3行でいうと
- ChatGPT/Codex向けのPixVerse Pluginは、公式のブログと紹介ページに記述があります。ただし、インストールの手順、必要なプラン、データの扱い、外し方は、読んだページに書かれていません。
- Canvasは、CLI 1.4.0(2026-09-07)から
canvasのコマンド群で操作できます。エージェントに任せる使い方向けの規則が、READMEにまとまっています。 - PixVerseの中では、他社のモデルが選べます。他社のモデルにプロンプトや画像が送られるのかは、読んだ資料に書かれていません。
- MCPとSDKは、公式の資料では確認できていません。存在しないとは書きません。
- 07の連携も合わせた「渡るデータと外し方」の一覧を、末尾に置きました。
この記事は、公式の資料を2026年10月25日に読んでまとめたものです。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。
手順は「公式のページに書かれている手順を、順に並べたもの」です。設定の例は、「公式の例の写し」か、「公式の記載に合わせて、この記事で組んだ例(動作は確かめていません)」のどちらかを、そのつど書き分けます。コマンドや設定の細かい書式は、要約を通して読んでいるため、全文は公式ページで確認してください。画面の表記は変わります。手元の画面と照らして読んでください。
先に結論
- ChatGPT/Codex × PixVerse: 「ある」ことは公式が書いています。「どう入れ、何が渡り、どう外すか」は、読んだ範囲では書かれていません。
- Canvas × エージェント: 手順と規則はREADMEに具体的にあります。Webの画面とCLIの間でプロジェクトがどう共有されるかは、明記がありませんでした。
- 他社のモデル:
--modelの値として名前が並びます。提供元ごとのデータの扱いは、PixVerseの資料に書かれていません。 - MCP、SDK: 公式の開発者向けページにも、APIドキュメントの目次にも、見つかりませんでした。
前提:用語をそろえる
- プラグイン:ChatGPTなどの中から、外部のサービスを呼べるようにする追加の仕組みです。
- Canvas:PixVerseの、AI動画制作の作業場です。場面の計画、参照素材の整理、複数の出力の比較ができる、と公式のページが説明しています。
- ノード/パッチ/ディスパッチ:CLIのCanvas操作の用語です。ノードは図の1つの要素、パッチは図への変更の案、ディスパッチはノードの実行です。
- MCP:AIエージェントと外部の道具をつなぐ共通の仕組みです。
- SDK:開発用の部品集です。
連携1:ChatGPT/Codex × PixVerse(プラグイン)
公式が書いていること
- 公式ブログ(2026年10月8日付):PixVerse Plugin for OpenAIは、ChatGPTとCodexで使える。動画・画像・音声の一連のワークフローを提供し、最近の更新でCanvasにも対応した。CLIは、Codexを「AIコンテンツスタジオ」にする仕組みと説明されている。ウェビナーでは、ChatGPTが企画書やショットリストを作り、PixVerseがそれを動画にする流れを見せる、と書かれている(ウェビナーの案内の中の記述)。
- 紹介ページ(app.pixverse.ai/cli/gpt-astra):「Install PixVerse Plugin」のボタンが、ChatGPTのプラグインのページ(
q=pixverseの検索つき)へのリンク。各スキルのカードの「Try in ChatGPT」が、codex://threads/new?prompt=の形のリンクで、スキル名と依頼文があらかじめ入った新しいスレッドを開く。プロンプトが自動で送信されるかは、書かれていない。
スキルの名前(紹介ページのカード)
| カード | スキルの識別子 |
|---|---|
| Motion Design Video | pixverse-motion-design |
| Character Design Sheet | pixverse-character-sheet |
| Ad Variant Maker | pixverse-ad-variants |
| AI Presenter Video | pixverse-presenter |
| Animated Explainer Video | pixverse-explainer |
| Product Unboxing Video | pixverse-unbox-video |
| AI Video Creation | pixverse-create-video |
| Short Drama Film | pixverse-short-drama |
| Music Video Production | pixverse-music-video |
| Cinematic Story Film | pixverse-cinematic-story |
手順(読めた範囲)
- 紹介ページの「Install PixVerse Plugin」を押し、ChatGPTのプラグインのページに進む。
- その先のインストールの手順、PixVerseのアカウントとの結びつけ方、必要なプランは、読んだページに書かれていません。
- 各カードの「Try in ChatGPT」で、新しいスレッドが開く。
読めなかったこと(記載が見つからない)
| 項目 | 状況 |
|---|---|
| インストールの画面の経路、ログインの結びつけ | 記載が見つからない |
| 必要なプラン、対応するChatGPTのプラン | 記載が見つからない |
| 渡るデータ、保存の期間、ChatGPT/OpenAI側での扱い | 記載が見つからない |
| 権限の範囲、外し方(プラグインの削除、アカウントの連携解除) | 記載が見つからない |
| クレジットの消費 | 例にキャラクターシートの45クレジットという記載があるだけ |
紹介ページには、検索エンジンに載せない設定(noindex)があり、見出しに「GPT-6 Astra」という語が出てきます。この語が何を指すかは、ページに書かれていませんでした。ページ内の依頼文には、アシスタント宛の指示の形の文が含まれていますが、この記事はそれを手順として扱っていません。
ウェビナー
ブログによると、2026年10月28日(APAC、GMT+8の12時)と10月29日(北米、太平洋時間の10時)にOpenAIとPixVerseの共同のウェビナーがあり、参加者には無料のPixVerseクレジットが出ます。この記事の確認日の時点では、まだ先の予定です。
連携2:CanvasをCLIとエージェントから操作する
CLI 1.4.0(2026-09-07)から、canvas のコマンド群があります。READMEには、ノード、接続、パッチ、ディスパッチ、バージョンを扱う canvas のコマンド群がまとまっています。
手順(READMEの「Recommended sequence」、公式の表記)
pixverse canvas project create --json
pixverse capabilities canvas --node-type image_generate --selector text_to_image --model qwen-image --json
pixverse canvas node schema --node-type image_generate --json
pixverse canvas graph get "$PROJECT_ID" --json
pixverse canvas patch dry-run "$PROJECT_ID" --patch patch.json --json
pixverse canvas patch apply "$PROJECT_ID" --patch patch.json --json
pixverse canvas dispatch "$PROJECT_ID" --node-ids image_01,video_01 --edit-version 13 --json
pixverse canvas graph status "$PROJECT_ID" --node-ids image_01,video_01 --json
設定ファイル(パッチ)の例(READMEの例)
READMEには、次のような最小の patch.json が載っています。
{
"schema_version": "canvas_agent_graph.v1",
"base_edit_version": 12,
"nodes": [
{
"node_id": "script_01",
"node_type": "script",
"title": "Opening scene",
"artifact": { "text": "A wide establishing shot at sunrise." }
}
]
}
READMEが書く規則の要点
--patchは、JSONの文字列、ファイルのパス、-(標準入力)のどれでもよい。IDはすべて文字列にする。- CLI 1.4.13(2026-10-23)から、
base_edit_versionが最新と違っても、そのまま送られる。 dry-runとapplyは、同じプロジェクトと同じパッチなら、安定した冪等性キーを作る(--idempotency-keyは任意)。dispatchには、明示的なノードIDと現在のedit_versionが必要。partialとfailedは0以外の終了コード。- 既存の依存関係は、その場では編集できない。エージェントが作ったノードを置き換えるには、削除して、プロジェクトを読み直し、新しいIDで作る。削除したIDは予約されたまま。
- 音声の抽出は、信頼できる元の動画のノードが必要で、生のパスは使えない。
Webの画面(Canvas)で作ったものをCLIが読めるか、またその逆は、読んだ資料に明記がありませんでした。CanvasはCLIの既存のログインを使う、という記述(変更履歴)だけが根拠です。
連携3:PixVerseの中で、他社のモデルを選ぶ
これは「つなぎ方」というより、PixVerseの画面とCLIの中で、他社のモデルが選べる仕組みです。READMEの表には、--model の値として次のような名前が出ています。
| 種類 | 名前の例(READMEの --model の値) |
|---|---|
| 動画 | v6、pixverse-c1、seedance-2.5、seedance-2.0-standard、minimax-h3、flux-3.0、wan-3.0、gemini-omni-flash、kling-o3-pro、grok-imagine、veo-3.1-standard、sora-2 など |
| 画像 | gpt-image-2.5-flare、gemini-nano-banana-2.1、seedream-5.0-pro、qwen-image、kling-image-o3 など |
| 声 | speech-2.8-hd(MiniMax)、eleven-v3(ElevenLabs)など |
| 音楽 | music-3.0、lyria-3-pro-preview など |
- 表には提供元の欄がありません。声のモデルの表にだけ、提供元(MiniMax、ElevenLabs)の欄があります。
- 渡るデータ:他社のモデルを選んだとき、プロンプトや入力画像が、そのモデルの提供元に送られるのかは、読んだ資料に書かれていません。
- 規約:個別のモデルの規約がどう関わるかは、読んだ資料に書かれていません(04を参照)。
- 外し方:特定のモデルを使わない設定は、
--modelで別のものを指定する、またはconfig defaultsで既定を決める、が読めた範囲です。
連携4:MCP、SDK、コミュニティ製
| 項目 | 状況 |
|---|---|
| MCP | 公式の開発者向けページ、APIドキュメントの目次、CLIのREADME、スキルのREADMEのいずれにも、見つからなかった。公式の資料では確認できていない(存在しないとは書かない) |
| SDK | 開発者向けページ、ドキュメントの目次に見つからなかった。公式の資料では確認できていない |
| コミュニティ製 | スキルのREADMEが、2件を紹介している(pixverse-character-pipeline、pixverse-shotpack。作者名はREADMEに書かれている)。中身は読んでいない。評価もしない |
| ClawHub | CLIのREADMEが、エージェント向けのスキルの入手先として名前を挙げている。ページは読んでいない |
| llms.txt | CLIのページに curl -sL https://app.pixverse.ai/cli/llms.txt の例がある。ページは、インストール、コマンド、モデル、フラグ、制限をまとめた1枚のMarkdownだと説明している。中身は読んでいない |
渡るデータと外し方の一覧
| 連携 | 渡るデータ | 外し方(読んだ資料) |
|---|---|---|
| API | プロンプト、入力のメディア、パラメータ | キーの無効化の手順は記載が見つからない |
| Webhook | タスクの結果の通知 | webhook_id を入れない。登録削除の手順は記載が見つからない |
| CLI | プロンプト、入力のメディア | pixverse auth logout。アンインストールは記載が見つからない |
| スキル | CLIと同じ | 取り除く手順は記載が見つからない |
| プラグイン | 記載が見つからない | 記載が見つからない |
| Canvas(CLI) | プロジェクトのグラフ(ノード、成果物) | プロジェクトの削除の手順は、読んだ範囲では記載が見つからない(ノードの削除はある) |
07の連携との関係(参照)
- API、Webhook、CLI、スキルの手順は、07(その1)を参照してください。
- 入れ方とサインインは05、場面ごとの使い方は06を参照してください。
気をつけること
- この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。公式の資料を読んだ範囲です。
- 公式ページ同士で、CLIの使える条件の書き方が違います(「Free to use」と「購読者のみ」)。05を参照してください。
- API向けのドキュメントのパラメータ表は、取得では空のページが多く、例の本文に出てくる項目だけを書きました。値の範囲は、公式の対応表と料金表で確認してください。
- APIキー、Webhookの Secret Key、CLIのトークンは、共有しない、公開の場に貼らない。公式もキーについてそう書いています。
- スキルやプラグインを通すと、エージェントや提供元の側にも、プロンプトや結果が渡ります。その扱いは、PixVerseの資料には書かれていません。
- 版は変わります。CLIの変更履歴の最新は1.4.13(2026-10-23)の表示でした。SKILL.mdは、CLI 1.4.2を想定した記述でした。
- 規約は変わります。この記事は法律の助言ではありません。
出典
- PixVerse Plugin for ChatGPT(紹介ページ、PixVerse、確認日 2026-10-25)
- PixVerse and OpenAI Collaborate on Prompt to Production(PixVerse News、2026-10-08付、確認日 2026-10-25)
- PixVerse CLI README(PixVerseAI/cli、GitHub、確認日 2026-10-25)
- PixVerse CLI Changelog(PixVerseAI/cli、GitHub、確認日 2026-10-25)
- pixverseai/skills(GitHub、確認日 2026-10-25)
- PixVerse CLI(PixVerse、確認日 2026-10-25)
- PixVerse for Developers(PixVerse、確認日 2026-10-25)
- PixVerse API Platform ドキュメント(トップ・目次、確認日 2026-10-25)
- Canvas(PixVerse、確認日 2026-10-25)