3行でいうと

  • 入口は3つに分かれます。①Hailuo AIのウェブ(hailuoai.video)とiOS・Androidアプリ、②MiniMax API Platform(platform.minimax.io)のAPIキー、③ターミナルのCLI(mmx-cli)。登録が共通かどうかは、公式の資料では確認できていません。
  • アプリは、公式のダウンロードページに、App Store(iOS 16.0以降)とGoogle Play(Android 9.0以降)の掲載先が書かれています。ウェブ版のサインイン方法(Google、Apple、メールなど)の説明は、読んだ範囲では見つかりませんでした。
  • APIの鍵には2種類あります。従量課金(Pay-as-you-go)の「API Key」と、M Planの「Subscription Key」です。公式は両者を取り換えられないものとして書いています。
  • mmx-cliは、Node.js 18以上で npm install -g mmx-cli、そのあと mmx auth login でサインインします。READMEは「MiniMax Token Planが必要」と書き、別の公式ページはToken Planの新規販売が終わりM Planになったと書いています。この食い違いは本文で併記します。
  • 鍵は環境変数や設定ファイルに入れ、リポジトリには入れない、というのが公式の書き方です。この記事の例ではすべて実値をプレースホルダにしています。

この記事は、公式の資料を2026年10月25日に読んでまとめたものです。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。手順は「公式の手順を順に並べたもの」で、公式の例を写した部分と、この記事で組んだ部分は、そのつど区別して書きます。公式ページは要約の形で取得したため、読めなかった部分は「確認できていない」と書き、長い引用はしていません。画面の表記は変わることがあるので、手元の画面と照らして読んでください。

先に結論

前提:用語をそろえる

入口の整理

入口 何を入手するか どこで登録するか 公式の資料の厚さ
Hailuo AIウェブ 要らない(ブラウザ) hailuoai.video の「Sign In」 薄い。サインイン方法の説明は見つからず
Hailuo AIアプリ App Store/Google Playのアプリ 同上(アプリ内。詳細は確認できていない) 掲載先と対応OSだけ
MiniMax API Platform 要らない(ブラウザ) platform.minimax.io 手順あり(クイックスタート)
mmx-cli npm install -g mmx-cli mmx auth login READMEに手順あり

第1部 Hailuo AIのウェブとアプリ

ウェブ版:開く

公式の資料から、ブラウザ版の導入についてわかるのは次のことです。

  1. ブラウザで公式サイト(hailuoai.video)を開きます。
  2. ページの上部には、Home、Design、Assets、Tools、Video、Image、Audio、Explore、Mine、Subscribeの項目が並びます。DesignとAudioが minimax.io 側のサイトに移るという点は、今回の再確認では確認できていません。
  3. 作る入口として、Create Video、Create Image、Hailuo Agentの3つが見えます。
  4. 「Sign In」のボタンがあります。取得した範囲では、Google、Apple、メールなど具体的な方法の名前は出ていませんでした。

  5. 日本語。 公式サイトに日本語ページ(hailuoai.video/ja)があることは01で確認しています。メニュー名は日本語や英語が混ざります。この記事では英語の公式表記を使い、手元の画面と照らしてください。

  6. 画面の言語の切り替え。 トップのページでは、言語を選ぶ項目は取得できませんでした。

iPhone・iPad:App Storeから入れる

公式のダウンロードページ(app-download)に書かれていることを順に並べます。ページ自体に手順の説明はなく、「App Store」のボタンがあるだけです。

  1. iPhoneかiPadで、公式のダウンロードページか、App Storeの検索から、アプリを開きます。ストアの掲載名は、公式ページに直接は書かれていません。App StoreのリンクのURLの語句からは「Hailuo AI: Official by MiniMax」のように読めますが、これはURLからの推測です。
  2. 対応OSは、ページに「iOS 16.0+」と書かれています。手元のiOSの版を、設定アプリで確かめてください。
  3. 掲載ページの「入手」から入れます。ボタンの表記はストア側のもので、公式の資料には書かれていません。
  4. アプリを開いたあとのサインインの手順は、公式のダウンロードページには書かれていません。ページには、アプリが「アカウントと一緒に使える」という趣旨の一文があるだけです。

  5. 公式ページには、iPhone向けとiPad向けの2つのApp Storeリンクがあります(掲載は同じアプリID)。

  6. なりすましを避けるため、ストアの名前だけでなく、開発元の表示を、公式ページの掲載内容と照らしてください。Google Playの掲載ページの開発元表示は、01に書いたとおりです。

Android:Google Playから入れる

  1. AndroidでGoogle Playを開き、公式ページのGoogle Playのボタンか、ストア内の検索から、アプリの掲載ページに行きます。公式ページはGoogle Playのリンクを載せ、パッケージ名は ai.hailuo.video と書かれています。掲載名は公式ページには書かれていません。
  2. 対応OSは、ページに「Android 9.0+」と書かれています。
  3. 掲載ページから入れます。

アプリで確かめること

第2部 MiniMax API Platform:アカウントと鍵

ここは公式の「Prerequisites(準備)」と「Quick Start」のページを順に並べたものです。

アカウントを作る

  1. ブラウザで platform.minimax.io を開きます。
  2. 登録(register)かログイン(login)のリンクから、アカウントを作るかサインインします。公式のページは、登録フォームの中身までは書いていません。
  3. サインインできたら、ユーザーセンターに入ります。

鍵を作る:従量課金のとき

公式のクイックスタートは、従量課金で、言語、動画、音声、画像のモデルが使える、と書いています。

  1. ユーザーセンターの基本情報のページで、「API Keys」を開き、「Create new secret key」を押します。
  2. 表示された API Key をコピーします。
  3. 公式の別のガイド(MCPの案内)は、鍵の作成画面で、プロジェクト名を入れて作り、表示は一度だけなので控えておく、という趣旨を書いています。このため、コピーはその場で済ませ、あとで見返せない前提で扱ってください。
  4. 残高を入れます。公式のFAQは、アカウントの「Billing > Balance」から、オンライン決済(Online Payment)か銀行振込(Bank Transfer)で入金できると書いています。

鍵を作る:M Planのとき

  1. コンソールの「Plan Details」で段階(tier)を選び、支払いを済ませます(M Planのクイックスタート)。
  2. 契約後、同じ「Plan Details」のページに Subscription Key が出ます(同ページの記載)。一方、メインのクイックスタートと「Prerequisites」のページは「Billing > M Plan」で見ると書いています。ページによって表記が違うので、手元の画面と照らしてください。
  3. 公式は、この鍵はM Planの利用専用で、従量課金の API Key と取り換えられない、と書いています。
  4. MiniMax Codeというアプリだけで使うなら、Subscription Keyは要らず、契約後にそのアプリでサインインすればよい、とも書かれています。

鍵の種類の対応表

項目 従量課金 M Plan
鍵の呼び名 API Key Subscription Key
作る場所(公式の記載) API Keys > Create new secret key Plan Details、またはBilling > M Plan
使える範囲(公式の記載) 言語、動画、音声、画像 M Planの購入分とCredits。段階により異なる
動画(H3) 動画生成APIの文書は、H3系は従量課金のAPIが必要と書く 紹介ページは、H3はExploreとBuildに含まれると書く
残りの管理 残高(Balance)、しきい値のメール通知、自動チャージ 契約の枠、Credits

上の表の最後の行の「動画(H3)」は、公式の2つのページが別の書き方をしています。動画生成APIのページは「両モデルとも従量課金のAPIが必要」と書き、M Planの紹介ページは「H3はExploreとBuildに含まれる」と書いています。どちらの鍵でAPIを呼べるのか、この記事では決めません。使う前に、最新の公式の「Pricing Overview」とM Planのページで確かめてください。

鍵の置き方:環境変数

公式のクイックスタートが示す、環境変数の例は次の3組です。ターミナルで export するか、.env ファイルに保存する、と書かれています。以下は公式の例に沿った形で、鍵の部分はプレースホルダです(全文は公式ページで確認してください)。

# Anthropic互換の書き方(公式が recommended と書く方)
export ANTHROPIC_BASE_URL=https://api.minimax.io/anthropic
export ANTHROPIC_API_KEY=<あなたのAPIキー>

# OpenAI互換
export OPENAI_BASE_URL=https://api.minimax.io/v1
export OPENAI_API_KEY=<あなたのAPIキー>

# AI SDK
export MINIMAX_API_KEY=<あなたのAPIキー>

接続先のアドレス(リージョン)

系統 APIの接続先 鍵の発行元 出どころ
Global(海外) https://api.minimax.io MiniMax Global(platform.minimax.io) クイックスタート、MCPのREADME
Mainland(中国本土) https://api.minimaxi.com 中国本土向けの窓口(URLは今回の再確認では確認できていません) MCPのREADME(api.minimaxi.com の記載はこのページのみ)

第3部 ターミナルのCLI(mmx-cli)

公式のGitHubのREADMEから、導入の順に並べます。

入れる

  1. Node.js 18以上が入っているかを確かめます。 bash node -v
  2. READMEが示す導入は2通りです。AIエージェントに技能(skill)として入れるときと、ターミナルのコマンドとして入れるときで、コマンドが違います。 ```bash # ターミナルのコマンドとして npm install -g mmx-cli

# AIエージェントの技能として(READMEの記載) npx skills add MiniMax-AI/cli -y -g `` 3. READMEは、MiniMaxのToken Plan(GlobalかCN)が必要、と書いています。いっぽう、MiniMaxのドキュメントの「既存のToken Plan契約者向け」のページは、Token Planの新規購入は終わり、M Planに置き換わったと書いています。READMEの言い回しが古いのか、M Planでも使えるのかは、読んだ範囲では書かれていません。鍵の種類は、公式のセットアップウィザードのページが、Subscription Key(sk-cp-...、同ページは「M Planで使う」と書く)と従量課金のAPI Key(sk-api-...`)の2つに対応すると書いています。このページのURLと題は「token-plan」ですが、本文はM Planの語を使っており、READMEの「Token Plan」とも書き方が違います。

サインインする

  1. ターミナルで次を打ちます。 bash mmx auth login
  2. READMEによると、ブラウザでのOAuth(GlobalかCN)か、APIキーの入力かを選ぶ対話になります。OAuthのしくみ(デバイスコードの流れ、PKCE)についての記載は、今回の再確認では見つかりませんでした。
  3. スクリプトやCIなど、対話しない場面では、mmx auth login --api-key <あなたの鍵> の形があります。READMEの記載です。鍵をコマンドに直接書くと、シェルの履歴などに残る場合があります(これはこの記事の注意で、公式の記載ではありません)。
  4. 状態は mmx auth status で見ます。サインアウトは mmx auth logout、トークンの手動の更新は mmx auth refresh です。
  5. READMEは、片方の方法でログインするともう片方が消える、認証の優先順位は「--api-key の指定、OAuth、設定ファイルの鍵」の順、と書いています。

設定ファイルと地域

更新と使用量

動作の確かめ方

公式の資料にある範囲で、確かめる手順を並べます。いずれも、この記事で動作を確かめたものではありません。

  1. CLIの確認。 mmx auth status で、サインイン状態を見ます。次に mmx quota で使用量が返るかを見ます。セットアップウィザードのページの、AIエージェント向けの導入の文面には、mmx --version で導入を確かめる、という手順も書かれています。
  2. APIの確認。 動画生成APIは、依頼を出すと task_id が返り、結果は別の問い合わせで受け取る形です。最初の1本の流れは06を参照してください。ここでは、認証の確認に使える公式の誤りコードだけ挙げます。鍵が合っていないときについて、動画生成APIのページは HTTP 401(認証)を挙げ、エラーコードの表は、1004を「認証が通らない(トークンとグループの不一致など)」、2049を「鍵が無効」と書いています。
  3. アプリの確認。 サインインできたら、ホームの Create Video、Create Image のメニューが見えるかを確かめます(公式サイトの表記)。生成の実行は06を参照してください。

つまずきと直し方

症状 公式の記載から読めること 確かめること
Invalid API key(MCP) READMEは、鍵と接続先の地域が違うときに起きると書く 鍵の発行元と接続先が同じ系統か
401、コード1004、または2049 公式のエラー表は「鍵が正しく有効か確認」と書く 鍵のコピーミス、空白の混入、環境変数の読み込み
コード2057 「Token Planの鍵ではない」の意。M Planの鍵を使うように、と書く 使っている鍵の種類
402、コード1008 残高不足 Billing > Balance
コード2053、2056、2067 クレジット不足、利用上限(次の5時間の枠まで待つ)、自動消費が無効で上限に到達、の意 M Planのプランの枠
429、コード1002 利用回数の制限。あとでやり直す 同時に出す依頼の数
コード1045 同時に走る課題の数の上限 走っている課題の完了を待つ
mmx コマンドが見つからない 公式のREADMEに、この症状の説明は見つかりませんでした npmの全体の導入先がPATHに入っているか(これはこの記事の見立てで、公式の記載ではありません)
Windowsの設定が反映されない 公式の環境変数の説明にWindows向けの手順は無い OSの環境変数の設定方法を、OSの公式の案内で確認

たとえ話

ホテルに例えると、Hailuo AIのウェブとアプリは「フロントで係に頼む入口」、API Platformは「客室に直接つながる内線の番号(APIキー)をもらう入口」、mmx-cliは「内線を自分の手元で押す専用の電話機」です。フロントで使う部屋の鍵(アカウント)と、内線番号の請求(残高)が同じとは限りません。公式の資料でも、同じ登録で両方使えるかは書かれていません。

気をつけること

公式の資料では確認できていない点

出典