3行でいうと

  • 公式のAPIは soundraw.io/api から申し込み、開発者向けのドキュメントは「Get API Documentation」のボタンから案内されます。ドキュメントそのものは今回も読めていません。公式ブログのReact(Next.js)の手順の要約から、リクエストに length(秒数)が必須で、結果を待つ非同期の流れだと読めます。
  • APIのキーは、サーバー側に置き、自分のサーバーのAPIルートが代わりにSOUNDRAWを呼ぶ形がブログに書かれています。キーの取得方法と、キーを渡すヘッダーの名前は、ブログの要約には書かれていませんでした。
  • ステムを出すには、ダウンロードで「WAV + Stems」を選び、落ちたZIPをDAWに取り込みます。取り込み方はDAW側の手順で、SOUNDRAWのFAQには書かれていません。
  • Gridは、デスクトップのアプリからステムをDAWにドラッグできる、と公式のGridのページと2026年8月のプレスリリースが書いています。
  • Canva、Filmora、Captionsの中でSOUNDRAWが使える、とSOUNDRAWの側は書いています。それぞれのアプリでの設定画面は、SOUNDRAW側の資料には書かれていません。

この記事は、公式の資料を2026年10月25日に読んでまとめたものです。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。

先に結論

つなぎ方 公式に書かれているか 手順が書かれている程度
① API(soundraw.io/api) 書かれている 申し込みの入口、プラン名、ブログの組み込み例の要約まで。認証の細部は確認できず
② ステムをDAWへ(ウェブ版) FAQが「ステム」「DAWで編集」と書く 書き出しの操作は書かれている。DAW側の取り込みは書かれていない
③ Grid → DAWへのドラッグ 書かれている 流れだけ。DAWの名前は、プレスリリースにLogic ProとFL Studio
④ 他社アプリの中で使う SOUNDRAW側の紹介だけ 設定画面や権限の説明は書かれていない
MCPサーバー、AIチャットの公式プラグイン 読んだ範囲では見つからない なし

前提:用語をそろえる

連携1:SOUNDRAW API

1-1 公式が書いていること

項目 内容 出典
目的 自社のアプリ、ゲーム、動画ツールなどに、AIが作るロイヤリティフリーの音楽を載せる APIのページ
用途の例 アプリ・SaaS、ゲーム、動画プラットフォームや編集ツール、SNSやクリエイター向けツール、店舗・キオスクの音楽 APIのページ
プラン API Starter、API Pro、カスタム APIのページ
申し込みの入口 APIのページの料金のセクション(soundraw.io/api#pricing)。StarterとProにそれぞれ登録用のリンクがある。カスタムは通話の予約か問い合わせフォーム APIのページ
無料トライアル 「Free 2-week trial with no commitment」と、FAQにある FAQ「SOUNDRAW API」
試験的な機能 video-to-music(「experimental feature」と、FAQにある) FAQ「SOUNDRAW API」
開発者向けの資料 「Detailed API documentation + responsive technical support」とFAQにある。APIのページに「Get API Documentation」のボタンがあるが、リンク先のアドレスは取得結果には出なかった APIのページ、FAQ
認証の方法、キーの取得、エンドポイント一覧 APIのページの取得結果には書かれていない(ドキュメントに書かれている可能性がある) APIのページ
利用の制限 自社のプロダクトやサービスの中での商用利用は可。単体の曲の直接の再販は不可(01〜03でも整理) FAQ

プランの料金と最低契約期間は、APIのページとFAQで書き方が違います。APIのページはProに最低6か月の契約と書き、FAQはStarterとProの両方に6か月の最低契約と書いています(今回の取得結果)。さらにAPIのページのFAQ部分は、料金が使用量による場合が多い、とも書き、固定のプラン表と食い違っています。契約の前に、公式に確かめてください。料金の数字は03に整理があります。

1-2 申し込みの手順(公式の入口を順に並べたもの)

  1. soundraw.io/api を開く。
  2. 料金のセクションで、Starter、Pro、カスタムのどれが自分の条件に当たるかを読む。Starterは「個人の開発者と、社員3人までの会社向け」「新規登録の人限定」と表示されています(APIのページ)。
  3. StarterかProは、そのプランの登録ボタンから進む。カスタムは、通話の予約か問い合わせフォームに進む。
  4. 契約の前に、プランごとのライセンス文書(Googleドキュメントで公開)を読む。リンクはAPIのページにあります。この記事は、ライセンスの文書の本文を読めていません。
  5. 契約後のドキュメントの入手方法(「Get API Documentation」の先の流れ、キーがどの画面で出るか)は、公式で確認できていません。

1-3 公式ブログのNext.js(React)の組み込み例から読み取れる流れ

公式ブログのReactアプリへの組み込みの記事(soundraw.io/blog/post/add-copyright-free-music-react-app-ai-music-api、要約で取得)が書く流れです。コードの全文は崩れて読めたため、ここでは組み直さず、要点だけを書きます。コードは公式ブログの原文を見てください。

  1. キーを画面側に置かない。 自分のサーバー(Next.jsのAPIルート)を中継にします。画面側は自分のルートを呼び、ルートがSOUNDRAWを、キーをリクエストのヘッダーに付けて呼びます。ヘッダーの名前と、キーの取得方法は、取得結果には書かれていません。
  2. 生成を依頼する。 作成の依頼(compose)を POST で送ると、request_id が返ります。
  3. 結果を待つ。 結果のエンドポイントに GET を繰り返し、status が processing の間は待ちます。done になると、結果が入ります。ブログは、同期の処理として扱うと画面が固まるか、タイムアウトするので、非同期にするよう書いています。
  4. 結果を使う。 結果には、音声のダウンロード用アドレス(m4a_url)、bpm、length、SOUNDRAWの編集画面への共有リンク(share_link)が入る、と書かれています。
  5. 画面側の作り。 状態(idle、processing、done、failed)を持つフック(部品)と、生成のボタン、読み込み中の表示、<audio> の要素を用意する、と書かれています。

リクエストの項目(ブログの要約)

項目 必須か 値の例(ブログの要約)
length 必須。秒数 60
moods 任意 Happy
genres 任意 Pop
themes 任意 Vlogs
tempo 任意 normal
file_format 任意 m4a。ブログは、公式ドキュメントがm4aをデフォルトとしてrecommendしている、と書く(理由として品質、ファイルの小ささ、応答の速さを挙げる)

任意の項目を省くと、APIが値を選ぶ、と書かれています。エンドポイントのアドレスは、ブログの要約では https://soundraw.io/api/v3 系に見えます。ただし要約の文字が崩れていたため、正確なアドレスと書式は、公式ブログとドキュメントの原文で確認してください。

1-4 何が相手に渡るか

渡るもの どこへ 公式の説明
曲の条件(長さ、ムード、ジャンル、テーマ、テンポ、形式) SOUNDRAWのAPI ブログの要約
APIキー SOUNDRAWのAPI(ヘッダー) ブログは、キーを画面側に出さず、サーバー側に置く構成を書く
生成された音声(m4aのアドレス)とメタデータ 自分のサーバーと画面 ブログの要約
通信先、保存場所、保存期間、利用データの扱い 読んだ範囲では書かれていない 確認できず

1-5 権限と外し方

1-6 うまくいかないときの確認点

症状 確認すること
結果がいつまでも processing 非同期の流れになっているか(依頼を送ったあと、結果のエンドポイントを繰り返し見ているか)。ブログは、同期扱いにしないよう書く。待つ間隔と上限は、ドキュメントで確認
認証でエラーになる キーの渡し方(ヘッダーの名前)を、ドキュメントで確認。ブログの要約には書かれていない
プランの枠を超えた StarterとProには、月あたりの曲数の枠がある(APIのページ)。枠を超えたときの動作は、書かれていない
画面側からキーが見える 中継のルートを作り、キーをサーバー側に置く(ブログの構成)

1-7 AIとの組み合わせ(この記事の案)

APIの組み込みは、コーディング用のAIに手伝ってもらう使い方も考えられます。公式は、その連携を用意していません。次の指示文は、この記事の例です。

この記事の例(指示文):

Next.jsのアプリに、音楽生成APIの中継ルートを作りたいです。
条件:
- 画面側からAPIキーが見えないこと(キーはサーバー側の環境変数)
- 依頼を送って request_id を受け取り、結果が done になるまで繰り返し確認する流れにすること
- 送る項目は length(秒数)だけ必須、moods・genres・themes は任意
ドキュメントの正確な書式は私が公式で確認して貼ります。わからない部分は推測で埋めず、「ここは要確認」と書いてください。

渡してはいけないもの:APIキーそのもの、SOUNDRAWの契約情報、支払いの情報は、AIに貼らないでください。

連携2:ダウンロードしたステムをDAWや編集ソフトへ

2-1 公式が書いていること

2-2 手順(SOUNDRAW側は公式のFAQ、DAW側は各DAWの案内)

  1. ウェブ版で曲を作って編集する(06)。
  2. ダウンロードのボタンから「WAV + Stems」を選ぶ。ZIPが落ちる(FAQ)。
  3. ZIPを展開する。
  4. DAWを開き、展開した音声ファイルを取り込む。取り込みの操作は、使うDAWのヘルプに従います。 SOUNDRAWのFAQには書かれていません。
  5. 歌を足す場合は、伴奏を取り込んだDAWの上で足す(FAQの趣旨。録音の方法は書かれていない)。

2-3 何が渡るか、外し方

連携3:SOUNDRAW GridからDAWへ

3-1 公式が書いていること

項目 内容 出典
対象 iPhone、Mac、ウェブブラウザ Gridのページ
書き出し ステムとして書き出せる Gridのページ、プレスリリース
DAWとの連携 デスクトップのアプリから、ステムをDAWにドラッグ。プレスリリースはLogic ProとFL Studioを例に挙げる。Gridのページは、特定のDAWの名前を挙げていない Gridのページ、プレスリリース(2026-08-04)
同期 アカウントを通じてプロジェクトが自動で同期される Gridのページ
取り込む側の設定、対応するDAWの一覧、ドラッグできるファイル形式 読んだ範囲では書かれていない 確認できず

3-2 手順(公式の流れを順に並べたもの)

  1. iPhone、Mac、またはウェブで、アイデアを描く。
  2. ループを重ねて組み立てる。
  3. プロジェクトをステムとして書き出す。
  4. デスクトップのアプリから、ステムをDAWにドラッグする。または、別の機器で続きを仕上げる(プロジェクトは同期される)。

3-3 渡るデータ、権限、外し方

連携4:他社アプリの中でSOUNDRAWを使う

4-1 公式(SOUNDRAW)側が書いていること

アプリ SOUNDRAW側の書かれ方 出典
Canva ユーザーが、プロジェクトに背景の音を足すとき、SOUNDRAWの生成を使える。APIを通すことは、APIのページには明記されていない APIのページ
Wondershare Filmora AIの機能群に加わった。ユーザーがAPIを通じてトラックを足したり編集したりできる、と書かれている APIのページ
Captions(Mirageアプリ) ユーザーがAPIを通して音楽を作る。SOUNDRAWの音楽は、Captions AIのProプランの機能と、SOUNDRAWのブログに書かれている APIのページ、ブログ(2026-07-09)

4-2 書かれていないこと

各アプリの設定は、それぞれのアプリの公式ヘルプで確かめてください。この記事は、そのヘルプを読んでいません。

つなぎ方を決める表(この記事の案)

公式の記述に基づく整理です。順位づけではありません。

目的 公式に書かれている入口 確認が要る点
自分のアプリに曲づくりを組み込みたい API 認証、エンドポイント、制限、契約期間(ドキュメントと問い合わせ)
曲にパートを足す、歌を乗せる ウェブ版のステム → DAW ステムのプラン、DAWの取り込み方、配信の条件
スマホで描いたビートをDAWで仕上げる Grid → DAW Gridの料金、ライセンス、対応DAW
すでに使っている動画アプリの中で曲を作る Canva、Filmora、Captionsの各アプリ アプリ側の設定とライセンス
チャットAIやAIエージェントから呼ぶ 公式の記述は見つからない 非公式の連携を使うなら、作り手と権限を自分で確かめる

気をつけること

出典