3行でいうと
- 音声はクラウドで処理されます。Privacy Modeがオフ(既定)だと、文字起こしの結果が改善のために保存されることがあります。オンにすると保存されない、と公式にあります。
- 端末の中の履歴(History)には、直近の音声が残り、3日で消える、と公式のガイドにあります。
- プランは、Free(1,000語)、Pro、Max、Businessです。価格は公式の料金のページの表示で、2026年10月23日に確認しました。
- 解約とアカウント削除は別の手続き、とFAQにあります。アプリ内の削除は、iPhoneとAndroidの設定の「Delete Account」か、登録メールからの依頼です。
- 辞書、置き換え、カスタム指示は、CLIで書き出せます。履歴や文字起こしの書き出しは、読んだ範囲では見つかりませんでした。
この記事は、公式の資料を2026年10月23日に読んでまとめたものです。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。運営者はAqua Voiceを入れて使い、現在は解約しています。この記事には使い心地を書いていません。公式のページは要約の形で取得したため、「書かれていない」と言い切らず「読んだ範囲では見つからなかった」と書いています。契約や個人情報の解釈は、専門家や公式のサポートに確認してください。この記事は法律の助言ではありません。
先に結論
- 「Privacy Mode」を、話す内容に応じて決める。 既定のオフでは文字起こしの結果が保存されることがある、と公式にあります。
- 音声を預ける先は、クラウドである。 オフラインモードはない、とMac・Windowsのページにあります。
- やめるときは、解約と削除を分けて考える。 どちらか一方では、もう一方は済まない、とFAQにあります。
- 解約・返金の細かい決まりは、公式の資料で確認できていない所が多い。 申し込んだ経路(公式サイト、App Store、Google Play)で手続きが違うので、申し込む前にその経路の案内を見るのが安全、というのが見立てです。
前提:用語をそろえる
- Privacy Mode:オンにすると、文字起こしの結果がAquaのサーバーに保存されない設定。
- Zero Data Retention(ゼロ・データ・リテンション):Businessプランに含まれる、データを残さない仕組み。料金ページとAPIのページに名前が出ます。
- History(履歴):アプリの中の過去のセッションの記録。音声の再生や再文字起こしができます。
- サブプロセッサー:Aquaが処理を任せている会社。公式は、一覧はTrust Centerにある、と書いています。
- SOC 2 Type II / ISO 27001:第三者による、情報の管理体制の監査・認証。
保存場所と同期
| 何が | どこに | 公式の書き方 | 確かさ |
|---|---|---|---|
| 話した音声(処理) | Aquaのクラウド | 「クラウドで処理される」「オフラインモードはない」 | 書かれている |
| 文字起こしの結果 | Privacy Modeがオフのとき、Aquaのサーバーに保存されることがある | 「製品の改善のために」。オンなら保存されない | 書かれている |
| 履歴の音声 | 端末の中 | 直近のセッションの音声が残り、3日で消える | 書かれている |
| 画面を読んだ言葉(Deep Context) | セッションと一緒に保存。画像は保存しない | Privacy Modeでは伏せられる | 書かれている |
| 辞書、置き換え、カスタム指示 | アカウントに同期 | 同じアカウントの端末の間で同期される | 書かれている |
| 処理される国、サブプロセッサー | Trust Centerを参照 | プライバシーポリシーには国の記載が見つからなかった。APIのドキュメントには「米国で処理」とある | アプリの音声は確認できず(APIは米国と書かれている) |
| 履歴の手動削除の方法 | 履歴のガイドには書かれていなかった | 確認できず |
- 文字起こしの保存の期間:プライバシーポリシーは、Privacy Modeの設定に左右され、具体的な期間は書かれていない、と読み取れました。
- 広告・計測のデータ:ポリシーには、Webでは自社のクッキー(最長13か月)と広告クリックの識別子、モバイルではインストールの計測が書かれています。Google、Meta、Reddit、X、LinkedIn、OpenAI、Appleに、購入などの計測データ(ハッシュしたメールを含みうる)が渡る、とあります。同時に「文字起こしと音声を広告会社と共有することはない」とも書かれています。EEAと英国の人には、Webの計測は広告クッキーに同意した後だけ、とあります。
- AIの学習:プライバシーポリシーには、学習に使うかどうかは書かれていませんでした。利用規約には、同意なしにAIモデルを学習させない、という趣旨の文があると読み取れましたが、この規約は無料のサービス(Free Services)にも触れていて、法人向けだけとは書かれていません。個人の無料・Proへの当てはまりは、読んだ範囲では確認できていません。
- 端末の許可:Macでは、マイクとアクセシビリティの許可が要ります(入力のため)。Deep Contextを使うときは、画面の録画の許可も要ります。Androidは、他のアプリへの入力に「アクセシビリティ」を使う、と書かれています。パスワード欄は除外される、とAndroidのページにあります。
Privacy Modeと、組織向けの設定
- 公式のまとめ:オンにすると文字起こしは保存されないが、時刻、端末の種類、動作の指標などは集まることがある。
- Businessプランでは、Privacy ModeとZero Data Retentionを組織として強制できる、とあります。
- Deep Contextは、Businessでは管理者がオン・オフを決められます。それでも端末ごとに画面録画の許可が要ります。
- Realtime Modeは、第三者のリアルタイム音声認識の提供元に音声を流す、と公式のまとめにあります。提供元の名前や、Avalonとの関係の食い違いは、01の「データの扱い」に書いたとおり、確認できていません。
監査と準拠(公式の表記)
| 項目 | 公式の書き方 | 日付 |
|---|---|---|
| SOC 2 Type II | 監査報告書がある。Trust Centerで請求できる | 2026年3月25日付の公式記事がある。SOC 2のガイドと9月23日の記事は、監査の日付を書いていない |
| ISO/IEC 27001:2022 | 認証を受けている | 2026年7月14日付の公式記事がある(認証の日付そのものは読んだ範囲では書かれていない) |
| GDPR | データの棚卸し、リスク評価、委託先の契約、請求への手続きのプログラム。個人データの開示・訂正・削除はサポートへ | 2026年9月23日の記事 |
| HIPAA | プログラム。医療情報を扱う前に、対象の製品とプラン、BAAの条件をサポートに確認する | 2026年9月23日の記事 |
- 公式のまとめは、GDPRとHIPAAは「認証ではなくプログラム」と書いています。料金のページは「準拠」と書いています。この違いは、そのまま読んでください。
プランと価格(公式の料金ページ、確認日2026-10-23)
金額は米ドルで、変わることがあります。
| プラン | 月払い | 年払い(月あたり) | 主な内容 |
|---|---|---|---|
| Free | 無料 | 無料 | 1,000語。Deep Context、MCP / CLI を含む。カード不要 |
| Pro | $12/月 | $10/月 | 語数は無制限。カスタム指示、拡張された辞書 |
| Max | $24/月 | $19/月 | Proに加え、Realtime Mode、Voice Commands(Send it)、新機能の先行提供 |
| Business | $24/席/月 | $19/席/月(年$228/席) | Maxに加え、一括請求、SSO/SAMLとSCIM、レポート、Zero Data Retention、チームの辞書。2席から |
- 学生は、Pro・Maxが70%引き(Pro: 年払い$3/月、月払い$3.60/月。Max: 年払い$5.70/月、月払い$7.20/月)。学校のメールが要ります。.edu や .ac.jp などの学術ドメインが挙がっています。Businessは対象に挙がっていません。
- 20席を超える場合、100席以上の場合は、営業に連絡、とあります。
- 1つの購読で、Mac、Windows、iPhone、Androidに使える、とあります。Google Playの価格は違うことがある、とAndroidのページにあります。
- 日本円の価格表示、税の扱い、無料プランの語数がリセットされるか(1,000語は一度きりか、毎月か)は、読んだ範囲では確認できていません。
- 開発者向けのAPIは別の料金です(最初の$1.00は無料、以後は従量)。03に書きました。
やめるとき
解約(購読を止める) - FAQは、アカウント削除と購読の解約は別、と書いています。 - App Storeで申し込んだ購読は、Appleの購読の設定で、Google Playで申し込んだ購読は、Google Playで管理する、とあります。 - 月払いと年払いの切り替えは、「Billing & Subscription」から。希望の期間が出ないときは、サポートへ、とあります。 - 公式サイトで申し込んだ購読の解約の道順(ボタンの名前)は、読んだ範囲では見つかりませんでした。ガイドのフッターには「Manage Account」(app.aquavoice.com/manage)へのリンクがあります。中身は読めていません。 - 無料のアクセスは、いつでも予告なく終わらせることがある、と利用規約にあります。
返金 - FAQには、返金の方針は書かれていません。 - 利用規約には、支払いは「取り消せず、返金されない」という趣旨の文があります。ただし、この規約は無料のサービス(Free Services)にも触れていて、法人向けだけとは書かれていません。個人の月払い・年払いへの当てはまりは、読んだ範囲では分かりません。サポートに確認してください。
アカウントの削除 - iPhoneとAndroidでは、アプリの「Settings」から「Delete Account」を選びます。 - または、登録したメールアドレスから、サポートにメールを送ります。 - ポリシーには、アカウントの削除を頼むと、広告の計測の記録を消す、とあります。文字起こしのデータ、バックアップ、第三者が持つデータの消え方は、ポリシーには書かれていませんでした。 - アカウントや請求の記録は、アカウントがある間、また税や会計で必要な間は残る、とあります。 - 個人情報の開示・訂正・削除の依頼は、support@aquavoice.com へ、と案内されています。
書き出し - 辞書、置き換え、カスタム指示は、CLIで取り込み・書き出しができます。 - 履歴や文字起こしの結果の書き出しは、読んだ範囲では見つかりませんでした。APIには、セッションと文字起こしを読み出すルートがあります(03)。 - 解約のあと、辞書などがどうなるか、無料プランに戻るのかは、読んだ範囲では確認できていません。
安全に使うための手順(見立て)
以下は僕らの見立てで、公式の推奨ではありません。
- 使い始めに、Privacy Modeの状態を見る。個人の事情や仕事の秘密を話す前に決める。
- 日本語を使うなら、最初は無料の1,000語で、いつもの文で感触を見る。
- 申し込む経路(公式サイト、App Store、Google Play)を決め、そこの解約手順を確認してから有料にする。
- 話す場所と相手に注意する。他の人の声を録る可能性があるときは、相手に知らせる(下の「気をつけること」)。
- やめるときは、解約、削除依頼、書き出し(CLI)の順に、必要なものを選ぶ。
気をつけること
- この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。運営者はAqua Voiceを入れて使い、現在は解約しています。この記事には使い心地を書いていません。公式のページを要約の形で読んだ範囲です。
- 会議の録音について。 Aqua Voiceは、公式の説明では自分が話して入力するツールで、会議の録音機能としては書かれていません。利用規約には、録音や会話の監視についての法律を守る責任は利用者にあり、他人を録音する場合の同意の手順は規約には書かれていない、と読み取れました。公式がこれ以上の注意(同意の取り方など)を書いているかは、読んだ範囲では見つかりませんでした。参加者に知らせて同意を得るかどうかは、会社や地域のルールを確認してください。
- 公式のページ同士で、書き方が違う所があります(Realtime Modeの対象プラン、Avalonが使われる範囲、準拠と認証の言い方など)。
- Trust Center、サブプロセッサーの一覧、アプリの音声の処理される国、履歴の削除方法は、確認できていません。
- 規約の解釈は、公式のプライバシーポリシー、利用規約、または専門家に確認してください。
出典
- Pricing(Aqua Voice、確認日 2026-10-23)
- FAQ(Aqua Voice、確認日 2026-10-23)
- Privacy Policy(Aqua Voice、効力発生日 2026年7月29日、確認日 2026-10-23)
- Terms(Aqua Voice、確認日 2026-10-23)
- Aqua Voice llms.txt(Aqua Voice、確認日 2026-10-23)
- History(Aqua Voice、確認日 2026-10-23)
- Deep Context(Aqua Voice、確認日 2026-10-23)
- Android(Aqua Voice、確認日 2026-10-23)
- Aqua Voice for Mac(Aqua Voice、確認日 2026-10-23)
- Aqua Voice for Windows(Aqua Voice、確認日 2026-10-23)
- Aqua CLI(Aqua Voice、確認日 2026-10-23)
- Aqua Voice API documentation(Aqua Voice、確認日 2026-10-23)
- Guide(Aqua Voice、確認日 2026-10-23)
- GDPR and HIPAA(Aqua Voice、2026年9月23日、確認日 2026-10-23)