3行でいうと

  • 入口は、デスクトップ版(Windows、macOS)、モバイル版(iOS、Android)、ブラウザの「CapCut Online」の3つです。公式トップページには、ほかに「CapCut Pad」も並んでいます。
  • 公式の料金ページ(2026年10月23日の表示)は、Freeが「USD 0」、Proが「USD 19.99」(月)、Ultraが「USD 79」(月)、Teamsが「USD 12.49」(1席あたり月)です。ページには「Displayed pricing is for reference only」と書かれています。
  • 対応OSの書き方が、公式のページ同士で食い違っています。デスクトップ版の製品ページは「Windows 7 or above」「macOS 10.14 or above」、ヘルプの書き出しのページは「macOS 11 or later」「Windows 10/11 64-bit」です。入れる前に、公式のダウンロード画面で確かめてください。
  • クラウドの保存容量は、ヘルプによると、新しく作る保存スペースの無料枠が0GBになっています(2026年3月25日付のページ)。有料のPro、Ultra、Teamsは、料金ページで1TBと書かれています。
  • 最初に決めたいのは、①アカウントの作り方(ログイン方法は端末ごとに違う)、②無料で足りるか、③AIにどこまで内容を渡すか、④どの端末で編集するか、の4つです。

この記事は、公式の資料を2026年10月23日に読んでまとめたものです。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。運営者はCapCutを入れていますが、使い心地はこの記事には書いていません。画面名やメニュー名は公式の表記を写しています。公式ページは要約の形で取得したため、読めていない部分は「公式の資料では確認できていない」「読んだ範囲では見つからなかった」と書き、引用は短くとどめています。なお、取得した規約やプライバシーポリシーは米国向けの版で、どちらも運営者として「TikTok USDS Joint Venture LLC」の名前が書かれていました(App StoreとGoogle Playの掲載者は「Bytedance Pte. Ltd」)。日本向けの表示(store_regionをjpにしたページ)で取得しても、同じ米国向けの内容でした。日本から使う場合に同じ版が当てはまるかは、読んだ範囲では確認できていません。

先に結論

前提:用語をそろえる

どこで使えるか

入口 公式に書かれていること どこに書かれているか
デスクトップ版 「Windows 7 or above, with Windows 10 recommended」「macOS 10.14 or above」。RAMやCPUなどの要件は、このページには書かれていない デスクトップ版の製品ページ
デスクトップ版(別のページ) Windows 10/11 64-bit、macOS 11以上、8GB以上のRAMを推奨。ヘルプ「Why Can't I Use Auto Cut?」(2026年7月3日付)も、Windows 10(64-bit)以降、macOS 11以降と書く ヘルプ「Why Is There No 2K/4K Option for Export?」(2026年1月6日付)ほか
iPhone・iPad 「Requires iOS 15.0 or later」「iPadOS 15.0 or later」。App Storeでは無料で、アプリ内課金あり App Storeの掲載ページ(発行はApple、掲載者はBytedance Pte. Ltd)
Android Google Playの掲載ページには、Androidの最低バージョンの記載が見つからなかった。「In-app purchases」と表示 Google Playの掲載ページ
ブラウザ(CapCut Online) 最新のChrome、Edge、Safariが前提。macOS 11以上かWindows 10/11 64-bit、RAM 8GBが最低の目安(2K/4K書き出しの条件として) ヘルプ「Why Is There No 2K/4K Option for Export?」

デスクトップ版のダウンロード用ページ(capcut.com/activity/download_pc)は、取得が許可されておらず、読めていません。Windows 7や、macOS 10.14という古い版が今の版で動くのかも、公式の資料では確認できていません。表の2行目と、1行目の食い違いは、ページごとに更新の時期が違うのかもしれませんが、理由は書かれていません。

アカウントを作る

公式のヘルプ「How Can I Log In to CapCut?」は、方法を端末ごとに分けて書いています。

端末 使えるログイン方法(ヘルプの記載)
モバイル TikTok、Google、Email、Facebook
パソコン(PC) Facebook、Google、TikTok、モバイル版のQRコード。「CapCut PC does not support phone number login」
ブラウザ(Web) Google、TikTok、Facebook、モバイル版のQRコード。AppleのIDと電話番号は使えない、と書かれている

大事な点が2つあります。

年齢は、規約に「13歳以上」とあります。18歳未満(または各地域の成年年齢未満)は、親や保護者の同意が必要、とも書かれています(米国向けの版)。ヘルプには、年齢制限の通知や、その異議申し立てのページもあります。

無料でどこまでか

公式の料金ページ(capcut.com/pricing と、日本語のページ capcut.com/ja-jp/pricing)は、2026年10月23日に取得した時点で、どちらも米ドルで表示されていました。

プラン 表示された価格 書かれていること
Free USD 0 無料のテンプレートと基本の編集ツール。AIクレジットと保存容量は、このページには書かれていない
Pro USD 19.99(月) AI機能、すべてのプレミアムテンプレート、プレミアムなPro機能、月1200のAIクレジット、1TBのストレージ
Ultra USD 79(月) Proのすべてに加え、限定のAI機能、月8645のAIクレジット、1TBのストレージ
Teams USD 12.49(1席あたり月) Proの機能を全席で、ブランドキット、1席あたり月1200のAIクレジット、1TBのストレージ。初期表示は2席

つまり、「いくらか」は1つに決まらず、地域と端末で変わる、というのが公式の説明です。僕らの見立てでは、申し込む直前に、使う端末の画面で金額を確かめるのが確実です。

データはどこにあるか

最初に決めること

僕らの見立てで、最初に決めたいことを順に並べます。これは公式の手順ではありません。

  1. どの端末で編集するか。 スマホだけで足りるなら、モバイル版で始めるのが手軽です。長い動画や細かい編集は、画面の大きいデスクトップ版が向く、と僕らは考えます(見立て)。
  2. どの方法でログインするか。 登録したときと同じ方法でしかログインできない、と公式が書いています。端末をまたいで使うなら、どの端末でも使える方法(GoogleやTikTokなど)を選ぶと、あとで困りにくいと考えます(見立て)。
  3. 無料で足りるか。 無料の範囲は、料金ページの短い書き方しか、読んだ範囲では見つかりませんでした。作りたい動画に、有料の素材(Proの印が付いたもの)が入ると、書き出しに制限が出ることがあります(04で扱います)。
  4. AIに内容を渡してよいか。 顔、声、仕事の資料が映る素材は、AI機能に渡す前に、公式の注意書き(04)を一度読むのがよいと考えます(見立て)。

気をつけること

出典