3行でいうと

  • 「決まった時間に動かす」道は、Webとモバイルの「スケジュールされたタスク」、Gmail・Slack・GitHubの出来事で動く「イベント起動」、デスクトップアプリの予定タスク(Codexのautomationsの公式ページは、この説明のページに転送されます)、チームで共有する「Team tasks」の4つに分かれます。
  • 動く場所で条件が変わります。Webのタスクはクラウドで動き、パソコンを閉じていても動きます。ローカルのフォルダやスキルを使うタスクは、パソコンをつけたまま、デスクトップアプリを起動しておく必要がある、と公式に書かれています。
  • 「長い作業を任せる」道は、Workと、/goal で始めるGoalです。Goalは、終わりの条件を先に書いて、満たすまで続けさせる仕組みで、広い権限を足すものではありません。
  • 無人で動くものは、承認が来ない場面で止まります。公式は、最初は読み取りだけにして、メールの送信や予定の変更を除いた形から試すよう、例で示しています。

この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。運営者はChatGPTを入れていますが、使い心地はこの記事には書いていません。この記事は、2026年10月24日に公式のヘルプ、ChatGPT Learn、リリースノートを読んでまとめたものです。画面の項目名、コマンド、設定の書き方は、公式に書かれているとおりに写しました。上限の数字、提供プラン、対応する画面は、変わることがあります。

先に結論

前提:用語をそろえる

道の比べ方(長い作業のGoalも含む)

道 動く場所 きっかけ 公式の記載の場所
スケジュールされたタスク(Web・モバイル) クラウド 時刻、間隔、監視 Scheduled tasks in ChatGPT、ChatGPT Learn の Scheduled tasks
イベント起動のタスク Work(クラウド) Gmail、Slack、GitHubの出来事 同上
デスクトップアプリの予定タスク 自分のパソコン、またはCloud(出ない場合あり) 時刻、間隔 ChatGPT Learn の Scheduled tasks(パソコン側)、Set up scheduled tasks と Get started with ChatGPT Work(Cloud側)
Team tasks(BusinessとEnterprise) クラウド(チームのサービスアカウント) 時刻、1回、出来事 Creating and managing team tasks in ChatGPT
Goal 開いているチャット 自分が /goal を入力 ChatGPT Learn の Long-running work

dot(常時動くエージェント)は、前のガイド(04)に書いたので、ここでは扱いません。

道1:スケジュールされたタスク(Web・モバイル)

作り方(公式の手順)

公式ヘルプ「Scheduled tasks in ChatGPT」は、作り方を次のように書いています。

  1. 「Scheduled」でスケジュールを決める。使える内容は、アカウント、アプリ、アプリの版で変わる。
  2. ChatGPTに、してほしいことを頼む。公式の例は「荷物が届いたら知らせて」です。
  3. ChatGPTがタスクを確認する。公式の例は、Gmailを1時間ごとに調べる「Package Delivery Watch」という監視タスクです。

ChatGPT Learnのページは、タスクを2種類に分けています。1つは「単独のタスク(standalone)」で、毎回、保存した指示から始まります。もう1つは「チャットの中のタスク」で、毎回、同じチャットに戻って、前の文脈を持ったまま動きます。毎回独立させたいとき、または「Scheduled」に別々に並べたいときは、単独のタスクを使う、と書かれています。

Webのタスクは、チャットが使えるアップロードファイル、つないだツール、スキル、プラグインを使えます。ただし、ローカルのフォルダやworktreeは、実行のあいだ保たれません。公式は、変わらない指示はプロンプトかスキルに書き、元の資料は、アクセスできるプロジェクト、アップロード、つないだサービスに置くよう書いています。ただし、公式ヘルプには落とし穴が1つあります。プロジェクトの中でタスクを作ると、そのタスクは、プロジェクトにアップロードしたファイルや保存されたファイルに触れない、と書かれています。プロジェクトの資料を読ませたいタスクは、この点を先に確かめてください。

公式のチュートリアルの例

ChatGPT Learnの「Set up scheduled tasks」(7分のチュートリアル)には、2段階のプロンプトが載っています。大意を次に写します(原文は英語で、ここは言い換えです)。

1回目(普通のチャットで):
今日のGoogleカレンダーの会議を調べ、関連するGmailを探してください。
会議ごとに、目的、相手の優先事項、決まったこと、リスク、次の一歩を
短くまとめ、出典へのリンクを付け、足りない情報を示してください。
ほかの操作をする前に、まず下書きを見せてください。

2回目(同じチャットで予約):
平日の朝9:00に、その日の会議と最新の関連メールを使って、
同じ形の、出典つきのまとめを返してください。
メッセージの送信や予定の変更はしないでください。

チュートリアルが挙げる「Scheduled」の一覧の例は、平日8:00の受信トレイの要約、金曜16:00の週次の進捗報告、毎日17:00の会議後のフォロー、です。

上限(公式のヘルプ、10月24日に読んだ内容)

項目 内容
同時に動かせる数(アクティブなタスク) FreeとGoが3、Plusが5、BusinessとEduが10、ProとEnterpriseが15。そのほかの対象プランは、アカウントやワークスペースで決まる
Freeの頻度 一度きり、または1日1回までの繰り返し。時刻は「朝、昼、夜」のような幅のある枠
有料プランの頻度 繰り返しは最短で1時間に1回まで。時刻のぴったりの指定ができる
上限に当たったとき アクティブなタスクを一時停止か削除する。または、1つが終わるのを待つ
イベント起動の実行回数 すべてのイベント起動のタスクを合わせて、毎時30回、1日720回まで

2026年6月17日のリリースノートも、「1時間に1回より多くは動かせない」「無人のタスクは自動で一時停止することがある」と書いています。上限は、タスクの数と頻度と実行回数で別々に決まっている、と読めます。

見る、直す、止める

止まる条件と、非対応のもの

公式のヘルプは、次の場合にタスクが一時停止することがある、と書いています。しばらく反応がないとき、追加の操作(承認など)が要るとき、元のチャットがアーカイブされたり削除されたりしたとき、です。

非対応として挙がっているのは、音声チャット、GPTs、ロックしたチャットです。チャットをロックする前に、そのチャットに紐づくスケジュールされたタスク(一時停止中のものも)を削除するよう、公式は書いています。タスクを残したいなら、そのチャットはロックしない、とあります。

そのほか、ChatGPT HealthやChatGPT Financesの情報を、スケジュールされたタスクで使えることがあります。ただし、イベント起動のタスクでは使えません。金融口座をつなぐと、「Weekly finances update」というタスクが作られることがあり、止めるには「Scheduled」から一時停止か削除をします。

道2:イベント起動のタスク(Gmail、Slack、GitHub)

公式ヘルプによると、時刻ではなく、つないだアプリの出来事で動くタスクは、Workで作ります。対象のプランは、Plus、Pro、Business、Enterprise、Edu、ChatGPT for Healthcareです。FreeとGo、FedRAMPのワークスペースでは使えません。

作り方(公式の手順)

  1. 「Settings > Apps」で、対応するアカウントをつなぐ。
  2. Workを開き、どんな出来事で、何をしてほしいかを書く。
  3. 「Trigger」「Condition」「Prompt」を見直し、必要な認可を済ませる。
  4. 「Scheduled」で、見直し、編集、一時停止、削除をする。

公式ヘルプは、タスクに頼る前に、つないだアプリとアカウント、出来事、条件、指示の4つを確かめるよう書いています。「Trigger」は出来事(いつ動くか)、「Condition」は絞り込み、「Prompt」は1回の実行でやることです。

ここに書く中身の例は、この記事の整理です(公式の文ではなく、この記事では動作を確かめていません)。

欄 書き方の例(僕らの整理)
Trigger Gmailに新着メールが来たとき
Condition 送信者が特定の取引先、または件名に決まった語を含むとき
Prompt 本文を読み、要点を3行にまとめて、返信の下書き案を見せる。メールの送信と予定の変更はしない

最初は「読む、まとめる、見せる」だけにして、書き込みや送信を足すのは、結果を何度か見てからにします。

何に反応するか

アプリ 反応する出来事 公式に書かれている条件
Gmail 新着メール 送信者や件名で絞れる
Slack 選んだチャンネルの新しいメッセージ 投稿者と、スレッドの返信を含めるかで絞れる。見張るチャンネルごとに @ChatGPT を追加する。リアクション、編集、削除、ダイレクトメッセージには反応しない(ChatGPT Learn)
GitHub リポジトリのプルリクエストの動き つないだアプリがアクセスできるリポジトリ。プルリクエスト、投稿者、タイトル、ラベルで絞れる。レビュー、コメント、コミットの更新、マージのみ、などを選べる(ChatGPT Learn)

ChatGPT Learnには、さらに次の説明があります。1つのタスクに複数の出来事を設定できますが、時刻のスケジュールとは組み合わせられません。出来事で動くタイミングを決めるのはトリガーで、1回の実行で何をするかを決めるのは保存したプロンプトです。近い時間に起きた出来事は、1回の実行にまとめられることがあり、まとまった分は「Scheduled」で確認するか、「Run now」で動かせます。

条件と注意

デスクトップアプリでは、公式ヘルプのよくある質問が、「Scheduled」ページが出ないことがある、既存のイベント起動のタスクは表示できても、条件の作成と編集はできない、と書いています。作る、直すときはWebか対応するモバイルアプリです。ChatGPT Learnのページも、イベント起動はWebとモバイルのみで、デスクトップアプリ、CLI、IDE拡張では使えない、と書いています。

道3:デスクトップアプリの予定タスク(Codexのautomationsを含む)

開発者向けのCodex automationsのページ(developers.openai.com/codex/app/automations)は、読んだ時点で、ChatGPT LearnのScheduled tasksのページへ転送されました。一方、Webの公式ヘルプは「Codex automationsは別のもので、Codexで動く」と書いています。両者の関係は、読んだ範囲では、これ以上は確かめられませんでした。ここでは、ChatGPT Learnのページに書かれた、デスクトップアプリの予定タスクの内容を並べます。2026年7月9日に、Chat、Work、Codexをまとめた新しいデスクトップアプリが出た、と前のガイド(01)に書きました。

動く場所の選び方

ChatGPT Learnの記述によると、GitリポジトリのプロジェクトでWebのタスクと違うのは、次の点です。

実行の場所 動き 公式の注意
ローカルのプロジェクト メインのチェックアウトで動く 自分が編集中のファイルを書き換えることがある
worktree 専用のバックグラウンドのworktreeで動く 作りかけの作業から切り離される
Gitで管理していないプロジェクト プロジェクトのフォルダで直接動く (worktreeの選択肢はない)

動かすための条件は、パソコンの電源を入れたまま、ChatGPTデスクトップアプリを起動しておくこと、選んだプロジェクトが動く時点でディスクに残っていること、です。チュートリアルも、ローカルのファイルや、パソコンにだけ保存したスキルが要るタスクは、「Keep your computer on and the desktop app running」と書いています。

つないだサービスだけで足りるタスクなら、WebでもデスクトップアプリのCloudでもよく、パソコンが起きていなくてもよいので、定期の調べものやWebサイトの確認に向く、とChatGPT LearnのWorkのページは書いています(Cloudの項目は、出ない場合があります)。

スケジュールの書き方

標準の選択肢のほかに、カスタムのスケジュールが選べます。上級の指定は、RFC 5545の繰り返しルール(RRULE)を書き換えます。公式の例は次のとおりです。

RRULE:FREQ=MONTHLY;BYMONTHDAY=1;BYHOUR=9;BYMINUTE=0

これは「毎月1日の9時0分」と読めます(読み方は僕らの整理です)。プロンプトの中でスキルを呼ぶには、$skill-name と書きます。結果は「Scheduled」に受信トレイのように並び、気づくべき実行には未読の印が付きます。単独のタスクは、実行のたびに新しいチャットを作ります。

権限とサンドボックス(無人で動かすときの要)

ChatGPT Learnのページは、予定タスクは、無人で、既定のサンドボックスの設定で動く、と書いています。モードごとの動きは次のとおりです。

サンドボックスのモード 必要な権限が足りないときの動き 公式の注意
read-only ファイル変更、ネットワーク、コンピューターのアプリの操作が要ると失敗する workspace-writeを検討する
workspace-write ワークスペースの外のファイル、ネットワーク、コンピューターのアプリの操作が要ると失敗する 特定のコマンドは、ルールで許可できる
Full access 確認なしにファイルを変え、コマンドを動かし、ネットワークを使う リスクが高い。workspace-writeにルールを足す形を検討する

承認の方針は、組織の方針が許せば approval_policy = "never" で動きます。管理者の要件(requirements.toml)がこれを許さない場合は、選んだ権限モードの承認の動きに戻ります。公式は、必要最小限のアクセスから始めるよう書いています。

サンドボックスのページは、sandbox_mode = "workspace-write" と approval_policy = "on-request" の組み合わせを、リスクの低い手元の自動化の設定として挙げ、approvals_reviewer の既定は "user" と書いています。次のコードブロックは、そのページの文章を僕らが設定ファイルの形に書き並べたものです(ページにこの形の例は載っていませんでした)。

sandbox_mode = "workspace-write"
approval_policy = "on-request"
approvals_reviewer = "user"

これは対話で使う場合の組み合わせで、予定タスクが never で動くという上の説明とは別の話です。どの設定が予定タスクにどう効くかは、画面と管理者の設定を見て確かめてください。

「Agent approvals & security」のページには、さらに次のことが書かれています。

後始末

頻繁なスケジュールは、worktreeを大量に作ります。公式は、要らなくなった実行をアーカイブし、worktreeを残したいとき以外は、実行をピン留めしないよう書いています。

公式の例のタスク

ChatGPT Learnには、3つの例があります。1つ目は、過去1日のCodexのセッションを調べて、スキルを更新・新規作成させるタスクです。2つ目は、過去24時間のコミットを、ワークストリームごとにまとめる「経営向けの要約」です。3つ目は、自分の最近のコミットに関わるバグを見つけ、最小の修正をして確かめ、原因を報告する個人用スキル($recent-code-bugfix)を作り、過去24時間のコミットを対象にそれを呼ぶタスクです。2つ目は報告だけの形ですが、1つ目はスキルを実際に更新・新規作成させ、3つ目は修正を作らせる形です。変更を伴う例では、何をどこまで任せるかを、動かす前に決めておきます。

モデルの退役に注意

同じページに、GPT-5.5は、ChatGPTのログインで使うCodexで、2026年10月14日の正午(太平洋夏時間)に退役した、とあります。退役したモデルを指定したタスクは、使えるモデルへ入れ替えます。公式は、プランとワークスペースが許すなら gpt-6.1-sol へ切り替えるよう書いています。APIキーのセッションは影響を受けません。

道4:長い作業を任せる(Work、Goal)

Workにできること

公式ヘルプ「ChatGPT Work and Codex」によると、Workは、長い複数手順の作業と、完成した成果物のためのエージェントです。文書、スプレッドシート、プレゼン、レポート、Sitesを作れます。Webとモバイルでは、クラウドで動き、手元のファイルには直接触れません。デスクトップアプリでは、クラウドとローカルのどちらのチャットも作れ、プランとワークスペースが許せば、許可のもとで、ローカルのファイルやアプリを使えます。ローカルのチャットでも、メッセージや作業の文脈はクラウドに保存されることがある、と書かれています。

ChatGPT LearnのWorkのページは、向いている作業を、複数の資料やツールを使う、手作業だと時間がかかる、成果物を確認して直して使い回す、繰り返しや監視や更新が要る、の4つで説明しています。頼むときに入れるものとして、望む成果、資料やプラグイン、制約、よい出来の基準、どこで止めて確認や承認を求めるか、を挙げています。例として、「この資料だけを使う」「上位5件を比べる」「何かを送る前に止まる」が示されています。

パソコンとクラウドをまたぐ(同期)

ワークスペースで同期が有効なら、「Local computer access with Work Cloud」を使うタスクを、デスクトップ、モバイル、Webで続けられます(2026年7月16日のリリースノートも、クラウドのWorkのチャットが各画面で同期すると書いています)。公式の注意は次のとおりです。

Goal(終わりの条件つきで走らせる)

ChatGPT Learnの「Long-running work」によると、デスクトップアプリで /goal と入力すると、Goalモードが始まります。同じコマンドがCodex CLIとIDE拡張でも使えます。入力した文が、最初のプロンプトと、終わりの条件の両方になります。成果が定まっていないときは、先に /plan を使うと、ChatGPTが聞き取りをして、測れる成功条件つきのGoalを作ってくれます。

公式が示す「終わり」の3要素は次のとおりです。

要素 書くこと
Outcome(成果) 活動ではなく、ほしい結果
Constraints(制約) 使う道具、境界、互換性、避ける方法
Verification(確かめ方) テスト、測定、レビューの基準

公式の例は、JavaScriptからTypeScriptへの移行です。振る舞いを保つ、strictモードで明示的な any なしにコンパイルする、テスト一式を通す、という条件が付いています。

動いている間は、入力欄の上に進行の行が出て、一時停止、再開、編集、クリアができます。追加のメッセージで文脈や制約を足すことも、サイドチャットで状況を聞くこともできます。

安全面では、Goalを始めても、広い権限は与えられません。同じサンドボックスと承認の方針のままで、判断が要るときは止まります。複数のGoalは、チャットごとに別々に動かせますが、同じファイルを2つのチャットで変えないよう、worktreeを使うよう書かれています。Macの場合は、「Prevent sleep while running」の設定があります。

開発者向けのCodexのクックブックには、Goalについてのくわしい説明があります。Goalは、スレッドに付く、永続する目的で、Codex 0.128.0以降が必要とあります。/goal(現在のGoal)、/goal pause、/goal resume、/goal clear が使えます。予算に達すると実質的な作業は止まりますが、それは完了ではありません。完了には証拠が必要で、続きを自動で進めるのは、スレッドが空いていて、Goalが有効で、予算内のときだけです。公式は、無制限のバックグラウンドの自律ではなく、決めた契約の中でだけ動くものだ、と書いています。トークン予算の数字や単位は、読んだ範囲では見つかりませんでした。

2026年5月21日のリリースノートによると、GoalモードはCodexのアプリ、IDE拡張、CLIで一般提供になりました。

Cookbookには、最初に打つ例として、次のコマンドが載っています。2つ目のほうが、測る場所と、壊さない条件が入っていて、先ほどの3要素に近い書き方です(動作確認はしていません)。

/goal Reduce p95 latency below 120 ms without regressing correctness tests
/goal Reduce p95 checkout latency below 120 ms on the checkout benchmark while keeping the correctness suite green

Goalには Codex 0.128.0 以降が必要です。CLIを更新する公式の例は、npmなら npm install -g @openai/codex@latest、Homebrewなら brew upgrade --cask codex です。

道5:チームで持つタスク(Team tasks)

公式ヘルプ「Creating and managing team tasks in ChatGPT」はTeam tasksを説明していて、BusinessとEnterpriseのワークスペースで使えると書いています(ヘルプに絶対日付の表示はありません)。Businessのリリースノートは、2026年9月29日の項目として載せています。

チームのタスクの通知設定は、読んだページには書かれていませんでした。

共有、通知、記録

通知の設定

公式ヘルプによると、タスクの通知は「Settings > Notifications」で、「Push」「Email」または両方を選びます。ブラウザの許可が切れていれば、案内が出るので「Allow」を選びます。モバイルのプッシュは、対応するモバイルアプリでタスクを作り、通知の許可を求められたら許可します。

デスクトップアプリについてのChatGPT Learnの「Notifications」では、設定で次を選べます。ターン完了のアラートは、なし、アプリがバックグラウンドのときだけ、常に、の3つです。許可の要求と質問の通知は、それぞれオンとオフを選べます。サイドバーのベルの「Activity」には、未読、実行中、返事待ちのチャットが並び、Cmd+Option+U(macOS)、Ctrl+Alt+U(Windows)で開閉できます。絞り込みには、「Work」「Chat」「Pinned」「Scheduled」があります。画面の隅に出る「Pets」は、「Running」「Needs input」「Ready」「Blocked」を示します。

2つのページは扱う画面が違い、モバイルのプッシュやメールは、Learnの通知のページには書かれていませんでした。

共有

「Scheduled」の「•••」から「Share」を選ぶと、リンクを作れます。公式ヘルプの書き方は次のとおりです。

記録

公式ヘルプによると、スケジュールされたタスクはCompliance APIに含まれますが、共有リンクと、その保存された写しは、今のところ含まれません。個人のデータのエクスポートには、スケジュールされたタスク、共有リンク、その写しは入りません。

使用量と上限

Workの使用量、枠、クレジットの数字は、前のガイド(03)に書きました。ここでは、この記事のテーマに関わる点だけを足します。

安全:人がいない時間に動くものの落とし穴

止まっているかも、と思ったときの見分け方

ここまでに出てきた「止まる理由」を、1つの表に並べ直したものです(公式の記載の再編で、新しい事実は足していません)。

見えるもの 考えられる理由 見る場所、することの例
一時停止になっている 承認が要る操作に来た、しばらく反応がなかった、元のチャットがアーカイブか削除された 「Scheduled」で状態を見て、承認や再開をする
イベント起動のタスクが反応しない アプリのつなぎが切れた、毎時30回・1日720回の上限、承認待ち 「Scheduled」と、「Settings > Apps」のアカウントを見る
Team tasksが一時停止になった 使うモデルが使えなくなった 「Advanced」でモデルを選び、「Save」して「Resume」
Team tasksが「Completed」なのに結果がない 「Completed」は今後の実行が残っていないだけで、成功の意味ではない 「Previous runs」で個々の実行を見る
デスクトップの予定タスクが動かない パソコンが起きていない、アプリが起動していない、プロジェクトがディスクにない 電源、アプリ、プロジェクトの場所を確かめる
会話が一時停止か終了になった 安全のしくみが働いた(Astra系のモデル) 「Review findings」を読み、判断がつかなければ止めたままにする
ロックしたチャットのタスクが消えた、または動かない ロックしたチャットは非対応 ロックの前にタスクを削除するか、そのチャットはロックしない

最初の10分でやること

公式のチュートリアルに沿った手順です。

  1. 「Plugins」で、使うアプリ(チュートリアルでは Gmail と Google Calendar)をつなぎ、アカウントが合っているか確かめる。
  2. 普通のチャット(Work)で、1回やってみる。読み取りだけで、結果を見せる形にする。今日に予定がなければ、最初のプロンプトの日付を、予定のある日に変える(公式のチュートリアルの注意)。
  3. 同じチャットで、「平日9時に、同じ形で。送信と変更はしない」と頼む。
  4. 「Scheduled」を開き、動いているもの、一時停止中のもの、次の実行時刻を見る。
  5. 最初の数回の実行は、結果を毎回読む。ChatGPT Learn の Scheduled tasks に、最初の数回を見てから、プロンプト、ツール、頻度(cadence)を直す、という書き方があります。
  6. 練習で作ったタスクは、一時停止する。

ここからは僕らの整理です。公式の文書の範囲から組み立てたもので、公式の推奨そのものではありません。

  1. 「Settings > Notifications」を開き、PushかEmailを、タスクの結果が見える形にしておく。
  2. 上限に当たる前に、使っていないタスクを一時停止か削除する。

僕らの見立て

ここからは僕らの見立てです。公式の記載から導いたもので、公式の勧めではありません。

気をつけること

出典