3行でいうと

  • NovelAIに、OSごとのインストーラーやコマンドで入れる手順は、公式ドキュメントの範囲では見つかりませんでした。公式FAQは「更新されたブラウザがある端末なら動く」と書いています。
  • アカウントは、公式ドキュメントのSubscriptionページが案内する登録ページ(novelai.net/register)で作ります。無料トライアル(Paper)には、メール確認ずみのアカウントが必要と書かれています。
  • 最初に決めておく設定は、言語(Goose Menuの「change language」)と、保存する画像の形式(FAQでは Account Settings の Image Generation にある「Image Format for Generated Images」)です。画像はサーバーに残らないので、保存の習慣が大事です。
  • パスワードやメールを失うと、サーバーに保存した物語に二度と入れなくなる、と公式FAQが書いています。パスワード再設定の画面には、サーバー保存の物語が消える警告が出る、とも書かれています。
  • 公式で確認できなかったもの(登録フォームの項目、確認メールの文面、サインイン画面の細かい表記、Googleサインインの手順)は、「公式で確認できていない」と書いています。

この記事は、公式の資料を2026年10月25日に読んでまとめたものです。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。

先に結論

前提:用語をそろえる

手順1:使える端末とブラウザを確かめる

公式FAQが書いている条件は、次の2点だけです。

条件 公式の書き方(要約)
端末 更新されたブラウザのある、パソコンまたはモバイル端末
回線 安定したインターネット接続

手順2:アカウントを作る

公式のSubscriptionページが書いている登録の入口は、次の1点です。

  1. ブラウザで novelai.net/register を開く。(Subscriptionページが「購読の前に、登録ページでアカウントを作る」と案内している。)

ここから先、登録フォームの項目(メールアドレス、パスワード、同意のチェックなど)や、押すボタンの表記は、読んだ範囲では書かれていません。公式の「novelai.net/trial」も開いて読もうとしましたが、取得できたのはページの題名「Start Trial - NovelAI」とメタ情報だけで、画面の中身は読めませんでした。

公式で確認できている周辺の事実は、次のとおりです。

こと 公式の書き方 書かれている場所
無料トライアルの条件 Paper(無料トライアル)は、メール確認ずみのアカウントが対象 Subscriptionページ
トライアルの中身 画像30枚(1024×1024まで)、文章50回、読み上げ100回 Subscriptionページ
トライアルの回数 1回だけ与えられる。大きなリリースのときに数がリセットされることがある FAQ
1人1つの購読 複数のアカウントで、それぞれ購読を持つことはできない FAQ
Googleでのサインイン プライバシーポリシーに記載があると01で整理した(この記事では手順を読めていない) 01を参照

数字(30枚、50回、100回など)は、2026年10月25日にSubscriptionページとFAQで確認したものです。変わることがあります。

手順3:メールを確認する

手順4:サインインして、入口の画面を見る

  1. novelai.net を開く。公式トップページに「Login」があることは、01で整理しました。
  2. サインインすると、ダッシュボード(Dashboard)が出る。公式チュートリアルは、ダッシュボードの Image Generator のバナーから画像生成に入ると書いています。
  3. もう1つの入口:画面左のライブラリサイドバーのガチョウのアイコンからUser Menuを開く。画像生成の概要ページが書いています。

サインイン画面の項目名や、サインイン後にダッシュボードが必ず出るかどうかは、読んだ範囲では書かれていません。

パスワードについて(公式FAQの警告)

手順5:言語を日本語にする(または英語に戻す)

公式ドキュメントの「Changing Languages」ページが書いている手順は、これだけです。

  1. Goose Menu を開く。
  2. メニューの下のほうにある「change language」ボタンを押す。(「version code」の隣、と書かれている。)

  3. 切り替えで出る選択肢の表記は、ページに載っているGIFにだけあり、文章では読めませんでした。

  4. 01で整理したとおり、アプリの表示は英語と日本語に対応していると公式ドキュメントが書いています。ただし、モデルによって日本語のプロンプトが使えるかが違います(V5は複数言語、V4.5とV4はほとんどの日本語の文字が使えない、と01に整理)。表示を日本語にしても、プロンプトに日本語が使えるとは限りません。

手順6:画像生成の画面を開く(画面の部品の名前をそろえる)

  1. ダッシュボードの Image Generator バナーを押す。(または、ガチョウのアイコンのUser Menuから。)
  2. 公式チュートリアルが書いている画面の部品は、次のとおりです。
部品(公式の表記) 役割
Prompt box タグ(またはプロンプト)を入れる欄
Generate 画像づくりを始めるボタン
Context Limit bar プロンプトの残り容量。入力が増えるほど埋まる
Image Settings 縦横比(解像度)と、一度につくる枚数
Undesired Content 「入れたくないもの」を書く欄
History panel 右側。つくった画像が並ぶ
Download / Download ZIP 画像を保存する
Reset 設定を初期状態に戻す
seed button 画像の下にある。その画像のseedを使い回す
  1. モデルの選び方:公式の「Models」ページは、選んでいるモデルの説明がプロンプト欄の上に出て、それを押すと別のモデルを選べる、と書いています。メニューの名前や、初期値のモデルは、そのページに書かれていません。「公式で確認できていない」です。
  2. 「Hide Quickstart Gallery」:公式の「Extra UI Functionalities」ページによると、ハンバーガーメニュー(左サイドバーの上)→ User Settings → Image Generation タブで、Hide Quickstart Gallery を有効にできます。画面を広く使いたいとき用の設定で、必須ではありません。
  3. 画像生成の左サイドバーの境目をドラッグすると、幅を変えられる、と同じページに書かれています。

手順7:保存の形式と習慣を決める(画像はサーバーに残らない)

最初に知っておくべき公式の記述は、これです。

保存の形式と方法は、次のとおりです。

目的 方法(公式の表記) 書かれている場所
設定つきで1枚残す 画像の下の 保存アイコン(save icon) を使う。右クリック保存やクリップボードへの書き出しには、プロンプト・seed・設定が入らない FAQ
1枚を保存 画像の下の Download チュートリアル
セッションの全部 Historyの下のボタン Download ZIP FAQ、チュートリアル、History
設定を思い出す 保存した画像を、サイトにドラッグ&ドロップする。または novelai.net/inspect の検査ツール FAQ、チュートリアル
形式を変える 「Account Settings>Image Generation」の「Image Format for Generated Images」を選ぶ(例:.png)。FAQは、画像のダウンロード形式を選べるようにした、と書き、現在は .webp で保存される書き方をしている(「既定」と明記しているかは、公式で確認できていない) FAQ

注意点:

手順8:アカウント設定を一通り見る

公式のAccountページ(User Settings内)に載っている項目を、順に並べます。経路は、FAQが「User Settings>Account」と書いています。実際のメニューの階層は、手元の画面と照らしてください。

項目(公式の表記) 公式の説明(要約)
Manage ボタン。メニューから Gift Keys の有効化と、購読の変更に進める
Pen Name シナリオとして書き出した物語に付く名前
Email 変更には、現在のメールとパスワードが必要
Password 変更には、現在のメールとパスワードの確認が必要
Delete Account 確認メールが送られ、使うメールアドレスを入れるよう求められる
Show Account ID アカウント固有のIDを表示する
Get Persistent API Token NovelAI APIのトークンを作る。新しく作ると古いものは使えなくなる。ポップアップを閉じると、二度と見られない
Default Storage Location 新しい物語の保存先の既定を決めるスイッチ。公式は「Keep this set to Server.」と書いている
Ignore Remote Story Conflicts 保存先の版と手元の版が食い違うときに出るポップアップを止める
Download All Stories すべての物語を .zip で落とす
Gift Keys 以前に買ったギフトキーの一覧。今は購入できない、と書かれている

手順9:スマホで使う/ホーム画面に置く(PWA)

公式FAQが書いているのは、次の内容です。

押す場所(メニューの階層、アイコンの形)は、ブラウザ側の画面なので、手元のブラウザの表示に従ってください。

手順10:動いていることを確かめる(最初の1枚)

ここで画像を何枚か使います。トライアルの画像は30枚で補充されないので(FAQ)、無駄にしないために、枚数は1枚にします。

  1. Image Generationの画面を開く。
  2. Prompt box に、次の文字列を入れる。これは公式チュートリアルの例です(原文で確認してください)。
no humans, flower field, sunset
  1. Image Settings で、枚数(Number of Images)を1にする。(枚数が増えるとAnlasが増える、と概要ページが書いています。上限は、解像度がSmallなら6枚、NormalとLargeなら4枚、と書かれています。)
  2. Generate を押す。
  3. 期待される結果:公式チュートリアルは「人のいない風景が最初の結果になる。no humans のタグが、人物を入れないために効いている」と書いています。
  4. できた画像の下の Download または保存アイコンで保存し、保存した画像をサイトにドラッグ&ドロップして、設定が戻るのを見る。

確かめの結果は、画像が出るか、保存できるか、設定が戻るか、の3点です。画像のでき栄えは、判断の対象にしません。

つまずきの確認表(公式FAQの「トラブルシューティング」)

症状 公式FAQの書き方(要約)
動きがおかしい、技術的な問題 まずブラウザを更新する
書く欄が重い、機能が足りない 古いアカウントは Editor V1 のままのことがある。FAQのリンクから Editor V2 を有効にする(物語の画面の話)
プロンプトや設定をなくした 保存アイコンで保存したファイルから復元できる
毎回、同じ画像が出る プロンプト欄の横の Image2Image のサムネイルを外し、Seed の数字を消す
Image2Imageでサンプラーが選べない SMEA と DYN は、Image2Image では使えない
物語が見つからない ローカル保存の物語は、ブラウザの保存領域を消すと失われる。ほかの端末を確かめる。サーバーの物語が消える通常の原因はパスワードの再設定で、再発を防ぐため物語を定期的にダウンロードするよう案内している(ダウンロードした物語の戻し方は、FAQに書かれていない)
Opusの上限がゼロになった 購読または有料のAnlasで生成する。ハンバーガーメニューに「Opus Usage Limit」ボタンがあり、そこに現在の使用量のバーが出る。バーを常に表示する選択肢もある
画像がwebpで開いてしまう(Firefox) 手順7の設定の変更

たとえ話:最初の設定は、新しい部屋の「鍵・窓・ゴミ箱」を決める作業

これは公式の説明ではなく、僕らのたとえです。パスワード(鍵)、言語(窓の向き)、画像の保存の習慣(ゴミ箱に入る前に取り出す)を、最初に決めておく、という意味です。画像は、サーバーに残らない棚に置かれるので、使うたびに持ち帰る必要があります。

気をつけること

出典