3行でいうと
- AIコーディングツールの個人向け有料プランは、月20ドル前後の段が目立つ。
- 使える量の単位は道具ごとに違い、Copilotはクレジット、Boltはトークン、Cursorは枠。
- 無料の範囲は、数字で書く道具と、「限られた」とだけ書く道具に分かれる。
- 「月20ドル」でも中身は同じではなく、金額だけでは比べられない。
先に結論です。
- エディタ(プログラムを書く専用ソフト)や、命令を打つ画面で使う道具は、月20ドルの段(Devin Desktop Pro。Cursorは、Proが旧プランに移り、10月22日の料金ページは月8ドルのPlusから200ドルのUltraまで)が目立ちます。GitHub Copilotは月10ドル、Clineの定額(ClinePass)は月9.99ドルから、ReplitのCoreは月20ドル、Lovable、Boltは月25ドルです。
- 「使える量」の単位が、道具ごとに違います。Copilotは「AIクレジット」(1クレジット=0.01ドル)、Boltは「トークン」(AIが読み書きする文字の量の単位)、Lovableは「メッセージごとのクレジット」、Cursorは「枠(プール)」と、書き方が分かれています。
- 無料の範囲も違います。Boltは1か月100万トークン、Lovableは1日5クレジット(月最大30)、Copilot Freeは補完が月2,000回など、数字で書かれているものと、「限られた」とだけのものがあります。
この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。この記事は公式の文書を読んでまとめたものです。価格は2026年10月22日に確認しました(10月8日の読みから変わった所は、各所に書きました)。米ドルで、変わることがあります。
比べる軸
- 入口の金額:個人向けの有料プランの名前と、月額です。年払いがわかるものは併記します。
- 使える量の数え方:クレジット、トークン、枠など、何を単位に減るか。
- 無料の範囲:無料プランで、どこまで使えるか。
- 確認元:その行を読んだ公式ページです。
表1:エディタ・命令画面で使う道具
| 道具 | 無料 | 有料(月額、米ドル) | 使える量の数え方 | 確認元 |
|---|---|---|---|---|
| Cursor(Anysphere) | Free:AgentとチャットのAIの依頼に限りがある(10月22日の料金ページ。10月8日に読んだ「Hobby」は、旧プランの名前になった) | 10月22日の料金ページ:Plus 8ドル(導入向けと書かれ、他社モデルは含まれない。料金ページは「Grokのモデルのみ」、ドキュメントは自社モデルとしてGrokとComposer 2.5を挙げ、書き方が違う)、Premium 30ドル、Super 100ドル、Ultra 200ドル、Teams 1人30ドルから(ドキュメントは席ごとに30、100、200ドル)。税別。旧プラン(Hobby、Pro 20ドル、Pro+ 60ドル、Ultra 200ドル、Teams 40ドルまたは120ドル)は、既存の利用者向けに続くと書かれている | 現在のプランは、CursorとGrokで共有する1つの枠で、毎週戻る。Premium以上は、他社モデルをAPI定価で使え、その分は枠の外(先払いのクレジット)。含まれる量の金額は書かれていない(Plusの4倍、15倍、50倍という書き方)。「オンデマンド」は旧プランの用語で、現在のプランは「先払いのクレジット」「top-up(追加購入)」と書かれている。旧プランは「Cursorモデル」と「他社モデル」の月ごとの2つの枠で、使い切った後に続けるのが「オンデマンド」(Pro、Pro+、Ultraは設定でオンにするまでオフ、Teamsは初期でオン、Hobbyは使えず次の更新まで止まる) | Cursor料金ページ、Cursorドキュメント3か所(料金、モデルと料金、旧プラン) |
| Devin Desktop(旧Windsurf) | Free:軽い枠 | Pro 20ドル、Max 200ドル、Teams 80ドル(10月8日に読んだ「フルの席ごとに40ドル」は、10月22日の読みでは確認できず) | 枠は「毎日」と「毎週」で自動で戻る(ドキュメント)。10月8日に読んだ「SWE-2は2026年10月16日まで無料」は、10月22日のページには見つからず、その日付も過ぎている | devin.ai/pricing(1か所のみ)、Devin Desktopのドキュメント2か所(2026年3月から使用量ベースの新プラン、毎日と毎週の枠) |
| Cline | 本体は無料(オープンソース)。AIの代金は別 | ClinePass 9.99ドル(公式が選んだオープンなモデルを標準のAPI価格の2〜5倍の量で使える)。法人は要問い合わせ | 3通り:使った分を払う、ClinePass、自分のキー(BYOK)を持ち込む | Clineドキュメント、料金ページ(ClinePassの金額は、ドキュメントのみ) |
| GitHub Copilot | Free:補完(次の一行の提案)が月2,000回。FAQにはチャット50回と書かれている | Pro 10ドル、Pro+ 39ドル、Max 100ドル。Business 1席19ドル、Enterprise 1席39ドル | AIクレジット。月に含まれる量:Pro 1,500(15ドル分)、Pro+ 7,000、Max 20,000。補完は有料プランで無制限 | GitHub料金ページ、GitHubドキュメント(2か所で一致) |
学生は、検証を受けるとCopilot Studentが無料です。先生と、人気のオープンソースの作り手は、条件を満たすと無料のProが使えると書かれています。
表2:ブラウザで作る道具
| 道具 | 無料 | 有料(月額、米ドル) | 使える量の数え方 | 確認元 |
|---|---|---|---|---|
| Replit | Starter:毎日の無料枠(量は確認できていません)。公開できるのは1つ(ドキュメントの表は「1 (30-day)」と書くだけで、30日の意味は説明がなく、「30日で止まる」と言えるかは確認できていない) | Core 20ドル(年払いは月18ドル)、Pro 100ドル(月90ドル) | 作業の重さで減る。CoreとProは「強力なモデル用に20ドル分、100ドル分」。実行前に確認が出る。税は地域による | Replit料金ページ、トップページ、ドキュメント(3か所) |
| Lovable | 毎日5クレジット(月最大30)。コードの編集とダウンロード、独自ドメインは不可。印を消せない | Pro 25ドルから(100クレジット、年払い250ドル)、Business 50ドルから | メッセージごとのクレジット。100から10,000まで段階があり、月額も上がる(例:200クレジットで50ドル、400クレジットで100ドル、1,200クレジットで294ドル) | Lovableドキュメント2か所(料金ページ本体は読み取れず) |
| Bolt | 1日30万、1か月100万トークン。印あり。公開は月に約33万のウェブリクエスト(10月8日に読んだ「10GBまで」は、10月22日の料金ページには見つからなかった) | Pro 25ドル(1,000万トークン)、年払いは216ドル(月18ドル)。Teams 1人30ドル | トークン。大きなプロジェクトほど1回の消費が増えると書かれている。余りは2か月まで有効 | Bolt料金ページ、Boltヘルプ2か所 |
Boltの年払いの割引は、10月8日には、料金ページが「最大28%」、ヘルプの1か所が「10%」と書いていて、一致していませんでした。10月22日のヘルプは割引の率を書いておらず、料金ページは「最大28%」で、Proは年216ドル(月25ドルと比べて約28%安い計算)、Teamsは1人月27ドル(月30ドルと比べて約10%安い計算)と読めます(どちらも僕らの計算)。
表3:チャットAIのプランに含まれるもの
| 道具 | 含まれるプラン | 数え方 | 確認元 |
|---|---|---|---|
| Claude Code(Anthropic) | Pro(月20ドル、年払いは月17ドル)、Max(月100ドルから)、Team、Enterprise。無料プランには含まれない | チャットと同じ使用量の枠を共有する | Claude料金ページ、Claudeヘルプ「Max plan」(2か所) |
| Codex(OpenAI) | ヘルプでは、FreeとGoを含む全てのChatGPTプランに含まれるとある。ただしクラウドで動く版(Codex Cloud)は、Plus以上など条件つき | 5時間ごとの枠の目安が、料金ページにある(Plusで、最も軽いモデルは5時間に350〜3,000回の目安など)。上限は変わるとされる | OpenAIの料金文書、OpenAIヘルプ(2か所) |
使い方の目安(僕らの計算)
公式の数字から計算できるものだけです。
- Copilot Pro:1,500クレジットは15ドル分です。公式の説明の「1クレジット=0.01ドル」から計算しました。
- Bolt Free:1か月100万トークン、1日30万トークンなので、毎日使い切ると約3日強で月の枠に近づく計算です。実際は、使う日数と量で変わります。
- Lovable Free:1日5クレジット、月最大30なので、6日ぶんで月の上限です。
読み方・選び方
見立てです。9つは、使う場所が大きく2つに分かれると読めます。パソコンのエディタや命令画面で、すでにあるプログラムに手を入れる道具(Cursor、Devin Desktop、Cline、Copilot、Claude Code、Codex)と、ブラウザで頼むだけでアプリを作る道具(Replit、Lovable、Bolt)です。
- プログラムを書く経験がある人:Copilotは月10ドルと入口が低く、Clineは本体が無料です。ただし、AIの代金は別に見る必要があります。
- 経験がなく、とにかく動くものを作りたい人:ReplitやLovable、Boltの無料枠で、1回頼んでみる形が近道だと思います。無料は、公開の制限(Boltは月のウェブリクエスト数、Lovableは印。Replitは公開が1つ(表に「30-day」の添え書きあり))があります。
- 「いくら使ったか分からなくなるのが不安」な人:数え方が分かりやすいのは、Copilot(1クレジット=0.01ドル)です。CursorやDevin Desktopは、含まれる量が金額で書かれていません。
気をつけること
- この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。書けたコードの出来、速さ、使いやすさは、確かめていません。
- 「月20ドル」でも、中身は同じではありません。使える量の単位がそれぞれ違うため、金額だけでは比べられません。
- Cursorの料金ページは、10月8日はPro 20ドルとTeams 40ドルを表示していましたが、10月22日はFree、Plus、Premium、Super、Ultra、Teamsの表示で、Proはありませんでした。旧プランの金額(Pro 20ドル、Pro+ 60ドル、Ultra 200ドル、Teams 40ドル/120ドル)は、旧プランのドキュメントで確かめました。同じドキュメントは、新しい利用者は「The X Subscription」から始まると書き、「オンデマンド」はこの旧プランの用語で、現在のプランは先払いのクレジットとtop-upと書かれ、旧プランの新規受け付けを終えたとは書いていません。料金ページは、CursorとGrok、Xの機能を同じ表に載せ、販売元は「X Subscription Corp.」と書かれ、規約のリンクはx.aiのページを指していました。Cursorの含まれる量は、金額も数も書かれていません。
- Devin Desktopの金額は、料金ページ1つだけで確かめました。名前は旧Windsurfで、10月22日は、料金ページが「Windsurf IDE」、ドキュメントが「Devin Desktop」と書き、リンクはwindsurf.comを指していました。ドキュメントは、既存の購読者のPro(月15ドル)とTeams(1席月30ドル)が据え置きと書いています。
- ClinePassの金額は、ドキュメントのみで確認し、料金ページには金額がありませんでした。
- Copilot Freeは、料金表が「限られたチャットとエージェント」、FAQが「補完2,000回とチャット50回」と書き、古い数字が残っている可能性があります。
- Lovableの料金ページ本体は、プランの表を読み取れませんでした。金額は、公式ドキュメント2か所で確かめています。
- ReplitのStarterの毎日の無料枠は、量が書かれていません。
- 通貨コードの記載がないページが多く、税の記載があるのは、Cursor(税別)、Replit(地域により課税)、Bolt(記載なし)などです。日本円の金額は確認できていません。
- ほかのツール(v0、Claude以外のCLI、JetBrainsのAIなど)は含めていません。
- データを学習に使うかどうかの扱いは、この記事では比べていません。使う前に、各社の規約を読んでください。
- 金額、プラン名、使える量は変わることがあります。
出典
- Cursor Pricing(Cursor、2026年10月22日確認)
- Pricing(Cursor Docs、Cursor、2026年10月22日確認)
- Models & Pricing(Cursor Docs、Cursor、2026年10月22日確認)
- Legacy Cursor plans(Cursor Docs、Cursor、2026年10月22日確認)
- Pricing(Devin Desktop、Cognition、2026年10月22日確認)
- Usage(Devin Desktop Docs、2026年10月22日確認)
- Quota(Devin Desktop Docs、2026年10月22日確認)
- Cline Pricing(Cline、2026年10月22日確認)
- Cline Docs(Cline、2026年10月22日確認)
- GitHub Copilot plans(GitHub、2026年10月22日確認)
- Plans for GitHub Copilot(GitHub Docs、GitHub、2026年10月22日確認)
- Replit Pricing(Replit、2026年10月22日確認)
- Replit(Replit、2026年10月22日確認)
- Agent billing(Replit Docs、Replit、2026年10月22日確認)
- Plans and credits(Lovable Docs、Lovable、2026年10月22日確認)
- Subscription plans(Lovable Docs、Lovable、2026年10月22日確認)
- Bolt Pricing(Bolt、2026年10月22日確認)
- Tokens(Bolt Support、Bolt、2026年10月22日確認)
- Billing(Bolt Support、Bolt、2026年10月22日確認)
- Plans & pricing(Claude、Anthropic、2026年10月22日確認)
- What is the Max plan?(Claudeヘルプ、Anthropic、2026年10月22日確認)
- Pricing(ChatGPT + Codex docs、OpenAI、2026年10月22日確認)
- Using Codex with your ChatGPT plan(OpenAIヘルプ、OpenAI、2026年10月22日確認)
更新履歴
-
2026年10月25日 書き方を直しました。
- 前:運営者が使っていないと読める書き方 → いま:「この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません」。公式の資料を読んでまとめた記事で、使い心地は書いていない、という意味に直した
-
2026年10月22日 公式の資料を読み直して、次の点を直しました。
- 前:CursorのTeamsは1人30ドルから → いま:ドキュメントは席ごとに30、100、200ドルと書いている
- 前:使い切った後は「オンデマンド」 → いま:「オンデマンド」は旧プランの用語で、現在のプランは「先払いのクレジット」「top-up」
- 前:オンデマンドの初期設定の記載なし → いま:Pro、Pro+、Ultraは設定でオンにするまでオフ、Teamsは初期でオン、Hobbyは使えない
