3行でいうと

  • デジタル庁が源内で試す国産のAI7つを、一枚の表に整理した。
  • この7つは「いちばん賢い順位」ではなく、品質の証拠をもとに選ばれたもの。
  • 海外のモデルをもとに日本語を強くしたものと、自社で一から作るものが混ざっている。
  • 政府は2027年1月に評価結果を公表する予定。

国産のAIは、名前を聞いたことがあっても、どこの会社のどれなのかが分かりにくいものです。デジタル庁が源内で試すために選んだ7つの国産LLMを、一枚の表にしました。

7つのモデル

モデル 提供企業 ひとこと
tsuzumi 2 NTTデータ(NTT) NTTが開発。軽く、少ない計算資源で動かせるのが売り。
Llama-3.1-ELYZA-JP-70B KDDI・ELYZA MetaのLlama 3.1をもとに、日本語を強くしたモデル。
Sarashina2 mini ソフトバンク ソフトバンクのSB Intuitionsが開発する「Sarashina」シリーズ。
cotomi v3 日本電気(NEC) NECが開発する、企業向けの生成AI。
Takane 32B 富士通 富士通がCohereと共同で開発。
PLaMo 2.0 Prime Preferred Networks 日本のAI企業が、自社で作る基盤モデル。
CC Gov-LLM カスタマークラウド 官公庁での利用を想定したモデル。

選定は、2026年3月6日にデジタル庁が公表したものです。応募は15社で、書類審査と50問の評価テストで選ばれました。

読み方のポイント

この7つは、「日本でいちばん賢いAI」の順位ではありません。政府の仕事で試すために、品質の証拠をもとに選ばれたものです。

また、名前を見ると、すべてが「ゼロから作ったモデル」ではないことも分かります。ELYZAのように、海外のモデルをもとに日本語を強化したものと、自社で一から作るものが混ざっています。どちらが良いかは、使い道によります。

次に見るところ

政府は2027年1月に評価結果を公表する予定です。ここで、どのモデルがどの点で評価されたのかが分かれば、国産AIの現在地が、はじめて数字で見えてきます。

このサイトでは、国内のAIの動きを引き続き追いかけて、新しい発表があれば、この表を更新していきます。

出典