3行でいうと

  • 専門のクローン(Professional Voice Clone)は、自分の声だけ。公式のヘルプは、許可があっても他人の声は作れないと書いています。許可を得た声は、持ち主が自分のアカウントで作って、共有リンクで渡す方法が示されています。
  • 利用規約は、声を使う入力について「必要な同意・許可を得ている」ことを利用者に求めます。ElevenCreativeの規約は、同意の記録を、法令の期間か5年の長いほうで保管し、求められたら出すことも書いています。
  • データは、設定「Improve the models for everyone」を切らない限り、モデル改善に使われます(切った後の学習が対象。規約は、それ以前の利用には影響しないと書いている)。Enterpriseは初期設定で学習に使わない、と公式は書いています。API、ElevenAgentsには、Enterprise向けのZero Retention Mode(ZRM)があります。
  • クレジットは、毎月リセット。使い切れなかった分は、最大で月の枠の2か月分まで繰り越せます(解約・ダウングレードでは繰り越されません)。
  • 解約は、請求期間の終わりに効き、残ったクレジットは失われます。アカウントの削除は取り消せません。声の書き出し(ダウンロード)は、PVCではできないと公式に書かれています。

この記事は、公式の資料を2026年10月23日に読んでまとめたものです。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。運営者はElevenLabsを約3か月使い、精度が足りないと感じて解約しています(運営者の使用感)。この記事には使い心地を書いていません。規約の文言は要約の形で読んだもので、長い引用はせず言い換えています。この記事は法律の助言ではありません。 契約や権利の解釈は、必要なら専門家や公式に確認してください。

先に結論

前提:用語をそろえる

たとえ話:声は「借りた制服」ではなく「本人の印鑑」

声を、本人の印鑑にたとえてみます。本人が自分で押すなら問題はありません。本人が「この書類だけ」と許可を出して、本人の立ち会いで押すなら、成り立つこともあります。でも、他人の印鑑を、許可があるからと言って自分で作ることはできません。ElevenLabsの専門のクローンの線引きは、これに近いと僕らは読みました(これは僕らのたとえで、公式の表現ではありません)。

声の権利と同意:公式の説明

専門のクローン(PVC)

短い音声のクローン(IVC)

利用規約とProhibited Use Policy

生成した音声の権利

データ:何が集まり、何に使われ、どう止めるか

Enterprise向けの機能

プラン:公式の表示のまま、日付つきで

個人・チーム向け(確認日 2026-10-23、米ドル、税別、月払いの表示)

プラン 月額 月のクレジット 声の枠と主な機能
Free $0 10k 非商用。PVCなし
Starter $6(初月$1の表示、83% off、「Until Nov 1」) 30k 商用ライセンス、IVC
Creator $22(初月$11の表示、50% off) 121k PVC 1つ
Pro $99 600k PVC 1つ。APIの44.1kHz PCM、192kbps
Scale $299 1.8M 席3。PVC 3つ
Business $990 6M 席10。PVC 10。低遅延TTS
Enterprise Custom pricing Custom 個別の条件、DPA、SLA、BAA、SSOなど

クレジットの扱い(公式の「Billing」と「How does credit rollover work?」)

音声エージェントと音声認識(公式のagents/apiの料金ページ、確認日 2026-10-23)

やめるとき:解約、削除、書き出し

解約

公式のヘルプ「How do I cancel my subscription?」の手順です。

  1. elevenlabs.ioにログインする。
  2. 右上のプロフィールのアイコンから「Subscription」。
  3. 「Billing」を押す。
  4. 「Modify Plan」で「Cancel Plan」、「Proceed」。
  5. 「Cancel Subscription」で確定する。
  6. 請求期間の終わりに解約される、という確認が出る。取り消すには、期間中に「Resume subscription」。

  7. 解約は請求期間の終わりに効き、アカウントはFreeプランに移ります。使い切れなかったクレジットは失われます。

  8. 公式のBillingには、定期契約は一時停止できないこと、内容は削除しない限り残ること(ただしFreeには声のクローンなどの機能がない)も書かれています。

  9. 公式のヘルプは、解約後の声やその他のアクセスがどうなるかを、このページには書いていません。PVCについては、Creatorより下に下げると、アカウントに残るが、上げ直すまで使えない、と公式のPVCのページにあります。
  10. 利用規約(非EEA)には、定期契約はいつでも解約できるが、支払い済みの料金は返金されない、アクセスは今の期間の終わりまで続く、とあります。

  11. 利用規約(非EEA)は、価格が変わるときに新しい価格を避けたい場合は、変更の効力が出る少なくとも7日前までに解約する必要がある、とも書いています。

返金

公式のヘルプ「What is your refund policy?」には、支払いから14日以内に申請し、返金を求める期間にクレジットを使っていない場合は返金の対象になる、と書かれています。申し込み方は、ヘルプ「How can I request a refund?」に、アカウントのメールアドレスからサポート(support@elevenlabs.io)へ、理由を書いてメールする、とあります。一方、利用規約(非EEA、2026年10月9日更新)は、支払い済みの料金は解約しても返金されないこと、前払いクレジットは法令が求める場合を除き返金されないこと、返金はElevenLabsの裁量であることを書いています。ヘルプと規約で言い方が違うので、実際の扱いは公式に確かめてください。

アカウントの削除

公式のヘルプ「How can I delete my account?」の手順です。ログインして、右上のプロフィールのアイコンから「Settings」、赤い「Delete Account」ボタン、アカウントのメールアドレスを入れて確定します。

書き出し(エクスポート)とバックアップ

気をつけること

出典