3行でいうと
- 公式のドキュメントの「Integrations」は、MCP Connectors、Custom MCP Servers、Zapier、Slack Integration、Manus API、Data Sourcesを挙げています。
- つなぎ方は、OAuth 2.0かAPIキーで認可します。公式は、許可した範囲のデータだけを使い、設定でいつでも取り消せる、と書いています。
- 外から呼び出すには、APIがあります。公式のAPI資料は「API v2」を扱い、v1は非推奨で将来削除される、と書いています。
- 2026年9月29日の公式ブログで、自分のAPIキーでAIの推論を動かす「Manus Flex」が紹介されています。推論は、そのキーの提供元が直接請求します。
- 第三者・コミュニティ製のものは、このガイドでは公式の資料だけを根拠にしたため、中身を確かめていません。公式がコミュニティのSkillについて「コードを含みうる」と注意しています。
この記事は、公式の資料を2026年10月23日に読んでまとめたものです。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。運営者はManusを入れていますが、使い心地はこの記事には書いていません。メニュー名・コマンド名は公式の表記を写しています。公式のページは要約の形で取得したため、「書かれていない」と言い切らず「読んだ範囲では見つからなかった」と書いています。
先に結論
- まず「Manusの側から外へ」つなぐ道が、MCPコネクタ。 Gmail、Google Calendar、Google Drive、Notion、HubSpot、Stripe、GitHub、Hugging Faceなどが公式のページに載っています。Manusの設定から選んで認可し、プロンプトにアプリの名前を書いて使います。
- 「外からManusへ」の道が、API、Zapier、Slack、メール、メッセージアプリ。 どれも公式の資料があります。
- 誰が運営しているか、で分けて読む。 同じ「連携」でも、Manusが運営するもの、Zapierのような別の会社のサービスを介するもの、コミュニティのSkillのようにコードを含みうるもの、で注意点が違います。
- データの流れは、連携ごとに公式の書き方が違う。 SlackはManusを呼んだスレッドだけ見える、Telegramは自分とのダイレクトメッセージだけ、と書かれています。細部が書かれていないものは「読んだ範囲では見つからなかった」と書きました。
前提:用語をそろえる
- MCP(Model Context Protocol):AIが外部のデータやツールにつながるための標準の仕組み。公式のドキュメントでは、MCPは外部のデータ源への標準的な接続、Skillsはその接続を使う手順、と役割が説明されています。
- コネクタ(MCP Connectors):Manusがあらかじめ用意した、外部サービスへの接続。OAuth 2.0で認可します。
- OAuth:パスワードを渡さず、サービス側の画面で「ここまで許可する」と選ぶ認可の仕組み。
- API:他のプログラムからManusに頼みごとをする入口。
- Webhook:出来事が起きたとき、相手のアドレスに知らせる仕組み。
- 推論(inference):AIモデルが答えを作る処理。Manus Flexの説明に出てきます。
公式が運営するもの
| 連携 | 何ができるか(公式の説明) | つなぎ方 | データの流れ(公式に書かれていること) | 確かさ |
|---|---|---|---|---|
| MCP Connectors | Gmail、Google Calendar、Google Drive、Notion、HubSpot、Stripe、GitHub、Hugging Faceなど。Slack、Atlassian、Linearも例に出る。構造化されたデータを読み、可能なものは項目の作成・更新もできる | 「Manus settings」で選び、サービスにサインインして許可し、プロンプトでアプリを名指しする | 認可した範囲だけ。プラン別の細部、取り消しの手順は、そのページには書かれていなかった | 書かれている |
| Custom MCP Servers | 自社の顧客管理や独自のデータベースなどを自分で用意してつなぐ | 「Settings → Integrations → Custom MCP Servers」で「Add Server」。名前、HTTPSのURL、認証情報を入れ、接続を試す | 自分のサーバーに接続する。認証は、APIキー、Bearerトークンなど。公式は、資格情報をURLやログに出さない、ネットワークの内側に置く、などの注意を書いている。プランや通信方式(トランスポート)は書かれていなかった | 書かれている |
| Manus API | Manusをプログラムから使う。タスクの作成、ファイル、結果の受け取り | APIキーまたはOAuth2トークンで認証。基準のURLは「https://api.manus.ai」。API v2。v1は非推奨で将来削除される | 主な領域として、Tasks、Projects、Files、Webhooks、Skills、Agentsなど(API Referenceには、Artifacts、Usage、Connectors、Browser、Websiteも並ぶ)。制限は別の「Rate Limits」ページにあり、超えると「rate_limited」のエラーになる。キーの作り方の手順と料金は、読んだ範囲では見つからなかった | 一部確認できず |
| Browser Operator | 自分のブラウザの拡張機能で、ログイン済みのまま操作させる | 「Connectors」タブで有効にして拡張機能を入れる。Chrome、Edgeが推奨 | セッションごとに許可する(Manusがブラウザの操作を求めてきたとき、許可する)。パスワードは保存しない。操作はログに残る。タブを閉じれば止められる | 書かれている |
| Slack Integration | Slackのスレッドで「@manus」と呼んで頼む | 「Settings → Integrations → Slack」で「Connect」 | 呼ばれたスレッドだけを読む。ほかのメッセージは見ない。メンバーは各自のManusアカウントが必要 | 書かれている |
| Mail Manus | メールの転送やCCで頼む | 「Settings → Mail Manus」で専用アドレスを確認 | 承認した送信者のメールだけが、タスクを始められる。内容はManusのプライバシーポリシーの下で扱われる | 書かれている |
| メッセージアプリ上のエージェント | LINE、Telegram、WhatsApp Businessで、Manusのエージェントに頼む | LINEは、公式アカウントを友だち追加し、最初のメッセージで出るログインのリンクで結ぶ | Telegramは、自分が送ったダイレクトメッセージだけが見える。ほかのチャット、グループ、連絡先、接続前のメッセージは見えない | LINE、Telegramは書かれている。WhatsAppは題名のみ |
| GitHub連携(Website Builder) | ウェブサイトのコードを、新しい非公開のリポジトリと双方向に同期 | プロジェクトのGitHubアイコンから、所有者とリポジトリ名を決めて作成 | Manusが作ったり変えたりしたコードが、mainブランチに自動で送られる。権限には、コードの読み書き、イシューやプルリクエストの操作が含まれる | 書かれている |
| Data Sources | 市場調べ、投資分析、動画の話題、経済指標などの有料のデータAPIを、別のキーなしで使う | 設定は要らない。必要なデータをプロンプトに書く | 第三者のデータは、提供元の規約とデータの新しさの方針による、と書かれている | 書かれている |
| Manus Flex | 自分のAPIキーで、AIの推論を動かす | 対応する提供元をつなぎ、主なモデルと推論の強さを設定 | 推論は提供元が直接請求。ほかのサービスや基盤は、Manusのクレジットを使う。データの流れの説明は、読んだ範囲では見つからなかった | 一部確認できず |
「外からManusへ」の道を整理する
- API:開発者向け。タスクを作り、結果やファイルを受け取り、Webhookで通知を受けられます。公式のAPI資料には、CodexなどのコーディングAI向けの「API skill」も紹介されています。
- Zapier:次の項で詳しく書きます。
- Slack、メール、LINEなど:人が使う窓口です。
Manus Flexについて、公式が書いていること
- 公式ブログ(2026年9月29日):Manusのエージェントの仕組み(計画、ツールの利用、実行環境)はそのまま使い、推論だけを自分の提供元に切り替える、と書かれています。
- 最初の対応する提供元は、OpenRouter、Fireworks、Modalです。
- 推論の費用は提供元が直接請求しますが、Manusの他の機能や基盤の使用はクレジットが減ります。
- どのプランで使えるか、ベータかどうか、は読んだ範囲では見つかりませんでした。
- 見立て:自分のAPIキーを渡す形は、キーの管理(誰が見られるか、使いすぎの上限)が増える一方で、請求をまとめたい人には便利かもしれません。判断は公式の資料と提供元の規約を確かめてからにしてください。
第三者を介するもの・第三者のもの
| 連携 | 公式の資料に書かれていること | 運営者 | 確かさ |
|---|---|---|---|
| Zapier | Manusのドキュメントに「Manus for Zapier」のページがある。8,000以上のアプリとつなぐ。Manus側の操作は、Create Task、Get Task、Update Task、Delete Task。Zapierのアカウントを作り、Zapierに自分のManusアカウントの利用を認可する。このページは、プログラミングが要るManus APIとの違いを説明している(APIキーには触れていない) | Zapierのサービス。Manusのドキュメントは、これを「公式」とは明記していなかった | 書かれている(運営区分は確認できず) |
| OpenRouter、Fireworks、Modal | Manus Flexの最初の対応する推論の提供元として、公式ブログに名前が出る | それぞれの会社。請求と規約は各社のもの | 書かれている |
| Google(Nano Banana Pro) | Design Viewが、Googleの画像生成モデルを使うと、ドキュメントに書かれている | 書かれている | |
| コミュニティのSkill(GitHub) | 公式は、コミュニティのSkillには、コードやコマンドが含まれうるので、使う前に確認する、と書いている。Manusに中身を説明させて危険を指摘させる方法も案内している | 提供元:公式のドキュメントの語では「オープンソースのコミュニティ」。個別の公開者が個人か団体かは、書かれていない(この列の「運営者」は、Skillではこの意味) | 書かれている |
| コミュニティ製のMCPサーバーやアプリ | 公式の資料では、読んだ範囲では見つからなかった。このガイドは第三者の解説を根拠にしないため、調べていない | 不明 | 確認できず |
- Obsidian、Notionなど他のツールとのつながり:Notionは公式のMCPコネクタの一覧に載っています。Obsidianとの公式の連携は、読んだ範囲では見つかりませんでした。
- Manusを他のAI(ClaudeやChatGPTなど)から呼ぶ公式のMCPサーバー:読んだ範囲では見つかりませんでした。APIはあるので、プログラムを書けば呼べる形ですが、手順は読めていません。
Skillsを足す4つの方法(公式)
公式のドキュメントでは、左のメニューの「Skills」で「+ Add」を押すと、次の4つが選べると書かれています。
- Build with Manus:うまくいったやり取りから、Manusに手順を保存させる。
- Upload a skill:.zip、.skill、フォルダをアップロードする。
- Add from official:Manusのチームが管理する公式の一覧から選ぶ。
-
Import from GitHub:リポジトリのリンクを指定して取り込む。
-
提供元(誰が用意したものか)は、ドキュメントの書き方では次のとおりです。1は自分のやり取りから作る、2は自分のパソコンにあるファイル(ヘルプは、同僚や友人から受け取ったファイルも例に挙げる)、3は「Manusのチームが管理する」一覧、4は「オープンソースのコミュニティ」が共有したもの(GitHub上の公開者)。ドキュメントは、この4つを表ではなく、太字の見出しごとの短い説明で書いています(2026-10-25に再確認)。取り込む前に中身を確かめるよう、公式が書いています。
- 形式は「SKILL.md」が中心で、スクリプトや参考資料も一緒に入れられます。読み込みは3段階(名前と説明、指示、必要に応じた資料)で、と説明されています。
気をつけること
- この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。運営者はManusを入れていますが、使い心地はこの記事には書いていません。公式のドキュメントとブログ、ヘルプを読んだ範囲です。
- 認可する範囲は、必要な最小限にしてください。公式は、コネクタの権限をいつでも見直して取り消せる、と書いています(取り消しの手順は読めていません)。
- データの流れの細部(暗号化、保持の期間)は、Slack、Telegram、Zapier、Manus Flexについて、公式のそのページには書かれていませんでした。プライバシーポリシー本文は取得できていません。
- メッセージアプリは、相手のサービスの規約や制限も受けます。Telegramの記事には、AIエージェントの活発な接続が、Telegramの自動のスパム対策に疑われることがある、と書かれています。
- 共同作業(Collab)を始めると、最初の共同作業者が入ったときに、サンドボックスのログイン情報(クッキー)が消える、と公式にあります。ログインが要る作業は、再認証が必要になることがあります。
- Zapierのページには、Zapierのフィルターを使うとクレジットを節約できる、とあります。連携で自動にした分、クレジットの減りも自動になる点に注意してください。
- 読めていない連携:Import from Figma、Third-Party Integrations(Stripe、Shopify、Google Maps)、Nano Banana Proの連携のページ、WhatsApp Businessの記事、APIのAuthenticationページとRate Limitsのページ(概要のみ確認。キーの作り方と具体的な上限値は読んでいない)。
出典
- Integrate Manus with Your Existing Tools(Manus Documentation、Manus、確認日 2026-10-23)
- MCP Connectors(Manus Documentation、Manus、確認日 2026-10-23)
- Custom MCP Servers(Manus Documentation、Manus、確認日 2026-10-23)
- Manus API(Manus Documentation、Manus、確認日 2026-10-23)
- Manus API Reference(open.manus.im、Manus、確認日 2026-10-23)
- Slack Integration(Manus Documentation、Manus、確認日 2026-10-23)
- Zapier(Manus Documentation、Manus、確認日 2026-10-23)
- Data Sources(Manus Documentation、Manus、確認日 2026-10-23)
- Browser Operator(Manus Documentation、Manus、確認日 2026-10-23)
- Mail Manus(Manus Documentation、Manus、確認日 2026-10-23)
- Manus Skills(Manus Documentation、Manus、確認日 2026-10-23)
- Manus Collab(Manus Documentation、Manus、確認日 2026-10-23)
- Design View(Manus Documentation、Manus、確認日 2026-10-23)
- GitHub Integration(Manus Documentation、Manus、確認日 2026-10-23)
- Introducing Manus Flex: Use your own API key in the Manus workspace(Manus、2026年9月29日、確認日 2026-10-23)
- How do I set up / connect and use Manus Agents in LINE?(Manus Help Center、Manus、確認日 2026-10-23)
- Is my data safe when using Manus Agents in Telegram?(Manus Help Center、Manus、確認日 2026-10-23)
- How to Share and Use Skills in Manus?(Manus Help Center、Manus、確認日 2026-10-25)
- Account(Manus Help Center、Manus、確認日 2026-10-23)