3行でいうと

  • 保存:ヘルプによると、新しく作るクラウド保存の無料枠は0GBです(2026年3月25日付)。料金ページでは、Pro、Ultra、Teamsに1TBと書かれています。すでに保存したファイルは消されない、とヘルプにあります。
  • 書き出し:ヘルプは、デスクトップ版で「4K(3840×2160)、60fpsまで」と書き、端末の性能などで変わる、としています。プランの条件は書かれていません。ただし、別の公式の解説記事は「8K」と書いており、食い違っています。
  • 素材と音楽:公式の許諾は、標準の音楽(Sounds)は個人の楽しみなど非商用に限る、と書いています。商用で使える印の付いた素材(Dual Use)や、Commercial Soundsには条件があります。AIで作った素材の扱いは、この許諾には書かれていません。
  • 解約:ヘルプは、更新日の少なくとも24時間前までに解約しないと課金される、と書いています。返金は、ヘルプでは「generally, purchases do not support refunds」、規約では14日以内で、有料機能を一切使っていない場合に限る、と読めます。
  • 退会:規約は、アカウントを削除すると、あとから元に戻せず、データも取り出せない、と書いています。取り出したいデータは、先にダウンロードしておく必要があります。

この記事は、公式の資料を2026年10月23日に読んでまとめたものです。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。運営者はCapCutを入れていますが、使い心地はこの記事には書いていません。画面名やメニュー名は公式の表記を写しています。公式ページは要約の形で取得したため、読めていない部分は「公式の資料では確認できていない」「読んだ範囲では見つからなかった」と書いています。取得した規約とプライバシーポリシーは米国向けの版で、日本向けの版は読めていません。

先に結論

前提:用語をそろえる

データ:保存、同期、バックアップ

項目 公式の説明 書かれている場所
同期 同じアカウントで、すべての端末にログインすると、プロジェクト、クラウド保存、特典が正しく同期される ヘルプ「Can I Use CapCut Subscription Across Different Platforms?」
無料枠 新しく作るクラウド保存の無料枠は0GB。既存のファイルは削除されず、見たりダウンロードしたりできる。上限を超えると、新しいアップロードができないことがある ヘルプ「Adjustment of Free Quota for Cloud Storage」(2026-03-25付)
ウェブで1KBと表示 0GBのときに出る場所取りの値、と説明。新しい保存スペースには、無料のチームメンバー1人が含まれる ヘルプ「Why is CapCut Web's Cloud Storage Capacity Only 1KB?」
有料の容量 Pro、Ultra、Teamsは1TB 料金ページ
データの取り出し 「Download Your Data」ツールで、JSONかTXTでダウンロード。書き出し(Export)で、プロジェクトや素材を出せる Trust Center(プライバシー)
保証 内容が恒久的に使えることは保証しない。バックアップを取るように 規約

食い違いが1つあります。公式の解説記事「CapCut Standard vs Pro」は、無料のクラウド保存は「2024年8月に終了した」と書いています。ヘルプは、2026年3月に「0GBに調整した」と書いています。どちらの時期が正しいかは、公式の資料では確認できていません。

プライバシーポリシー(米国向け、2026年4月15日更新)は、保存場所の国を書いていません。保存の期間も、具体的な年数は書かれていません。クラウド保存の内容は、依頼があれば削除する、と書かれています。

プラン:違いと、価格の表示

2026年10月23日に読んだ、公式の料金ページ(英語と日本語のページは、どちらも米ドル表示でした)です。

プラン 価格の表示 AIクレジット 保存
Free USD 0 記載なし 記載なし
Pro USD 19.99(月) 月1200 1TB
Ultra USD 79(月) 月8645 1TB
Teams USD 12.49(1席あたり月) 1席あたり月1200 1TB

書き出し:画質と、Pro素材

素材と音楽の利用条件

公式の「CapCut Materials License Agreement」(2026年1月22日更新)と、規約を読んだ内容です。

項目 公式の説明
区分 素材は、非商用(Non-commercial Use)か、Dual Use。Dual Useは、プラットフォーム上に印がある
通常のテンプレート 個人の非商用。広告のチュートリアル用テンプレート(ad maker)は対象外
Dual Useの商用の範囲 デジタル:EC掲載などの宣伝、マーケティング、広告。印刷:再販しない冊子、ポスター、新聞・雑誌・書籍(表紙は除く)、屋外広告
混ぜたとき Dual Useと非商用の素材を混ぜると、個人の非商用だけになる
標準の音楽(Sounds) 個人の娯楽と非商用だけ。「You shouldn't use a Sound for any commercial purpose」(別の権利がある場合は除く)
商用の音楽(Commercial Sounds) 商用ユーザー向け。CapCut、TikTok、TikTok for Businessで見せる・共有する。ほかの場所では、権利者の別の許可が要る
自分の音楽 自分で権利を持っている、または必要な権利をすべて得ていること
再編集 書き出したものを少しでも再編集すると、有料素材はもう一度支払いが要る
編集の場所 Dual Useは、プラットフォーム上でだけ編集できる。書き出した後は、変えずに表示する
禁止 素材だけの再販・配布、マグカップやTシャツなどのグッズ、ロゴや商号、アダルト、たばこ、医薬品・医療関連の広告、わいせつ・名誉毀損・違法・誤解させる使い方など
AI生成の素材 この許諾には、扱いが書かれていない(読んだ範囲)

規約は、サービスから得た録音や楽曲の権利は、規約や許諾に書かれた場合を除いて、許諾しない、と書いています。また、ユーザーの内容の所有権は利用者にあり、CapCutはそれを、サービスを運営・提供するために使う広い使用許諾を得る、とあります。

AIで作った動画については、公式の「Seedance 2.0 Mini Commercial Use: Rights Explained」(2026年8月11日付)が、商用で使えるかは、使う経路(サービス、アカウントの段階、APIの入口)の条件しだいで、「Commercial use is not a right that automatically follows every generated video」と書いています。支払い、ダウンロード、透かしなしの書き出しは、権利の証明にならない、とも書かれています。CapCutは「does not grant or validate rights」、つまり、権利を与えも確かめもしない、という趣旨です。入力に使う画像や声などの権利も、自分で確かめる必要があります。

解約、返金、退会

気をつけること

出典