3行でいうと

  • 外からManusを呼ぶ公式の入口は、Manus API(v2)、OAuthで使う「Open App」、Webhook、コーディングAI向けの「Manus API skill」、Zapier、Slack、メール(Mail Manus)、LINEやTelegramなどのメッセージアプリです。
  • APIキーは、ManusのウェブのDevelopers設定で「Create API Key」を押して作ります。キーは一度しか表示されず、1つのアカウントに50個まで、各リクエストの見出しx-manus-api-keyで送ります。キーは「アカウント全体への完全なアクセス」を持つ、と公式は書いています。
  • 他人のアプリにManusを使わせるOAuthの「Open App」は、Teamアカウントが要ります。使う側の利用者は、「Authorized Apps」の設定画面で許可を取り消せます。
  • Zapierは「Create Task」「Get Task」「Update Task」「Delete Task」の4つの動作があり、Zapier側にManusのアカウントの利用を許可します。
  • 連携ごとに、外し方の記載の有無が違います。書かれていないものは、そう書きました。

この記事は、公式の資料を2026年10月25日に読んでまとめたものです。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。運営者はManusを入れていますが、使い心地はこの記事には書いていません。コマンドや例は、公式の記載の写しか、公式の記載に合わせてこの記事で組んだ例のどちらかを、そのつど書き分けます。この記事で組んだ例は、動作を確かめていません。画面の表記は変わるので、手元の画面と照らして読んでください。

先に結論

前提:用語をそろえる

この記事の連携の一覧

連携 設定する場所(公式の表記) 渡るデータ(公式の記載) 外し方(公式の記載)
Manus API(APIキー) ウェブのDevelopers設定で「Create API Key」 リクエストに書いた内容。作られるタスクは、そのアカウントのタスク 設定画面から、すぐに無効にする(漏れたとき)。手順の画面の表記は記載が見つからない
OAuthのOpen App 「Settings > Developers > Open Apps」(作る側、Teamが必要) 利用者が許可したスコープとコネクタの範囲 利用者は「Authorized Apps」の設定画面で取り消し。アプリ側は/oauth/revoke
Webhook Developers設定、またはAPIのwebhook.create タスクの作成・停止・削除の通知(タイトル、URL、メッセージ、添付のURLなど) webhook.deleteで削除(詳細ページは未確認)
Manus API skill コマンドで入れる(npx skills add ...) Skill自体にキーは入らない npx skills updateの記載はある。削除の手順は記載が見つからない
Zapier Zapierで「Create Zap」、動作に「Create Task」 Zapierのトリガーのデータを、Manusのプロンプトに入れられる Manus側の外し方は記載が見つからない
Slack 「Manus Settings → Integrations → Slack」の「Connect」 @manusを付けたスレッドの内容だけ 記載が見つからない
Mail Manus 「Settings → Mail Manus」 送ったメールの本文と添付 送信元の削除の手順は、詳細の記載が見つからない
LINE、Telegram、Cue 各アプリで公式のアカウントやボットを追加 自分が送ったメッセージ(Telegramは1対1のチャットの分だけ) Cueでは、プラットフォームごとのオン/オフの切り替え。LINE、Telegramの切断は記載が見つからない

1. Manus API(APIキー)

キーを作る(公式の認証のページの手順)

  1. ManusのウェブアプリでDevelopers設定のページを開きます(公式は「developers section of settings」と表記)。
  2. 「Create API Key」を押し、「production」「dev-testing」のように分かりやすい名前をつけます。1つのアカウントに最大50個です。
  3. キーをすぐにコピーします。キーは「一度しか表示されない」と書かれています。環境変数やシークレットの管理の仕組みに保管します。

注意(公式の記載):キーは公開しない。各キーは、そのアカウントへの完全なアクセスを持つ。ソースコードの中に置かず、安全な場所に保管する。漏れたときは、設定のページから、すぐに無効にする。別の削除の操作があるかは、そのページには書かれていません。

最初のリクエスト(公式の例の写し)

基準のURLはhttps://api.manus.ai、キーはx-manus-api-keyの見出しで送ります。次は、公式の認証のページにある例です(取得した要約では崩れなく読めましたが、全文は公式ページで確認してください)。

curl -X POST https://api.manus.ai/v2/task.create \
  -H "Content-Type: application/json" \
  -H "x-manus-api-key: $MANUS_API_KEY" \
  -d '{
    "message": {
      "content": "hello"
    }
  }'

task.createの主な項目(公式のリファレンスから、要点だけ)

必須はmessage.content(文字列か、テキスト・ファイル・音声の部品の配列。文章は1回あたり約5,000トークンまで)です。任意の項目として、message.connectors(コネクタのID。connector.listで得る)、message.task_references(過去のタスクのID、最大20個)、project_id、locale(公式の例はen、zh-CN)、interactive_mode(既定false)、share_visibility(private、team、public。既定private)、agent_profile(無料の個人アカウントはliteに下げられる、とある)、structured_output_schema、clear_connectorsがあります。応答にはtask_id、task_title、task_url(https://manus.im/app/{task_id}の形)などが入ります。

結果を受け取る:ポーリング(公式のTask Lifecycleのページ)

GET /v2/task.listMessagesに、task_id、order、limitなどを付けて呼びます。status_updateの出来事のagent_statusで、次のように読み分けます。

agent_status 意味 することを書いている内容
running 作業中 確認を続ける
stopped 主のエージェントが止まった 結果を読む。ただし先にtask.detailで、has_running_background_jobsがtrueでないか確かめる。あとで再び動き、結果が変わることがある
waiting 利用者の確認や入力を待っている status_detail.waiting_for_event_typeで分ける
error 失敗 error_messageを読む

出す側の限度(Rate Limits、確認日2026-10-25)

利用者単位で、そのユーザーのすべてのキーで共有され、プランによる違いはない、と書かれています。task.createとtask.sendMessageは1分に10回、task.update・task.stop・task.delete・task.confirmAction・file.upload・webhook.createなどは1分に40回、task.detail・task.list・task.listMessages・connector.listなどは1分に100回、usage.*は1分に600回です。超えると、HTTP 429とrate_limitedが返り、遅延を指数的に増やして揺らぎを加えて待つよう書かれています。残りの回数や再試行までの秒数の見出しは、そのページには書かれていません。

Webhookで結果を受け取る

結果を決まった形で受け取る:structured_output_schema

task.createかtask.sendMessageにJSONスキーマを付けると、タスクが終わったあとに、会話をもとにスキーマに合う値が取り出されます(success、value、errorの3つで返る)。ルートはobject、すべてのオブジェクトにadditionalProperties: false、すべての項目をrequiredに入れる、patternやoneOfなどは使えない、入れ子は5段まで、といった決まりがあります。使う前にsuccessを確かめる、と書かれています。詳細は公式のStructured Outputのページで確認してください。

Manusの側のコネクタをAPIから使う

エージェントにAPIから頼む

公式のAgentsのページでは、エージェントはCueで作られ、APIで作る手順は書かれていません。task.sendMessageのtask_idにagent-default-main_taskを入れると、既定のIMエージェントに話しかけられ、結果はtask.listMessagesで読みます。

この記事の案:自分のスクリプトからManusに調べ物を頼み、結果をSlackに送る

動作は確かめていません。部品は公式の記載にあるものです。

  1. Developers設定でAPIキーを作り、環境変数に入れる。
  2. 公式の例のとおりtask.createを呼ぶ(1分に10回の限度内で)。
  3. HTTPSで受けるサーバーを用意し、webhook.createで登録する。
  4. task_stoppedのstop_reasonがfinishなら、messageとattachmentsのURLをSlackに投稿する。askなら、利用者に質問を知らせ、task.sendMessageで答える。添付のURLは一時的なので、保存して使い続けない、と公式にあります。

2. OAuthのOpen App:他人の利用者がManusを使わせる

公式のOpen Appのページに書かれていることです。自分のアカウントでAPIを使う入口は、1.のAPIキーです。

前提

作る手順(公式の記載)

  1. 「Settings > Developers > Open Apps」を開きます。
  2. アプリの名前、説明、リダイレクトURI、ホームページのURLを入れます。
  3. 保存して、client_idとclient_secretを受け取ります。client_secretは一度しか表示されません。1つのアプリに有効な秘密は最大5つで、入れ替えのとき、新しいものを作り、アプリを更新し、確かめてから、古いものを取り消します。取り消しはすぐに効きます。

認可の流れ(公式の記載の要点)

利用者をhttps://manus.im/openapi/oauth?client_id={client_id}&redirect_uri={redirect_uri}&state={state}へ送ると、アプリ名、求めるスコープ、コネクタの一覧が出る同意の画面になります。許可すると、{redirect_uri}?code={code}&state={state}に戻り、コード(10分で失効、1回のみ)をPOST https://api.manus.ai/oauth/tokenで交換します。アクセストークンは24時間、リフレッシュトークンは30日で、更新のたびに古い組は無効になります。方式は、PKCE+秘密、秘密のみ、PKCEのみの3つで、秘密を持てないアプリはPKCEだけを使います。

スコープ(公式の表)

スコープ 用途
create_task タスクの作成と管理。そのアプリが作ったタスクだけ
manage_all_tasks 利用者のすべてのタスクの管理。広いので、必要なときだけ
create_project プロジェクトの作成と一覧
use_connectors 第三者のコネクタを使う。コネクタのIDの指定も必要
use_my_browsers 自分のブラウザのコネクタを使う

外し方

3. コーディングAI向けの「Manus API skill」

公式のページに書かれた内容です。コマンドは、取得した要約では崩れなく読めましたが、全文は公式ページで確認してください。

npx skills add https://open.manus.ai/docs
npx skills add https://open.manus.ai/docs --skill manus-api --agent codex --global --yes
npx skills update manus-api

この記事の案:コーディングAIにManusを呼ぶコードを書かせる

  1. 上の「Codexへ」のコマンドでスキルを入れる。
  2. APIキーを環境変数MANUS_API_KEYに入れる(キーをコードに書かせない)。
  3. コーディングAIに「Manus API v2のtask.createを呼び、結果をtask.listMessagesで読むスクリプトを書いて」と頼む(この記事の例)。
  4. 1分に10回の限度があるので、ループで繰り返さないよう、頼む文に書く。

4. Zapier

公式の「Manus for Zapier」のページの手順です。

  1. Zapierのアカウントを作ります(無料のプランがある)。
  2. 「Create Zap」を押します。
  3. トリガーに、アプリと出来事を選びます。
  4. 動作の検索で「Manus」を探し、「Create Task」を選びます。
  5. ZapierにManusのアカウントの利用を許可して、アカウントをつなぎます。
  6. 「Prompt」「Mode」、任意で「Connectors」を設定します。
  7. テストして、オンにします。
項目 公式の記載
動作(Actions) Create Task(プロンプトからタスクを作る)、Get Task(詳細と結果を取って、他のアプリへ渡せる)、Update Task(題名、公開範囲、共有リンクを変える)、Delete Task
トリガー Manus側のトリガーは載っていない。ほかのアプリの出来事(Gmailの新着、Googleフォームの回答、CRMの新しいリード、Shopifyの注文、Zoomの文字起こし、Schedule by Zapierなど)から始める
Prompt 指示。トリガーのデータを{{company_name}}のような形で入れられる
Mode Agent、Chat、Adaptive。違いの説明は書かれていない
渡るデータ Zapierのトリガーのデータのうち、Promptに入れたもの(公式は{{company_name}}の形の例を載せる)。Zapier側での扱いは、そのページに記載が見つからない
許可の範囲、安全面 アカウントの認可の以外は、そのページに記載が見つからない
クレジット Zapierのフィルターで不要なタスクを止めると、クレジットを節約できる、とだけある
外し方 Manus側で、Zapierの許可を取り消す手順は記載が見つからない

公式の例のZapには、メールの送信者の会社を調べる、フォームの要望を分類する、新しいリードを補う、チケットの返信案を作る、Zoomの文字起こしからやることを作る、毎週の競合調査、などがあります。結果をSlackやスプレッドシートに送る複数の段にもできる、とあります。

この記事の案:Gmailの新着をManusに調べさせ、Slackに返す

動作は確かめていません。部品はすべて公式のZapierのページにあるものです。

  1. トリガー:Gmailの新しいメール(条件で絞る)。
  2. 動作1:Manusの「Create Task」。Promptに、メールの件名と送信者の会社名を入れ、「会社の公式サイトから、事業内容を3行で」と書く。
  3. 動作2:「Get Task」でタスクの結果を取る。
  4. 動作3:Slackに投稿する。
  5. メールの本文を、ZapierからManusへ渡すかどうかは、Promptに何を入れるかで決まります。個人情報や機密を含むメールは、フィルターで除くほうが、渡るものを減らせます(この記事の案)。

5. Slack

Slackについて、公式のページが3つあり、書き方が違います。並べます。

出典 書かれていること
Integrationsの概要のページ Slackは、通知、更新、結果をチームのチャンネルに送るもの、と書かれている
Slack Integrationのドキュメント 「Manus Settings → Integrations → Slack」を開き、「Connect」を押し、ManusにSlackのワークスペースへのアクセスを許可し、設定を終える。スレッドで「@manus」を付けて頼む。スレッドの内容(メッセージ、共有されたファイル、決定、議論)を読む。タグを付けたスレッドだけを読み、ほかのSlackのメッセージは見ない。公開と非公開のチャンネルで動く。あとからスレッドに加わる人は、「Open Web App」を押して共同作業を求め、セッションの持ち主が承認する。メンバーは各自のManusアカウントが要る
ヘルプ「How do I set up / connect and use Manus Agents in Slack?」 ボットをワークスペースに追加する手順は、書かれていない。最初のメッセージ(チャンネルで@Manus、またはダイレクトメッセージ)を送ると、ボットが安全なログインのリンクを返す。リンクを開いてManusにログインすると、Slackに戻り、確認のメッセージが届く。ログインを何度も求められたら/loginでやり直す。チャンネルでは、依頼ごとに、あなたのアカウントでタスクが作られる。ダイレクトメッセージは、アカウントの「Agents」の欄に入る
ヘルプ「Chatting with Manus Agent on Slack」 入力はテキスト、音声メモ(自動で文字起こし)、画像と動画、ファイル。スラッシュコマンドは/help、/new_task、/task_list、/subscribe、/agent_mode、/settings、/login、/new_schedule、/schedule_list。結果は、PDFは添付、スライドとMarkdownはPDFに変換、ウェブ開発のプロジェクトは安全なプレビューのリンクで届く

6. Mail Manus(メールで頼む)

使い方は06に書きました。連携としてのまとめです。

項目 公式の記載
設定する場所 「Settings」→「Mail Manus」。ドキュメントは「Approved Senders」「Workflow Emails」(名前、アドレス、Default Prompt)を挙げ、ヘルプは「Approved senders」(上限10)、「Manus's Email」、「Custom Address」(7日に1回変更可)、「Custom Instructions」を挙げる
渡るデータ 転送や送信したメールの本文、添付(PDF、Word、Excel、画像、CSVなど)。メールの内容は、Manusのプライバシーポリシーのもとで扱われる
権限 承認した送信元のメールだけが、タスクを始められる
クレジット 通常のタスクと同じ
外し方 送信元の削除の手順は、画面の表記つきでは記載が見つからない。Cueのエージェントのメールの削除は、「Settings」の「Email」にあるとだけヘルプに書かれている
向かないもの 機微な情報、リアルタイムのやり取り、すぐ結果が要る作業

ドキュメントには、Gmailなどの転送フィルターで、条件に合うメールを「Workflow Email」へ自動で送る方法もあります(フィルターの設定は各メールサービスの画面なので、この記事では書きません)。

7. LINE、Telegram、Cue

LINE(ヘルプ)

  1. LINEのアプリで、公式アカウントの一覧からManusのボットを探し、友だち追加します。
  2. ボットとのトークを開き、最初のメッセージを送ります。ボットが安全なログインのリンクを返します。
  3. リンクを開くと、LINEのアプリ内のブラウザで開きます。メールとパスワード、Google、Apple、電話のワンタイムパスワードのいずれかで、既存のManusのアカウントにログインします。
  4. ログインが終わると、LINEに戻り、結び付けが完了します。

  5. 使い方:タスクの管理、質問、ファイルの受け取り。やり取りは、Manusのウェブの「Agents」の欄にも出ます。

  6. つまずき:安定した通信を確かめる。ログインの画面が出ないときは、アプリ内のブラウザを閉じ、リンクをもう一度押す。社内などの制限のあるネットワークでは、モバイル通信に切り替える。
  7. 権限、見えるデータの範囲、連携の解除は、その記事には書かれていません。

Telegram(ヘルプ)

Cue(ヘルプ)

1つのエージェントに、iMessage、Telegram、LINE、Slackを複数つなげられます。Cueでエージェントを開き、「Agent Info」→「Integration」の下の「Messenger」→「Connect」で認可し、ほかのプラットフォームも同じ手順で足します。「Agent Info > Integration > Messenger」に、プラットフォームごとのオン/オフの切り替えがあります。Cueの中身(支払いなど)の手順は読んでいません。

組み合わせの早見表

組み合わせ 公式にあるか
ほかのプログラム → Manus あり(API、Open App、Webhook)
コーディングAI(Codexなど)→ Manus API あり(Codexは名指し。Manus API skill)
ほかのアプリ(Gmail、フォーム、CRMなど)→ Manus あり(Zapier)
Slack、LINE、Telegram、iMessage → Manus あり(iMessageはCueの一覧にのみ)
メール → Manus あり(Mail Manus)
Manus → ほかのAI(自作のMCPサーバー経由) 仕組みはあるが、他のAIサービスの名前は公式の資料に出てこない。07の「この記事の案」
ClaudeやChatGPTなど → Manusを呼ぶ公式のMCPサーバー 読んだ範囲では見つからなかった。第三者の解説は根拠にしないため、調べていない

外し方のまとめ

やめたいこと 公式に書かれている外し方 書かれていないもの
APIキー 漏れたとき、設定のページからすぐ無効にする ボタンの表記、削除の個別の手順
Open Appの許可 利用者は「Authorized Apps」で取り消す。アプリ側は/oauth/revoke。秘密は、新しいものを作ってから古いものを取り消す なし
Webhook webhook.deleteがある(詳細は未確認) 手順
Manus API skill 更新はnpx skills update manus-api 削除
Zapier 記載が見つからない 取り消しの手順
Slack、LINE、Telegram 記載が見つからない(Slackは/loginで再ログインだけ) 切断の手順
Cueのメッセージアプリ 「Agent Info > Integration > Messenger」のオン/オフ 完全な削除
Mail Manus 承認する送信元は設定で管理(詳細の手順は未確認) 削除の手順

気をつけること

出典