3行でいうと
- 日本で買えるAIグラスは、カメラ・スピーカー・マイクを持つタイプ。Ray-Ban MetaやMeta Glassesなど。
- レンズに文字や地図が出る表示つきのMeta Ray-Ban Displayは、日本での発売が未定。
- SnapのSPECSは表示つきのARグラスで2,195ドルから。予約は米国・英国・フランスのみ、出荷は2026年秋の予定。
- Googleは価格と国が公式ページになく、AppleのAIグラスの製品ページは見つからなかった。
先に結論です。
- 日本で買えるのは、カメラ・スピーカー・マイクを持つタイプです。Metaの「Ray-Ban Meta」「Oakley Meta」が2026年5月21日、「Meta Glasses」が8月26日に日本で発売されました。
- レンズに文字や地図が出る「表示つき」のMeta Ray-Ban Displayは、日本での発売は未定です(Metaの日本語の発表より)。
- SnapのSPECS(スペックス)は、表示つきのARグラスです。価格は2,195ドルから、予約は米国・英国・フランスだけで、出荷は「2026年秋」の予定です。
- Googleは「今年の秋に音声タイプ、表示タイプは続報待ち」と書くだけで、価格と国は公式ページにありません。Appleは、公式サイトでAIグラスの製品を見つけられませんでした。
この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。この記事は公式の文書を読んでまとめたものです。僕らの考えは「見立てです。」で始めて、事実と分けています。
「AIグラス」には3種類ある
Metaは2025年9月の発表で、自社のグラスを「カメラ」「表示」「AR」の3つに分けて説明しています。下の表は、それに他社の製品を当てはめたもので、当てはめは僕らの整理です。
| 種類 | 中身 | 例 |
|---|---|---|
| カメラ型(音声型) | 写真・動画を撮り、スピーカーとマイクで話しかける。レンズに表示は出ない | Ray-Ban Meta、Oakley Meta、Meta Glasses |
| 表示型 | 上の機能に加えて、レンズの端に小さなカラー画面が出る | Meta Ray-Ban Display |
| ARグラス | 広い範囲に画像を重ねて見せる | SnapのSPECS、Metaの試作機Orion(Metaの分類。SPECSは僕らの当てはめ) |
AR(拡張現実)は、目の前の景色に、コンピューターの画像を重ねて見せる技術です。
日本で買えるもの(Metaの日本語の発表より)
日本で今買えるのは、カメラ型です。公式の発表から並べます。
| 製品 | 日本の価格 | 参考:米国の価格 | 公式の説明 |
|---|---|---|---|
| Ray-Ban Meta(Gen 3) | 78,980円(税込)から | 449ドルから | 電池は最大9時間、12MPカメラ、3K動画、6つのマイク。2026年9月23日(米国時間)に発表、日本でも同日から販売 |
| Meta Glasses(Kylie Jenner新色Ivory、LISAとの協業モデル) | 68,200円(税込)から | 399ドルから | どちらも度付きレンズに対応 |
| Meta Adventurer(プラグインケース付き) | 42,680円(税込)から | 249ドルから | これまでで最も安い。予約受付中、10月23日発売 |
| Meta Glasses(8月26日発売の初期ライン) | 50,600円(税込)から | 確認できていません | 26種類のスタイル、電池は8時間以上、ケースで最大40時間追加 |
| Ray-Ban Meta Audio | 日本は2027年の予定 | 349ドルから | 43gで電池は最大12時間、ケースでさらに最大48時間。米国は10月13日出荷 |
10月22日の読み直しでは、Meta Glassesの8月26日発売のページ(50,600円から、26スタイル、電池8時間以上、ケースで最大40時間追加)と、Metaの英語の発表(米国の価格、日付、電池)は、10月8日の内容と一致しました。一方、日本語のラインナップ発表(上の表の日本の価格と10月23日発売の元)と日本語のConnect発表は、10月22日はサーバーのエラーで読めず、その部分は10月8日に読んだ内容のままです。
米国の価格は、Metaの英語の発表(2026年9月23日)で確かめました。Gen 3の電池時間とカメラの仕様は、日本語と英語の両方の発表で同じ数字でした。
安全に関わる説明もあります。Meta Glassesの発売の発表によると、撮影中は前面のライトが点滅して周りの人に知らせ、このライト(キャプチャLED)はオフにできません。Ray-Ban Meta(Gen 3)の英語の発表にも、内蔵のLEDで撮影を周囲に知らせると書かれています。
AIの機能は、国によって違います。Metaの日本語の発表では、パーソナルAI「Muse」のAIグラスへの搭載は、現段階では米国のみで、日本での時期は未定です。
表示つき:Meta Ray-Ban Display
2025年9月の発表によると、Meta Ray-Ban Displayは、レンズの端に小さなカラー画面が出ます。メッセージの確認、翻訳、道案内などを、スマホを出さずに見られます。操作は、手首に着ける「Neural Band」で行います。筋肉の小さな電気信号を読み取る腕輪(EMG)で、指の小さな動きで画面をめくります。
- 価格:発表時は799ドルから、Neural Band込みです。2026年10月22日に読み直したMetaのページ(英語の追加機能の発表と、MetaのAIグラスの製品ページ。後者は中身がほとんど読めませんでした)にも、現行価格は出ていませんでした。確認できていません。
- 電池:グラスは混合使用で最大6時間、充電ケースを入れて最大30時間。Neural Bandは最大18時間、IPX7(水に強い等級)です。
- 買える国:2026年9月23日の発表で、米国はネット注文が始まり、カナダと英国は同日発売、フランス・イタリア・ドイツは予約が始まり、10月13日に発売の予定です。
- 日本:Metaの日本語の発表に「日本での展開は未定」とあります。
SnapのSPECS
SPECSの公式サイトによると、ARグラスで、レンズの内側に画像を重ねて見せます。
| 項目 | 公式ページの内容 |
|---|---|
| 価格 | 2,195ドルから(ページ内のデータには英国1,995ポンド、ユーロ2,295の記載)。税の扱いはページから読めませんでした |
| 買い方 | 予約のみ。予約金(デポジット)を払って予約し、あとで残りを支払う。予約金は200ドルと10月8日に読みましたが、10月22日の読み直しでは金額を確認できませんでした。出荷前にキャンセルすれば予約金は全額返金 |
| 国 | 予約は米国、英国、フランス。それ以外は順番待ちの登録 |
| 出荷 | 「2026年秋」の予定 |
| 見え方 | 視野角51度。公式は「約10フィート(約3メートル)先の115インチの画面」に相当と説明 |
| 重さ | 132g(47mm幅)または136g(52mm幅) |
| 通信 | Wi-Fiのみ、または5G対応の充電ケースつき(+200ドル、米国のVerizonの別契約が必要) |
| 度付き | 度数-8から+2までの単焦点。注文後の返品はできない |
| 保証と返品 | 1年間の限定保証、受け取りから14日以内は返品可 |
電池の持ち時間は、読んだページでは確認できていません。また、Metaの表示型の視野角は、読んだMetaのページに数字がなく、数字での比較はできていません。
GoogleとApple
Googleの「Android XR」のページには、グラス向けとして次のことが書かれています。音声タイプ(オーディオグラス)が「この秋に登場」、表示タイプは「続報待ち」。Geminiが周りの様子を理解して、道案内、翻訳、撮影を手伝う、という説明です。価格と買える国の記載は、読んだページにはありませんでした。同じページで、XREALの有線のARグラス「AURA」も「この秋」と案内されています。
Appleは、公式サイトのVisionの欄にヘッドセットのApple Vision Proがあります。重さは750〜800gで、電池は別の353gです。AIグラスの製品ページは、見つけられませんでした。確認できていません。
報道・調査から(TrendForce)
台湾の調査会社TrendForceは、2026年1月30日付で、Meta Ray-Ban Display向けの部品の発注が2回増えたと発表しました。これは調査会社の見通しで、公式の数字ではありません。
- 2026年のARグラスの世界出荷を95万台と予想しています(前年比53%増)。
- 2030年には3,211万台という予想も出しています。
- Metaが2年で50万台を出荷する段階的な目標を持つ、とも書いています。
向く人・向かない人
見立てです。日本の読者が今選べるのは、カメラ型です。次のような人に合うと思います。
- 両手がふさがる場面(料理、自転車を押すとき、荷物を持つとき)で、音楽、通話、撮影をしたい人
- 度付きのメガネを使っていて、日常のメガネの代わりにしたい人。Meta Glassesは度付きレンズ対応(度数-12〜+2.25)と、日本語の発表にあります
向かない人は次のとおりです。
- 文字や地図をレンズの中で見たい人。日本では、表示型もSPECSも、今は買えません
- 撮影が制限される場所によく行く人。ライトが付くとはいえ、周りの人に撮られている印象を与えます
- 日本語でAIにしっかり代行してほしい人。MuseのAIグラス対応は、日本では未定です
気をつけること
- 価格、発売日、買える国は変わります。ここに書いたのは、読み直せたページは2026年10月22日、日本語のラインナップ発表とConnect発表のように読めなかったページは10月8日に確認した内容で、為替と税の扱いで金額は変わります。
- Metaの日本円は、発表に「税込」と書かれたものだけを税込と書きました。米国のドル価格とSPECSの価格は、税の扱いをページで確認できていません。
- Meta Ray-Ban Displayの現行価格、SPECSの電池、Googleのグラスの価格は、確認できていません。
- UAE(アラブ首長国連邦)でのMeta Glassesの販売開始は、Metaの2つの日本語の発表で「本日から」と「近日」に分かれていて、確かめられていません。
- 撮影と録音のルールは、場所と国で違います。プライバシーや法律の個別の判断は、専門家や施設の案内に従ってください。
- この記事は製品の評価ではありません。見え方、装着感、AIの答えの正確さは、この記事では試していません。
出典
- Introducing Ray-Ban Meta Audio and More AI Glasses Styles(Meta、2026年10月22日確認)
- Ray-Ban Meta Audioを初め、過去最大のAIグラスのラインナップが追加(Meta日本語、2026年10月8日確認)
- Ray-Ban Meta (Gen 2)およびOakley Meta 5月21日より日本でも販売開始(Meta日本語、2026年10月22日確認)
- Meta Glassesを8月26日(水)より日本で販売開始(Meta日本語、2026年10月22日確認)
- Meta Connect 2026: 発表内容(Meta日本語、2026年10月8日確認)
- New Features for Meta Ray-Ban Display(Meta、2026年10月22日確認)
- Meta Ray-Ban Display: AI Glasses With an EMG Wristband(Meta、2025年9月17日の記事、2026年10月22日確認)
- Introducing Meta VR Glasses(Meta、2026年10月22日確認)
- SPECS 商品ページ(SPECS Inc.、2026年10月22日確認)
- SPECS サポート・FAQ(SPECS Inc.、2026年10月22日確認)
- Android XR(Google、2026年10月22日確認)
- Apple Vision Pro(Apple、2026年10月8日確認)
- Apple Vision Pro Tech Specs(Apple、2026年10月22日確認)
- Component Orders for Meta Ray-Ban Display Glasses Revised Up Twice(TrendForce、報道・調査、2026年10月22日確認)
更新履歴
- 2026年10月25日 書き方を直しました。
- 前:運営者が使っていないと読める書き方 → いま:「この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません」。公式の資料を読んでまとめた記事で、使い心地は書いていない、という意味に直した
