Zapier
Claude Codeに渡せる権限の範囲と、つなぎ方を、公式の資料から読み取れる範囲でまとめました。
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さまざまなアプリをつないで自動化(Zap)を作るサービス。公式にリモートMCP(Zapier MCP)を提供し、MCPクライアントから連携アプリのアクションを実行できる。
Claude Codeに、どこまで権限を渡せるか
- 読み取り専用で渡せるか 未確認
- 読み取り専用モードの記載は読んだページになし。ただし How tools work に、実行用ツールが execute_zapier_read_action(読み取り・検索)と execute_zapier_write_action(送信・作成・更新)に分かれている記載がある(16個のメタツール)。https://docs.zapier.com/mcp/overview/how-tools-work
- 権限(スコープ)を選べるか あり
- MCPサーバーに有効化するアクションをユーザーが選べる(discover_zapier_actions / enable_zapier_action)。管理モード(managed mode)では『有効にできるアクションを管理者が決め、エージェントは追加できない』と記載。アカウントレベルのアプリ・アクション制限はMCPにも効くが、MCP専用には設定できない(security)。接続トークンは『long-lived, tied to that one server』で、権限(スコープ)の細分は記載なし。
- 危険な操作の既定
- MCPクライアント側の承認:クイックスタートに「MCPクライアントが最初のZapierツール実行の承認を求める。セッション単位で承認すると毎回の確認が省ける」とある。Zapier側のツール呼び出しの確認ステップは security/how-tools-work に記載なし。SDK CLIの login/signup に --use-approvals(『approval prompts enabled』で開始)があるが対象範囲の説明なし。
- 削除ができるか できる
- How tools work に delete_zapier_skill(Deletes a skill)、delete_workflow(Deletes a workflow)、discard_workflow_draft(下書きの未公開の編集を破棄)がある。連携アプリ側のデータ削除は、有効化したアクション次第で公式の記載なし。
- 取り消し方(キー・接続)
- OAuth:「MCPクライアントまたは mcp.zapier.com から接続を取り消す」(how-connections-work)。接続トークン:再生成すると旧トークンは無効(個別の取り消し手順は記載なし)。アカウント単位の即時無効化はZapierへの依頼(security)。
つなぎ方(公式の資料にある範囲)
公式MCP あり
Zapier MCP。MCPクライアントからOAuthでサインインするとサーバーが作られ、既にZapierに接続済みのアプリのアクションが有効化される。アクションの追加は discover_zapier_actions で探して enable_zapier_action で有効化。未接続のアプリは実行時に認証を求められる。コード経由(API・SDK等)では接続トークンを使う。
つなぎ方(公式の記載)
Claude Codeガイドに記載あり:claude mcp add --transport http "Zapier-MCP" https://mcp.zapier.com/api/v1/connect 。プラグイン経由は /plugin install zapier@claude-plugins-official、または /plugin marketplace add zapier/zapier-mcp のあと /plugin install zapier@zapier-plugins。組織管理のClaude Codeセッションではコネクタが既に入っていて claude mcp add は不要、とクイックスタートに記載。
公式CLI あり
公式のCLIは2つ。(1) Zapier Platform CLI(npm install -g zapier-platform-cli)は「統合(インテグレーション)を作る開発者向け」で、ユーザーのZapを実行・削除するコマンドの記載はない。promote(全ユーザーに公開)、migrate、deprecate、delete:version(ユーザーがいると失敗)などのバージョン管理コマンドがある。(2) Zapier SDK CLI(@zapier/zapier-sdk-cli、npm install -g @zapier/zapier-sdk-cli、Node.js 20+)は、アプリとアクションの探索、アクション実行、認証付きの生API呼び出しができ、書き込みアクションも実行できる。削除は『クライアント資格情報の削除』以外は記載なし。login/signup に --use-approvals(approval prompts enabled)がある。Claude Code向けに npx skills add zapier/sdk -y でスキルを入れる手順も記載。
公式API あり
docs.zapier.com/llms.txt の目次に、Workflow API(Zapの作成・取得)、Actions API、Connections API、Trigger Inbox API、Agentic Management の各APIが載っている(名称を目次で確認しただけ)。認証・スコープ・削除可否は未読。統合を作るためのZapier Platformは別物。
第三者製MCP(公式ではない) 2件
- zapier-dev-mcp(作者: arose26(GitHubユーザー)・最終更新: 2026-08-15(公式MCPレジストリの登録日。GitHubの最終コミット日は読み取れず))
書き込み・削除: 記載不明
Zapier連携アプリを開発する人向け。zapier-platform-cliのプロジェクトを調べる・lintする・テスト用モックを生成する・zapier validateを実行するツール(inspect_integration, lint_integration, generate_test_fixtures, validate_integration)。Zapierアカウントへの接続やAPI呼び出し、削除操作の記載はなし。生成物をディスクに保存するかはREADMEに明記なし。READMEにZapierとは無関係と明記。MIT。
https://github.com/arose26/zapier-dev-mcp - zapier-discovery-mcp(作者: arose26(GitHubユーザー)・最終更新: 2026-08-15(公式MCPレジストリの登録日))
書き込み・削除: False
Zapierのアプリディレクトリ検索と人気Zapテンプレートの一覧を返す(search_apps, find_zap_templates)。READMEによればZapを実行・作成はせず(作成用URLを返すだけ)、Zapier MCPとは別物と明記。Zapier Partner APIのclient_idが必要。READMEにZapierとは無関係と明記。MIT。
https://github.com/arose26/zapier-discovery-mcp
第三者製のMCPは、サービスの運営元が作ったものではありません。作者と中身を確かめてから使うかどうかを決めてください。ここに載せているのは、公式のレジストリやGitHubで見つかったものを、書かれている範囲でまとめたもので、おすすめではありません。
探した場所(4件)
- WebSearch(Zapier MCP公式ドキュメント)。公式MCPレジストリ・GitHub検索は未実施
- https://registry.modelcontextprotocol.io/v0/servers?search=zapier(6件。うち com.zapier/mcp はZapier自身の公式で除外)
- https://github.com/arose26/zapier-dev-mcp
- https://github.com/arose26/zapier-discovery-mcp
できる操作
読み取りでできる操作
- 【MCP】接続済みアプリの読み取り・検索系アクションを、execute_zapier_read_action で呼び出せる(個別のアクション一覧は未読)
- 【MCP】ツール呼び出し履歴をMCPダッシュボードのHistoryタブで見られる(ユーザー単位)
書き込みでできる操作
- 【MCP】接続したアプリの送信・作成・更新系アクションを、execute_zapier_write_action で実行できる(実行用ツールは読み取り用と書き込み用に分かれている。アクションの種類は連携アプリ次第)
- 【MCP】discover_zapier_actions / enable_zapier_action でツールを追加できる
- 【CLI】Zapier SDK CLI でアクション実行・認証付きの生API呼び出しができ、書き込みアクションも可
管理者操作(削除・課金・設定変更など)
- 【MCP】ワークスペース管理者は、ワークスペース単位でMCPの有効/無効、利用ユーザーの制限(ワークスペース所属で許可・制限)、タスク上限の設定ができる
- 【MCP】Zapierはアカウント単位でMCPを即時に有効/無効にできる(アカウントマネージャーへの依頼)
- 【MCP】How tools work の16個のメタツールに delete_zapier_skill(Deletes a skill)、delete_workflow(Deletes a workflow)、discard_workflow_draft(下書きの未公開の編集を破棄)がある
- 【CLI】promote / migrate / deprecate / delete:version(統合のバージョン管理。ユーザーのZap操作ではない)
制限
- 成功したMCPツール呼び出し1回につきプランのタスクを2消費(失敗した呼び出しは数えない)
- 管理者はワークスペースごとにMCPのタスク上限を設定できる
- MCPは既定で全アカウント(Enterprise含む)で有効と記載
- Zapierが管理するツールのみ。第三者のツールを持ち込めない。専用VPC・オンプレミスは現在なし
- 料金ページに「Zapier MCP is available to all accounts」「One MCP tool call uses two tasks」と記載。利用ページ(overview/usage)には、既存プランの上で動き別料金なし、セッション内の呼び出し回数の上限はなく、制限はプランのタスク枠だけ、と記載
- 別のページ(ツールバンドル)には「server access requires a Team or Enterprise plan」とあり、料金ページの「all accounts」と食い違って見える。どのサーバー機能の話かは未確認
- 自動化の実行:クイックスタートに、MCPクライアントが最初のZapierツール実行の承認を求める(セッション単位の承認にすると毎回の確認が省ける)と記載。これはMCPクライアント側の承認で、Zapier側(security/how-tools-work)にツール呼び出しの確認ステップの記載はない。取り消せるかも各連携アプリ次第で、公式の記載なし
- ツール呼び出しはタスクを消費する(従量課金に影響)
- 接続トークンやトークン入りURLは配布しない、と公式に注意書きあり
- MCPのツールに delete_workflow などの削除系メタツールがある(How tools work)。削除の確認ステップの記載はない
- 外部へのデータ送信:接続した各アプリへ、AIが渡した内容がそのまま送られる。ユーザーが所有する、またはアカウント内で共有された接続のみ使える
認証・料金・日本語・実機検証
- 認証方式
- OAuth(既定)または接続トークン(クライアントの対応次第)。Enterpriseはアカウント単位のSSO(SAML)がMCPアクセスにも及ぶと記載。
- 公表されている料金(2026年10月16日確認)
- Free:$0/月(100タスク/月)、Professional:「Starting from $19.99/月」、Team:「Starting from $69/月」、Enterprise:要問い合わせ(USD、2026年10月16日確認。円の選択肢はあるが円価格の表示は確認できなかった)。表示価格が年払い前提かどうかはページから読み取れず未確認(年払いトグル「Save 33%」あり)。MCPのツール呼び出しは成功1回につき2タスク消費。 料金ページ
- 日本語対応
- 未確認。公式サイトには日本語版(zapier.com/ja/、言語メニューに日本語)がある。ただしヘルプセンターのリンクは英語ロケール(help.zapier.com/hc/en-us)で、日本語のドキュメント・管理画面の有無は未確認。
- Claude Code実機検証
- 未検証(この台帳は、動かして確かめた記録ではありません。Akiraが試したときは、検証日つきで書き換えます)
確認できていない点(8件)
- 公式API(Workflow API、Actions API、Connections API、Trigger Inbox API、Agentic Management)の認証・スコープ・削除可否(目次の名称のみ確認)
- 読み取り専用で渡す方法(『読み取り専用モード』の記載は未確認。読み取り用と書き込み用の実行ツールは別)、Zapier側のツール呼び出しの確認の有無
- 料金ページの「all accounts」と、ツールバンドルのページの「Team or Enterprise plan」の食い違いの意味、MCPの具体的なレート制限
- 価格表示が月払い/年払いのどちらか
- 日本語の公式ドキュメント・管理画面
- 第三者製MCPの有無(公式レジストリ・GitHubは未検索)
- 2026-10-17再確認で残った点: permission.read_only:docs.zapier.com/mcp/home と /mcp/how-tools-work に読み取り専用の設定の記載なし(managed modeで公開するアクションを事前に選べる、とあるのみ。read系のみ選べるかは記載がなく確定できない)。取り消し手順の記載も同ページになし
- 2026-10-17再確認で残った点: ja:zapier.com/ja/ は日本語サイト(言語メニューに日本語)だが、ヘルプセンター(help.zapier.com/hc/en-us、/hc/ja を開いても英語)の日本語版は確認できず。ドキュメント・管理画面の日本語は未確認(「なし」とも確定できない)
出典(14件)
- Zapier MCP Security(Zapier Docs)(確認日 2026-10-16)
- Zapier MCP Quickstart(Zapier Docs)(確認日 2026-10-16)
- Platform CLI overview(Zapier Docs)(確認日 2026-10-16)
- Pricing(Zapier)(確認日 2026-10-16)
- 日本語トップ(Zapier)(確認日 2026-10-16)
- Claude Code connect guide(Zapier Docs)(確認日 2026-10-16)
- How tools work(Zapier Docs)(確認日 2026-10-16)
- How connections work(Zapier Docs)(確認日 2026-10-16)
- Usage(Zapier Docs)(確認日 2026-10-16)
- Zapier SDK CLI(Zapier Docs)(確認日 2026-10-16)
- llms.txt(Zapier Docs)(確認日 2026-10-16)
- 公式MCPレジストリ検索 zapier(MCP Registry)(確認日 2026-10-17)
- zapier-dev-mcp README(GitHub: arose26)(確認日 2026-10-17)
- zapier-discovery-mcp README(GitHub: arose26)(確認日 2026-10-17)
この台帳は、公式の資料を読んだ範囲のことで、動かして確かめたものではありません。確認日: 2026年10月16日。
ラボの資料は、公式の文書を読んでまとめたもので、実際に使って確かめた記録ではありません。日付や仕様は変わるので、使う前に各ページの出典で確かめてください。事実と「僕らの見立て」は、分けて書いています。