3行でいうと

  • 無料の範囲を数字で書いていたのは、DeepL(月5万文字)とみらい翻訳Plus(5,000文字まで)だけ。
  • 入れた文章の扱いは分かれ、DeepLの無料版は改善に使うことがあり、有料版は使わないと書く。
  • みらい翻訳Plusは無料でも二次利用なし。ChatGPT Translateは会話が改善に使われることがあると書く。
  • 円の金額が読めたのはみらい翻訳Plusだけで、DeepLのページはドイツ向けのユーロ表示だった。

先に結論です。

この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。この記事は公式の文書を読んでまとめたものです。価格は2026年10月8日に確認し、10月22日に読み直しました(読み直しで読めなかった箇所は、その箇所に書いています)。変わることがあります。DeepLの単体の記事(73番)や、翻訳のはじめ方の記事(99番)も、あわせて見てください。

比べる軸

表1:無料でできること

サービス 文字の翻訳 ファイルの翻訳 その他の無料機能(公式の言い換え) 確認元
DeepL 1人あたり月5万文字まで 月1件、1件5MBまで 保存できる訳文は1件。用語集は1個(言語ペアごとの用語は5個まで) DeepL料金ページ(日本語版。WebFetchとブラウザ取得の2回で一致)
Google翻訳 読んだページに数字の記載なし。無料かどうかも書かれていません ファイルをアップロードして、元の形式のまま翻訳できる。大きさの上限は、読んだページに書かれていません 文字、音声、手書き、カメラ、ウェブページの翻訳。言語をダウンロードすればネットなしでも使える Google翻訳の紹介ページ(日本語版。ブラウザ取得)、ヘルプ2ページ(WebFetchで各1回)
ChatGPT Translate 読んだページに数字の記載なし ログインすると「ファイルのアップロード」が使えると書かれています 文字、音声、写真の翻訳。40以上の言語。口調を整える選択肢が3つ(自然に、職場向け、やさしい言葉)。ログインなしでも基本の利用は可能 ChatGPT Translateのページ(WebFetchの1回。ブラウザ取得では本文が空でした)
Microsoft Translator 公式ページは、複数の端末にまたがる会話の機能を「無料の翻訳・文字起こしサービス」と説明。数字の上限は書かれていません 読んだページに記載なし 翻訳パックを先に入れればオフラインで翻訳。複数の端末にまたがる会話。iOS、Android、Windows、ウェブで使える Microsoft Translatorのアプリ紹介ページ(英語版。WebFetchの1回)
みらい翻訳Plus 5,000文字まで。1日の文字量にも制限あり 月1件、1ファイル25MBまで。編集もできる 14言語。用語集が使える みらい翻訳Plusのページ(ブラウザ取得の1回)

表2:有料の名前と金額

サービス プランと金額 通貨・税・払い方 確認元
DeepL Individual 7.49ユーロ(月30万文字、ファイル月3件、30MBまで)。Team 24.99ユーロ(1人あたり。月100万文字、ファイル月20件)。Business 49.99ユーロ(1人あたり。文字は無制限、ただし公正利用の注記あり。ファイル月100件、100MBまで)。Enterpriseは問い合わせ ユーロ。ページの国の欄は「ドイツ」。「消費税込み」の注記。年払いの月あたりの換算。年払いは月払いより16%お得と表示。円の金額は確認できていません。Individualには30日間の無料体験あり DeepL料金ページ(日本語版。WebFetchとブラウザ取得の2回で一致)
Google翻訳 有料プランの記載を、読んだページに見つけられませんでした 確認できていません Google翻訳の紹介ページ、ヘルプ
ChatGPT Translate ページに「無料で登録」と「料金を見る」の案内があるのみ。翻訳専用の有料プランの金額は書かれていません 確認できていません ChatGPT Translateのページ
Microsoft Translator 「無料」と説明。有料の記載なし 確認できていません Microsoft Translatorのアプリ紹介ページ
みらい翻訳Plus Starter 495円(月払いは550円):文字は20,000文字まで(同じページに「文字量制限なし」の表記もあり、食い違う)、ファイル月10件。Standard 2,475円(月払いは2,970円):文字は無制限(システム上の制限あり)、ファイル月30件。Premium 4,950円(月払いは5,940円):ファイル月120件。ファイルは1件25MBまで 円。「1ユーザー・月換算(税込)」。年払いと月払いの切り替えがあり、安い数字を年払い、高い数字を月払いと読みました(「10%オトク」「17%オトク」の表示と一致)。Starterは10ユーザーまで、StandardとPremiumは50ユーザーまで購入可 みらい翻訳Plusのページ(ブラウザ取得の1回)

表3:言語と、入れた文章の扱い

サービス 言語 入れた文章の扱い(公式の記載) 確認元
DeepL 公式の翻訳ページに「100以上の言語」。日本語を含む 無料版:入れた内容と訳文を、一定期間、翻訳の仕組みの訓練と改善に使うことがある(利用規約と個人情報保護方針)。個人情報を含む文章は、無料版では扱えない。有料のPro系:送った文章は訳文を作る間だけ一時的に置かれ、終わると削除され、品質向上には使われない DeepLの利用規約(英語版)、個人情報保護方針(英語版)。無料版の記述は両方で一致。有料版の「使われない」は個人情報保護方針で読め、10月22日に読んだ利用規約の範囲では、有料版の訓練利用への言及は見つかりませんでした
Google翻訳 言語の数は、読んだページに書かれていません 読んだページに記載なし。確認できていません 紹介ページ、ヘルプ
ChatGPT Translate 40以上の言語 「チャットは確認されたり、AIモデルの改善に使われたりすることがある」とページに書かれています。詳細は別の説明記事への案内 ChatGPT Translateのページ(1回)
Microsoft Translator 総数は書かれていません。リアルタイムの会話の例にスペイン語、フランス語、中国語、日本語が挙がっています 読んだページに記載なし。確認できていません アプリ紹介ページ
みらい翻訳Plus 14言語:日本語、英語、中国語(簡体・繁体)、韓国語、タイ語、ベトナム語、インドネシア語、イタリア語、スペイン語、ドイツ語、フランス語、ポルトガル語、ロシア語 「無料でもデータ二次利用なし」「投入文章の二次利用なし」と書かれています みらい翻訳Plusのページ(1回)

法人向けの参考

みらい翻訳には、「みらい翻訳 FLaT」という別の製品もあります。同じページに、ID数・翻訳量が無制限とする翻訳ソフトの説明がありますが、FLaTの説明かどうか、法人向けかどうか、金額は、読んだページからは確認できていません。Papago(NAVER)は、公式ページを開けず、この表に入れていません。

読み方・選び方

見立てです。表を並べて目立つのは、無料の範囲の書き方の差です。月何文字まで、何件まで、と数字で書く会社と、「無料で使える」「基本機能」と書くだけの会社があります。数字が書かれていないことは、制限がないという意味ではありません。使ってみて、制限に当たったときの案内を見るのが確実だと思います。

どの翻訳が「いちばん自然」かは、この表からは決められません。公式の発表する精度の数字は読んでおらず、比べていません。

気をつけること

出典

更新履歴