3行でいうと

  • 個人向けで、公式が手順まで書いている「外のサービスとの連携」は、コネクタです。対応は Microsoft OneDrive、Microsoft Outlook.com(メール、予定、連絡先)、Google Drive、GoogleのGmail、カレンダー、連絡先で、使える場所は copilot.com とモバイル(iOS、Android)と書かれています。
  • コネクタの手順は、Profile > Connectors > Connect > Continue to …(例:Continue to Gmail)です。使うときは、会話ごとに、Copilot.com では Open の+ > Use connectors で切り替えます。
  • コネクタを完全に切る(接続の削除)手順は、読んだコネクタのページに見つかりませんでした。会話ごとのオンとオフの切り替えだけが書かれています。
  • Edge、Windows、Microsoft 365アプリは、公式が運営する入口で、それぞれ設定の置き場所が違います。Edgeは More menu(…)> Copilot and AI、Windowsは Account > Settings、Microsoft 365アプリは「Experiences that analyze content」と「All connected experiences」です。
  • ほかのAIとの組み合わせとして、個人向けのCopilotに、公開のAPIやMCPの接続口があるかは、読んだ公式の資料では確認できていません。MCPやAPIの公式の記述は、仕事用のMicrosoft 365 CopilotとCopilot Studioの側にあります。

この記事は、公式の資料を2026年10月25日に読んでまとめたものです。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。運営者はMicrosoft Copilotを入れていますが、使い心地はこの記事には書いていません。手順は「公式の手順を順に並べたもの」で、画面の表記は変わります。手元の画面と照らして読んでください。公式ページは要約の形で取得したため、読み取れなかった部分は「公式の資料では確認できていない」と書き、長い引用はしていません。公式に書かれていない画面の経路は書かず、「記載が見つからない」と書きます。

先に結論

前提:用語をそろえる

連携の一覧(この記事で扱う範囲)

連携 向き 設定する画面(公式の記載) 対象 手順の節
コネクタ:OneDrive、Outlook.com、Google Drive、Gmail、Googleカレンダー、連絡先 外のサービス → Copilot Profile > Connectors 個人のMicrosoft 365(Personal、Family、Premium、Pro)のアカウント。copilot.com とモバイル 1
Edge ブラウザの情報 → Copilot More menu(…)> Copilot and AI 個人のMicrosoftアカウントでサインインしたEdge 2
Windows パソコンのファイル、画面 → Copilot Account > Settings Windows版のアプリ 3
Microsoft 365アプリ(Word、Excel、PowerPoint、Outlook、OneNote) 文書 ⇔ Copilot アカウントのプライバシー設定 個人プランの契約者のみ 4
モデルの選択(OpenAI、ほか) Copilot の内部 会話のモード 全ユーザー(モードにより条件) 5
仕事用の拡張(MCP、plugin、API) 外のツール ⇔ Copilot Copilot Studioなど 仕事用 6

1 コネクタ(OneDrive、Outlook.com、Google Drive、Gmail、Googleカレンダー、連絡先)

公式の「Connecting Microsoft Copilot to other services with connectors」(KB 5070873、ms.date 2026-10-06、更新 2026-10-06)にもとづきます。

1-1 先に確かめる条件

項目 公式の記載
対応するサービス Microsoft OneDrive、Microsoft Outlook.com(メール、予定、連絡先)、Google Drive、GoogleのGmail、Calendar、Contacts
使える場所 Copilot.com と、Copilot Mobile(iOSとAndroid)。Windows版、Mac版のアプリは、このページには書かれていません
適用 個人のMicrosoftアカウントで、Microsoft 365 の Personal、Family、Premium、Pro。サインインが要る
無料のままでも使えるか このページは、上の契約のアカウントを適用に挙げ、ほかの条件は書いていません。無料で使えるかどうかは、書かれていません
アカウントの一致 個人のMicrosoftアカウントでCopilotにサインインしている場合、OneDriveやOutlookのアカウントと同じでないと、Copilotは中身を取得できない
Googleのサービス 自分で明示的にGoogleアカウントをつなぎ、許可する必要がある

1-2 はじめてつなぐ(公式の順)

  1. Copilotで、Profile を選び、Connectors を選びます。各コネクタの状態が一覧で表示される、と書かれています。
  2. つなぎたいサービスの横の Connect を選びます。
  3. 「Continue to …」を選びます。公式の例は「Continue to Gmail」です。
  4. アカウントを選び、Copilotが見られる範囲を確かめて、許可します。
  5. Copilotに戻り、コネクタが有効になります。

期待される結果:Profile > Connectors の一覧で、そのサービスが接続された状態になる、と読めます(状態の表記は、公式のページに書かれていませんでした)。

1-3 会話の中で使う、切り替える

場所 手順(公式の記載)
copilot.com 入力欄の Open アイコン(+)を押し、「Use connectors」を選ぶ。コネクタごとにオンとオフを切り替える
モバイル Profile > Connectors で切り替える
どちらも 切り替えは、今の会話について。何個でもオンにできる。または、指示文の中でコネクタを使う頼み方をすると、Copilotが接続の許可を求める

1-4 公式のページが挙げる、頼み方の例

これらは、公式のページが挙げる例の趣旨です(原文は英語で、この記事は日本語に直しています)。

この記事の例(動作は確かめていません):「Gmailで、先月の請求書メールを3件探して、件名と日付を表にして」「Google Driveの『旅行』フォルダの、いちばん新しいPDFを要約して」

1-5 何が渡るか(公式の記載)

透明性ノート(2026-08-18、更新 2026-09-08)も、ファイルのアップロード、許可のうえでのOneDriveとGoogle Driveのファイルの参照、メール・予定・連絡先などを持ち込むコネクタを挙げていますが、コネクタやサードパーティのデータの詳しい扱いは、そのページには書かれていません(プライバシーステートメントなどを参照、とあります)。

1-6 権限の範囲

読んだコネクタのページには、詳しい権限(スコープ)の一覧は書かれていません。Googleの画面で、どの範囲を許可するかは、許可の画面に表示されます。この記事はその画面の中身を読んでいないので、手元の画面で、見られる範囲を確かめてください(手順の4に「見られる範囲を確かめる」とあります)。

1-7 外し方、止め方

やりたいこと 公式の記載
今の会話で使わない Copilot.com:+ > Use connectors で、コネクタをオフ。モバイル:Profile > Connectors でオフ
接続そのものを消す(Disconnect) 読んだコネクタのページには、手順の記載が見つからない
Googleや、Microsoftのアカウント側の許可を取り消す 読んだページには、記載が見つからない
会話に残ったデータを消す 返答は会話を消すまで残る。会話の消し方は、05の手順G-4、06の場面9(会話の履歴のページ)

1-8 うまくいかないときの確認点

症状 確認すること(公式の記載にもとづく)
OneDriveやOutlook.comの中身を取れない CopilotにサインインしているMicrosoftアカウントが、そのサービスのアカウントと同じか
Connectors の項目が見当たらない 個人のMicrosoft 365(Personal、Family、Premium、Pro)のアカウントか。copilot.com か、モバイルか(Windows版、Mac版のアプリは、読んだページに書かれていない)
Gmailなどの内容が出ない 会話ごとのコネクタのトグルがオンか。Googleアカウントを明示的につないで、許可したか
仕事用のアカウントで入っている 左の欄の Work/Personal の表示。このページは個人のアカウント向け

トラブルシューティングの節は、読んだコネクタのページには、アカウントの一致の注記以外は、書かれていませんでした。

2 Edgeとの連携

公式の「Getting started with Copilot in Microsoft Edge」(ms.date 2026-08-14、更新 2026-10-19)と、「Browse with Copilot」(公開 2026-08-12、更新 2026-10-19)にもとづきます。

2-1 Copilotに渡るもの(context clues)

2-2 止める

  1. Edgeのツールバーで、More menu(…)を開きます。
  2. 「Copilot and AI」を選びます。
  3. 「Allow Copilot to read context clues on the web」をオフにします。
  4. 期待される結果:Copilotは、今のページ、ページのタイトル、開いているタブ、閲覧履歴を使わなくなる、と公式は書いています。

同じメニューに、「Copilot new tab page」があり、オンにすると、新しいタブのページに、チャット、検索、ナビゲーションがまとまる、と書かれています。

2-3 Edgeで使う

2-4 ブラウザデータの取り込み(Copilotのアプリ側の設定)

Copilotの Settings > Web browsing > Import browser data で、「Bring over your browsing data from Microsoft Edge」をオンにすると、Cookie、履歴、支払い情報、パスワード、自動入力のデータを取り込める、と書かれています。現在は、米国に拠点のあるMicrosoftアカウントの個人向けで、仕事・学校・組織(Microsoft Entra)のアカウントでサインインしている人にも使える、と書かれています(プライバシーのページ、2026-09-17)。取り込みを止める手順(オフ、取り込み済みデータの削除)は、このページには見つかりませんでした。

2-5 Browse with Copilot(Copilotがブラウザを操作する)

3 Windowsとの連携

公式の「Access Microsoft Copilot on Windows」(ms.date 2026-10-16)と、「Hey, Copilot」のページにもとづきます。

3-1 設定する画面と、渡るもの

機能 設定する画面(公式の記載) 渡るもの(公式の記載)
ファイル検索、ファイルの読み取り Account > Settings の「File Search」「File Read」 パソコンの中の .docx、.xlsx、.pptx、.txt、.pdf、.json
最近のファイルの表示 (古いアプリ向けのFAQ)隠したいファイルは右クリックして Hide WindowsのRecent Itemsを参照。ファイルはパソコンの中にあり、パソコンをスキャンしたり、自動でアップロードしたりしない
スクリーンショット 入力欄の+ > 「Take a Screenshot」 囲んだ範囲
Copilot Vision 入力欄のメガネのアイコン、または声の会話の中の画面共有(06の場面7) 見せた画面、アプリ(最大2つ、と日付のないページ)
タブの文脈 リンクはサイドペインで開く。許可があれば、会話で開いたタブの文脈を使う その会話で開いたタブ
「Hey, Copilot」 Settings > General > Listen for "Hey Copilot"(既定はオフ) 呼びかけの検知後の音声が、Copilotの音声サービスへ。10秒のバッファはメモリ上のみ
キーボードのショートカット Account > Settings > Copilot Keyboard Shortcuts (渡るデータの話ではない)

3-2 外し方

4 Microsoft 365アプリ(個人の契約者)との連携

公式の「Copilot in Microsoft 365 apps for home: your data and privacy」(ms.date 2026-08-27、更新 2026-09-09)と、「What's the difference between Microsoft Copilot (free) and Copilot in Microsoft 365」(ms.date 2026-07-08、更新 2026-09-09)にもとづきます。

4-1 条件

4-2 設定する画面と、渡るもの

5 ほかのAIとの組み合わせ(公式にある範囲)

5-1 Copilotの中で使われるモデル(個人向け)

公式の記載 出どころ
Think Deeper モードは、OpenAIの最新の推論モデルが使われる 「Conversation modes in Microsoft Copilot」
Smart モードは、GPT-5を使う 同上
Copilotの中で、Microsoft、OpenAI、ほかのモデル開発者のモデルから選べる、という趣旨の記述。Anthropicの名前は、取得した要約には出なかった 透明性ノート
「leading AI models」(主要なAIモデル)から、仕事の種類ごとに選べる、という趣旨の記述。機能は契約で変わると書かれている 個人向けのプライバシーの概要

モデルを選ぶ画面の手順は、読んだ個人向けのページには、モードの切り替え(06の場面2)以外に見つかりませんでした。Microsoft 365アプリの中でモデルを選べるかは、この記事では読んでいません。

5-2 外のAIアプリとつなぐ手順

5-3 この記事の案(公式の手順ではありません)

次は、公式の機能を、人の手で組み合わせる案です。ほかのAIアプリの側の操作は、この記事では調べていません。

案 使う公式の機能 渡るもの
Copilotで、開いているページを要約し、その結果の文章を、手で別のAIに貼って、言い換えを頼む Edgeの「Create a Summary」 貼った文章だけが、別のAIへ渡る
Copilotの会話を共有リンクにして、同僚や自分の別の端末で開く 会話の共有(共有アイコン、リンクを知っている人は誰でも開ける、と公式が書いている) 会話全体か、1つの返答が、リンクの先で見られる
Gmailの内容を、Copilotで整理させる Gmailコネクタ(1) Gmailの内容が、会話に入り、履歴に残る

6 仕事用の拡張(名前を知っておくための整理)

ここは、個人のアカウントの話ではありません。

名前 公式の説明(要約) 出どころ
MCP in Copilot Studio Copilot Studioのエージェントを、MCPサーバーのツールとリソースにつなぐ。プロンプトは未対応。事前に、生成オーケストレーションをオンにする必要がある。外部のMCPサーバーは、アクセスするツールとリソースの責任が利用者にある。公式は、接続の導入ウィザードの存在を書くが、画面の表記は書いていない Learn「Extend your agent with Model Context Protocol」(ms.date 2026-08-26)
Plugins、Declarative agents、Microsoft 365 Copilot connectors、MCP servers and plugins、Work IQ APIs、Microsoft 365 Copilot APIs、Custom engine agents 仕事用のMicrosoft 365 Copilotを拡張する方法の一覧。作り手、管理者、開発者向け Learn「Ways to extend Microsoft 365 Copilot」(ms.date 2026-09-30、更新 2026-10-12)
Copilot Cowork 複数の手順にわたる仕事を任せる。メールを送る前などに承認を求める。管理者がMicrosoft 365管理センターで有効にする。使った分の課金。仕事のデータが対象 microsoft.com の Cowork のページ(日付なし)

MCPの設定ファイルの書き方(JSONの例)は、読んだMCPのページには出ていませんでした。書き方は、公式のページで確認してください。個人向けのCopilotの設定画面から、MCPサーバーを追加する手順は、読んだ資料には見つかりませんでした。

外し方・止め方のまとめ

連携 止める方法(公式の記載) 記載が見つからないもの
コネクタ 会話ごとにトグルをオフ 接続の削除、サービス側の許可の取り消し
Edgeのcontext clues Copilot and AI で「Allow Copilot to read context clues on the web」をオフ (なし)
Edgeのブラウザデータの取り込み (取り込みを入れる手順はある) 取り込みを止める、消す手順
Browse with Copilot 会話を消すと画面の写しも消える。サイトの遮断、Cookieの削除など 機能をオフにするトグル
Windowsのファイル File Search と File Read をオフ (なし)
Microsoft 365アプリ 「Experiences that analyze content」か「All connected experiences」をオフ 設定へのメニューの経路

気をつけること

出典