エックスサーバー
Claude Codeに渡せる権限の範囲と、つなぎ方を、公式の資料から読み取れる範囲でまとめました。
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スタンダード・プレミアム・ビジネス等のプランがあるレンタルサーバー。2026年にXServer API、公式MCPサーバー、公式CLI、AIコーディングエージェント向けスキルが公式に提供されている。
Claude Codeに、どこまで権限を渡せるか
- 読み取り専用で渡せるか あり
- APIキーの権限を『読み取り専用』にして発行できる(MCP・CLI・APIで共通のキー)。Web版Claude向けのリモート版MCP(https://api.xserver.ne.jp/mcp)も許可画面で『読み取り専用』を選べる。https://www.xserver.ne.jp/manual/man_tool_api.php / https://www.xserver.ne.jp/manual/man_tool_mcp_remote.php
- 権限(スコープ)を選べるか あり
- キー名・有効期限・許可IPアドレス・対象サーバーとサービス・操作権限(すべての操作/読み取り専用/カスタム=操作項目ごと)を設定できる。サーバー新規申込の許可は別のチェック(プリペイド残高20,000円以上が必要)。
- 危険な操作の既定
- サーバー新規申込(課金)は既定で無効。有効化にはAPIキー側の許可設定と環境変数 XSERVER_MCP_ENABLE_HIGH_RISK_EXECUTE=1 の両方が必要で、実申請時は内容と税込合計金額を表示し明示承認した場合のみ実行。リモート版MCPは課金を伴う操作が利用できない。CLIの server signup は --yes でも確認を省略できず対話端末のみ。MCPでの削除などその他の操作に確認が入るかは記載なし。CLIの削除系は -y/--yes で確認を省略可。
- 削除ができるか できる
- Cron、SSH鍵、サイト転送、アクセス拒否、WordPress、メールアカウント、自動応答、メール振り分け、FTP、ドメイン、サブドメイン、SSL(アンインストール)、DNSレコード、サーバーキャッシュの削除などが操作一覧に記載(MCPマニュアルは読取/変更/削除を明示分類していない)。
- 取り消し方(キー・接続)
- XServerアカウントの『APIキー管理』でキーを削除(即時無効・復旧不可)。リモート版は同画面で『この設定の連携をすべて解除する』。Claude側でコネクタを削除してもXServer側の連携は解除されない。
つなぎ方(公式の資料にある範囲)
公式MCP あり
『XServer MCP Server』。XServer APIの機能を、CursorやClaudeなどMCP対応AIエージェントから直接実行できる公式MCPサーバー(マニュアルの記載)。PC上で動作しレンタルサーバー側へのインストールは不要。サーバー情報・契約管理・バックアップ・Cron・SSH・WordPress・メール・FTP・MySQL・PHP・ドメイン・SSL・DNS・ログ・キャッシュ・WAF等の設定操作が対象。2026年5月12日に発表(PR TIMES)。
つなぎ方(公式の記載)
マニュアル記載のコマンド:claude mcp add --transport stdio xserver --env XSERVER_API_KEY=xs_xxxxxxxxxxxx -- npx -y xserver-mcp --services=server (複数サービスは --services=server,domain のようにカンマ区切り。Node.js v18以上が必要) リモート版(Web版Claude向け。マニュアル man_tool_mcp_remote.php の記載):接続先 https://api.xserver.ne.jp/mcp。Claudeの設定でコネクタとして追加する。ローカルへの導入・APIキーの設定は不要で、XServerアカウントでログインして使う(Google・2段階認証に対応と記載)。許可画面でサービスごとに対象(すべて/指定のみ)と操作権限(すべての操作/読み取り専用/カスタム)を選ぶ。課金を伴う操作はコネクタ経由では利用できない。
公式CLI あり
『XServer CLI』。XServer APIをターミナルから操作する公式ツール(コマンド名 xserver)。サーバー・ドメイン・VPS・Xserver for WordPressの4区分のリファレンスがある。--format json でJSON出力。プレスリリースにはCodex CLIやClaude Codeなどコマンドを実行するAIエージェントでも使えると記載。
つなぎ方(公式の記載)
CLIリファレンス記載:Node.js v18以上が必要。npm install -g xserver-cli(インストールせず試すなら npx xserver-cli server info)。認証は xserver auth login、または環境変数 XSERVER_API_KEY / XSERVER_SERVERNAME。
公式API あり
『XServer API』(REST)。2026年4月に公開(プレスリリース)。サーバー管理(ドメイン・メール・WordPress・DB等の設定、新規申込)、ドメイン管理、VPS管理、Xserver for WordPress管理の4区分。対象プランはスタンダード・プレミアム・ビジネス。
第三者製MCP(公式ではない) 1件
- aiftp(@aiftp-tools/mcp)(作者: aiftp-tools(GitHub組織。個人名はページに記載なし)・最終更新: リリース v0.12.0(2026-07-11)。最終コミット日はページから読み取れず)
書き込み・削除: True
日本のレンタルサーバー向けのFTP/FTPSデプロイツールで、MCPサーバーも同梱(aiftp mcp)。READMEは対応先にXserverを挙げ、v0.9.3(2026-05-22)で動作確認済みだが当該アカウントは解約済みで必要に応じて再確認と書く。実際のpushはprepare→confirmの2段階(トークン5分有効)でファイルをアップロードし、承認されたアップロードに削除を含む旨の記載、ロールバックと事前の暗号化ローカルバックアップの記載あり。.env等は除外。MIT。XServer APIのMCPではなくFTP経由。
https://github.com/aiftp-tools/aiftp
第三者製のMCPは、サービスの運営元が作ったものではありません。作者と中身を確かめてから使うかどうかを決めてください。ここに載せているのは、公式のレジストリやGitHubで見つかったものを、書かれている範囲でまとめたもので、おすすめではありません。
探した場所(7件)
- https://registry.modelcontextprotocol.io/v0/servers?search=xserver 等(レジストリのAPIはWebFetchで取得エラー)
- https://github.com/search (GitHub検索はrobots制限で取得不可)
- WebSearchで『xserver MCP server』を検索したが、運営者の分かる第三者製MCPは見つからなかった(見つからなかったことの確認は不十分のため『見つからず』とはしない)
- https://registry.modelcontextprotocol.io/v0/servers?search=xserver(結果0件)
- https://github.com/topics/xserver?o=desc&s=updated(WebSearch結果)
- WebSearch『Xserver レンタルサーバー MCP server github』『xserver-mcp OR Xserver MCP server unofficial github』
- https://github.com/aiftp-tools/aiftp
できる操作
読み取りでできる操作
- 【MCP】プラン・料金取得、申込状況確認、契約一覧、サーバー情報・利用状況取得
- 【MCP】自動バックアップ/MySQLバックアップの対象日・申込履歴の確認
- 【MCP】Cron・SSH設定・公開鍵・サイト転送・アクセス拒否・WordPress・メールアカウント・FTP・ドメイン・サブドメイン・SSL・DNSレコード等の一覧/設定取得
- 【MCP】リソースモニター(CPU・メモリ・転送量)、アクセスログ・エラーログ取得(キーワード検索可)
- 【CLI】xserver me(認証中のAPIキー情報)、xserver server info、xserver server cron list など
- 【API】同機能のREST API(APIリファレンス参照。個別エンドポイントは未確認)
書き込みでできる操作
- 【MCP】Cron・SSH設定/鍵・サイト転送・アクセス拒否・FTP・メール(アカウント/転送/自動応答/振り分け/DKIM/SPF/DMARC)・ドメイン/サブドメイン・SSL・DNSレコードの追加/変更
- 【MCP】WordPress簡単インストール・変更、WordPressセキュリティ設定、PHPバージョン/php.ini変更、MySQL設定、各種キャッシュ・Xアクセラレータ・XPageSpeed・WAF設定の変更
- 【MCP】自動バックアップ・MySQLバックアップの取得・復元の申込、契約メモ更新
- 【MCP】サーバー新規申込(高リスク扱い。初期状態は無効。リモート版は課金を伴う操作が利用できない)
- 【CLI】バックアップの restore(復元)・fetch(取得)(CLIリファレンスの記載)。新規契約は xserver server signup
管理者操作(削除・課金・設定変更など)
- 【MCP】Cron・SSH鍵・サイト転送・アクセス拒否・WordPress・メールアカウント・自動応答・FTP・ドメイン・サブドメイン・SSL(アンインストール)・DNSレコード・サーバーキャッシュ等の削除ができる(操作一覧に記載)
- 【MCP】サーバー新規申込(課金あり):初期状態は無効。有効化にはAPIキー側で『新規お申し込みを許可する』設定と環境変数 XSERVER_MCP_ENABLE_HIGH_RISK_EXECUTE=1 の両方が必要。実申請時は申込内容と税込合計金額が表示され、明示的に承認した場合のみ実行。リモート版MCPは課金を伴う操作がコネクタ経由では利用できない
- 【API】APIキーの権限を『すべての操作/読み取り専用/カスタム(操作項目ごと)』から選べる。新規申込を許可するにはプリペイド残高20,000円以上が必要
- 【CLI】グローバルオプション -y/--yes で削除・初期化の確認を省略できる。確認が出ると明記されているのは restore、サイト転送設定の削除、アクセス拒否設定の削除。他の削除系コマンドで確認が出るかは個別には未確認。server signup は --confirm-purchase と対話端末での確認文字列が必要で、--yes でも省略できず、非対話環境では --dry-run のみ実行できる
制限
- 対象プラン:スタンダード・プレミアム・ビジネス(MCP・CLI・API共通。Xserver for WordPress等は別マニュアル)
- レート制限(サーバーアカウント単位、MCP・CLIにも適用。数値はAPIマニュアルの表で、MCPマニュアルには数値の記載なし):スタンダード 60回/分・10,000回/日・同時5、プレミアム 120回/分・30,000回/日・同時10、ビジネス 300回/分・100,000回/日・同時20
- MCPはNode.js v18以上が必要。設定変更後はMCPサーバーまたはAIエージェントの再起動が必要
- 2026年8月4日以前に発行されたAPIキーは、発行時に指定したサーバーアカウントのみ操作できる
- リモート版MCP(Web版Claude向け):記載のあるクライアントはClaudeのみ。対象プランはスタンダード・プレミアム・ビジネス。XServer APIのレート制限が適用される。課金を伴う操作は利用できない
- APIキーが漏洩するとサーバーやドメインを不正操作される恐れがある。漏洩時は速やかに削除。削除は即時反映され、削除したキーは復旧できない
- 【MCP】確認手順がマニュアルに明示されているのはサーバー新規申込のみ。削除などその他の操作に確認が入るかはマニュアルに記載なし
- 【CLI】restore・サイト転送設定の削除・アクセス拒否設定の削除には確認が出ると記載。-y/--yes で確認を省略でき、AIエージェントに -y を付けて実行させると確認なしで実行される。fetch(取得)には確認なし
- APIの実行ログは過去90日分保持され、キー・期間・成功/エラーで絞り込める
- 削除した設定(DNS・メール等)を元に戻せるかは公式に記載なし(バックアップ復元は別機能)
認証・料金・日本語・実機検証
- 認証方式
- XServer APIキー(xs_で始まる文字列)。XServerアカウントの『APIキー管理』で発行。キー名・有効期限・許可IPアドレス・対象サーバー・操作権限(すべて/読み取り専用/カスタム)を設定できる。MCPは環境変数 XSERVER_API_KEY、CLIは xserver auth login か環境変数で渡す。 MCPマニュアルにはAPIキー権限(読み取り専用等)の記載がなく、権限の3区分はAPIマニュアル(man_tool_api.php)に記載されている。MCPはAPIキーを共通で使う(MCPマニュアルがAPIマニュアルを案内)ため読み取り専用キーも使えると読めるが、MCPマニュアル自体に明記はない。
- 公表されている料金(2026年10月16日確認)
- スタンダード:月額990円〜、初期費用0円(税込、公式トップで通常価格として表示。同ページの693円〜は11/4までのキャンペーン価格で基本価格には使っていない。2026-10-16確認)。MCP・CLI・APIは対象プラン契約中は追加料金なし(プレスリリース記載) 料金ページ
- 日本語対応
- あり。MCP・CLI・APIのマニュアル、開発者ドキュメント(developer.xserver.ne.jp)は日本語。管理画面は画面を開いていないため未確認。
- Claude Code実機検証
- 未検証(この台帳は、動かして確かめた記録ではありません。Akiraが試したときは、検証日つきで書き換えます)
確認できていない点(8件)
- MCPマニュアルは操作を読取/変更/削除に明示分類していない。上のread/write/adminは操作名から整理したもので、MySQL設定の個別操作(読取/変更/削除の別)はマニュアルに区別なし
- APIリファレンス(developer.xserver.ne.jp/api/server/)の個別エンドポイント・認証ヘッダー形式は未確認
- サイト作成・公開スキル(SKILL.md: https://developer.xserver.ne.jp/ai/skills/xserver/SKILL.md)は概要ページのみ確認(Claude Code・Cursor・Gemini CLI・Antigravity対応、スタンダード以上の全プラン、API経由でSSHを有効化し鍵ペアを自動生成と記載)。SKILL.md本文は未確認
- 第三者製MCPの有無
- 管理画面の日本語対応
- CLIで restore・サイト転送設定の削除・アクセス拒否設定の削除以外の削除系コマンドに確認が出るか、およびバックアップ関連コマンドの親コマンド名
- MCP発表日(2026-05-12)とXServer API公開(2026-04):プレスリリースを開いておらず未確認
- 2026-10-17再確認で残った点: 第三者MCPの網羅性:GitHub検索そのものは取得不可(robots制限)のため、上記以外が無いとは言い切れない
出典(11件)
- エックスサーバー トップ(エックスサーバー)(確認日 2026-10-16)
- XServer MCP Server マニュアル(エックスサーバー)(確認日 2026-10-16)
- XServer CLI マニュアル(エックスサーバー)(確認日 2026-10-16)
- XServer API マニュアル(エックスサーバー)(確認日 2026-10-16)
- XServer 開発者ドキュメント(エックスサーバー)(確認日 2026-10-16)
- CLIリファレンス サーバー(エックスサーバー)(確認日 2026-10-16)
- MCP Server・CLI提供開始のプレスリリース(エックスサーバー)(確認日 2026-10-16)
- サイト作成・公開スキル(エックスサーバー)(確認日 2026-10-16)
- XServer MCP Server リモート版 マニュアル(エックスサーバー)(確認日 2026-10-16)
- aiftp README(GitHub: aiftp-tools)(確認日 2026-10-17)
- 公式MCPレジストリ検索 xserver(MCP Registry)(確認日 2026-10-17)
この台帳は、公式の資料を読んだ範囲のことで、動かして確かめたものではありません。確認日: 2026年10月16日。
ラボの資料は、公式の文書を読んでまとめたもので、実際に使って確かめた記録ではありません。日付や仕様は変わるので、使う前に各ページの出典で確かめてください。事実と「僕らの見立て」は、分けて書いています。