3行でいうと

  • 動画の作り方は大きく3つあります。文章から作る(テキストから動画)、1枚の画像から作る(画像から動画)、画像・動画・音声などを見本として足して作る(参照から動画)。公式のページが、この3つを挙げています。
  • Seedance 2.5について、公式は「1回の生成で最大30秒」「参照は合計で最大50」「音声も一緒に作る」と紹介しています。長い動画の「Long Video」モードは5〜180秒で、公式が「beta」と書いています。
  • 画像では、文字を絵の中に入れる、部分だけ直す、参考画像を足す、といった機能を、公式が紹介しています。Seedream 5.0 Proは、14の言語で文字を入れられる、と紹介されています。
  • 公式のヘルプが示す文章の書き方は、主役、場所、画風、構図を書き、動画なら動きとカメラの動きも書く、です。1度に1か所ずつ直すのがよい、とあります。
  • 解像度や長さの数字は、公式のページ同士で書き方が違います。サインインした画面の選択肢が、いちばん確かです。

この記事は、公式の資料を2026年10月24日に読んでまとめたものです。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。運営者はDreamina(Seedance・Seedream)を入れていますが、使い心地はこの記事には書いていません。画面名やボタン名は、公式の表記を写しています。公式ページは要約の形で取得したため、読めていない部分は「公式の資料では確認できていない」と書きます。公式の宣伝ページは、性能や品質をほめる書き方が多いので、この記事ではそれを事実としては扱わず、「公式は〜と紹介している」と書きます。

先に結論

前提:用語をそろえる

たとえ話:映画の撮影現場で、監督に伝える

動画生成を、映画の撮影現場にたとえてみます。あなたは「監督」で、Seedanceは「撮影クルー」です。「こんな場面を撮って」と口で伝えるのが、文章だけで作る方法です。「この俳優で、この衣装で」と写真を渡すのが、参照です。「音楽はこんな感じ」と曲を聞かせるのが、音声の参照です。絵コンテを渡せば、場面の順番も伝えられます。これは僕らのたとえで、公式の表現ではありません。

動画:つくり方の基本

公式の「AI Video」のページ(How-to)と、Seedance 2.5の解説ページ(2026年6月29日付)は、流れをこう説明しています。

  1. 入力する。 ログインして「AI Video」を開き、主役、動き、カメラ、光、雰囲気を書きます。必要なら参照を足します。
  2. 設定して生成する。 Seedance 2.5を選び、縦横の比(アスペクト比)と長さを決めて、Generateを押します。
  3. 確かめて、直して、ダウンロードする。 映像と音を確かめ、必要ならアップスケール、補間、サウンドトラックの生成を使い、部分的に作り直して、ダウンロードします。

Seedance 2.5の解説ページは、参照を足すときは「AI Video」ページでSeedance 2.5を選び、「Omni reference」モードにして、「+」から素材を足す、と書いています。

公式が挙げる機能(動画)

項目 公式に書かれていること どこに書かれているか
つくり方 テキストから動画、画像から動画、参照から動画(R2V)、部分的な編集 AI Video Generatorのページ(日付なし)
長さ Seedance 2.5は1回で最大30秒。Long Videoモードは5〜180秒で、FAQが「beta」と説明 AI Video Generatorのページ、Seedance 2.5の解説(2026年6月29日付)
参照 合計で最大50。画像、動画、音声、絵コンテ、キャラクター設定、カメラの指定。グリーンバック素材や、白い立体モデルの参照にも触れている Seedance 2.5の解説、AI Video Generator
音声 背景音楽、効果音、セリフを一緒に作る、と紹介。音の見本を足す方法と、サウンドトラックの生成機能もある。リップシンク(口の動きに音声を合わせる)は有料プランの特典として挙がっている AI Video Generator、Seedance 2.5の解説
対応言語(セリフなど) 中国語、英語、スペイン語、インドネシア語、マレー語、タイ語、アラビア語、ポルトガル語、ベトナム語、日本語、韓国語 Seedance 2.5の解説
複数場面 複数の場面をつなぐ物語、場面の連続性、複数の人の動き、に触れている。「Multiframes」は参照フレーム最大10枚、各場面0〜8秒 Seedance 2.5の解説
部分的な直し 動画の一部だけを直す「precise local edits」。ほかの部分はそのまま、と紹介 Seedance 2.5の解説
後処理 アップスケール、補間(24FPSから30または60FPS)、サウンドトラックの生成 Seedance 2.5の解説

公式のページには、読んだ範囲で次の食い違いがありました。

文章(プロンプト)の書き方

公式が紹介する考え方は2つあります。

同じページは、商品広告、ECの商品、ショートドラマ、アニメ、ゲームのトレーラー、SNS向け動画の、すぐ使える文章の例を載せている、と書いています。

モデル名と版の関係

公式のページから、名前を並べます。「どれが新しいか、どれがよいか」は、公式の資料からは断定できないので書きません。

種類 名前(公式の表記) どこに書かれているか
動画(Dreaminaの名前が付くもの) Dreamina Seedance 2.5、Dreamina Seedance 2.0、Dreamina Seedance 2.0 Mini トップページ
動画(ほかのページに出てくる名前) Seedance 2.0 Fast、Seedance 2.0 Pro、Seedance 2.0 4K、Seedance 2.0 Lite、Seedance 1.5 Pro、Seedance 1.0、Seedance 2.5 Flash 料金・解説・モデル一覧のページ(ページごとに挙がる名前が違う)
画像(Dreaminaの名前が付くもの) Seedream 5.0 Pro、Seedream 5.0 Lite、Seedream 4.5 トップページ
画像(ほかのページに出てくる名前) Seedream 4.0、4.1、4.6、5.0 料金・解説のページ

説明が読めたものだけ書きます。Seedance 2.0 Miniは、Seedance 2.0のページが、軽量で効率のよい制作と素早い試行向け、生成のコストが低い、バッチや複数の案を試す作業向け、と紹介しています。Seedance 2.0のページは、Seedance 2.5を「the next generation」と呼び、長い動画、参照、部分的な編集が加わる、と紹介しています。ただし同じページの別の箇所には「coming soon」とも書かれていて、ページ内で揃っていません。Seedance 2.0 Pro、Fast、2.5 Flashについては、Dreaminaのページでは定義の説明が読んだ範囲では見つかりませんでした。モデル一覧の中には、Dreaminaが作ったものか他社のものかが書かれていない名前もあります(03で扱います)。

画像:つくり方の基本

公式の「AI Image Generator」のページは、手順を次のように説明しています。

  1. 「AI Image」を押し、「+」で参考画像を足すか、文章を書く。
  2. モデル(Seedream 5.0 ProやGPT Image 2)、アスペクト比、解像度を選んで、Generateを押す。
  3. 4つの案を確かめ、右のパネルのツールで直して、ダウンロードする。

公式が挙げる機能(画像)

項目 公式に書かれていること どこに書かれているか
アスペクト比 1:1、3:4、4:3、16:9、9:16、2:3、3:2、21:9 AI Image Generatorのページ
解像度 生成時にStandard 1.5K、High 2K、Ultra 4Kがある(モデルによって選べるものが違う)。生成後のCreative Upscaleは2K〜8K AI Image Generatorのページ
1回の枚数 1〜4枚。AIエージェントの案は、画像のページで最大40(日本語の動画のページには、動画で「最大8つのビデオバリエーション」とあり、対象が違う) AI Image Generator、日本語のAI Video Generator
編集 Inpaint、Expand、Remove、Retouch、Creative Upscale。選択、点、矢印、枠、座標で場所を指定できる AI Image Generatorのページ
Seedream 5.0 Pro 文字を絵の中に入れる(14の言語)、精密な編集、レイヤー分離(背景や要素を分ける)、ネットから最新の文脈を取り込む検索、インフォグラフィック、生成した画像を動画の最初のフレームや絵コンテに使うこと Seedream 5.0 Proのページ(日付なし)
参考画像の数 Seedream 5.0 Proで最大10、Seedream 5.0 Liteで最大14と、CapCutの公式ページが書いている。Dreaminaのページには最大数の記載は見つからなかった CapCutの「Seedream 5.0 Pro Key Features」(2026年7月28日付)
出力形式 PNGまたはJPEG 同上

同じCapCutのページは、Seedream 5.0 Liteを「推論に重点を置いた、低コストの層」と位置づけ、Seedream 4.5は参照にもとづく一貫性が強い、と書いています。これは公式の位置づけの紹介で、この記事は、比べて確かめたものではありません。

場面ごとに:公式はこう紹介している

場面 公式の紹介 どこに書かれているか
商品の動画や広告 商品広告、ECの商品などの例文がある。商品を差し替える、画風・光・背景を変える、といった直しを紹介 Seedance 2.5の解説、BytePlusのSeedance 2.5のページ
SNS向けの短い動画 縦(ソーシャル向け)か横長(映画風)かを、生成前に選ぶよう案内 Seedance 2.5の解説
ショートドラマ、アニメ、ゲームのトレーラー すぐ使える文章の例を載せている、と書かれている Seedance 2.5の解説
画像から動画へ Seedream 5.0 Proで作った画像を、Seedanceの最初のフレームや絵コンテにできる Seedream 5.0 Proのページ
図や資料 Seedream 5.0 Proが、データや報告書を構造のある図にする、と紹介 Seedream 5.0 Proのページ
話すアバター 文章、写真、音声から話すアバターを作る トップページのFAQ

僕らの見立てでは、初心者はまず「画像1枚+短い動画」から始めるのが分かりやすいと考えます(見立て)。画像で場面の雰囲気を決めてから動画にすると、やり直しの回数が少なくなりそうだからです。公式がこの順番を勧めているわけではありません。

気をつけること

出典