3行でいうと
- 公式サイトの表示(2026年10月23日、米ドル)は、Starter が $0(トップページの表示。料金ページには Starter の欄が見つからなかった)、Core が月額 $20(年払いで月 $18 の表示)、Pro が月額 $100(年払いで月 $90 の表示)、Enterprise が Custom です。税は地域で変わる、と書かれています。
- Core の月ごとのクレジットは $20 分(公式の料金ページの「$20 towards more powerful models」の表示)で、翌月に持ち越せません(公式のヘルプ)。Pro は、使わなかった分が2か月持ち越せる、と書かれています。Agent の有料の作業は、複雑さに応じた「effort-based pricing」で、始める前に確認が出ます。
- 公開には別の費用がかかります。公式は、2026年8月1日から公開などの単価を下げたと書いています。数字の食い違いが公式の資料の間にあるので、実際の金額はアカウントの画面で確かめてください。
- 解約すると、アカウントは無料の Starter に移り、公開したアプリが止まったり、独自ドメインの接続が外れたり、保存の容量が減ったりすることがある、と公式のヘルプは書いています。先にダウンロードするよう勧められています。
この記事は、公式の資料を2026年10月23日に読んでまとめたものです。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。価格、画面名、設定名は公式の表記を写しています。公式ページは要約の形で取得したため、読み切れていない所は「確認できていない」と書いています。
先に結論
- お金がかかる所は3つあります。 ①プランの月額、②Agent の有料の作業(Power や Max のモード)、③公開、データベース、保存の使用料です。②と③は、プランに含まれるクレジットから先に引かれ、使い切ったあとは使った分だけ請求される、と公式は書いています。
- データが残る所は4つあります。 開発中のプロジェクト、Agent の保存点(checkpoint)、データベース(開発用と本番用)、公開したアプリです。それぞれ、戻し方や保存の期間が違います。
- やめるときは、先に書き出します。 公式のヘルプは、解約の前にダウンロードするよう書いています。プロジェクトは「Download as zip」で取り出せます。
- 公式の資料の間で、数字や条件が食い違って見える所があります。 この記事の最後の表にまとめました。
前提:用語をそろえる
- クレジット:プランに含まれる、毎月の利用の枠です。Agent、公開、ネットワーク転送、データベースの保存、Replit AI Integrations の費用に自動で当てられる、と公式は書いています。
- effort-based pricing:公式の資料で、Agent の有料の作業の料金の決め方です。依頼の複雑さで決まります。
- checkpoint(チェックポイント):Agent が依頼を終えたときに作られる保存点です。
- PITR(point-in-time restore):本番のデータベースを、保持期間の中の好きな時点に戻す機能です。
- Autoscale / Static / Reserved VM / Scheduled:公開の4つの種類です(02参照)。
データの置き場所と、バックアップ
| 対象 | 公式の資料に書かれていること |
|---|---|
| 開発中のアプリとデータベース | ワークスペースの地域に置かれる。選べる地域は北米、EU、アジア。選べるのは Pro。Starter と Core は自動。作成後に変えられない |
| 公開したアプリ | 公開時のスナップショットが Replit のクラウドで動く。ホスティングは米国の Google Cloud Platform。Enterprise は営業に頼めばEU。公開の地域は別に設定する、とも書かれている |
| 公開したアプリのファイル | 公開したアプリのファイルシステムに書いたデータに頼らないよう、公式は注意している。データベースか App Storage を使う |
| Agent の checkpoint | 戻せる対象は、ファイル、Agent の記憶、タスクと、選べばデータベース。Git に保存され、「History」から戻せる |
| 戻すとき(rollback) | 確認の画面に、戻るもの(ファイル、Agent の記憶、タスク、任意でデータベース)が出る |
| ファイルごとの履歴(File History) | エディタでの直接の変更を30日分。Agent の変更は含まず、Git や GitHub とは連携しない |
| 開発用データベース | checkpoint を戻すと戻る。最大7日分。「Additional rollback options」で「Database」を選ばないと、コードだけが戻る |
| 本番データベース | PITR と、1日1回の定期バックアップ。保持は Core が最大7日、Pro と Enterprise が最大28日 |
| GitHub | つなぐと、バックアップと共同作業の場所として使える |
| 秘密の値(Secrets) | 開発用と、公開したアプリ用は別。公開したアプリには、同じ鍵をもう一度入れる必要がある |
データベースの保存の単価は、公式の「Data recovery」のページに、論理データ $0.35、PITR $0.20、定期バックアップ $0.09(いずれも1GiBあたり月)と書かれています。同じページは、データベースの保存の費用は、現在100%割り引かれている、とも書いています。コードとデータベースは別々に戻るので、両方を同じ時点に戻したいときは、データベースを戻し、合う checkpoint に戻し、再公開する、と書かれています。
プランの違い
料金ページの表示は次のとおりです(Starter の行だけトップページの表示。確認日2026-10-23。米ドル。「Prices are subject to tax depending on your location」の注記つき)。
| プラン | 料金ページに書かれていること(抜粋) |
|---|---|
| Starter | $0(トップページの表示)。毎日の無料の利用枠と、公開できるライブのプロジェクト1つ |
| Core | 「$20 $18 / month, billed annually」。「$20 towards more powerful models」。Free Mode で最大30時間のチャット、最大60のプロジェクト、Plan mode、AI integrations、無制限のワークスペース |
| Pro | 「$100 $90 / month, billed annually」。「$100 towards most powerful models」。Core のすべてに加え、10の並行Agent、Premium Support、最大15人の共同作業者、閲覧者50人まで、データベースの28日までの巻き戻し |
| Enterprise | Custom。SSO、SCIM、監査ログ、シングルテナントなど |
公式のドキュメントとヘルプには、次のことも書かれています。
- Core:月ごとのクレジットは $20(料金ページの表示)。Agent、公開、ネットワーク転送、データベースの保存、Replit AI Integrations に当たる。ビルダーは5人まで。同時のバックグラウンド作業は1。公開できるアプリの数は「Unlimited」と書かれています(Core のページ)。クレジットは翌月に持ち越せない。
- Pro:クレジットは段階(tier)を選ぶ。使わなかった分は2か月持ち越せる。ビルダーは15人まで。同時のバックグラウンド作業は10。ユーザーごとの追加料金はなく、クレジットは共有(pooled)で、上限の設定ができる。
- Starter:Lite build まで。公開は1つで30日。Plan Mode と Connectors は使えない(01も参照)。
- クレジットパック:$100($100)、$300($290)、$500($480)、$1,000($950)。パックは6か月で期限が切れ、自動更新されない、と「Replit in ChatGPT」のページに書かれています。
- 学生や教育関係者:割引のプログラムがあると書かれていますが、金額や条件は、公式のヘルプには書かれていません(replit.com/education を見るよう案内)。
Agent の料金について、公式の「Replit AI Billing」は次のように書いています。
- 有料のモードと、確認を取った有料の作業は、依頼の複雑さで決まる。小さな修正は安く、大きな作りは、1つの checkpoint にまとまって高くなることがある。Replit は、有料の作業の前に確認を出す。
- Plan Mode は、コードを変えなくても、有料の推論の費用がかかることがある。
- 一部の機能は、第三者のAPI(Claude、ChatGPT、Nano Banana / Gemini)を使う。キーは不要で、提供元の公開のAPI料金が、Replit のクレジットから引かれる。
- 使った分は、Agent タブの利用アイコン、利用状況のダッシュボード(反映に最大30分)、「Settings > Billing」の警告と上限で確かめ、止められる。
公開の費用
公式の「Publishing costs」のページは、公開の種類ごとの価格を、次のように書いています(確認日2026-10-23。ページに日付の表示はありません)。
| 種類 | 書かれている価格 |
|---|---|
| Autoscale | 基本料 $2/月、計算 100万ユニットあたり $0.60、リクエスト 100万件あたり $0.40。15分間アクセスがないと待機に入る |
| Reserved VM | 共有 0.5 vCPU / 2GB が $15/月。専有 1 vCPU / 4GB が $35/月、2 vCPU / 8GB が $50/月、4 vCPU / 16GB が $130/月 |
| Scheduled | 基本料 $2.00/月、計算 100万ユニットあたり $0.60 |
| Static | ホスティングは無料、データ転送は $0.05/GB |
別のページ「Cloud Aug 2026 Pricing Updates」は、2026年8月1日以降に始まる最初の請求周期から、新しい価格が自動で適用されると書いています。Autoscale の計算が $3.20 から $0.60、リクエストが $1.20 から $0.40、外への転送が $0.10 から $0.05 /GiB、App Storage の保存が $0.03 から $0.015 /GiB/月、データベースの保存が $1.50 から $0.35 /GiB/月、などです。Reserved VM は時間単価の表で、ほとんどが下がり、1つの旧型の枠だけ上がる、と書かれています。
- Starter:公開は1つで、30日で止まりますが、再公開できる、と書かれています。
- Core と Pro:クレジットが公開の費用に自動で当たり、使い切ったあとに使用料がかかります。公開の費用の説明では、使わなかったクレジットは翌月に持ち越せない、と書かれています。
- 公開は、現在の版を他の人が使える状態にします。公式は、公開前に秘密の値と私的なデータを取り除くよう注意しています。
入力したデータの扱い
- 公式の「Model improvement」は、プロンプト、指示、文脈、生成された応答を、モデルとAI機能の改善に使うと書いています。Pro は、Settings > Personalization の Model Improvement で止められます。止めても、すでにある内容は消えず、使い方も変わらず、設定はいつでも変えられる、と書かれています。Enterprise は、お客様の内容をモデルの学習に使わない、と書かれています。Starter と Core については、このページに書かれておらず、確認できていません。
- プライバシーポリシー(2026年10月21日更新の表示)は、データを渡す先として、ホスティング、分析、支払い、サポート、機械学習、セキュリティなどの事業者を挙げ、Agent を動かす提供元も含む、と書いています。保持の具体的な期間は書かれておらず、必要がなくなったら削除するか、個人が特定されない形で持つ、という説明です。モデルの学習に使うという明確な文言と、止める方法は、このポリシーの要約からは読み取れませんでした(機械学習の精度を上げることを正当な利益として挙げる記述はあります)。
- ChatGPT のページは、Starter では公開のアプリだけ作れると書いています。
やめるとき:解約、削除、書き出し
解約と下げる
- 上げる:「Settings」の「Billing」から。すぐに有効になります。
- 下げる:現在の請求期間の終わりに有効になります。7日前にメールの案内があり、予定は取り消せます。「プロジェクトとデータは、そのまま残り、何も消えない」と書かれています。月ごとのクレジット、Free Mode の枠、共同作業者の数、データベースの巻き戻しの期間は、低いほうのプランに合わせて減ります。
- 解約:「Billing」から解約を選びます。支払い済みの期間の終わりまでは、機能が残ります。そのあとアカウントは Starter に移り、公開したアプリが止まったり、独自ドメインの接続が外れたり、保存の容量が減ったりすることがある、と書かれています。先にダウンロードするよう勧められています。
- 一時停止(pause):公式のヘルプ「Subscriptions」に、一部の契約者は解約の代わりに1か月だけ止められる(1回のみ)、停止中は次の支払いがスキップされ月ごとのクレジットは付かない、公開したプロジェクトは動き続け共同作業者のアクセスも残る、Agent とホスティングの使用分は従量で請求される、という説明があります。停止している間、対象になるクレジットは持ち越され、クレジットパックは使い続けられる、と書かれています(どのクレジットが「対象」かの細かい条件は、そのページには書かれていません)。
- 返金:Agent と AI の使用料は返金されません。独自ドメインの登録料も返金されません。サブスクリプションの返金は、先に解約してから、サポートに連絡し、条件はアカウントごとにサポートが確認する、と書かれています。
- 注意:身に覚えのない請求は、銀行に異議を出す前に、先にサポートに連絡するよう書かれています。チャージバックでアカウントが止まることがあるためです。
- 請求書:「Account usage」から「See previous invoices」で見られます。
書き出しと削除
- プロジェクトの書き出し:ファイルツリーの上の3点メニューから「Download as zip」。うまくいかないときは、Shell で
zip -r project.zip .を実行します。 - GitHub:Git の画面で連携し、自動同期をオンにすると、双方向に同期できます。
- 移すとき:プロジェクトは、直接は別のアカウントに移せません。共有してフォークするか、zipで落としてアップロードします。コピーでは、秘密の値、データベース、公開の設定は引き継がれず、作り直しになります。
- 消したプロジェクト:限られた期間は、Shell の
trash viewとtrash restoreで戻せ、期間を過ぎると完全に消える、と書かれています。 - アカウントの削除:「Settings」の「Account」の下の「Billing」にある削除のところで「Request account deletion」を押し、「Yes, Delete my Account」で確定します。アプリ、テンプレート、投稿を含む内容が消え、個人情報も消されます。元に戻せません。削除までの期間、バックアップの保持、削除前の書き出しは、そのページには書かれていません。
- 使わないアカウント:無料のアカウントが1年間ログインされないと、Replit が終了し、データとアプリを削除することがある、と書かれています。有料プランのアカウントは、使わないことを理由には終了されない、と書かれています。事前の通知や、猶予の期間は書かれていません。
公式の資料の間で食い違って見える所
| 項目 | ページAの書き方 | ページBの書き方 |
|---|---|---|
| Core の年払い | 料金ページ:月 $18(年払い) | ヘルプ「Pricing and plans」:年 $204 |
| Autoscale の基本料 | 「Publishing costs」:$2/月 | 「Cloud Aug 2026 Pricing Updates」:$1/月(変更なし) |
| 公開のアクセス制限 | 「Publishing (Deployments)」:Pro と Enterprise のみ | 「Publish your app」:4つの水準を並べ、プランの条件は書いていない |
| 公開のホスティング地域 | 「Publishing (Deployments)」:米国。EUは Enterprise に相談 | 「Workspace geography」:公開の地域は別に設定する |
| Replit AI Integrations | 専用ページ:Pro は初期設定が無効で、管理者が有効にする | 料金ページ:Core の機能に「AI integrations」、Pro は「Everything in Core plus」 |
どちらが新しいかは、読んだ範囲では分かりません。実際の金額と条件は、料金ページとアカウントの請求画面で確かめてください。
気をつけること
- この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。公式の資料を読んだ範囲です。
- 金額は変わることがあります。ここに書いたのは2026年10月23日の表示で、米ドルです。公開などの単価は、2026年8月1日に改定された、と公式が書いています。日本円の表示や消費税の扱いは、読んだ範囲では確認できていません。
- 使った分の請求は、月の終わりを待たず、一定の額に達した時点で来ることがある、と公式のヘルプは書いています。上限と通知を先に設定しておくと安心です(見立て)。
- 公開は取り消しにくい行為です。公開前に、秘密の値と私的なデータを取り除いてください。
- データの扱いや規約、返金の解釈は、必要なら専門家や公式に確認してください。この記事は法律の助言ではありません。
出典
- Pricing(Replit、確認日 2026-10-23)
- Starter Plan(Replit Docs、確認日 2026-10-23)
- Replit Core(Replit Docs、確認日 2026-10-23)
- Replit Pro(Replit Docs、確認日 2026-10-23)
- Changing your plan(Replit Docs、確認日 2026-10-23)
- Replit AI Billing(Replit Docs、確認日 2026-10-23)
- Publishing costs(Replit Docs、確認日 2026-10-23)
- Cloud Aug 2026 Pricing Updates(Replit Docs、2026-08-01適用、確認日 2026-10-23)
- Publish your app(Replit Docs、確認日 2026-10-23)
- Publishing (Deployments)(Replit Docs、確認日 2026-10-23)
- Data recovery(Replit Docs、確認日 2026-10-23)
- Version control(Replit Docs、確認日 2026-10-23)
- Workspace geography(Replit Docs、確認日 2026-10-23)
- Model improvement(Replit Docs、確認日 2026-10-23)
- Deleting your data(Replit Docs、確認日 2026-10-23)
- Account Inactivity(Replit Docs、確認日 2026-10-23)
- Help: Billing and refunds(Replit Docs、確認日 2026-10-23)
- Help: Subscriptions(Replit Docs、確認日 2026-10-23)
- Help: Pricing and plans(Replit Docs、確認日 2026-10-23)
- Help: Projects and files(Replit Docs、確認日 2026-10-23)
- Privacy Policy(Replit、最終更新 2026-10-21、確認日 2026-10-23)