3行でいうと

  • PLaMo翻訳、Sakana Translate、Rimo、Notta、Shodoの5つは、どれも無料で始められる入口がある。
  • 無料の範囲の測り方は、文字数、分数、回数と、ツールごとに違う。
  • Shodoは無料でも有料でも学習しないと書き、Rimoは会議データをAI学習に使わないと書く。
  • PLaMo翻訳とRimoはキャンペーン価格が混ざっており、通常価格と分けて読む必要がある。

この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。この記事は公式の文書を読んでまとめたものです。「日本語に強い」という言い方は、各社の説明であり、この記事は、比べたものではありません。僕らの考えは「見立てです。」と分けて書きました。

先に結論

何が起きているか(日付つき)

日付 できごと
2026年8月21日 Sakana Translateの翻訳モデルが、新しい世代のSakana Namazuに更新された
2026年9月30日 議事録AIの「Rimo Voice」が「Rimo」に名前を変えた(創業7周年)
2026年10月7日 PFNがPLaMo翻訳を大型アップデート。対応言語を日英の2言語から53言語に

PLaMo翻訳は、2025年10月にサービスが始まったと、PFNの発表に書かれています。

公式ページに書かれていること

翻訳

PLaMo翻訳(PFN) Sakana Translate(Sakana AI)
対応言語 53言語(会議翻訳は15言語) 日本語・英語・中国語の双方向
できること テキスト翻訳、ファイル翻訳(PDFやOffice)、ブラウザ翻訳(Chrome・Edge・Firefox)、英文添削、会議翻訳、ライブ音声翻訳 翻訳、添削、質疑(訳についての追加質問)
無料の範囲 Free:ブラウザ翻訳は月20万文字まで、テキスト翻訳は月5万文字まで、ファイル翻訳は月1件、用語集1つ 無料。ページに「no sign-up」とあり、登録なしで使える。入力欄は1回2,000文字まで(2026年10月23日の表示)
有料 Lite 980円、Pro 2,580円(いずれも月額、税抜のキャンペーン価格) 有料プランの記載は読んだページでは見つかりませんでした

PLaMo翻訳の料金は少し込み入っています。公式ページでは、2026年10月7日から11月30日までのキャンペーン中は、Liteが月額980円(税込1,078円)、Proが月額2,580円(税込2,838円)です。通常価格はLiteが1,180円、Proが2,980円と書かれています。PFNの発表には、Liteの通常月額は税込1,298円とあります。キャンペーン中にLiteを申し込むと最初の2か月が無料で、クレジットカードの登録が必要です。Freeのブラウザ翻訳の上限は「引き上げ中」と注記されています。

PFNは、翻訳精度が海外のAIや機械翻訳サービスと同等以上で、原文10万文字あたりの費用が約14円だと発表しています。ただしこれは「自社ベンチマークを含む」評価で、費用は同じ世代のモデルのAPI料金から計算した値で、PLaMo翻訳自体はAPIを公開していない、とも書かれています。

Sakana Translateは、公式の発表では、日英翻訳160件の1対1の比較で、比べた相手すべてに対して、より良いと判定された割合が50%を超えたとのことです。評価はSakana AIが自社で作った手法によるものです。

文字起こし(会議の議事録)

Rimo(旧Rimo Voice) Notta(Notta株式会社)
特徴 日本語の会話を専門用語まで認識する議事録AI。60以上の言語に対応。ISO27001・27017認証。データは日本国内で保管と書かれている 日本語を含む多言語の文字起こし。Web版とアプリ版
無料の範囲 クレジットカード不要の無料トライアルがある(期間や上限は読んだページでは確認できず) フリー:月120分、1回3分まで、ファイルのインポート月50個、AI要約月10回
有料 Solo 9ドル/月、Business 15ドル/月(月払い、税込、リリース限定50%オフ。通常はそれぞれ18ドル、30ドル) プレミアム:年払い14,220円(税込、月あたり1,185円相当)で月1,800分。ビジネス:年払い30,096円(税込、月あたり2,508円相当)で文字起こし時間は無制限

Rimoは、ドル表示です。価格表には「文字起こし時間は無制限」「AI学習なし」と書かれています。同じページのよくある質問には、古いプラン名とみられる説明も残っていました。申し込む前に、画面で最新の内容を確かめてください。

Nottaは、月払いの金額を、僕らは読めていません。年払いの金額は「40%オフ」の表示つきです。3日間の無料トライアルのあとは、プレミアムの年間プランで自動更新(課金)になる、とヘルプに書かれています。

文章の校正

Shodo(運営:株式会社ゼンプロダクツ)は、日本語の誤字、敬語、表記のゆれなどを見つけてくれる校正のサービスです。

プラン 税込の月額 公式ページに書かれた主な違い
ベーシック 0円 校正は1回1万文字まで。生成AIによる校正は週ごとの制限あり
プレミアム 1,000円 1回4万文字まで。ブラウザ拡張、Wordアドイン、Docsアドオン
マックス 5,000円 1回10万文字まで。生成AI校正の制限が5倍
ビジネス 2,000円(1名あたり、3名から) プレミアムの全機能に、チームでのルール共有など

有料プランには14日間の無料お試しがあります。Shodoは、利用者の文章をAIが学習することはない、と明記しています。

くらしや仕事への影響

見立てです。日本語向けのAIは、「無料で1回試す」ところまでの壁がかなり低くなっています。まず、自分がよく使う書類や会議の種類で、無料の枠を使い切ってみるのがよさそうです。たとえば、普段読む英語の資料1本を訳す、30分の会議を文字起こしする、といった具合です。

見立てです。仕事で使うなら、価格より先に、入力内容の扱いを見るほうが大事だと思います。顧客の名前や社外秘が入る文章を、学習に使われるサービスに入れてよいかどうかは、会社の決まりと、各社の規約の両方で決まります。

見立てです。料金の「測り方」が違う点も、比べるときの落とし穴です。Nottaは文字起こしの分数で、Shodoは1回あたりの文字数で、PLaMo翻訳は月の文字数やファイルの件数で上限が決まっています。Rimoは文字起こし時間を無制限としたうえで、要約などに使う「クレジット」という別の単位があります(Soloは100、Businessは1,000と書かれています)。自分の使い方が、どの単位で数えられるかを先に確かめると、あとで「思ったより早く上限に届いた」を避けやすいと思います。

文章を書く相手として日本語のチャットAIを試したい場合は、Sakana AIが「Sakana Chat」を公開しています。ログインが必要で、料金や使える回数は、僕らが読んだページでは確認できていません。

気をつけること

出典

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