3行でいうと

  • 公式が用意する連携には、「コネクタ」(外部のツールに接続する部品)、「プラグイン」(コネクタとスキルのセット)、「MCP」(ツールをつなぐ共通の決まり。ローカルとリモートがある)、SlackとMicrosoft Teams、そして開発者向けの「API」があります。
  • コネクタは、公式のヘルプの一覧に、個別のコネクタの説明(Google Drive、Dropbox、Notion、Gmail、Slack、GitHub、Microsoft 365 など)やMCP、トラブル対応を含む25本の記事が並んでいます。ただし、使えるプラン(Pro、Enterprise)や機能は、コネクタごとに違います。
  • MCPのうち、自分のパソコン上のサーバーにつなぐ「ローカルMCP」は、Macアプリだけ、と公式に書かれています。そこで動かすMCPサーバーは第三者のもので、Perplexityが保証するものではない、と公式が注意しています。
  • APIは、Agent API、Search API、Embeddings API、Decisions API、Orchestrator APIの5種類があります。既定では、APIのデータは学習に使われない、と公式の資料にあります。ゼロデータ保持は既定ではありません。
  • 以前の「Sonar」のChat Completions(/v1/sonar)は、公式のdocsに「Sonar Chat Completions support ended on September 27, 2026」と書かれています(2026-10-25に確認)。公式の移行ページは、新しいプロジェクトにはAgent APIが recommended と書いています(呼び出し口は/v1/agent)。

この記事は、公式の資料を2026年10月23日に読んでまとめ、API関連の節(docs.perplexity.ai)は2026年10月25日に読み直したものです。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。運営者はPerplexityを入れていますが、使い心地はこの記事には書いていません。メニュー名、IDなどの名前は公式の表記を写しています。公式のページは要約の形で取得したため、書かれていないことは「読んだ範囲では見つからなかった」と書きました。

先に結論

前提:用語をそろえる

たとえ話:コンセントと延長コード

Perplexity本体は、パソコンのような存在です。コネクタは、決まった形のコンセント(GoogleドライブやSlack用)です。プラグインは、コンセントと説明書(スキル)がセットになった「家電セット」です。MCPは、規格にさえ合っていれば誰でも作れる延長コードです。便利ですが、出所の分からない延長コードを挿すと危険がある、という点が、MCPの注意と似ています。これは僕らのたとえで、公式の表現ではありません。

公式が運営する連携

1. コネクタ(Connectors & Integrations)

公式のヘルプの「Connectors & Integrations」コレクションには、25本の記事が並んでいます。題名から読み取れるものを挙げます(題名の確認だけで、記事の中身を全部読んだものではありません)。

区分 題名にあるもの 確かさ
ファイル保管 Google Drive、Dropbox、Box、Microsoft 365(SharePointとOneDrive) 題名を確認。Google DriveとDropboxは中身も読んだ
メモ・文書 Notion、Confluence 題名を確認
メール・予定・会話 Gmail と Google Calendar、Outlook.com、Slack、Microsoft Teams 題名を確認
仕事の管理 Asana、Jira、Linear、HubSpot 題名を確認
開発・データ GitHub、Snowflake、Databricks 題名を確認。GitHubはAPI側の説明も読んだ
健康 Apple Health(トラブル対応の記事のみ) 題名を確認
仕組み Local and Remote MCPs、Submit a Connector Proposal、Role-based access control for connectors 題名を確認。MCPは中身も読んだ

2. プラグインとスキル

3. MCP(公式の記事「Local and Remote MCPs for Perplexity」)

4. SlackとMicrosoft Teams

5. プレミアムデータソース

6. API(開発者向け、公式のdocs.perplexity.ai)

公式のAPIの概要には、5種類が並んでいます。

API 公式の説明(要約)
Agent API 出典つきの答えを1回の呼び出しで返す。OpenAI、Anthropic、Google、xAIなどのモデルも使える。モデルを直接指定する場合、Web検索は既定でオフで、toolsにweb_searchなどを足すとオンになる。effortを使う場合については、クイックスタートの例(low)で、レスポンスのtoolsにweb_searchとfetch_urlが出ています。effortが何を有効にするかの詳細は別のページにあり、今回は読んでいません
Search API 並べ替え済みのウェブ検索の結果を、そのまま返す。答えの文章は作らない
Embeddings API 意味検索や、RAG(検索で見つけた資料をAIの答えの材料にする方法)向けに、文章を数値の並び(ベクトル)に変える
Decisions API 文章や画像について、はい/いいえなどの選択式の答えを、確率つきで返す
Orchestrator API Perplexityがホストする、オープンウェイトのモデルを、OpenAI互換の1つの口で使う。ベースURLはhttps://api.perplexity.ai/orchestrator/v1で、/chat/completions、/responses、/messages、/modelsがある。クイックスタートには「private preview」とあり、利用の申請先としてapi@perplexity.aiが書かれている(2026-10-25に確認。変更履歴の2026年7月の記事には、制限つきの提供期間の記載はなかった)

7. 裏で動くAIモデル(Perplexityと、OpenAIやAnthropicなどの関係)

第三者・コミュニティ製の連携

種類 公式の資料での扱い
ローカルMCPサーバー(Apple Notes、Apple純正アプリの操作、ファイルシステム、iTermなど) 公式の記事が、これらは第三者のプロジェクトで、Perplexityが推奨するものではない、と書いている。PerplexityもAppleも、ローカルMCPサーバーを公式には認めていない、とある。入れる前に、セキュリティ、レビュー、開発者の評判を調べるよう案内されている
独自に追加するリモートMCPサーバー 「Add custom」で追加できる。サーバーの安全性は、使う側の判断。公式のAPI docsは、MCPの接続では、サーバーのURLと認証をリクエストごとに渡す、と説明している
公式のフォーラム(community.perplexity.ai)の投稿 検索結果の題名で、コネクタのAPI対応の告知やゼロデータ保持の話題があることだけ確認した。投稿の中身は事実の根拠にしていない
ObsidianなどのPerplexity連携のプラグイン 読んだ公式の資料には見つからなかった。コミュニティ製のものが存在するかは、確認していない

データはどこへ流れるか

気をつけること

出典