3行でいうと
- Lovableには、公式のMCPサーバー(
https://mcp.lovable.dev)があります。認証はOAuthだけで、APIキーは使えません。Claude、Claude Code、ChatGPT、Cursor、VS Code、Codex CLIなどからつなげます。 - つなぐと、そのAIは、あなたのアカウントの権限で、実際にプロジェクトを作り、直し、公開し、データベースにSQLを流せます。
create_projectとsend_messageはクレジットを使います。 - 設定の書き方は、公式のドキュメントとGitHubのREADMEで、クライアントによって違いがあります(表にまとめます)。
- 外し方は、ドキュメントに「接続の取り消し」の方法が書かれていません。公式が書くのは、クライアント側の設定から消す方法と、Enterpriseでの無効化だけです。
- SlackとChatGPTのアプリは、MCPとは別の入口です。LovableのAPI(キーはBusiness以上)も別にあります。
この記事は、公式の資料を2026年10月25日に読んでまとめたものです。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。
画面の表記は変わります。公式ページの表記を使っているので、手元の画面と照らして読んでください。設定ファイルの中身は、要約の形で取得した公式ページと、GitHubのREADMEから書き写しています。システムに接続の設定を登録する操作なので、登録の前に、公式ページの原文と見比べてください。「この記事の案」と書いた部分は、公式の手順ではなく、この記事で組んだ使い方の例です(動作は確かめていません)。
先に結論
- 「外のAIがLovableを動かす」向きの連携は、MCPサーバーが中心。 公式のMCPのページは、これを「外のAIクライアントがLovableを管理する」ものと書き、Lovableのエージェントが外のツールを読む「チャットコネクタ」とは別物としています。
- 接続は、あなたのアカウントそのもの。 ツールの呼び出しは、承認した範囲で、複数のプロジェクト・ワークスペースにまたがって動きます。アクセスを広げることはできません。
- クライアントごとに書き方が違う。 ClaudeとChatGPTは、URLだけです。Cursorなどは、公式の例に公開のクライアントIDも書かれています。
- 取り消しの方法が、ドキュメントにない。 07の「外し方」の節に、書かれている手順だけを並べます。
前提:用語をそろえる
- MCP(Model Context Protocol):AIアシスタントが、外のツールやデータを呼ぶための共通の約束です。
- MCPサーバー:ツールを提供する側のことです。ここでは、Lovableが提供する
https://mcp.lovable.devです。 - MCPクライアント:ツールを呼ぶ側のAIアプリです(Claude、ChatGPT、Cursor、VS Codeなど)。
- OAuth:パスワードを渡さずに、ログインの許可を与える仕組みです。ブラウザが開き、Lovableにログインして許可します。
- トークン:許可のあとにクライアントが持つ、通行証のような文字列です。
- API:プログラムが、決まった形でサービスを呼ぶ入口です。APIキーは、そのときの合言葉です。
- ターミナル:文字でコマンドを打つ画面です。Claude CodeやCodex CLIは、ここで使います。
- 設定ファイル(JSON):クライアントに接続先を教える、決まった形式の文書です。
たとえ話:事務所の窓口に、別の会社の担当者が来る
Lovableを設計事務所だとします。MCPサーバーは窓口で、ほかの会社の担当者(ClaudeやChatGPT)が、あなたの名義で注文に来ます。担当者は、あなたの権限のまま、図面を書かせたり、できあがりを公開させたりできます。これは僕らのたとえで、公式の表現ではありません。
1. 始める前に
公式の「Lovable MCP server」の前提です。
- Lovableのアカウント(どのプランでもよい)。
- ワークスペースで、サードパーティのMCPクライアントのアクセスが有効なこと。FreeとProとBusinessでは既定でオン、Enterpriseでは既定でオフと書かれています。
- MCPクライアントがインストールされていること。
Enterpriseでは、管理者が Workspace settings → Security → Privacy & security の Third-party MCP clients を有効にします。
2. クライアントごとの設定
2-1. Claude(claude.ai、Claude Desktop)
公式のドキュメントの手順です。
- Claudeで + を押す。
- Connectors → Browse Connectors を開き、Lovable を探す。
- Connect を押し、求められたらLovableにログインする。
認証のあと、Lovableのツールが、入力欄のツールのメニューに出る、と書かれています。
2-2. Claude Code
公式のドキュメントのコマンドです。
claude mcp add --transport http lovable "https://mcp.lovable.dev"
別の方法として、ドキュメントはプラグインのインストールも書いています。スラッシュコマンドも付く、とあります。
/plugin install lovable@claude-plugins-official
- 最初のツール呼び出しで、ブラウザが開き、ログインを求められます。
- 確かめ方:
/mcpを使うか、Claude Codeに「Lovableのワークスペースを一覧して」と頼む(公式の書き方の趣旨)。
2-3. Claude Desktop(設定ファイル)
設定ファイルの場所(公式の記載):
| OS | 場所 |
|---|---|
| macOS | ~/Library/Application Support/Claude/claude_desktop_config.json |
| Windows | %APPDATA%\Claude\claude_desktop_config.json |
公式の記載にもとづく形(キーと値は公式のとおり。波かっこの並びなど体裁は、原文で確かめてください):
{
"mcpServers": {
"lovable": {
"type": "http",
"url": "https://mcp.lovable.dev"
}
}
}
mcpServers がすでにあるときは、2つ目のブロックを貼らず、その中に "lovable" の項目を足す、と書かれています。保存後、Claude Desktopを再起動します。
2-4. ChatGPT
公式のドキュメントでは、ChatGPTに次のURLを追加します。
https://mcp.lovable.dev
追加すると、ChatGPTがOAuthの認証を求めます。ChatGPTの中で、どの画面からURLを追加するかは、読んだLovableのページには書かれていません。ChatGPT側の公式の手順を見てください。READMEは「クライアントIDは不要」と書いています。
2-5. Cursor
Cursorには、Lovableのプラグインがあり、案内つきの設定と、スラッシュコマンド(/lovable-new、/lovable-iterate、/lovable-db、/lovable-deploy)を提供する、と書かれています。手動で設定する場合の、公式の記載にもとづく形です(キーと値は、ドキュメントとREADMEの両方で同じことを確かめました。体裁は原文で確かめてください)。置き場所は、全体用の ~/.cursor/mcp.json、またはプロジェクト直下の .cursor/mcp.json です。
{
"mcpServers": {
"lovable": {
"type": "http",
"url": "https://mcp.lovable.dev",
"auth": {
"CLIENT_ID": "6d465f583e1e4ce5801b1616f735670c"
}
}
}
}
保存後、Cursorのウィンドウを再読み込みします。mcpServers がすでにあるときは、その中に足します。
2-6. VS Code
ドキュメントの記載にもとづく形は、次です(キーと値は公式のとおり。体裁は原文で確かめてください)。VS CodeのMCP設定、またはMCPの設定ファイルに書きます。VS Codeは、ブラウザでOAuthの認証を求める、とあります。
{
"servers": {
"lovable": {
"type": "http",
"url": "https://mcp.lovable.dev"
}
}
}
READMEのVS Codeの例には、"auth": { "CLIENT_ID": "…" } の項目が付いています(Cursorの例と同じ値)。ドキュメントとREADMEで書き方が違うので、どちらかに決めず、両方を併記します。つながらないときの確認点は、下の「うまくいかないとき」を見てください。
2-7. Windsurf
READMEに、Windsurfの mcp_config.json に、Cursorと同じ形の設定を書く、とあります。ドキュメントのページには、Windsurfの記載がありません。
2-8. Codex CLI
READMEのコマンドです。
codex mcp add lovable --url https://mcp.lovable.dev
codex mcp login lovable
2-9. そのほかのクライアント
- OAuthに対応するクライアントなら、つなげます。
- ローカルで動き、
localhostか127.0.0.1でログインを終えるクライアントは、自動で登録されます。 - ホストされたクライアントは、Lovableが、コールバックのURLを承認する必要があることがある、と書かれています。
- 独自の認証情報が要るクライアントは、独自のOAuthクライアントを使えます(4節)。
- READMEは「Cursorの例と同じ
type: http、url、auth.CLIENT_IDの形を使う」と書いています。
2-10. ドキュメントとREADMEの違い(早見)
| クライアント | ドキュメント(docs.lovable.dev) | README(GitHub) |
|---|---|---|
| ChatGPT | URLを追加 | URLを追加。クライアントIDは不要 |
| Claude、Claude Code | コネクタ、claude mcp add |
claude mcp add(Claude Desktopは設定ファイル) |
| Cursor | auth.CLIENT_ID あり |
同じ。Windsurfも同じ形 |
| VS Code | auth なしの例 |
auth.CLIENT_ID ありの例 |
| Codex CLI | 読んだ範囲では記載なし | codex mcp add と codex mcp login |
READMEの認証の節は、ClaudeとClaude CodeとChatGPTはURLだけでよく、ほかのクライアントは公開のクライアントIDも渡す、と書いています。認証は OAuth 2.1 で、認可サーバーは https://mcp.lovable.dev/.well-known/oauth-protected-resource のメタデータから見つけます。クライアントは、トークンを Authorization: Bearer <token> で送ります。READMEは、トランスポートを Streamable HTTP と書き、ライセンスを Apache License 2.0 と書いています。
3. 使えるツール(公式のドキュメント)
| 区分 | ツール | 内容 |
|---|---|---|
| 本人とワークスペース | get_me、list_workspaces、get_workspace |
プロフィール、ワークスペース、プランとクレジット残高、メンバー数、設定 |
| プロジェクト | list_projects、get_project、create_project、deploy_project、remix_project、set_project_visibility、set_folder_visibility、move_projects_to_folder、list_template_projects、list_design_systems |
検索、取得、作成、公開、複製、編集の見え方の設定、フォルダ、テンプレート |
| エージェント | send_message、get_message、list_messages |
プロジェクトのエージェントにメッセージを送り、返事を待つ。plan_mode、files、wait=false(あとで確かめる)に対応 |
| Knowledge、Skills | get_workspace_knowledge、set_workspace_knowledge、get_project_knowledge、set_project_knowledge、list_workspace_skills、get_workspace_skill、create_workspace_skill など |
読み書き。set_ は全部置き換え。Skillの作成、更新、削除は、管理者とオーナーだけ |
| コードの確認 | get_diff、list_files、read_file、list_edits |
差分、ファイル一覧、1ファイルの読み取り、編集履歴 |
| データベース | get_database_status、enable_database、query_database |
組み込みのデータベースが対象。Supabaseにつないだプロジェクトは、Supabase側で管理 |
| コネクタ | list_connectors、list_connections、list_custom_connectors、list_available_connectors、add_connector、remove_connector |
一覧、削除。add_connector は、LovableのダッシュボードのURLを返すだけで、プログラムからは追加されない |
| 分析 | get_project_analytics、get_project_analytics_trend |
公開したプロジェクトの訪問の履歴とリアルタイム |
| ファイル | get_file_upload_url |
メッセージ添付用の署名つきURL |
| クライアント別 | render_project_widget、import-claude-design-from-url |
進み具合のウィジェット(ChatGPTなど)、Claudeのデザインの取り込み(Claudeのクライアントだけ) |
- クレジット:
create_projectとsend_messageに使われ、ほかのツールは無料です。 set_project_visibilityは、エディタへのアクセスの設定で、公開したアプリを誰が訪れられるかは決めません。
4. 渡るデータと、権限
何が渡るか
- クライアントのツール呼び出しが、Lovableのアカウントで動きます。プロジェクトの一覧、コードの内容、データベースの内容、メッセージなど、ツールで読めるものは、そのAIクライアントへ返されます(ツールの定義からの読み取りです。個別のフィールドは、公式には一覧されていません)。
- そのAIクライアントを動かす会社(Anthropic、OpenAIなど)に、会話の一部として渡った内容の扱いは、各社の規約によります。Lovableの資料には書かれていません。
権限
- OAuthの範囲(スコープ)の個別の名前は、ドキュメントには載っていません。アクセスは、承認した範囲と、あなたのLovableでの既存の権限で決まります。拡張はできません。
- 独自のOAuthクライアントは、どのプランでも、ワークスペースのオーナーと管理者が登録できます。プロジェクトとワークスペースの、機密性が高い範囲を足すには、BusinessまたはEnterpriseが要ります。
- Skillの作成、更新、削除のツールは、管理者とオーナーだけです。
特に注意(公式の記載)
deploy_projectは、lovable.appに公開し、公開のURLを返します。FreeとProでは、Website access を Invite only にしていない限り、リンクを知る人が開けます。BusinessとEnterpriseでは、ワークスペースの既定に従います。重大なセキュリティの指摘が未解決のあいだは、deploy_projectは止まります。query_databaseは、書き込みとスキーマの変更を含む、データベースの全権限でSQLを動かします。
5. 外し方(公式に書かれている範囲)
公式のドキュメントには、クライアントのアクセスを取り消す方法の記載が見つかりません。書かれているのは次のとおりです。
| 方法 | 内容 |
|---|---|
| クライアントの設定から消す | クライアントのコネクタまたはMCPの設定から、Lovableの項目を消す。つなぎ直すと、OAuthがもう一度走る |
| Enterpriseでの無効化 | Privacy & security の Third-party MCP clients を無効にする |
remove_connector |
ワークスペースのMCPコネクタを消す。これは「Lovableが読む外のコネクタ」の削除で、クライアントのアクセスの取り消しではない |
取り消しの手順として、サポートへの連絡が書かれているかは、確認できていません。サポートへの連絡が出てくるのは、ホスト型のクライアントで、コールバックの承認が通らないときです(提供元からLovableのサポートに連絡してもらうか、自分で連絡する、と書かれています)。6節の Manage access のショートカットは、Third-party MCP clients の設定へのものです。
6. 管理の画面
- Workspace settings → Build & deploy → MCP server:オーナーと管理者が、サーバーのURL、クライアントごとの設定の案内、Manage access のショートカットを見られます。
- BusinessとEnterpriseの管理者は、Okta経由の「エンタープライズ管理の認証」で、メンバーが、別のLovableへのサインインなしにClaudeからLovableを使えるようにできます。Claude側は、TeamまたはEnterpriseのプランが必要と書かれています。
- Enforce SSO のときの、セッションの長さは、24時間、48時間、7日間から選べます。
7. うまくいかないとき
| 症状 | 公式の資料から読める確認点 |
|---|---|
| ツールが出ない | tools/list で確かめる。OAuthの接続は、クライアントのLovableの項目を消して、入れ直す。設定ファイルの場合は、JSONが正しいか、既存の mcpServers の中に項目があるかを確かめ、クライアントを再起動 |
| 401、トークンの期限切れ | クライアントのログインの手順をやり直す(README) |
| OAuthが終わらない、ぐるぐる回る | クライアントが auth.CLIENT_ID を渡しているか確かめる(README) |
| "Transport not supported" | クライアントが Streamable HTTP に対応している必要がある(README) |
ワークスペースが見つからない、workspace_id がない |
list_workspaces を先に呼ぶ。create_project が WAITING を返すときは、複数のワークスペースが該当するので、workspace_id を付けて呼び直す |
| プロジェクトが見つからない | ワークスペースIDを付けて list_projects |
| データベースがない | enable_database を呼び、30〜60秒待って、もう一度 |
| 対応していないPostgreSQLの拡張 | query_database は、対応しない CREATE EXTENSION を断る。その文を外して、ふつうのSQLで |
| SQLの結果が空 | 先に information_schema.tables で、テーブルがあるか確かめる |
公開が断られる(security_critical_findings) |
プロジェクトのSecurityビューで、finding_refs の指摘を直すか、意図して無視してから、もう一度公開 |
| ログインを何度も求められる(SSO) | セッションが切れると、サーバーは 401 と invalid_token を返す。MCPに合うクライアントは、OAuthを自動でやり直す |
8. この記事の案:AI同士の組み合わせ
以下は、公式のツール一覧から、この記事で組んだ使い方の例です(動作は確かめていません)。
案A:Claude Codeで、プロジェクトの下見をする(クレジットを使わない範囲)
- 2-2 のコマンドで接続し、ブラウザでログインする。
- Claude Codeに、次を頼む。
text
【この記事の例】
Lovableのワークスペースを一覧し、"古本屋" で始まる名前のプロジェクトを探してください。
見つかったら、ファイルの一覧と、トップページのファイルの中身を読んで、構成を説明してください。
何も変更しないでください。
3. 使われるのは list_workspaces、list_projects、list_files、read_file などで、公式の記載では、create_project と send_message 以外は無料です。
案B:Claude Codeから、Lovableのエージェントに変更を頼む
- 公式の手順で接続する。
- 変更の依頼を
send_messageで送る。plan_modeを使うと、計画だけを書かせることができる、とツールの説明にあります。 - クレジットを使い、実際のプロジェクトが変わります。公開(
deploy_project)は、頼む前に、Website access の設定を確かめます。
案C:ChatGPTで下書きし、Lovableに渡す
後述の「ChatGPTのアプリ」と、MCPの2通りがあります。MCPなら、ChatGPTで create_project を使うと、会話の文脈から、最初のプロジェクトを作らせる形になります。続きの編集は、MCPなら send_message でも頼めます。
9. ChatGPTのLovableアプリ(@Lovable)
MCPとは別の入口です。公式の「Lovable ChatGPT app」の流れです。
- chatgpt.com にログインし、作りたいもの(目的、対象、主な画面、主な機能)を書く。
@Lovableを呼んで、作るよう頼む(公式の例は「@Lovable Turn this into a real working website.」の趣旨)。- 初回は、ChatGPTが、Lovableのアプリへの接続を求める。会話の文脈を使って、ビルドを始めるため、と書かれています。
-
最初のプロジェクトが、会話から作られる。続きの編集、カスタマイズ、公開は、Lovableで行います。
-
クレジット:相談と
@Lovableの呼び出しでは、使いません。Lovableにプロンプトを送り、ビルドが始まってから、使われます。 - 制限:初期のリリースでは、ChatGPTの中で続きを編集することはできません。
- ページに書かれていないこと:ChatGPTの設定でアプリを追加・有効にする方法、OAuthの画面、使用量の上限、接続の外し方。ChatGPT側とLovableの資料で確かめてください。
10. Slackで @Lovable を使う
設定(公式の「Chat with Lovable in Slack」)
誰が: Lovable側は、ワークスペースのオーナーか管理者。Slack側は、Slackの管理者、またはアプリのインストールが許された人。
方法1:Lovableから
- Lovableで Workspace settings → Slack(または Account settings → Devices & apps の Slack のカードの Set up)を開く。
- Lovableが、Slackで何にアクセスし、返事がどこに出るかの、確認の欄にチェックを入れる。
- Connect Slack を押し、Slackの窓で許可する。
- 求められる権限を承認する。Slackの管理者の承認が、先に要ることもあります。
- Connected Slack workspaces に、自分のSlackのワークスペースが出ることを確かめる。
方法2:Slack Marketplaceから
- Lovableの掲載ページで Add to Slack を押し、Slackのワークスペースに許可する。
- Lovableから届くダイレクトメッセージを開く。リンクは7日間有効で、アプリを入れ直すと新しいリンクが届きます。
- ログインまたは登録し、つなぐLovableのワークスペースを選ぶ(そのオーナーか管理者であること)。
つなぎ終えるまで、LovableはSlackで応答しません。Lovableの1ワークスペースにつなげるSlackのワークスペースは1つで、その逆も同じです。
使い方
- チャンネル:
@Lovableを付けて頼みます。新しい依頼ごとに、メンションが要ります。Lovableがそのチャンネルにまだいなければ、招待します。返事はスレッドに出て、続きもそこで行います。 - ダイレクトメッセージ:メンションは要りません。
- Slack AIアシスタントの画面:有料のSlackプランだけです。
- App Home タブ:例のプロンプトと、Message Lovable ボタンが出ます。
- スラッシュコマンドはなく、Slack Connectのチャンネルでは動きません。
- チームメンバーは、Slackの確認済みメールが、Lovableのアカウントと一致すれば、自動で認識されます。それ以外の人には、一度だけ、アカウントをひもづける案内が非公開で出ます。Lovableのワークスペースのメンバーでない人は、先に管理者が招待します。
求める権限(Slackのスコープ、公式の表)
| 区分 | 目的 |
|---|---|
メッセージとメンション(app_mentions:read、*:history) |
依頼を見つけ、そのやりとりを読む |
チャンネルと人(channels:read、users:read、users:read.email など) |
チャンネルの一覧、名前の表示、メールによる照合 |
送信(chat:write、chat:write.public、im:write、assistant:write) |
スレッド、DM、アシスタントの画面への返信 |
ファイル(files:read、files:write) |
添付の読み取り、生成したファイルのアップロード |
リアクションと絵文字(reactions:read、reactions:write、emoji:read) |
読み取りと追加 |
ピンとブックマーク(pins:read、bookmarks:read) |
必要なときの参照 |
公開の検索(search:read.public) |
必要なときに、公開チャンネルを検索 |
リンクのプレビュー(links:read、links:write) |
lovable.app のリンクのプレビュー |
読めるもの、読めないもの
- 読む:招待されたチャンネル、メンションされたスレッド、自分宛のDM。必要なとき、公開チャンネルの検索、一覧、トピック、メンバー、ピン、ブックマーク、キャンバス。
- 読まない:非公開のチャンネル、グループメッセージ、自分が入っていないDM。ただし、自分で転送したメッセージは別です。
- 会話は、サービスの運用とサポートのために保存され、AIの学習には使われない、と書かれています。削除の依頼は privacy@lovable.dev。
プランとクレジット
- SlackのどのプランでもメンションとDMは使えます。Lovableの全プランで使えます。
- メッセージはチャットの利用として、送った人に課金されます。Free、Pro、Businessのワークスペースは、毎日のチャット枠を共有し、UTCの0時(日本時間では午前9時、これは僕らの換算)に戻ります。尽きると、ビルド用クレジット、その次に一般のクレジットが使われます。Enterpriseには、毎日の枠はありません。
- お礼だけのメッセージには、👍のリアクションが付き、クレジットは使いません。
外し方
- オーナーか管理者が、Workspace settings → Slack を開く。
- Connected Slack workspaces で、該当のSlackの隣の Disconnect を押し、Disconnect Slack workspace で確定する。
- または、Slackのアプリ管理の設定から、Lovableのアプリを消す。
どちらも、Lovableが、インストールのデータを消す、と書かれています。Lovableのプロジェクトは影響を受けません。
再認可
2026年8月24日より前につないだワークスペースでは、リアクション、メッセージ検索、ピン、ブックマーク、カスタム絵文字、ファイルのアップロードが動かないことがある、と書かれています。オーナーか管理者が、Slackを切って、つなぎ直し、新しい権限を承認します。
11. Lovable API(Business以上のAPIキー)
MCPとは別の、REST APIです。公式の「Lovable API」と「API keys」から。
| 項目 | 公式の記載 |
|---|---|
| できること | プロジェクトの一覧、取得、設定の更新、削除。公開と取り下げ、公開の状態、公開の設定。1時間有効の、ビルド済みプレビューの埋め込みURL。ワークスペース、メンバー、グループ。分析。セキュリティのスキャンと洞察 |
| 費用 | API単体の料金はなし。現在のエンドポイントは、AIのビルド用クレジットを使わない |
| APIキー | BusinessまたはEnterpriseで、オーナーか管理者。場所は Workspace settings → API keys & OAuth → Workspace access tokens → New API key |
| OAuthクライアント | どのプランでも、オーナーと管理者が登録できる。場所は Workspace settings → API keys & OAuth → OAuth clients。機密性の高い範囲はBusiness以上 |
APIキーを作る(公式の手順)
- Name:あとで分かる名前をつける。
- Credit limit(任意):そのキーが、暦月ごとに使えるAIのビルド用クレジットの上限。毎月1日のUTC 0時に戻る。
- Expiration:7、30、60、90、180日、1年、または Never。
- Access:Projects と Workspace のそれぞれに、None、Read、Read & write。少なくとも1つは付ける。プリセットは Read only と Full access。
- IP allowlist(任意):IPアドレスまたはCIDRの範囲を、CSVで入れる。
- Create API key を押し、値をコピーする。秘密の値は、一度しか表示されません。
使い方(公式の例)
リクエストごとに、Lovable-API-Key と Lovable-Version のヘッダーを付けます。
curl https://api.lovable.dev/v1/workspaces \
-H "Lovable-API-Key: lov_YOUR_KEY" \
-H "Lovable-Version: 2026-09-11" \
-H "Accept: application/json" \
-H "Content-Type: application/json"
成功すると、キーのワークスペースが返る、と書かれています。lov_YOUR_KEY は、自分のキーに置き換えます。
管理と注意
- 一覧には、作った人、作成日、最後に使った日、クレジットの使用量が出ます。クレジットの上限とIP許可リストは、あとから変えられます。名前、範囲、期限は変えられません。変えたいときは、新しいキーを作って切り替え、古いキーを取り消します。
- 取り消し(revoke)は、元に戻せず、通常はすぐに効く、と書かれています。
- キーは、シークレットの管理サービスか環境変数に置き、コードやバージョン管理には入れないよう、書かれています。
- IP許可リストには、IPv4を少なくとも1つ入れます。許可にないアドレスからは
403 ip_restrictedで失敗します。 - 公式は、GitHubのシークレットスキャンの提携先が、漏れた
lov_のキーを自動で取り消すと書いています。ほかの場所で漏れたものは、自分で取り消します。 - プロジェクトのシークレットに
LOVABLE_API_KEYという名前は付けられません。LOVABLE_で始まる名前は予約されています。 - APIのベースURLとレート制限は、「Lovable API」のページには書かれていません。API Referenceを見てください。上の例のURLは、「API keys」のページの例です。
気をつけること
- この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。公式ドキュメントのページを要約の形で取得し、GitHubのREADMEとあわせて読んだ範囲です。
- ドキュメントとREADMEは、設定の書き方が違う部分があります(2-10)。記事はどちらにも決めていません。
- 外のAIの会社にも、会話の内容が渡ります。その扱いは、それぞれの会社の資料で確かめてください。
- MCPで公開や、
query_databaseのSQLの実行ができます。クライアント側で、ツールの実行の前に確認を求める設定があるか、クライアントの資料で確かめてください(Lovableの資料にはありません)。 - 接続の取り消し方法は、ドキュメントに書かれていません。
- ChatGPTのアプリは、プランの条件や設定の画面が、読んだページに書かれていません。
- 年齢、利用規約、機密情報の取り扱いの判断は、公式や専門家に確認してください。
- 数字、日付(例:2026年8月24日、
Lovable-Version: 2026-09-11)は、確認日 2026-10-25 のものです。
出典
- Lovable MCP server(Lovable Documentation、Lovable、確認日 2026-10-25)
- lovablelabs/mcp(GitHub、Lovable、確認日 2026-10-25)
- Lovable ChatGPT app(Lovable Documentation、Lovable、確認日 2026-10-25)
- Chat with Lovable in Slack(Lovable Documentation、Lovable、確認日 2026-10-25)
- Lovable API(Lovable Documentation、Lovable、確認日 2026-10-25)
- Create and manage API keys(Lovable Documentation、Lovable、確認日 2026-10-25)
- Lovable account settings(Lovable Documentation、Lovable、確認日 2026-10-25)
- Documentation index(llms.txt、Lovable Documentation、Lovable、確認日 2026-10-25)