3行でいうと
- 外からManusを呼ぶ公式の入口は、Manus API(v2)、OAuthで使う「Open App」、Webhook、コーディングAI向けの「Manus API skill」、Zapier、Slack、メール(Mail Manus)、LINEやTelegramなどのメッセージアプリです。
- APIキーは、ManusのウェブのDevelopers設定で「Create API Key」を押して作ります。キーは一度しか表示されず、1つのアカウントに50個まで、各リクエストの見出し
x-manus-api-keyで送ります。キーは「アカウント全体への完全なアクセス」を持つ、と公式は書いています。 - 他人のアプリにManusを使わせるOAuthの「Open App」は、Teamアカウントが要ります。使う側の利用者は、「Authorized Apps」の設定画面で許可を取り消せます。
- Zapierは「Create Task」「Get Task」「Update Task」「Delete Task」の4つの動作があり、Zapier側にManusのアカウントの利用を許可します。
- 連携ごとに、外し方の記載の有無が違います。書かれていないものは、そう書きました。
この記事は、公式の資料を2026年10月25日に読んでまとめたものです。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。運営者はManusを入れていますが、使い心地はこの記事には書いていません。コマンドや例は、公式の記載の写しか、公式の記載に合わせてこの記事で組んだ例のどちらかを、そのつど書き分けます。この記事で組んだ例は、動作を確かめていません。画面の表記は変わるので、手元の画面と照らして読んでください。
先に結論
- 入口は、呼ぶ側の作り方で分かれる。 公式のZapierのページは、Zapierをノーコードの道、Manus APIをプログラミングが要る、より自由度の高い道と位置づけています。
- APIには、出す側の限度がある。 公式のRate Limitsのページでは、
task.createとtask.sendMessageが1分に10回です(確認日2026-10-25)。結果を待つ手段としては、繰り返し確認するより、Webhookを使うよう書かれています。 - 許可の範囲は、認証の種類で変わる。 APIキーは完全なアクセス。OAuthの標準クライアントは、
create_taskのようなスコープごとです。 - メッセージアプリやメールは、相手のサービスの規約や仕組みの影響も受ける。 Telegramのヘルプには、接続の直後にアカウントが一時的に凍結された利用者がいた、と書かれています。
前提:用語をそろえる
- API:ほかのプログラムからManusに頼みごとをする入口。
- APIキー:APIを呼ぶための合言葉の文字列。
- ベアラートークン:
Authorization: Bearer ...の形で送る、使う権限を示す文字列。OAuthで受け取るものがこれです。 - OAuth 2.0/PKCE:パスワードを渡さずに、ユーザーが「このアプリに許す」を押す認可の流れ。PKCEは、秘密を持てないアプリ(スマホアプリ、SPAなど)向けの追加の仕組みです。
- スコープ:許可の範囲を示す名前(例:
create_task)。 - Webhook:出来事が起きたとき、こちらのHTTPSのアドレスにManusが知らせる仕組み。
- コーディングAI:コードを書くAIのツール。公式のAPI skillのページは、Codexを名指しで挙げています。
- Cue:公式のブログがManus 2.0と一緒に紹介した、パーソナルエージェント向けの別のアプリ。
この記事の連携の一覧
| 連携 | 設定する場所(公式の表記) | 渡るデータ(公式の記載) | 外し方(公式の記載) |
|---|---|---|---|
| Manus API(APIキー) | ウェブのDevelopers設定で「Create API Key」 | リクエストに書いた内容。作られるタスクは、そのアカウントのタスク | 設定画面から、すぐに無効にする(漏れたとき)。手順の画面の表記は記載が見つからない |
| OAuthのOpen App | 「Settings > Developers > Open Apps」(作る側、Teamが必要) | 利用者が許可したスコープとコネクタの範囲 | 利用者は「Authorized Apps」の設定画面で取り消し。アプリ側は/oauth/revoke |
| Webhook | Developers設定、またはAPIのwebhook.create |
タスクの作成・停止・削除の通知(タイトル、URL、メッセージ、添付のURLなど) | webhook.deleteで削除(詳細ページは未確認) |
| Manus API skill | コマンドで入れる(npx skills add ...) |
Skill自体にキーは入らない | npx skills updateの記載はある。削除の手順は記載が見つからない |
| Zapier | Zapierで「Create Zap」、動作に「Create Task」 | Zapierのトリガーのデータを、Manusのプロンプトに入れられる | Manus側の外し方は記載が見つからない |
| Slack | 「Manus Settings → Integrations → Slack」の「Connect」 | @manusを付けたスレッドの内容だけ | 記載が見つからない |
| Mail Manus | 「Settings → Mail Manus」 | 送ったメールの本文と添付 | 送信元の削除の手順は、詳細の記載が見つからない |
| LINE、Telegram、Cue | 各アプリで公式のアカウントやボットを追加 | 自分が送ったメッセージ(Telegramは1対1のチャットの分だけ) | Cueでは、プラットフォームごとのオン/オフの切り替え。LINE、Telegramの切断は記載が見つからない |
1. Manus API(APIキー)
キーを作る(公式の認証のページの手順)
- ManusのウェブアプリでDevelopers設定のページを開きます(公式は「developers section of settings」と表記)。
- 「Create API Key」を押し、「production」「dev-testing」のように分かりやすい名前をつけます。1つのアカウントに最大50個です。
- キーをすぐにコピーします。キーは「一度しか表示されない」と書かれています。環境変数やシークレットの管理の仕組みに保管します。
注意(公式の記載):キーは公開しない。各キーは、そのアカウントへの完全なアクセスを持つ。ソースコードの中に置かず、安全な場所に保管する。漏れたときは、設定のページから、すぐに無効にする。別の削除の操作があるかは、そのページには書かれていません。
最初のリクエスト(公式の例の写し)
基準のURLはhttps://api.manus.ai、キーはx-manus-api-keyの見出しで送ります。次は、公式の認証のページにある例です(取得した要約では崩れなく読めましたが、全文は公式ページで確認してください)。
curl -X POST https://api.manus.ai/v2/task.create \
-H "Content-Type: application/json" \
-H "x-manus-api-key: $MANUS_API_KEY" \
-d '{
"message": {
"content": "hello"
}
}'
- 応答は、成功なら
"ok": trueとrequest_id、失敗なら"ok": falseとerror(codeとmessage)の形です。エラーのcodeとして、認証のページはunauthenticated、Rate Limitsのページはrate_limited、Open Appのページはpermission_deniedなどを挙げています。codeの全一覧は、読んだページでは公式で確認できていません。 - APIのバージョン:v2が最新で、v1は非推奨と書かれています。
- 問い合わせ先として、api-support@manus.ai が公式のページに書かれています。
task.createの主な項目(公式のリファレンスから、要点だけ)
必須はmessage.content(文字列か、テキスト・ファイル・音声の部品の配列。文章は1回あたり約5,000トークンまで)です。任意の項目として、message.connectors(コネクタのID。connector.listで得る)、message.task_references(過去のタスクのID、最大20個)、project_id、locale(公式の例はen、zh-CN)、interactive_mode(既定false)、share_visibility(private、team、public。既定private)、agent_profile(無料の個人アカウントはliteに下げられる、とある)、structured_output_schema、clear_connectorsがあります。応答にはtask_id、task_title、task_url(https://manus.im/app/{task_id}の形)などが入ります。
結果を受け取る:ポーリング(公式のTask Lifecycleのページ)
GET /v2/task.listMessagesに、task_id、order、limitなどを付けて呼びます。status_updateの出来事のagent_statusで、次のように読み分けます。
| agent_status | 意味 | することを書いている内容 |
|---|---|---|
running |
作業中 | 確認を続ける |
stopped |
主のエージェントが止まった | 結果を読む。ただし先にtask.detailで、has_running_background_jobsがtrueでないか確かめる。あとで再び動き、結果が変わることがある |
waiting |
利用者の確認や入力を待っている | status_detail.waiting_for_event_typeで分ける |
error |
失敗 | error_messageを読む |
- 質問に答えるときは
task.sendMessage、操作の確認にはtask.confirmAction(event_idに待っている出来事のIDを入れる)を使います。確認待ちの間に普通のメッセージを送ると、その操作はスキップされる、と書かれています。 - Manusが自分のブラウザの操作を求める
needConnectMyBrowserの出来事が来たら、browser.onlineListで使えるブラウザを調べ、task.confirmActionで選ぶかスキップします。
出す側の限度(Rate Limits、確認日2026-10-25)
利用者単位で、そのユーザーのすべてのキーで共有され、プランによる違いはない、と書かれています。task.createとtask.sendMessageは1分に10回、task.update・task.stop・task.delete・task.confirmAction・file.upload・webhook.createなどは1分に40回、task.detail・task.list・task.listMessages・connector.listなどは1分に100回、usage.*は1分に600回です。超えると、HTTP 429とrate_limitedが返り、遅延を指数的に増やして揺らぎを加えて待つよう書かれています。残りの回数や再試行までの秒数の見出しは、そのページには書かれていません。
Webhookで結果を受け取る
- 作る場所:Developers設定、またはAPIの
webhook.create(POST https://api.manus.ai/v2/webhook.create、本文にurl)。URLはHTTPSで、公開されていて、2xxを返すことが条件です。 - 有効にする前に、Manusがテストのリクエストを送ります。受け側は、POSTを受け、JSONを読み、HTTP 200を10秒以内に返します。有効なHTTPSの証明書が要ります。
- 出来事:
task_created(API経由で作成されたとき)、task_stopped(終わったか、利用者の入力が要るとき。stop_reasonはfinishかask)、task_deleted。 - 通知の中身:出来事のIDと種類、
task_detail(task_id、task_title、task_urlなど)。task_stoppedにはmessageと、任意でattachments、structured_outputが入ります。 - 署名の検証は、別の「Webhook Security」のページを見るよう書かれていて、この記事では読めていません。再試行の方針と、削除の画面の手順も読めていません。
結果を決まった形で受け取る:structured_output_schema
task.createかtask.sendMessageにJSONスキーマを付けると、タスクが終わったあとに、会話をもとにスキーマに合う値が取り出されます(success、value、errorの3つで返る)。ルートはobject、すべてのオブジェクトにadditionalProperties: false、すべての項目をrequiredに入れる、patternやoneOfなどは使えない、入れ子は5段まで、といった決まりがあります。使う前にsuccessを確かめる、と書かれています。詳細は公式のStructured Outputのページで確認してください。
Manusの側のコネクタをAPIから使う
- 先に、ManusのウェブアプリのIntegrationsのページで、そのコネクタを認可しておきます。Manusは認証情報を直接は受け取らず、同じ画面でいつでも取り消せる、と書かれています。
message.connectorsにコネクタのUUIDを入れます。IDの一覧はconnector.listで取り、公式のページには約75件のUUIDが載っています。- 選び方の規則:
task.createでconnectorsが空で省略されたとき、project_idがあればプロジェクトの既定、なければアカウントで既定で有効なものが使われます。clear_connectors: trueなら、何も使いません。task.sendMessageでは、省略しても選択は変わりません。インストールされていないコネクタを指定するとInvalidArgumentです。
エージェントにAPIから頼む
公式のAgentsのページでは、エージェントはCueで作られ、APIで作る手順は書かれていません。task.sendMessageのtask_idにagent-default-main_taskを入れると、既定のIMエージェントに話しかけられ、結果はtask.listMessagesで読みます。
この記事の案:自分のスクリプトからManusに調べ物を頼み、結果をSlackに送る
動作は確かめていません。部品は公式の記載にあるものです。
- Developers設定でAPIキーを作り、環境変数に入れる。
- 公式の例のとおり
task.createを呼ぶ(1分に10回の限度内で)。 - HTTPSで受けるサーバーを用意し、
webhook.createで登録する。 task_stoppedのstop_reasonがfinishなら、messageとattachmentsのURLをSlackに投稿する。askなら、利用者に質問を知らせ、task.sendMessageで答える。添付のURLは一時的なので、保存して使い続けない、と公式にあります。
2. OAuthのOpen App:他人の利用者がManusを使わせる
公式のOpen Appのページに書かれていることです。自分のアカウントでAPIを使う入口は、1.のAPIキーです。
前提
- Open Appを作る、または許可するには、Teamアカウントが要ります。個人のアカウントでは作れません。
- 種類は3つ。
team(同じチームの利用者だけ、設定したスコープの範囲)、trusted_team(スコープを回避し、APIキーと同じ広さ。チームのオーナーか管理者が作る。許可の画面で、完全なアクセスだと警告される)、trusted_public(パートナーだけ)。
作る手順(公式の記載)
- 「Settings > Developers > Open Apps」を開きます。
- アプリの名前、説明、リダイレクトURI、ホームページのURLを入れます。
- 保存して、
client_idとclient_secretを受け取ります。client_secretは一度しか表示されません。1つのアプリに有効な秘密は最大5つで、入れ替えのとき、新しいものを作り、アプリを更新し、確かめてから、古いものを取り消します。取り消しはすぐに効きます。
認可の流れ(公式の記載の要点)
利用者をhttps://manus.im/openapi/oauth?client_id={client_id}&redirect_uri={redirect_uri}&state={state}へ送ると、アプリ名、求めるスコープ、コネクタの一覧が出る同意の画面になります。許可すると、{redirect_uri}?code={code}&state={state}に戻り、コード(10分で失効、1回のみ)をPOST https://api.manus.ai/oauth/tokenで交換します。アクセストークンは24時間、リフレッシュトークンは30日で、更新のたびに古い組は無効になります。方式は、PKCE+秘密、秘密のみ、PKCEのみの3つで、秘密を持てないアプリはPKCEだけを使います。
スコープ(公式の表)
| スコープ | 用途 |
|---|---|
create_task |
タスクの作成と管理。そのアプリが作ったタスクだけ |
manage_all_tasks |
利用者のすべてのタスクの管理。広いので、必要なときだけ |
create_project |
プロジェクトの作成と一覧 |
use_connectors |
第三者のコネクタを使う。コネクタのIDの指定も必要 |
use_my_browsers |
自分のブラウザのコネクタを使う |
- 標準のクライアントは、
agent.*、webhook.create、webhook.list、webhook.delete、usage.*を呼べません。 - スコープやコネクタのIDを増やすと、既存のトークンはすべて無効になります。
- コネクタ:利用者が同意のときに、どのコネクタを許すかを選びます。更新は
https://manus.im/oauth-apps/connector-consent?client_id={client_id}へ送ります。
外し方
- 利用者の側:「Authorized Apps」の設定画面で、許可したアプリを見て取り消せます。取り消すと、そのアプリのすべての有効なトークンが無効になります。
- アプリの側:
POST https://api.manus.ai/oauth/revokeにトークンとクライアントの認証情報を送ります(RFC 7009に沿う)。
3. コーディングAI向けの「Manus API skill」
公式のページに書かれた内容です。コマンドは、取得した要約では崩れなく読めましたが、全文は公式ページで確認してください。
- 役割:Manus API v2を使うコードを書くとき、コーディングAIに、使い方の案内と連携のガイドを与えるスキルです。細かい仕様が要るときは、公式の最新の資料を読みにいき、それを正とする、と書かれています。
- 入れ方(対話):次のコマンドで、Skills CLIが、対応するコーディングAIを検出し、入れる場所を聞いてきます。
npx skills add https://open.manus.ai/docs
- 入れ方(Codexへ、確認なしで全体に入れる場合):
npx skills add https://open.manus.ai/docs --skill manus-api --agent codex --global --yes
- 更新:
npx skills update manus-api
- 対応するAI:ページが名指しするのはCodexだけです。「ほかの互換性のあるコーディングAI」とも書かれていますが、一覧はありません。
- Manusの中で使うときは、入れる必要がなく、タスクの中で
/manus-apiと打つと呼び出せる、とあります。 - 認証:スキル自体にはAPIキーやトークンは入りません。キーは、自分のアプリや環境で設定します。
- 外し方:削除の手順は、読んだページに書かれていません。
この記事の案:コーディングAIにManusを呼ぶコードを書かせる
- 上の「Codexへ」のコマンドでスキルを入れる。
- APIキーを環境変数
MANUS_API_KEYに入れる(キーをコードに書かせない)。 - コーディングAIに「Manus API v2の
task.createを呼び、結果をtask.listMessagesで読むスクリプトを書いて」と頼む(この記事の例)。 - 1分に10回の限度があるので、ループで繰り返さないよう、頼む文に書く。
4. Zapier
公式の「Manus for Zapier」のページの手順です。
- Zapierのアカウントを作ります(無料のプランがある)。
- 「Create Zap」を押します。
- トリガーに、アプリと出来事を選びます。
- 動作の検索で「Manus」を探し、「Create Task」を選びます。
- ZapierにManusのアカウントの利用を許可して、アカウントをつなぎます。
- 「Prompt」「Mode」、任意で「Connectors」を設定します。
- テストして、オンにします。
| 項目 | 公式の記載 |
|---|---|
| 動作(Actions) | Create Task(プロンプトからタスクを作る)、Get Task(詳細と結果を取って、他のアプリへ渡せる)、Update Task(題名、公開範囲、共有リンクを変える)、Delete Task |
| トリガー | Manus側のトリガーは載っていない。ほかのアプリの出来事(Gmailの新着、Googleフォームの回答、CRMの新しいリード、Shopifyの注文、Zoomの文字起こし、Schedule by Zapierなど)から始める |
| Prompt | 指示。トリガーのデータを{{company_name}}のような形で入れられる |
| Mode | Agent、Chat、Adaptive。違いの説明は書かれていない |
| 渡るデータ | Zapierのトリガーのデータのうち、Promptに入れたもの(公式は{{company_name}}の形の例を載せる)。Zapier側での扱いは、そのページに記載が見つからない |
| 許可の範囲、安全面 | アカウントの認可の以外は、そのページに記載が見つからない |
| クレジット | Zapierのフィルターで不要なタスクを止めると、クレジットを節約できる、とだけある |
| 外し方 | Manus側で、Zapierの許可を取り消す手順は記載が見つからない |
公式の例のZapには、メールの送信者の会社を調べる、フォームの要望を分類する、新しいリードを補う、チケットの返信案を作る、Zoomの文字起こしからやることを作る、毎週の競合調査、などがあります。結果をSlackやスプレッドシートに送る複数の段にもできる、とあります。
この記事の案:Gmailの新着をManusに調べさせ、Slackに返す
動作は確かめていません。部品はすべて公式のZapierのページにあるものです。
- トリガー:Gmailの新しいメール(条件で絞る)。
- 動作1:Manusの「Create Task」。Promptに、メールの件名と送信者の会社名を入れ、「会社の公式サイトから、事業内容を3行で」と書く。
- 動作2:「Get Task」でタスクの結果を取る。
- 動作3:Slackに投稿する。
- メールの本文を、ZapierからManusへ渡すかどうかは、Promptに何を入れるかで決まります。個人情報や機密を含むメールは、フィルターで除くほうが、渡るものを減らせます(この記事の案)。
5. Slack
Slackについて、公式のページが3つあり、書き方が違います。並べます。
| 出典 | 書かれていること |
|---|---|
| Integrationsの概要のページ | Slackは、通知、更新、結果をチームのチャンネルに送るもの、と書かれている |
| Slack Integrationのドキュメント | 「Manus Settings → Integrations → Slack」を開き、「Connect」を押し、ManusにSlackのワークスペースへのアクセスを許可し、設定を終える。スレッドで「@manus」を付けて頼む。スレッドの内容(メッセージ、共有されたファイル、決定、議論)を読む。タグを付けたスレッドだけを読み、ほかのSlackのメッセージは見ない。公開と非公開のチャンネルで動く。あとからスレッドに加わる人は、「Open Web App」を押して共同作業を求め、セッションの持ち主が承認する。メンバーは各自のManusアカウントが要る |
| ヘルプ「How do I set up / connect and use Manus Agents in Slack?」 | ボットをワークスペースに追加する手順は、書かれていない。最初のメッセージ(チャンネルで@Manus、またはダイレクトメッセージ)を送ると、ボットが安全なログインのリンクを返す。リンクを開いてManusにログインすると、Slackに戻り、確認のメッセージが届く。ログインを何度も求められたら/loginでやり直す。チャンネルでは、依頼ごとに、あなたのアカウントでタスクが作られる。ダイレクトメッセージは、アカウントの「Agents」の欄に入る |
| ヘルプ「Chatting with Manus Agent on Slack」 | 入力はテキスト、音声メモ(自動で文字起こし)、画像と動画、ファイル。スラッシュコマンドは/help、/new_task、/task_list、/subscribe、/agent_mode、/settings、/login、/new_schedule、/schedule_list。結果は、PDFは添付、スライドとMarkdownはPDFに変換、ウェブ開発のプロジェクトは安全なプレビューのリンクで届く |
- 渡るデータ:チャンネルの依頼と結果は、そのチャンネルのメンバーに見えます。ダイレクトメッセージは、自分とボットの間だけです(ヘルプの記載)。
- 権限:Slack側のスコープの一覧は、どのページにも書かれていません。
- 外し方:どのページにも、連携の解除の手順は記載が見つかりませんでした。
- 2つの仕組み(ドキュメントの「@manusをスレッドで呼ぶ」連携と、ヘルプの「Manus Agents」のボット)が同じものかは、読んだ範囲では書かれていません。手元の画面で、どちらの接続の案内が出るかを確かめてください。
6. Mail Manus(メールで頼む)
使い方は06に書きました。連携としてのまとめです。
| 項目 | 公式の記載 |
|---|---|
| 設定する場所 | 「Settings」→「Mail Manus」。ドキュメントは「Approved Senders」「Workflow Emails」(名前、アドレス、Default Prompt)を挙げ、ヘルプは「Approved senders」(上限10)、「Manus's Email」、「Custom Address」(7日に1回変更可)、「Custom Instructions」を挙げる |
| 渡るデータ | 転送や送信したメールの本文、添付(PDF、Word、Excel、画像、CSVなど)。メールの内容は、Manusのプライバシーポリシーのもとで扱われる |
| 権限 | 承認した送信元のメールだけが、タスクを始められる |
| クレジット | 通常のタスクと同じ |
| 外し方 | 送信元の削除の手順は、画面の表記つきでは記載が見つからない。Cueのエージェントのメールの削除は、「Settings」の「Email」にあるとだけヘルプに書かれている |
| 向かないもの | 機微な情報、リアルタイムのやり取り、すぐ結果が要る作業 |
ドキュメントには、Gmailなどの転送フィルターで、条件に合うメールを「Workflow Email」へ自動で送る方法もあります(フィルターの設定は各メールサービスの画面なので、この記事では書きません)。
7. LINE、Telegram、Cue
LINE(ヘルプ)
- LINEのアプリで、公式アカウントの一覧からManusのボットを探し、友だち追加します。
- ボットとのトークを開き、最初のメッセージを送ります。ボットが安全なログインのリンクを返します。
- リンクを開くと、LINEのアプリ内のブラウザで開きます。メールとパスワード、Google、Apple、電話のワンタイムパスワードのいずれかで、既存のManusのアカウントにログインします。
-
ログインが終わると、LINEに戻り、結び付けが完了します。
-
使い方:タスクの管理、質問、ファイルの受け取り。やり取りは、Manusのウェブの「Agents」の欄にも出ます。
- つまずき:安定した通信を確かめる。ログインの画面が出ないときは、アプリ内のブラウザを閉じ、リンクをもう一度押す。社内などの制限のあるネットワークでは、モバイル通信に切り替える。
- 権限、見えるデータの範囲、連携の解除は、その記事には書かれていません。
Telegram(ヘルプ)
- Manusが見られるのは、そのプライベートなチャットで自分が送ったダイレクトメッセージだけです。ほかのTelegramの会話、グループ、連絡先、接続前のメッセージは見えない、と書かれています。
- 処理は、隔離されたクラウドの仮想マシンで動く、とあります。
- 接続の直後にTelegramのアカウントが一時的に凍結された利用者がいた、と書かれています。原因はTelegramのスパム対策の仕組みで、Manusの漏えいではない、という説明です。ウェブ版やアプリでは使い続けられ、異議は recover@telegram.org か support@telegram.org へ、とあります。負担の小さい依頼から始める、とも書かれています。
- 切断の手順は、そのページには書かれていません。
Cue(ヘルプ)
1つのエージェントに、iMessage、Telegram、LINE、Slackを複数つなげられます。Cueでエージェントを開き、「Agent Info」→「Integration」の下の「Messenger」→「Connect」で認可し、ほかのプラットフォームも同じ手順で足します。「Agent Info > Integration > Messenger」に、プラットフォームごとのオン/オフの切り替えがあります。Cueの中身(支払いなど)の手順は読んでいません。
組み合わせの早見表
| 組み合わせ | 公式にあるか |
|---|---|
| ほかのプログラム → Manus | あり(API、Open App、Webhook) |
| コーディングAI(Codexなど)→ Manus API | あり(Codexは名指し。Manus API skill) |
| ほかのアプリ(Gmail、フォーム、CRMなど)→ Manus | あり(Zapier) |
| Slack、LINE、Telegram、iMessage → Manus | あり(iMessageはCueの一覧にのみ) |
| メール → Manus | あり(Mail Manus) |
| Manus → ほかのAI(自作のMCPサーバー経由) | 仕組みはあるが、他のAIサービスの名前は公式の資料に出てこない。07の「この記事の案」 |
| ClaudeやChatGPTなど → Manusを呼ぶ公式のMCPサーバー | 読んだ範囲では見つからなかった。第三者の解説は根拠にしないため、調べていない |
外し方のまとめ
| やめたいこと | 公式に書かれている外し方 | 書かれていないもの |
|---|---|---|
| APIキー | 漏れたとき、設定のページからすぐ無効にする | ボタンの表記、削除の個別の手順 |
| Open Appの許可 | 利用者は「Authorized Apps」で取り消す。アプリ側は/oauth/revoke。秘密は、新しいものを作ってから古いものを取り消す |
なし |
| Webhook | webhook.deleteがある(詳細は未確認) |
手順 |
| Manus API skill | 更新はnpx skills update manus-api |
削除 |
| Zapier | 記載が見つからない | 取り消しの手順 |
| Slack、LINE、Telegram | 記載が見つからない(Slackは/loginで再ログインだけ) |
切断の手順 |
| Cueのメッセージアプリ | 「Agent Info > Integration > Messenger」のオン/オフ | 完全な削除 |
| Mail Manus | 承認する送信元は設定で管理(詳細の手順は未確認) | 削除の手順 |
気をつけること
- この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。運営者はManusを入れていますが、使い心地はこの記事には書いていません。
- APIキーは、アカウント全体への完全なアクセスを持つ、と公式が書いています。コードやチャットに貼らず、漏れたときの無効化の画面の場所を、先に確かめておく順番が考えられます。
- 制限の数字(1分あたりの回数、トークンの上限、有効期限)は、2026年10月25日に公式のページで読んだものです。変わることがあるので、公式の最新を確かめてください。
- 結果を受け取るときの添付のURLは一時的で、永久の識別子として保存しないよう公式にあります。
- 読めなかった・読んでいないもの:Webhook Securityのページ(署名の検証)、各
*.create・*.deleteなどのAPIのリファレンスの個別ページ、file.uploadのページ、Open Appの画面そのもの、プライバシーポリシー本文、各ヘルプの画像。 - Slackのように、公式のページ同士で書き方が違う連携があります。どちらかに決めず、並べました。
出典
- Manus API(Manus Documentation、Manus、確認日 2026-10-25)
- Manus API v2 Introduction(open.manus.im、Manus、確認日 2026-10-25)
- Authentication(open.manus.im v2、Manus、確認日 2026-10-25)
- Task Lifecycle(open.manus.im v2、Manus、確認日 2026-10-25)
- Task References(open.manus.im v2、Manus、確認日 2026-10-25)
- Connectors(open.manus.im v2、Manus、確認日 2026-10-25)
- Rate Limits(open.manus.im v2、Manus、確認日 2026-10-25)
- Manus API skill(open.manus.im v2、Manus、確認日 2026-10-25)
- Agents overview(open.manus.im v2、Manus、確認日 2026-10-25)
- Attachments(open.manus.im v2、Manus、確認日 2026-10-25)
- Open App(open.manus.im v2、Manus、確認日 2026-10-25)
- Structured Output(open.manus.im v2、Manus、確認日 2026-10-25)
- task.create(open.manus.ai v2、Manus、確認日 2026-10-25)
- webhook.create(open.manus.ai v2、Manus、確認日 2026-10-25)
- Webhooks overview(open.manus.ai v2、Manus、確認日 2026-10-25)
- Zapier(Manus Documentation、Manus、確認日 2026-10-25)
- Slack Integration(Manus Documentation、Manus、確認日 2026-10-25)
- Integrate Manus with Your Existing Tools(Manus Documentation、Manus、確認日 2026-10-25)
- How do I set up / connect and use Manus Agents in Slack?(Manus Help Center、Manus、確認日 2026-10-25)
- Chatting with Manus Agent on Slack: Channels, DMs, and File Delivery(Manus Help Center、Manus、確認日 2026-10-25)
- Mail Manus(Manus Documentation、Manus、確認日 2026-10-25)
- How can I use Mail Manus?(Manus Help Center、Manus、確認日 2026-10-25)
- How do I set up / connect and use Manus Agents in LINE?(Manus Help Center、Manus、確認日 2026-10-25)
- Is my data safe when using Manus Agents in Telegram?(Manus Help Center、Manus、確認日 2026-10-25)
- Can I connect multiple messaging Agents at once in Cue?(Manus Help Center、Manus、確認日 2026-10-25)
- Introducing Manus 2.0(Manus、2026年9月28日、確認日 2026-10-25)