に取り消せるかは取得できた範囲では記載なし
- 公式のAPIに、AIや人間の確認プロンプトを入れる仕組みの記載は確認できなかった。確認はClaude Code側の権限設定や利用者側で行う必要がある
- 第三者製MCPの確認フロー(prepare→confirm、書き込み無効化)はそのMCPの機能であり、Wise公式のものではない
認証・料金・日本語・実機検証
- 認証方式
- 個人APIトークン(自分のWiseビジネスアカウントの自動化向け)/クライアント資格情報トークン(アプリ単位)/ユーザーアクセストークン(プロフィール単位。受取人作成・振込送信など)/リフレッシュトークン。APIリファレンスにはOAuthトークンとSAMLの項目がある。
- 公表されている料金(2026年10月17日確認)
- 口座開設は無料、月額料金なし(公式の日本語料金ページ)。送金・両替は0.27%〜(通貨により異なる)。デビットカード発行は1,200円。カード決済は無料、ATM引き出しは月25,000円まで無料(超過分は100円+超えた額の1.75%)。税込・税抜の記載はページになし。 料金ページ
- 日本語対応
- あり。日本語の料金ページ(wise.com/jp/pricing)と日本語のヘルプセンター(wise.com/ja/help/)がある。ヘルプ「アカウントの言語設定の切り替えについて」に、ウェブの「言語と表示設定」とアプリで言語を変えられると書かれているが、選べる言語の一覧は載っておらず、日本語が管理画面の選択肢にあるかはその記事からは確認できない。開発者ドキュメント(docs.wise.com)は英語。
- Claude Code実機検証
- 未検証(この台帳は、動かして確かめた記録ではありません。Akiraが試したときは、検証日つきで書き換えます)
確認できていない点(10件)
- 公式MCP: 「Docs MCP Server」は記載あり(サーバーURL・コマンド本文は未取得)。口座・振込を操作する公式MCPの有無は未確認。公式CLI: llms.txt・APIの入口ページ・認証ページに記載を確認できなかったが、「ない」とは確認していない
- 個人APIトークンでの読み取り専用の有無、プロフィール・残高の取得が個人トークンで可能か、APIのスコープ一覧、レート制限(いずれも公式ページで取得できず)
- 個人APIトークンでの資金拠出がEU/UKで不可かどうか(ページは対象6地域以外は未対応と書くが、EU/UKの名指しはなし)
- 振込キャンセルが可能な状態の条件、削除できる対象
- Wiseの手数料の金額、API利用料、管理画面の日本語対応
- 第三者製MCPの最終更新日
- SCAの記述(UK・EEAでの資金拠出など)は、引用元の sca-and-2fa ページを今回の再確認では開いていない。個人APIトークンのページにはSCAの語は出ない(トークン作成時に2段階認証)
- Docs MCP Server のサーバーURL・コマンド本文(ページ内のボタンのみ)
- 2026-10-17再確認で残った点: permission.scope / permission.read_only: 個人APIトークンのページと認証ページに、スコープ選択や読み取り専用トークンの記載がない(OAuthは「必要なスコープだけ要求する」とあるが一覧なし)。なしと断定できるページ(スコープ一覧)は未確認
- 2026-10-17再確認で残った点: ja: 管理画面(Web・アプリ)で日本語を選べることの明記は未確認
出典(10件)
- Wise Platform(Wise)(2026-10-16確認)
- API reference(Wise)(2026-10-16確認)
- Authentication and security(Wise)(2026-10-16確認)
- Personal API tokens(Wise)(2026-10-16確認)
- Strong Customer Authentication & 2FA(Wise)(2026-10-16確認)
- Transfers(Wise)(2026-10-16確認)
- 送金の手数料(Wise 日本語)(2026-10-16確認)
- Docs index llms.txt(Wise)(2026-10-16確認)
- Pricing(Wise 日本)(確認日 2026-10-17)
- アカウントの言語設定の切り替えについて(Wise ヘルプ)(確認日 2026-10-17)
この台帳は、公式の資料を読んだ範囲のことで、動かして確かめたものではありません。確認日: 2026年10月16日。
ラボの資料は、公式の文書を読んでまとめたもので、実際に使って確かめた記録ではありません。日付や仕様は変わるので、使う前に各ページの出典で確かめてください。事実と「僕らの見立て」は、分けて書いています。