3行でいうと

  • QwenCloud では、リクエストを受け付けたリージョンにデータが保存されます。推論を動かす場所は、ワークスペースの「デプロイの範囲」で変わります。範囲はあとから変えられません。
  • 学習への利用は、ページによって書き方が違います。Safety のページは「入力と出力をモデルの学習のために保存しない」、Data security のページは学習の扱いを書いていません。Token Plan も、ページごとに書き方が違います。
  • 料金は従量課金が基本です。2026年10月23日に読んだトップページには、Qwen3.8-Max が入力2ドル・出力6ドル、Qwen3.8-Flash が入力0.15ドル・出力0.47ドル(100万トークンあたり)と表示されていました。
  • Token Plan(月額)は、個人向けが「限定価格」で月6〜68ドルと表示されていました。個人向けは、いまは解約に対応していない、と公式にあります。
  • アカウントを閉じると、データと個人情報は完全に削除され、元に戻せない、と公式のFAQにあります。

この記事は、公式の資料を2026年10月23日に読んでまとめたものです。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。運営者はQwenを入れていますが、使い心地はこの記事には書いていません。金額は、公式の料金や概要のページの表示を、日付つきで写しています。価格は変わる可能性があるので、使う前に必ず公式のページで確認してください。投資・法律・税務の助言ではありません。規約の解釈が必要なときは、原文を読むか、専門家に確認してください。

先に結論

前提:用語をそろえる

データはどこに置かれるか

QwenCloud(API)

項目 公式の記述 出どころ 確かさ
保存の場所 リソースは作ったリージョンに属し、リクエストのデータは、呼んだエンドポイントのリージョンに保存される Data security 文書に書かれている
推論の場所 ワークスペースのデプロイの範囲で決まる。「全世界」は、中国本土のノードも含めて、使える任意のノードで動く Regions and endpoints 文書に書かれている
シンガポール、北京 範囲は選べない。シンガポールの推論は中国本土の外のノード Regions and endpoints 文書に書かれている
暗号化 通信はTLS 1.2以上。保存は、APIキーとアカウント情報をAES-256 Data security 文書に書かれている
リクエスト内容の保存時の暗号化 明記なし Data security 読んだ範囲では見つからなかった
認証・認定 SOC 2、GDPRなどの名前は挙がっていない Data security 読んだ範囲では見つからなかった
保持の期間、削除の方法 書かれていない Data security 読んだ範囲では見つからなかった
内容の審査 すべてのリクエストが、入出力を確認する自動の審査を通る。設定は不要と書かれている(オフにできるかは書かれていない) Safety、Data security 文書に書かれている
メタデータ トークン数、時刻、リクエストIDを、課金とレート制限のために記録 Safety 文書に書かれている
Responses API の会話 store=true(既定)のとき30日間保存。store=false で無効 Safety 文書に書かれている

Responses API で保存された会話は、APIで取り出す・削除するエンドポイント(「Retrieve a response」「Delete a response」)がドキュメントの索引にあります。使い方の細部は読めていません。

学習への利用:ページごとの書き方

場所 公式の記述 確かさ
QwenCloud の Safety 入力と出力を、モデルの学習のために保存しない。リクエストの間だけメモリで処理する 文書に書かれている
QwenCloud の Data security 学習に使うかどうかは書かれていない 読んだ範囲では見つからなかった
Token Plan チーム向けのFAQ チーム向けは、会話データを学習に使わない約束がある 文書に書かれている
Token Plan チーム向けのFAQの比較表 個人向けは、サービスの改善とモデルの最適化にデータが使われうる、と読める記述がある。同じFAQの別の箇所は「Token Planは会話データを学習に使わない」と書く ページ内で食い違って見える
Token Plan 個人向けの概要 学習への利用は書かれていない。プロンプトと出力は国境を越えるデータ移転を伴う、とある 読んだ範囲では見つからなかった
Qwen Code Qwen Code 自体は、プロンプト、コード、応答を学習に使わない。つないだ提供元の方針は別 文書に書かれている
QwenWork 学習への利用は、概要のページに書かれていない。完全なプライバシーポリシーが優先、とある 読んだ範囲では見つからなかった
Qwen Studio(チャット) 規約・プライバシーポリシーの本文を読めていない 確認できず

見立て。 Token Plan の個人向けと、従量課金の API では、読んだページの書き方が揃っていません。学習への利用を避けたい用途では、規約の本文で確かめるか、公式に問い合わせるのが確実そうです。

その他の入口

同期とバックアップ

料金とプラン(公式の表示、2026-10-23に読んだもの)

無料

従量課金(QwenCloud)

QwenCloud のトップページに表示されていた例(2026-10-23)。

モデル 入力(100万トークン) 出力(100万トークン) 文脈 出どころ
Qwen3.8-Max 2ドル 6ドル 1M、最大出力131.1K QwenCloud トップ
Qwen3.8-Flash 0.15ドル 0.47ドル 1M、最大出力131.1K QwenCloud トップ
Wan3.0-Video 1秒あたり0.068〜0.28ドル 該当せず 300 RPM、同時5 QwenCloud トップ

ほかに、第三者のモデルの価格も同じ場所に出ています。どのリージョンの価格かは、トップのページには書かれていません。

内蔵ツールの料金(1,000回あたり、Pricingのページ)。

ツール シンガポール 北京 フランクフルト、香港、東京、バージニア 確かさ
Web Search 10ドル 0.573411ドル 0.573411ドル 文書に書かれている
Image Search 8ドル 6.881ドル 提供なし(「-」) 文書に書かれている
Web Extractor 無料(期間限定) 無料(期間限定) 無料(期間限定) 終了日は書かれていない
Code Interpreter 無料(期間限定) 無料(期間限定) 無料(期間限定) 終了日は書かれていない

シンガポールと他のリージョンで、ウェブ検索の単価に大きな差があります。理由はページには書かれていません。

Token Plan(月額、QwenCloud)

購入と利用はシンガポールのリージョンだけです。個人向けのページは、推論を行う場所も「全世界」だけ(選べない)と書いています。表示は「通常価格に取り消し線、限定価格を太字」の形で、限定価格の終了日は書かれていません。

個人向け(Personal Edition)。

プラン 月額(通常) 月額(限定) 月のCredits 同時のエージェント
Lite 8ドル 6ドル 11,500 1〜2
Essential 16ドル 10ドル 25,500 2〜3
Standard 25ドル 18ドル 45,000 3〜4
Pro 80ドル 68ドル 180,000 6〜8
Credit Pack 1パック15ドル 該当せず 1パック20,000(最大5つ) 該当せず

チーム向け(Team Edition)。

席 月額(通常) 月額(限定) 席ごとの月のCredits
Standard 30ドル 20ドル 25,000
Pro 100ドル 75ドル 100,000
Max 200ドル 表示なし 250,000
Credit Pack 700ドル(1パック) 該当せず 625,000

規則(概要のページ、個人向けのページ、チーム向けFAQより)。 個人向けは、30日の周期が購読日から始まります。使い切れなかったCreditsは、次に持ち越せません。Creditsが尽きて、Credit Packもなければ、次の周期まで止まります。従量課金への自動の切り替えについては、読んだ範囲では書かれていませんでした。チームのシートは1,000席までです。チーム向けのFAQは「QwenCloud のアカウントごとに Token Plan の購読は1つ」と書く一方、概要のページは、個人向けとチーム向けを同じアカウントで同時に持てる(請求は別)と書いていて、ページ間で食い違って見えます。個人向けのページには、1人1台のデバイス向けで、共有はできない、とも書かれています。キーは購読者1人の個人用で、購読は対話的な利用のため、と書かれています。

Model Studio のプラン

支払い(QwenCloud)

やめるとき

課金を止める

Token Plan の解約と更新

項目 公式の記述 確かさ
個人向けの解約 「現在、解約に対応していない」 文書に書かれている
個人向けの返金 返金の方針は書かれていない 読んだ範囲では見つからなかった
チーム向けの解約 席ごとに解約できる。使用実績のある席は解約できない 文書に書かれている
チーム向けの返金 返金は元の支払い方法へ。条件の細部は書かれていない 一部のみ書かれている
自動更新 個人向けは有効にでき、期限の前に更新される。更新は元の購読期間のまま 文書に書かれている
更新のときのCredits 更新しても、いまの周期のCreditsは増えない。新しい枠は次の周期から 文書に書かれている
期限後に再購読 APIキーが変わるので、すべてのツールで更新が必要 文書に書かれている
期間の変更 現在の購読が切れてから、買い直す 文書に書かれている

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書き出しと乗り換え

気をつけること

出典