3行でいうと

  • 作る入口は大きく2つです。会話しながら作る「Agent」(Gamma 5の入口)と、昔からの「classic generator(クラシックのジェネレーター)」の「Generate/Paste/Import」です。
  • 作れる形は、プレゼン、文書、Webページ、SNS用のカルーセル(正方形や縦長のカードの連続)です。1枚の絵(ポスター、インフォグラフィックなど)は「Imagine」という別のツールで作ります。
  • 既存のgammaを材料に新しいものを作る「Remix」、PowerPointや文書、URLを取り込む「Import」があります。
  • 共有は、リンクと権限(見る、コメント、編集)で行い、Webページは「Sites」として gamma.site に公開できます。
  • 書き出しはPDF、PNG、PowerPointです。Word(.docx)は、公式ヘルプによると、どのプランでも未対応です。

この記事は、公式の資料を2026年10月23日に読んでまとめたものです。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。画面名やメニュー名は公式の表記を写しています。ヘルプの要約から読み取れなかった点は、「公式の資料では確認できていない」と書きます。

先に結論

前提:用語をそろえる

たとえ話:下書きを作ってくれる編集者

僕らの整理では、Agentは「雑誌の編集者」に近い存在です。「こういう読者に、こういう話をしたい」と伝えると、編集者が「目次はこうでどうですか」と見せてくれて、OKを出すと、原稿とレイアウトまで一気に作ってくれます(これは僕らのたとえで、公式の説明ではありません)。公式ヘルプも、Agentは質問をして計画を見せ、そのあと作る、と書いています。

機能1:作る(Agent、classic generator)

公式ヘルプ「How do I create with Agent in Gamma?」と「How do I create a new presentation, document, or webpage in Gamma?」の記載をまとめます。

入口 公式に書かれていること
Agent(ダッシュボードのプロンプト欄) 作りたいものを書く。メモ、ファイル、テンプレート、接続したツールの内容を足せる。自分の画像は「+」から「Upload Files」
Agentのモード Plan(初期設定)、Express、Research(Planのときだけ)
スマホのブラウザ Expressで始まる
classic generator ダッシュボードの「Use classic generator」から。「Create New AI」を押し、Generate、Paste、Importのどれかを選ぶ
Generate 題材を入れると構造を作る。「Advanced Mode」で細かく整える
Paste ノートやChatGPTの文章などを貼ると、整える
Import PowerPointや文書のアップロード、またはURLの入力

Agentが作れるものは、複数カードのプレゼンで、スライドが生成されるにつれて画面に並ぶ、と書かれています。会話で頼んだ変更は、ほかのスライドや手での編集を残したまま、狙った所だけ直す、見た目の着せ替えもできる、とも書かれています。Agentの利用がクレジットを使うか、どのプランで使えるか、ベータかどうかは、そのヘルプには書かれていませんでした。

場面:「会議の資料を作りたい。材料はメモだけ」 公式ヘルプのPaste(ノートなどを貼って整える)が当てはまります。僕らの見立てでは、箇条書きのメモをそのまま貼って、構成だけ先にAIに出してもらう使い方が合います。

機能2:取り込む(Import)

公式ヘルプ「How can I import slides or content into Gamma?」の記載です。

種類 書かれていること
PowerPoint(.pptx)、Word(.docx) 1ファイル200MBまで
PDF 100MBまで
Excel(.xlsx)、Keynote(.key) 直接は取り込めない。ExcelはCSVかGoogleスプレッドシート経由、Keynoteは.pptxで書き出して取り込む
Webページ リンクを貼る
公開されたNotionの文書 リンクを貼るか、内容をコピーして貼る
Google Drive 「+」の「Connectors」でつなぐ

注意として、公式ヘルプは、classic generatorでは取り込めるのはテキストだけで(デザインや配置は残らない)、元のデザインを残したいときは、Gamma 5のホーム画面から取り込む、と書いています。一部のグラフは静止画として取り込まれ、編集可能にするには作り直しが必要、フォントが無いときは似たものに置き換わる、とも書かれています。

場面:「古いPowerPointを、見栄えよく作り直したい」 公式ヘルプのImportが当てはまります。ただし、どこまで見た目が保たれるかは、グラフやフォントで変わる、と公式が注意しています。

機能3:作り替える(Remix)

公式ヘルプ「What is Remix and how do I use it?」によると、Remixは既存のgammaやテンプレートに、自分の内容(ノート、データ、画像)と、変更の指示を合わせて、新しいgammaを作る機能です。元のgammaは変わりません。ダッシュボードか編集画面の三点メニュー(…)から「Create from this (remix)」を選びます。全プランで使えますが、クレジットを使います。

公式ヘルプが挙げる使いどころは、次のとおりです。

コツとして、聞き手、形式、長さを具体的に書くこと、一度に変えるのは1点、元の資料は18枚未満のほうが安定すること、が書かれています。

機能4:AIで直す、画像を作る

機能5:1枚の絵を作る(Imagine)

公式ヘルプ「What is Imagine and how do I design with it?」によると、Imagineは、インフォグラフィック、ポスター、ロゴ、招待状、SNS投稿などの1枚の絵を作るAIのキャンバスです。ダッシュボードの「Create」から「Create graphics」を押して始めます。種類とレイアウトを選び、文章で指示します。変化案は最大3つまで。クレジットを使います。「全プランで使える。ただしBusinessとEnterpriseを除く」と書かれています。書き出しは、キャンバス右上の「Export」ボタンと、画像の右下にあるダウンロードボタンの2通りで、ファイル形式の名前はそのヘルプには書かれていません。縦横の比は、Square、Portrait、Landscapeから選べます。

場面:「SNS用の告知の画像が1枚ほしい」 公式ヘルプのImagineが当てはまります。複数枚のスワイプ投稿なら、公式ヘルプのカルーセル(SNS用の連続カード)が当てはまります。

機能6:Webページとして公開する(Sites)

公式ヘルプ「How do I create & publish a site in Gamma?」の記載です。

ベータかどうかは、このヘルプには書かれていません。ただし、料金ページを要約で取得した結果には、Freeの欄に「website builder」が「Beta」と付いて挙がっていました。ヘルプと料金ページで、食い違う可能性があります。

複数ページをひとつのリンクにまとめる「multipage gamma」(ヘルプ「What are multipage gammas and how do I use them?」)は、電子書籍の章、提案書の節、講座のページなどに使え、Sitesとして公開できる、と書かれています。ワークスペースのテンプレートは、いまのところ1ページのgammaだけ対応です。

機能7:共有する、見せる、数字を見る

場面から選ぶ:僕らの見立て

以下は、公式の資料を読んだうえでの、僕らの見立てです。断定ではありません。

やりたいこと 公式が用意している入口 見立て
資料のたたき台を急いで作る Agent(Plan)か、Generate 質問に答える手間を減らしたいときはExpress、内容に自信がないときはPlan、と使い分けられそう
手元の文章を整えたい Paste ChatGPTなどで書いた文章をそのまま貼れる、とヘルプにある
既存の資料を作り替えたい ImportかRemix 元の見た目を残したいなら、Gamma 5のホーム画面からのImport
1枚の画像がほしい Imagine BusinessとEnterpriseでは使えない、と公式にある点に注意
見る人の反応を知りたい リンクで共有+分析 フルの分析はPro以上
Webページにしたい Sites 公式は、ECとブログは未対応と書いている

気をつけること

出典