3行でいうと

  • 入口は5つあります。ブラウザ(gemini.google.com)、Androidアプリ、iPhone・iPadアプリ、Windowsアプリ、Macアプリです。どれも同じGoogleアカウントでサインインします。
  • 画像づくりは、公式ヘルプの手順では、パソコンのWebで「Open Sidebar」から「Images」を選ぶ形です。動画づくりは「Create video」で、個人のアカウントではGoogle AIプランが必要、18歳未満は使えない、と公式ヘルプにあります。
  • 入れるものがあるのは、WindowsとMacとAndroidです。公式ヘルプには、Windowsは GeminiSetup.exe、Macは .dmg、Androidは Google Play ストアから、と書かれています。iPhone・iPadは、読んだヘルプに入れ方の記載がありませんでした。
  • 最初の設定で公式が触れているのは、言語、位置情報の許可、画面の内容を使う設定、ハンズフリー、つないだアプリ(Customize)などです。履歴の保存(Keep Activity)などデータの話は04に任せます。
  • APIで使う人向けには、APIキーを作ってSDKを入れる手順も、公式の例に沿って並べました。

この記事は、公式の資料を2026年10月25日に読んでまとめたものです。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。運営者は Gemini の作成機能を入れていますが、使い心地はこの記事には書いていません。手順は「公式の手順を順に並べたもの」で、画面の表記は公式ページの表記を使っています。画面は変わるので、手元の画面と照らして読んでください。公式の文章は要約の形で取得したため、長い引用はせず言い換えています。

先に結論

前提:用語をそろえる

たとえ話:入口は何階にもあるが、中の工房は同じ

Geminiアプリの入口は、Web、スマホ、デスクトップといくつもあります。どの入口から入っても、同じGoogleアカウントの同じ工房(画像係と動画係)に通じています。ただし、これは僕らのたとえで、公式の表現ではありません。入口ごとに、使える機能や必要な条件が少し違います。

1. 始める前の確認

手順に入る前に、公式ヘルプが条件として書いている点を並べます。

項目 公式ヘルプに書かれていること どのページか
アカウント 個人のGoogleアカウント、または、管理者がGeminiを使えるようにした職場・学校のアカウント Androidのはじめ方、Macのヘルプ、Windowsのヘルプ
画像の年齢 画像をつくるのは13歳以上(またはその国の年齢)。画像を直すのは18歳以上 画像のヘルプ
動画の年齢・アカウント 18歳未満は使えない。個人のアカウントはGoogle AIプラン、職場・学校のアカウントは対象のWorkspaceのライセンスが必要 動画のヘルプ
Android端末 Android 9以降、RAM 2GB以上。Android Go端末は対象外 モバイルアプリの提供状況のヘルプ
Androidの仕事用プロファイル Geminiのモバイルアプリは使えない、と書かれている 同上
国と言語 Google Play からの入手は150を超える国と地域。言語は日本語を含む数十(一覧は公式ページ) 同上
iPhone・iPad Family Linkで管理されたアカウントは、モバイルアプリを使えない iPhone・iPad版のはじめ方
Windows Windows 10以降。RAM 8GB以上、空き容量200MB以上、安定したインターネット接続 Windowsのヘルプ
Mac Apple Siliconで、macOS Sequoia(15.0)以降。RAM 8GB以上、空き容量200MB以上、安定したインターネット接続 Macのヘルプ

2. Web(ブラウザ)で始める

公式ヘルプは、パソコンのWebを、画像・動画の手順の中心にしています。

手順:Webでサインインして、画像・動画の入口を探す

  1. ブラウザで gemini.google.com を開きます。
  2. 画面の案内に従い、Googleアカウントでサインインします。画像・動画のヘルプは、どちらも、サインインしていることを条件にしています。
  3. 画面の左上にある「Open Sidebar」を押します(公式ヘルプのパソコン版の表記。手元の画面と照らしてください)。
  4. 画像をつくるなら「Images」、動画をつくるなら「Create video」を押します。
  5. 画像では、テンプレートを選ぶか、プロンプト(頼みの文章)を入力します。動画では、プロンプトを入力して「Submit」を押します。

  6. 日本語の表記について。公式ヘルプには日本語版のページもあるようですが、この記事では英語版を読んだので、日本語のメニュー名は確認していません。日本語の表記は、手元の画面で見てください。

  7. 公式の紹介ページには、ツールメニューから「Create images」を選ぶ書き方もあります(01)。ヘルプと紹介ページで入口の書き方が違うので、自分の画面でサイドバーとツールメニューのどちらに出ているかを見てください。
  8. 動画は、動画のヘルプの手順の最後で、使えない場合の条件(18歳未満、Google AIプランなし)が書かれています。「Create video」が出ない、または押せない場合は、先に1の表を見てください。

手順:チャットの基本操作(公式ヘルプの「Use Gemini Apps」より)

公式ヘルプのAndroid版の記述です。パソコンでも、ほぼ同じ名前の操作が並んでいます。

  1. 下の入力欄に、質問や頼みを入力します。
  2. 画像などを付けるときは「Add files」を押し、画面の案内に従います。
  3. 「Submit」を押します。
  4. 新しい話題にするときは、上にある「New chat」を押します。
  5. 履歴に残したくないときは、「Menu」を開き、「New chat」の横の「Temporary chat」を押します。個人のGoogleアカウントが必要、と書かれています。
  6. 設定は、Webでは左上の「Menu」から「Settings & help」を開きます。

  7. モデルの切り替えは、サインインしていると使えます。既定では自動のモデル選択で、手で選ぶときはメニューから選ぶ、と書かれています。メニューの正確な表記は、そのページには書かれていませんでした。

  8. 画像のヘルプは、別のNano Bananaのモデルを使いたいときは、リクエストの前にGeminiのモデルを切り替える、と書いています。切り替えの画面経路は、公式で確認できていません。

3. Androidアプリを入れる

手順:Androidに入れて、最初に開く(公式ヘルプの順)

  1. 端末が、1の表の条件(Android 9以降、RAM 2GB以上、Android Goでない)に当たるか確かめます。
  2. Google Play ストアから、Geminiアプリをダウンロードします。端末にGoogle Assistantからの切り替えの案内が出る場合は、それに応じる方法もある、と書かれています。Geminiが最初から主なアシスタントになっている端末もある、と書かれています(アプリがあらかじめ入っているかどうかは、公式で確認できていません)。
  3. Geminiアプリを開きます。Geminiがすでに主なアシスタントになっている端末では、触れ方(電源ボタンの長押し、画面の隅からのスワイプなど)で呼び出せる、と書かれています。
  4. Googleアカウントでサインインします。
  5. (任意)Geminiをアシスタントとして使うには、Googleアプリを既定のアシストアプリにします。「Settings」→「Apps」→「Default apps」を開き、「Digital assistant app」がGoogleアプリになっているか確かめ、違えば選び直します。名前は端末で違うことがある、と書かれています。

  6. 写真の追加は、アプリの追加のアイコンを押して、写真を撮るか、ギャラリーやファイルから選びます。

  7. 公式のAndroid版ヘルプは、動画づくりの手順を、そのページには載せていません(動画のヘルプにはAndroid版のタブがあります)。

手順:Androidで、最初に見ておく設定(公式ヘルプにあるもの)

設定 公式ヘルプの経路 内容
ハンズフリー Geminiアプリで「Menu」→プロフィール画像→「Settings」→「Talk to Gemini hands-free」→「Hey Google」をオン Voice Matchの設定が必要
画面の内容 「Menu」→プロフィール画像→「Settings」→「Screen context」 「use text from screen」と「use screenshot」をオンにできる
位置情報 端末の「Settings」→「Location」→「App location permissions」→「Google」 Geminiは、Googleアプリの位置情報の許可を使う
言語 設定の経路は、読んだAndroidのはじめ方にも「Use Gemini Apps」にも書かれていません(公式で確認できていない) 言語の一覧は公式ページ(日本語を含む)。一部の言語は「Hey Google」などに対応しない

4. iPhone・iPadでGeminiを使う

読んだ公式ヘルプ(iPhone・iPad版のはじめ方)には、アプリの入れ方、iOSの版、年齢の記載がありませんでした。アプリはすでに入っている前提のページです。App Storeでの入手の手順は、公式で確認できていません。

手順:入れたあとに、公式ヘルプが書いていること

  1. iPhoneまたはiPadで、Geminiアプリを開きます。
  2. Googleアカウントでサインインしているか確かめます。一部の機能はサインインなしでも使えるが、ほかの機能や履歴の保存にはサインインが必要、と書かれています。
  3. 入力は、キーボードで打つか、マイクで話します。マイクは最大5分間開いたままで、「Stop」で一時停止、「Microphone」で再開、「Send」で送ります。「Live」は、リアルタイムの会話です。

  4. 位置情報は、端末の「Settings」アプリで「Location」→「App location permissions」→「Google」と進み、「Always」「While Using the App」「Ask Next Time」「Never」から選べます。

  5. 一部のAirPodsとApple Watchは、アプリが使えないことがある、と書かれています。

5. Windowsアプリを入れる

手順:Windowsに入れて、サインインする(公式ヘルプ「Use the Gemini app for Windows」の順)

  1. 端末が、Windows 10以降、RAM 8GB以上、空き容量200MB以上かを確かめます。
  2. パソコンで gemini.google/desktop を開きます。
  3. 「Download」を押し、GeminiSetup.exe を保存します。
  4. GeminiSetup.exe を開き、画面の案内に従います。
  5. 「Start」メニューを開き、Geminiをダブルクリックします。
  6. Googleアカウントでサインインします。

  7. 呼び出しは Alt + Space です。公式のデスクトップのページは、このショートカットは変えられる、タスクバーやシステムトレイからも開ける、と書いています。

  8. 更新があると、Geminiを開いたときに右下に通知が出て、「Restart to update」を押すと、再起動して更新されます。
  9. 画像づくりは、2026年9月10日のリリースノートに「Nano Bananaで画像をつくれる」と書かれています。ヘルプの手順は、そのページには載っていませんでした(06で、書かれている範囲を扱います)。
  10. アンインストールの手順は、読んだヘルプに載っていませんでした。

6. Macアプリを入れる

手順:Macに入れて、サインインする(公式ヘルプ「Use the Gemini app on Mac」の順)

  1. Macが、Apple Siliconで macOS Sequoia(15.0)以降、RAM 8GB以上、空き容量200MB以上かを確かめます。
  2. ブラウザで gemini.google/mac を開きます。
  3. 「Download for Mac」を押します。.dmg が「Downloads」フォルダに保存されます。
  4. .dmg を開きます。
  5. Geminiのアイコンを「Applications」フォルダにドラッグします。
  6. 「Applications」を開き、Geminiをダブルクリックします。
  7. 求められたら、Googleアカウントでサインインします。

  8. 呼び出しは Option + Space で、公式のデスクトップのページには、ミニのチャットが開くとあります。Option + Shift + Space はフルのチャットです。どちらも変えられる、メニューバーやDockのアイコンからも開ける、とあります。

  9. 更新は、メニューバーの「Gemini」→「Check for Updates」→更新があれば「Install update」です。
  10. 「Speak to Window」(声で、ほかのアプリの画面に入力する機能)は、fn キーを押し続けて話し、離すと送信します(変更は「Gemini」→「Settings」→「Speak to Window」)。ヘルプは、この機能は順次提供中で、まだ使えないことがある、と書いています。
  11. 画面を見せる操作は、「Add files and tools」→「Share window」です。
  12. 許可(権限)の設定と、アンインストールの手順は、読んだヘルプに載っていませんでした。

7. 最初の設定

どの入口でも使う設定を、公式ヘルプに書かれている範囲で並べます。

手順:サインインしたあとに見る場所

  1. 言語。 1の表のとおり、アプリは日本語を含む数十の言語に対応します。アプリ内で言語を変える画面の経路は、読んだ公式ヘルプには書かれていません(公式で確認できていない)。
  2. 使うモデル。 既定では自動のモデル選択、と書かれています。画像のヘルプは、Nano Banana Proは有料プランが必要で、Geminiのモデルが「Pro」のときに使える、と書いています。
  3. 履歴の保存。 「Keep Activity」は、サインインしたアカウントの履歴の設定です。どの経路で見るか、切るとどうなるかは04に書いています。このページでは、Connected Appsが「Keep Activity」に左右される、という点だけ触れます(下の10の表)。
  4. 見える透かし。 「Media Watermark」の設定は、04に書いています。
  5. つないだアプリ。 サイドバーの「Customize」を開きます(出ていなければ「More」を先に押す、と書かれています)。「Connectors」で、つなぐアプリを「Add」します。手順は07に書きました。
  6. Personal Intelligence。 条件を満たす人に、案内のカードが出ます。「Get started」から、「Connect all」「Choose apps」「Don't connect」を選びます。18歳以上、個人アカウント、「Keep Activity」オンなどの条件があり、欧州経済領域、ナイジェリア、スイス、英国では使えない、と書かれています。日本で使えるかどうかは、読んだ範囲の公式の資料では確認できていません(07)。
  7. 一時チャット。 履歴に残したくないとき用です(2の手順5)。

8. 動作の確かめ方

「使えるようになったか」を、順に確かめる方法です。

手順:画像と動画の入口が見えるか確かめる(この記事の案)

ここは、公式の手順ではなく、この記事で組んだ確かめ方です。

  1. gemini.google.com を開き、サインインできているか見る(画面にアカウントの表示があるか)。
  2. 「Open Sidebar」を押し、「Images」が出ているか見る。
  3. 「Images」を開き、短いプロンプトを入れる。例(この記事の例):「夕焼けの海辺に立つ小さな灯台を、水彩画のように描いて。」
  4. 画像が返ったら、画像にマウスを合わせて「Download full size」が出るか見る。
  5. サイドバーに「Create video」があるか見る。ないか押せない場合は、1の表の条件(年齢、プラン、アカウントの種類)を見る。

  6. 実際に何を入力するかは、06の「最初の1時間」に書きました。

9. APIで使う場合の準備(Gemini API)

開発者向けの入口です。パソコンの画面で使うだけなら、この節は読み飛ばせます。

手順:APIキーを作る(公式ヘルプ「Using Gemini API keys」の順)

  1. Google AI Studioの「API key」のページを開きます(公式ページのリンク「Create or view a Gemini API Key」、またはヘッダーの「Get API key」から。URLそのものは、この記事では確認できていません)。
  2. 「Create API key」を押します。AI Studioで新しく作るキーは、auth key(認証キー)と書かれています。
  3. 初めての人は、利用規約に同意すると、既定のGoogle Cloudのプロジェクトとキーが作られる、と書かれています。プロジェクトの名前は「Projects」の画面で変えられます。
  4. すでにGoogle Cloudのアカウントがある人は、「Dashboard」→「Projects」→「Import projects」で、プロジェクトを取り込めます。

手順:キーを環境変数に入れる(公式の例)

公式は、クライアントライブラリは GEMINI_API_KEY か GOOGLE_API_KEY を自動で見つける、両方あれば GOOGLE_API_KEY が優先される、と書いています。公式ページに載っている、Macのzshの例です(<YOUR_API_KEY_HERE> はキーに置き換えます)。

touch ~/.zshrc && open ~/.zshrc
export GEMINI_API_KEY=<YOUR_API_KEY_HERE>
source ~/.zshrc

手順:SDKを入れる(公式クイックスタートの例)

pip install -U google-genai
npm install @google/genai

キーの扱い(公式の注意)

Google AI Studioについて

Vertex AI(Gemini Enterprise Agent Platform)について

10. つまずきと直し方

症状 確かめる点(公式ヘルプに書かれていること)
「Images」や「Create video」が見つからない サインインしているか。動画は、個人アカウントならGoogle AIプラン、職場・学校ならWorkspaceのライセンスが必要。18歳未満は動画を使えない。画像の編集も18歳以上
職場や学校のアカウントで使えない 管理者がGeminiを使えるようにしている必要がある。学校のアカウントは、アクセスの制限が違うことがある(画像のヘルプ)
Androidに入れられない、アプリが開けない Android 9以降、RAM 2GB以上、Android Goでない、仕事用プロファイルでない、を確かめる
iPhoneでアプリが使えない Family Linkで管理されたアカウントは使えない、と書かれている
Windowsで呼び出せない Alt + Space が既定。変えている場合は設定を確かめる。更新の通知が出ていないか
Macで呼び出せない Option + Space が既定。macOS 15以降、Apple Siliconかどうかを確かめる
動画の生成中に別のことをしたい 生成中は同じチャットを操作できない。新しいチャットを始め、あとで戻る、と動画のヘルプにある
Connected Appsが出ない 「Keep Activity」がオフだと、Webでは使えない、と書かれている。国、言語、機種でも変わる
APIキーが拒否された 制限なしのキーは受け付けない場合がある。9の制限の手順を見る

気をつけること

出典