3行でいうと

  • Copilot Studioへは、作成者が https://mcp.rimo.app/mcp をMCPのツールとして足し、認証モードを「ユーザー」にし、公開して、管理者が承認する流れです。コネクタを組織と共有しないと、利用者が接続を作れない、と公式は書いています。
  • Rimo Actionsは、ヘルプでは法人(オプション)、チーム、プロプランが対象の有料オプション機能です。Gmail、Googleカレンダー、Google Drive、Outlook、Teams、OneDrive、SharePoint、Box、Slack、Salesforceは個人の設定で、Slack BotとGitHubは管理者が組織で連携します。
  • Actionsの権限は、ツールごとに「常に許可」「承認が必要」「許可しない」から選べます。ツールごとの設定に対応するのは、Gmail、Google Drive、Outlookメール、OneDrive、Slack、Salesforceです(2026/08/20時点の記載)。
  • 会議ツールとの連携は、Botで録画する方法と、Zoom・Teamsの録画を取り込む方法があります。連携の解除は、録画取り込みの記事に手順があります。
  • 組み合わせの案は、公式の手順ではありません。記載のある範囲と、この記事の案を分けて書きます。

この記事は、公式の資料を2026年10月25日に読んでまとめたものです。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。

先に結論

前提:用語をそろえる

手順A:Microsoft Copilot Studioにつなぐ(ツールとして足す)

ヘルプ「リモートMCP‐Microsoft Copilotで使う」(ページの日付は2026年9月16日)の手順です。内容が長いので、要点の順に並べます。全文は公式ページで確認してください。

この方法は、Copilot Studioで作ったエージェントにRimoを「ツール(ホスト型MCPサーバー)」として足し、TeamsやMicrosoft 365 Copilotで使えるようにするものです。ほかの手順より、関わる人(作成者、管理者)が多いのが特徴です。

前提(記事の記載)

手順1:エージェントを作り、RimoをMCPのツールとして足す(作成者)

  1. Microsoft Copilot Studioにサインインし、環境を選びます。
  2. 「ホーム」か「エージェント」の画面で、説明を入力するか「空のエージェントを作成」を選びます。名前を設定します(記事の例は「Rimo Voice」)。
  3. 「指示」の欄に、記事の「推奨するエージェントの指示」を貼ります。この見出しは公式の表記です。要旨は、Rimoには読み取り専用でアクセスする、質問には答える前に必ずRimoのツールを呼ぶ、答えはツールの結果だけに基づき分からない点は推測しない、というものです。全文は公式ページを見てください。
  4. Entra IDの認証は自動で構成され、オンのままにします。
  5. 「ビルド」画面の右側のパネルで「ツール」を開き、「ツールの追加」→右上の「+ 追加」→「モデル コンテキスト プロトコル (MCP)」を選びます。
  6. 次の値を入力して、「追加」をクリックします。
  7. サーバー名:Rimo
  8. サーバーの説明:Rimo — list, read, search, and ask across your meeting notes, transcripts, and documents.(公式の入力例)
  9. サーバー URL:https://mcp.rimo.app/mcp
  10. 認証:OAuth 2.0
  11. 構成の種類:動的 (検出あり)
  12. 接続の作成を求められたら、ドロップダウンから「新しい接続を作成」→「作成」を選び、Rimoの画面でサインインして、組織を選び「アクセスを許可する」をクリックします。Copilot Studioに戻って、緑のチェックを確かめて「追加」を選びます。この接続は作成とテストのためだけのもので、全ユーザー共通の資格情報にはならない、と書かれています。

手順2:認証モードを「ユーザー」にする(記事が「重要」と書く)

  1. 「ツール」でRimoのツールを開き、「編集」を選んで「Edit MCP server」のダイアログを開きます。
  2. 「認証モード」で「ユーザー」を選び、「確認」をクリックします。
  3. 「作成者」を選ぶと、全員が作成者本人の接続を共有することになるため、選ばない、と書かれています。

手順3:プレビューで試す

「プレビュー」のパネルで新しい会話を始め、公式の例「最近の Rimo のノートを見せて。」と尋ねます。初回に出る「Permission Required」で「許可」を選びます。

手順4:公開して、組織と共有する

  1. 「公開」を選び、確認します。「チャネル」から「Teams と Microsoft 365 Copilot」を開き、「Microsoft 365 Copilot でエージェントを利用可能にする」にチェックを入れたまま、「保存して公開」をクリックします。
  2. Rimoのコネクタを組織と共有します(記事が「重要」と書く)。共有しないと、エンドユーザーは接続を作れず、「Connector information unavailable」と表示される、と書かれています。Power Appsを開き、エージェントの環境を選んで「カスタム コネクタ」に移り、Rimoのコネクタの「共有」タブで「組織と共有」(または全利用者を含むセキュリティグループ)を追加して「保存」します。既存の「Power Virtual Agents Service」の項目は削除しない、と書かれています。

手順5:テストと、組織全体への展開

渡るデータと権限(記事の記載)

外し方(記事の記載)

やりたいこと 公式の記載
別の組織に切り替える 接続の設定を開いてRimoを切断し、再接続の時に別の組織を選ぶ。一度に接続できるRimoの組織は1つ
ユーザーが自分のアクセスを取り消す 自分の接続のページからRimoの接続を取り消す、または更新する
管理者が組織のアクセスを止める Microsoft 365管理センターで、エージェントをブロック、削除、または展開解除する
作成者がオフラインにする 「Teams と Microsoft 365 Copilot」のチャネルを削除する。管理者が承認したストアの掲載は、管理者が削除する必要がある
内容やツールを変える エージェントを再公開する。既存ユーザーに反映され、通常は再承認が要らない
ストアの情報(アイコン・説明)を変える エージェントを再度、管理者の承認に出す

うまくいかない時(記事の記載)

症状 確認点
「Connector information unavailable」 手順4のコネクタの共有
初回に「アクセス許可が必要」 「許可」をクリック。以降は通常、確認なし
Rimoで許可しても反応がない チャットに戻ってメッセージを送り直す。反映に少し時間がかかることがある
ポップアップがブロックされる そのページでポップアップを許可し、「接続」をやり直す
新しいRimoのツールが出ない Copilot StudioでRimoのツールの接続や検出を更新、または作り直し、再公開
Teamsでリンクがブロックされる Teams管理者にエージェントの許可を頼む
見つかるがチャットできない エンドユーザーアクセスが「組織内の全員」などに設定されているか

手順B:Rimo Actionsで、Rimoから外のサービスを動かす

ヘルプ「Rimo Actions‐外部サービスと連携する」と「Rimo Actionsとは」の手順です。対象プランは、法人プラン(個社ごとにRimo側の設定が必要で、希望する場合は営業・CS担当に問い合わせ)、チームプラン、プロプランで、有料オプション機能と書かれています。利用できる権限は「すべてのユーザー」、対象の製品はRimoとRimo Chatです。

連携できるサービス(記事の表)

個人の設定で連携するもの(個人ごと)です。

サービス できること(公式の記載)
Gmail メールの検索、本文の閲覧、下書きの作成、送信
Googleカレンダー 予定の参照、空き時間の確認
Google Drive ファイル・フォルダの検索、閲覧
Outlookメール メールの検索、本文の閲覧、下書きの作成、送信
Outlookカレンダー 予定の参照、作成
Teams メッセージURLの参照、チャンネルやチャットへの投稿
OneDrive ファイル・フォルダの検索、閲覧
SharePoint 組織サイトのファイル・フォルダの検索、閲覧
Box ファイル・フォルダの検索、閲覧
Slack メッセージ・チャンネル・ユーザーの検索、閲覧
Salesforce 商談・取引先などのレコードの検索、参照、作成、更新

組織で連携するもの(管理者のみ設定できる)です。

サービス できること(公式の記載)
Slack Bot チャンネルへのメッセージの投稿、投稿の更新、ファイルの添付
GitHub リポジトリ、コード、Issue、PRの参照、IssueとPRの作成

管理者向けの具体的な設定の手順は、記事に書かれていません。

連携の手順(記事の例はGmail)

  1. 「Rimo」または「Rimo Chat」で、画面左側のメニューの「設定」をクリックし、Actionsの「サービス連携」を選びます。
  2. Gmailの「連携する」ボタンをクリックします。
  3. 連携するアカウントを選び、「次へ」をクリックします。
  4. Googleアカウントへのアクセスを許可します。
  5. 画面右下に「Gmailと連携しました」と出て、Gmailの見出しの右に「連携済み」と出れば完了です。
  6. 続けて、Gmailの欄をクリックして、操作の権限を設定します。

他のサービスで、許可の画面に出る権限の範囲(スコープ)は、記事に書かれていません。

権限の設定

ツールごとに、次の3つから選びます。

カテゴリー単位(読み取り専用/書き込み)でも、個々のツール単位でも設定できます。Gmailのツールは、読み取り専用が「メールスレッドを検索する」「メールスレッドを取得する」、書き込みが「メールの下書きを作成する」「メールを送信する」です。

設定の例(公式の記載) 動き
「メールの下書きを作成する」を「承認が必要」にする タスクの実行時に「承認が必要」と表示され、「許可」ボタンで実行できる
「メールを送信する」を「許可しない」にする 権限の設定により操作が拒否され、タスクは実行されない

ツール単位の設定に対応しているのは、2026/08/20時点で、Gmail、Google Drive、Outlookメール、OneDrive、Slack、Salesforceです。他のツールにも今後広げる予定、と書かれています。Salesforceは、読み取りの操作(SOQLの問い合わせ、SOSLの検索、レコードの取得、オブジェクトの記述)は確認が要らず、書き込みの操作(レコードの作成、更新)は常に利用者の承認が必要です。

連携の解除

  1. サービス連携の画面で、連携済みのサービスをクリックします。
  2. 「連携を解除」ボタンをクリックします。
  3. 確認のメッセージで、問題なければもう一度「連携を解除」をクリックします。
  4. 画面右下に「連携を解除しました」と出れば完了です。

また必要になったら、「連携する」ボタンから連携できます。

Actionsを使う流れ(「Rimo Actionsとは」)

  1. Rimoで会議の議事録を作ります。
  2. 議事録をもとに、AIが会議後のタスクを抜き出し、各タスクの実行計画を出します。
  3. 内容を確かめます。直したい時は、AIへの追加の指示で直します。
  4. 実行ボタンを押すと、AIが作業を始めます。
  5. 進み具合が画面にリアルタイムで出ます。成果物に修正の指示を足せます(公式の例は「フォントをもう少し大きく」)。
  6. 成果物を外のツールへ送る、共有します。

記事は、実行ボタン以外のボタン名や画面名を書いていません。作れるものとして、Excelの表、スライド、ドキュメントが挙げられています。外のツールの操作として、Googleカレンダーへの予定の登録、Gmailの下書き、Slackへの投稿、Gmailからのメール送信、Slackでの関係者への共有、GitHubへの開発タスクの登録が挙げられています。

手順C:会議ツールとカレンダー(Botの予約、録画の取り込み、会議のチャット)

C-1. カレンダー(Google)

設定の手順は05の手順3-4、連携後の流れは06の場面5に書きました。解除については、「ボット設定」で「すべてのカレンダーへ自動で参加」をオフにする、設定をリセットしたい時はカレンダー連携を解除してから再設定する、とだけ書かれています。連携の解除のボタンの場所は、その記事に書かれていません。Outlookカレンダーとの連携、およびMicrosoftの管理者としてのOutlook連携は、記事の題名を確認しただけで、中身は読んでいません。

C-2. Zoom/Teamsの録画を取り込む(録画取り込み)

ヘルプ「Web会議ツールと連携して録画取り込みを設定する」の手順です。Zoom、Microsoft Teams、Google Meetで録画した動画を取り込み、文字起こしと要約を作れる、と書かれています。対象プランの記載は、この記事に見つかりませんでした。

Zoomの場合

  1. 左のメニューの「設定」を開きます。
  2. 文字起こしのメニューの「録画取り込み」で、「Zoomと連携」のボタンをクリックします。すでに他のメンバーが設定を作っている場合は、「追加」を押して「Zoomアカウントと連携する」を選びます。
  3. 「このまま連携する」または「別のアカウントで連携する(Zoomからサインアウト)」をクリックします。
  4. Zoomにサインインします。
  5. Rimoとの連携を許可する確認の画面で、チェックを入れて許可します。
  6. Rimoに戻ったら、「録画取り込み設定を作成」を押し、Zoomのアカウントを選びます。
  7. 取り込み条件の画面で設定して、「作成」をクリックします。設定できるのは、会議の名前による絞り込み(すべて/完全一致/前方一致/後方一致/部分一致)、録画の取り込み先(個人用フォルダまたは所属チームのフォルダ)、ノートに付けるタグ(複数選択可)、「詳細な設定」の「言語」と「利用する辞書」です。
  8. 作った設定は有効になります。オレンジ色のスイッチを左へ動かすと無効、右へ動かすと再び有効になります。設定の右側の矢印「v」から、状況の確認、変更、削除ができます。

Zoomの管理者の承認が必要な場合は、「it needs pre-approval by your admin account」のような表示が出ると書かれており、Zoomの管理者にリクエストを承認してもらう必要があります。

Microsoft Teamsの場合

  1. 左のメニューの「設定」から「録画取り込み」を開き、「Microsoft Teams」のタブを選びます。
  2. 「Microsoft Teamsと連携」のボタンをクリックし、Microsoftのサインインの画面でサインインします。
  3. 連携に成功したら、Rimoに戻って「録画取り込み設定を作成」を押し、Microsoft Teamsのアカウントを選びます。
  4. 取り込み条件を設定して「作成」をクリックします。取り込み先、タグ、詳細な設定はZoomと同様です。会議名による絞り込みの記載は、Teamsの手順にありません。

Google Meetの連携の手順は、この記事に書かれていません(関連記事として「過去のWeb会議レコーディング動画をアップロードする(Google Meet連携)」が挙げられているだけで、今回は読んでいません)。取り込まれる権限の範囲(スコープ)の記載もありません。

連携の解除(録画取り込み)

  1. 左のメニューの「設定」を開きます。
  2. アカウントのメニューの「個人設定」を選びます。
  3. ページをスクロールして、「連携サービス」の項目を表示します。
  4. 「連携解除」のボタンをクリックし、確認のメッセージでもう一度「連携解除」をクリックします。
  5. 「連携を解除しました」と出て、「連携サービス」から項目が消えます。

C-3. ZoomのBotのための設定

ヘルプ「スケジュール連携と録画予約機能‐Web会議がZoomの場合」には、Zoomの設定から「レコーディング」のタブを開き、「コンピュータ ファイルにレコーディングする」を有効にして、「ホストにレコーディングの権限をリクエストできるユーザー」にチェックを入れる、と書かれています。これでホストが、会議中に参加者へローカル録画の権限を渡せるようになる、という説明です(06の場面4)。

C-4. 会議のチャットからBotを動かす(Zoom、Google Meet、Teams)

組み合わせの案(この記事の案:公式の手順ではありません)

ここから先は、公式の記載がある部分と、この記事の案を分けて書きます。案は、動作を確かめていません。

案1:Claudeに、Rimoと別のサービスのコネクタを両方足す

Rimoの「週次定例」のノートから、決まったことと担当者を拾って、一覧にしてください。まだ書き込みはせず、一覧だけ見せてください。

案2:Rimo Actionsで、成果物を作り、送信は人が確かめてから

案3:Claude Codeに、Rimoと他のMCPサーバーを並べる

渡るデータの整理(08の範囲)

経路 何が渡るか(公式の記載から読み取れる範囲)
Copilot Studio(手順A) Rimoは、サインイン中のユーザーが閲覧権限を持つノートだけをエージェントに見せる。結果はTeamsやMicrosoft 365 Copilotの会話に入ると読める
Rimo Actions(手順B) 議事録から作られた成果物や、メール・チャットなどの内容が、連携したサービスと行き来する。外のサービスの検索結果(メール、予定、ファイル)が、Rimo側のタスクの処理に入ると読める
録画取り込み(C-2) 条件に合う録画の動画が、Rimoに取り込まれる。取り込む範囲の細かい権限の記載はない
Botの要約の自動送信、/rimo(C-4) 要約や回答が、会議のチャットに出る。会議の参加者に見える範囲かどうかは、記載が見つからない
要約を作る時のAIモデル 06に書いたとおり、OpenAI、Anthropicなど各提供元のサーバーに文字起こしの内容が送られ、保持の期間が記載されている

外し方の一覧(公式に書かれている範囲)

連携 公式の記載
Copilot Studio 手順Aの表(ユーザー、管理者、作成者)
Rimo Actionsの外部サービス 「連携を解除」ボタン(手順B)
権限だけ戻したい ツールごとに「許可しない」
録画取り込み(Zoom、Teams) 「個人設定」→「連携サービス」→「連携解除」。設定のスイッチで無効にもできる
Googleカレンダー 「ボット設定」で自動参加をオフ。連携の解除のボタンの場所は記載なし
Botの要約の自動送信 管理者が「スケジュール連携」の設定からオフ。一般ユーザー個別の止め方は記載なし

うまくいかない時の確認点

症状 公式の記載から読み取れる確認点
Actionsで外のサービスに「連携する」が出ない 対象プランか(法人は個社ごとにRimo側の設定が必要)。組織で連携するもの(Slack Bot、GitHub)は管理者のみ
書き込みが実行されない 該当のツールの権限が「許可しない」になっていないか。「承認が必要」の時は、「許可」ボタンを押す
Salesforceの書き込みが止まる 書き込みは常に利用者の承認が必要
Zoomの録画取り込みで管理者承認の表示が出る Zoomの管理者にリクエストを承認してもらう
録画取り込みの連携が一時的にできない 会議ツール側の都合で一時的にできないことがあり、時間をおく、と書かれている
Botがタイムアウトした 「録画申請をリトライ」で再招待できる(06の場面5)

気をつけること

出典