3行でいうと

  • 公式のヘルプが説明する入口は、ブラウザ上のアプリです。アプリ内の設定は、左下の自分の頭文字の四角(プロフィール)から「Settings」を開きます。
  • Settingsには、Accountタブ(メール変更、二要素認証、アカウント削除)、Usage & Historyタブ(クレジットの使用量と履歴)、PreferencesとPersonalization(表示、言語、メモリ、ブランド)があります。
  • 自分の顔のアバター(Digital Twin)は、「Avatars」から「New Avatar」→「Clone a Real Person」で作ります。本人が撮る「同意の動画」が最後の段階にあり、本人と映像の人物が違うと却下されます。
  • 他人の動画を許可なく使うことは、公式のFAQが「サポートしない」と書き、利用規約はなりすましを禁止しています。
  • サインアップの画面や、初回ログイン直後のオンボーディングの順序は、今回読んだページには書かれていませんでした。「公式で確認できていない」として扱います。

この記事は、公式の資料を2026年10月25日に読んでまとめたものです。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。画面の表記や並びは変わります。手元の画面と照らして読んでください。手順は「公式の手順を順に並べたもの」で、この記事が組んだ案は、そう書いた箇所だけです。

先に結論

前提:用語をそろえる

たとえ話:玄関の鍵と、表札

アカウントは、家の玄関です。メールが「表札」、二要素認証が「二つ目の鍵」にあたります。アバターを自分の顔で作る段階は、家に「家族として登録する人」を迎えるようなもので、本人が玄関に立って「私が住みます」と言う動画(同意の動画)が、登録の最後に入ります。これは僕らのたとえで、公式の表現ではありません。

入口の整理

入口 今回読んだページに書かれていること
Webアプリ 動画づくりは左側のメニューの「Create」から。設定は左下の頭文字の四角から「Settings」。ヘルプの手順はこの画面が前提
iOS・Androidアプリ 「Apps」分類に、スマホのカメラとマイクの許可を扱う記事("How to Access Your Camera and Microphone on Your Mobile Device")があるのを、一覧で確認。中身は読んでいない
API・MCP・CLI 07を参照
デスクトップ用のインストーラー 読んだ範囲では見つからなかった

「Apps」分類は、AIクリッピング、Batch Mode、Face Swap、Quick Avatar Video、PPT/PDF to Video、Automated Video Series、Avatar Shots、HyperFrames x HeyGen、Preferences & Personalization、Video Podcast などの記事を並べています(一覧の題名を確認)。(僕らの見立て)ここでの「Apps」は、スマホのアプリではなく、HeyGen内の機能のまとまりを指しているように見えます。一覧の題名からの読み取りで、本文では確かめていません。

手順1:アカウントを用意する

公式のヘルプで確かめられた範囲は、次のとおりです。

  1. ヘルプ「Create your first Digital Twin」の手順の最初に、「Log in to, or create, a HeyGen Free account」とあります。つまり、無料アカウントを作るところから始められる、という書き方です。
  2. サインアップ画面のボタン名、入力する項目、メールのコード確認の有無、Googleなどの外部アカウントでの登録の可否は、今回読んだページには書かれていませんでした。公式で確認できていません。 実際の画面を見て進めてください。
  3. パスワードのリセットは、ログイン画面の「Forgot password?」から、とヘルプにあります。Settingsにはパスワードの設定項目は載っていません、とも書かれています。

登録の前に決めておきたいこと(個人か仕事か、誰の顔・声を使うか、データの扱いを許せるか)は、01の「最初に決めること」を参照してください。

手順2:Settingsを開いて、基本の設定を見る

公式ヘルプ「How to manage your HeyGen account settings」と「HeyGen's Preferences & Personalization Settings」の順に並べます。

2-1. Settingsを開く

  1. HeyGenのホーム画面で、左下の「頭文字の入った四角」(プロフィール写真を設定している場合は写真)をクリックする。
  2. 「Settings」を選ぶ。
  3. 最初にAccountタブが開く、とヘルプにあります。

2-2. Accountタブでできること

項目 公式ヘルプの手順 補足
メールの変更 「Change Email」を選び、新しいメールを入れる 新しいメールは、すでにHeyGenに登録されたものではいけない。プロジェクトは変わらず、ログインのメールだけが変わる
二要素認証 「2-factor authentication」を選び、メールに届くコードを確認する これでオンになる、とヘルプにある
アカウントの削除 「Delete Account」を選び、メールアドレスを入力して確認する 取り消せず、データが消える、と書かれている。課金を止めたいだけなら、削除ではなく、解約か一時停止を使う(04)

2-3. Usage & Historyタブ

使い始めの段階で、1本作るたびにここを見ると、機能ごとの消費の目安がつかめます(これは、この記事の案で、公式の手順ではありません)。

2-4. PreferencesとPersonalization

Settingsには、「Preferences」と「Personalization」の2つの区分がある、とヘルプにあります。

区分 項目 公式ヘルプの説明
Preferences Appearance Light、Dark、Autoから選ぶ。Autoは端末やブラウザの設定に合わせる
Preferences Language アプリの表示言語。自分のアカウントだけに効く。約20の選択肢で、日本語も載っている、とある
Preferences Use cases 使う目的を選ぶ。体験を合わせるために使われる
Personalization Memory あとで参照できる情報を保存する。1件ごとに、任意の「Name」と、いつ使うかを書く「Use when」がある。ごみ箱で削除できる。HeyGenが提案する記憶を、受け入れるか断るか選べる
Personalization Brand System ブランドの特徴を定義し、生成物を合わせる
Personalization Brand Glossary 用語、名前、フレーズを揃える

ヘルプは、メモリなどのオン・オフのスイッチや、データのモデル学習をやめる設定について、「書かれていない」と読めます。学習の扱いは、プライバシーポリシー(01、04)で確かめる形になります。

手順3:最初のアバターを決める

動画づくりの入口は、公開アバターか、自分のアバターのどちらかです。公式のヘルプ「Overview our New AI Studio!」は、右側のメニューの「Avatar」で、「公開アバターを選ぶか、自分のものをアップロードする」と書いています。動画1本を実際に組む順番は06に回します。

選び方 公式の資料に書かれていること
公開アバター 既製のアバターを選ぶ。Quick Avatar Videoのヘルプは、「Public Avatars(free, pre-made)」と書く。ヘルプ「Public Avatars Going Offline」(2025年7月3日付)は、公開アバターの4体(Anna、Emylee、Lwandile、Burak)が2025年7月から8月にかけて外れた、と書く。理由は書かれていない。それらを使う下書きは別のアバターに差し替える。それらを含む既存の動画を「edit as new」にはできない。完成した動画は、共有もダウンロードもできる、とある
フォトアバター 1枚の写真から作る。手順は06、同意の扱いは下の「同意の流れ」
Digital Twin 本人の動画から作る。声も複製される。同意の動画が必要。下の手順4

手順4:自分の顔・声でアバターを作るときの「同意」の流れ

ここは、公式のヘルプとFAQが書く範囲だけを並べます。他人の映像や声を流用する方法は書きません。

4-1. Digital Twin(Video Avatar):作成の順番

ヘルプ「Create your first Digital Twin (Video Avatar) with Avatar IV!」の手順を、順に並べます。

  1. HeyGenの無料アカウントにログインする(または作る)。
  2. 「Avatar」セクション内の「Avatars」を開き、「New Avatar」を選ぶ。
  3. 「Clone a Real Person」を選ぶ。
  4. 「同意のうえで」、その場で撮るか、すでにある映像を取り込む。
  5. 連続した映像を撮る。ヘルプには、技術面・環境・演技のコツがある。
  6. アバターの本人に、同意の動画を撮ってもらう。
  7. 処理を待つ。4Kでない映像の場合は、10〜20分ほど、と書かれている。
  8. 必要なら、同じスロットの下で別のルック(見た目の違い)を足す。

撮影のコツ(ヘルプの記載):

項目 公式の記載
解像度とフレームレート 1080p以上、30fps。向きは16:9か9:16
環境 明るさが均一で、背景は単純で動かない、静かな部屋
演技 レンズを見る。間の取り方のときも表情が見えるように。手の動きは画面内に。顔を隠さない
編集 つなぎ合わせない。明るさ、コントラスト、彩度の調整はよい
声 後で別の声でリップシンクするとしても、映像の中の声は聞こえている必要がある
声の混入 本人の声だけにする。背景の話し声は入れない

数字は、公式のページ同士、またはページの中で揺れています(確認日 2026-10-25)。どれか1つに決めず、並べます。実際の画面の案内を優先してください。

項目 公式の記載(ページ別)
映像の長さ 「Create your first Digital Twin」のページ:ヒントの冒頭は「30秒の簡単な録画」、同じページのFAQ欄は「少なくとも2分、最良の結果には最大5分」。「Digital Twin Creation Error Codes」:30秒から5分の範囲。「Digital Twin FAQ」:長さの指定は書かれていない
1スロットのルック数 「Digital Twin FAQ」:1スロット最大500。「Create your first Digital Twin」:冒頭と「499 More」の表現は500だが、同じページの別の節に「最大100」とも書かれる
無料のスロット数 「Digital Twin FAQ」:無料は1。CreatorとProは1か5(地域とアカウント作成時期による)、Businessは5か、地域により10。追加スロットは月29ドルか年288ドルのアドオン
作り直しの回数 「Digital Twin FAQ」:請求期間に1回。「Create your first Digital Twin」:1スロットにつき月1回。月払いは更新で、年払いは毎月1日にリセットされる、とある

フォトアバターのスロット数(無料は3)は、別のページ(How to Get Started with Photo Avatars)の数字で、Digital Twinの無料1スロットとは別です。

4-2. 同意の動画:公式が書く条件

ヘルプ「Recording your Consent Video」から。

項目 公式の記載
何を話すか ページに表示される同意の文を、そのとおりに読む。文に「コード」が含まれる場合は、はっきり読む
誰が撮るか アバター用の映像に映る本人。他の人のためにアバターを作る場合も、その人が自分で撮る。QRコードを使えば、その人がスマホから離れた場所で撮れる
いつ出すか アバターの映像と同時に提出する
長さ 30秒未満
出し方 ①ファイルのアップロード(またはGoogle Driveのリンクの貼り付け)、②ノートパソコンのウェブカメラで撮る、③スマホで撮る(QRコード、または本人に送るリンク)
形式など MP4、MOV、WebM。480pから4K。10GBまで。明るさと音がはっきりしていること

却下される主な理由として、ヘルプが挙げているもの:

却下されたときは、「Avatars」ページのアバターのカードに理由が出ます。詳しい原因と直し方は、ヘルプ「Digital Twin Creation Error Codes」にあります。同意の動画のページ内のリンクの文字列(video-avatar-creation-error-codes)と、関連記事の一覧のリンク(digital-twin-creation-error-codes)は書き方が違い、同じページを指しているかは公式で確認できていません。この記事は、一覧のほうのページを読みました。

4-2b. 同意まわりのエラー表示(「Digital Twin Creation Error Codes」の要点)

表示(公式の表記) ページが書く意味と直し方の要点
Footage does not match consent アバター用の映像と同意の動画が、同じ人に見えない。同じ人が両方に映る形で、作り直す
No face detected in consent footage 同意の動画に顔が見つからない。顔がはっきり見えるようにして、撮影の案内に沿う
No valid audio detected in consent footage 音声が取れていない。マイクのオンと、ブラウザでのマイクの許可を確かめて、やり直す(ページはGoogle Chromeを挙げる)
Code incorrect or not detected in consent footage 同意の動画の最後に読む4文字のコードが、検出されなかった、または読み違えた。ページは、録画済みの動画でないことの確認に使う、と説明する。文とコードを少し速く、1文字ずつ読む
Consent validation failed 同意の動画を確認できなかった。ページが挙げる原因は、台本の読みが不明瞭、顔が不安定・隠れている、長すぎる、音のずれ、AIで作ったアバターの使用など
Consent video duration is too long 同意の動画が長すぎる。通常は30秒未満で撮り直す
Celebrity face detected 有名人の顔は、本物かどうかを人が確かめる。メールで人手の確認を頼む、とある
Multiple failed attempts 3回失敗すると、アバターの作成が止められることがある。解除はサポートだけ、とある

そのほかにも、映像側のエラー(顔が見つからない、音声がない、長さの範囲外、動画形式、URLにアクセスできない、など)と、API専用のエラーがあります。全文は公式ページで確認してください。ページには「同意の動画は、映像と同じ人かの確認、録画済みでないことの確認に使う」「アバターのグループ(スロット)は、既存の同意と本人の情報に照らして新しい映像を確認する」という趣旨の説明もあります。

4-3. 本人確認について

ヘルプは、同意の動画の目的を、アバターが「本人の認識と同意のもとで」作られること、と書いています。別の本人確認の手続き(身分証の提出など)の記述は、今回読んだページには見つかりませんでした。「ない」とは言えず、「書かれていない」です。

4-4. FAQが書く範囲

ヘルプ「Digital Twin FAQ」から(取得時の要約)。

4-5. フォトアバターの同意

つまり、仕組みとして同意の動画を求められるのはDigital Twinのほうで、フォトアバターでは、仕組みの上の確認がなくても、許可を得る責任は残る、というのが公式の書き方です。

手順5:動作の確かめ方(最小の確認)

アカウントとSettingsの確認が済んだら、次の順で、動くかを確かめます。

  1. Settings → Usage & History で、残りのクレジットと、無料の枠の表示を見る。
  2. 左側のメニューの「Create」→「Create a Video」→向きを選ぶ→「Create in AI Studio」。
  3. 公開アバターを1つ選び、「Script」に短い文を1つ入れて、書き出す(詳細は06)。
  4. 終わったら、もう一度Usage & Historyを開き、Historyの行が増えて、使ったクレジットが出ているのを確かめる。
  5. 動画が「Pending」や「Rejected」になったら、下の表を見る。

つまずきと確認点

症状 公式のヘルプが書く範囲 確認点
動画が「Pending」のまま 自動のモデレーション(内容の審査)が終わるのを待つ。承認される動画が多い。サポートは早められない 待つ。長く続くときは、ヘルプの案内に従ってサポートへ
動画が「Rejected」 例として「Not Safe For Work」。禁止されたアバターの作成に関係することが多い、とある。コミュニティガイドラインを確認する。それでも必要なら、アカウントのメール、動画ID、動画の目的を添えて、チャットかメールで人手の確認を頼む 自分のビデオアバターを先に作ると、拒否や遅れが減るかもしれない、とヘルプにある
同意の動画が却下される 本人が違う、画面の録画、暗い・ぼやけ、コードが聞き取れない(4-2) アバターのカードの理由を見る。エラーコードの記事
メールを変更したい Settings → Account → Change Email。すでにあるメールは不可 手順2-2の表を参照
メールのアドレスにアクセスできなくなった ログイン済みなら、サポートに連絡すると、所有の確認と、プランとコンテンツの移行を助けてもらえる。完全にログアウトしている場合は、アカウントの復旧はできないが、請求の取り消しはしてもらえる、とある 早めにサポートへ
スマホでカメラやマイクが使えない ヘルプに、スマホ用とパソコン用の「カメラとマイクの許可」の記事がある(題名のみ確認) その記事を開く

気をつけること

出典