3行でいうと

  • 入力欄の左下の「+」が、操作の入口です。ファイルの追加(Add files or photos)、コネクタ、ウェブ検索(Web search)、Research、Memory などが、ここから切り替わります。「/」を打っても同じ一覧が開く、と公式ヘルプにあります。
  • 使うモデルと考える深さ(Effort)は、送信ボタンの隣の「モデル名」を押して選びます。変更は次の返事から効きます。
  • ファイルは、チャットなら1回に20個まで、1つ500MBまで。プロジェクトのファイルは1つ30MBまで、と公式ヘルプにあります(確認日 2026-10-25)。
  • Researchは有料プラン(Pro、Max、Team、Enterprise)で、ウェブ検索がオンのとき使えます。スマホのResearchは、つないだツールを使わず、ウェブだけを調べる、と公式ヘルプにあります。
  • 履歴に残したくないときは、新しいチャットの右上のゴーストのアイコン(Incognito)。残したまま、メモリだけ使わないなら、「+」の「Memory」をオフにします。

この記事は、公式の資料を2026年10月25日に読んでまとめたものです。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。運営者はClaudeを入れていますが、使い心地はこの記事には書いていません。

手順は「公式の手順を順に並べたもの」です。例の指示文(プロンプト)は、公式の例ではなく「この記事の例」と明記して載せます。返ってくるものについては、公式ヘルプが説明している範囲しか書きません。実際の返事の内容や質は、この記事では確かめていません。画面の表記は変わります。手元の画面と照らして読んでください。

先に結論

前提:用語をそろえる

画面の見取り図

公式ヘルプ「Get started with Claude」と関連ページに書かれた配置です。

場所 何があるか
入力欄 メッセージを書き、送信ボタンで送ります
入力欄の左下の「+」(または「/」を打つ) Add files or photos、Connectors、Web search、Research、Memory など
送信ボタンの隣のモデル名 モデル、Effort、Thinking の切り替え(スマホは画面の上)
左のサイドバー 「Chats and tasks」(履歴の一覧)、Projects、Artifacts、Customize
左下のイニシャル Settings(設定)、Language など
チャットの右上 Share(共有)、新しいチャットでは Incognito のゴースト

場面1:最初の質問をする

公式ヘルプ「Get started with Claude」の順番です。

  1. 入力欄に、質問か依頼を書きます。
  2. 送信ボタンを押します。
  3. 返事が出ます。返事は、あなたが書いた言葉に合わせて返る、と公式ヘルプにあります(日本語で書けば日本語)。

公式ヘルプの「最初のコツ」は4つです。簡単な質問から始める。依頼を具体的にする。ことばを直して、追いかけて聞く。基本の質問から大きな仕事まで、いろいろな種類を試す。

この記事の例(そのままコピーして試せるプロンプト)

場面2:モデルとEffortとThinkingを切り替える

公式ヘルプ「Change the model, effort, and thinking settings」の順番です。

  1. 新しいチャットを開くか、今のチャットを開きます。
  2. 送信ボタンの隣の「モデル名」を押します。
  3. 使いたいモデルを選びます。ほかのモデルは More models を押すと出ます。
  4. Effort にポインタを合わせて(または押して)、Low、Medium、High、Extra high、Max から選びます。各モデルの既定のレベルに「Default」と印が付きます(公式の表記は「recommended level」)。
  5. Thinking(または Extended)のスイッチで、オン・オフを切り替えます。

  6. 変更は「次の返事」から効きます。会話の途中でも変えられます。

  7. Haiku 5.5、Sonnet 5.5、Opus 5.5、Fable 5.1、Opus 5では、Thinkingをオフにできない、と公式ヘルプにあります。
  8. Effortを上げると、公式ヘルプによれば、より丁寧になる一方で遅くなり、使用量が早く減ります。
  9. Enterpriseでは、管理者がモデルやEffortを外している場合があります。
  10. どのプランでどのモデルが使えるかは、このページには書かれていません。料金ページの比較表を見てください(04)。

場面3:ファイルや画像を渡す

公式ヘルプ「Upload files to Claude」の順番です。

  1. 入力欄の左下の「+」を押します。
  2. Add files or photos を選びます。
  3. 端末のファイルを選んで Open を押します。または、チャットの窓にドラッグして落とします。画像は、クリップボードから貼り付けることもできます。
  4. 質問を書いて送ります。

この記事の例

公式ヘルプが書く条件(確認日 2026-10-25)

項目 内容
文書の種類 PDF、DOCX、CSV、TXT、HTML、ODT、RTF、EPUB、JSON、XLSX(XLSXは「コード実行とファイル作成」のオンが必要)
画像の種類 JPEG、PNG、GIF、WebP
チャットへの上限 1ファイル500MB、1チャット20ファイル、画像は8000×8000ピクセルまで、PDFは1000ページまで
プロジェクトのファイル 1ファイル30MB、個数に決まりなし。ただし全体がコンテキストウィンドウに収まる必要
PDF 1〜100ページ 文字と、画像・グラフなどの視覚要素の両方を読む
PDF 101〜1000ページ 文字だけ
PDF 1000ページ超 「Uploaded file is too large」で拒否

場面4:ウェブ検索を使う

公式ヘルプ「Enable and use web search」の順番です。

  1. 入力欄の左下の「+」を押します。
  2. Web search を選びます。オンのときはチェックが付きます。もう一度押すとオフです。
  3. 質問を送ります。検索中は表示が出て、返事には出典の引用とリンクが付きます。

この記事の例

場面5:Researchで調べる

公式ヘルプ「Use research on Claude」の順番です。有料プラン(Pro、Max、Team、Enterprise)で、Web、Claude Desktop、モバイルにあります。

  1. 先に、ウェブ検索をオンにします(Researchの前提と書かれています)。
  2. 「+」を押し、Research を選びます。入力欄の下に青い表示が出ます。もう一度押すとオフです。
  3. 調べたい問いを送ります。
  4. Claudeは、複数の検索を重ねて深く調べ、見つけた内容に応じて次に調べる所を決めます。

この記事の例

場面6:Projectsで資料と指示をまとめる

公式ヘルプ「How can I create and manage projects?」「What are projects?」の順番です(Web画面の説明です。デスクトップとモバイルの手順は、このヘルプには書かれていません)。

6-1 作る

  1. 左のサイドバーの Projects を開く(または claude.ai/projects)。
  2. 右上の + New Project を押します。
  3. 名前と説明を入れます。この2つは、Claudeには見えません。
  4. Team・Enterpriseでは、Keep it private(自分と招待した人だけ)か Share with your broader organization を選びます。

Freeは5つまで作れます。

6-2 資料(ナレッジ)を足す

  1. プロジェクトのページの右側にあるナレッジの欄で、+ を押します。
  2. 文書、テキスト、コードなどをアップロードします。
  3. そのプロジェクトのすべてのチャットで、背景として使われます。

有料プランでは、資料が多くなるとRAGが自動でオンになり、容量が最大10倍まで広がる、と書かれています。Freeにはありません。

6-3 指示を書く

  1. Set project instructions を押します。
  2. Claudeにどう答えてほしいかを書きます。
  3. Save instructions を押します。

指示はそのプロジェクトのすべてのチャットに効きます。チャットのあいだで文脈は引き継がれないので、残したい内容はナレッジに入れます。

6-4 チャットを入れる、共有する、整理する

この記事の例(プロジェクトの指示文)

場面7:Artifactsと、ファイルを作る

公式ヘルプ「What are artifacts and how do I use them?」「Create and edit files with Claude」の順番です。

7-1 先に確かめる設定

7-2 作る

公式ヘルプが書く、Artifactを作る方法は3つです。

  1. どのチャットでも、頼む。
  2. 入力欄の Output を選び、テンプレートを選ぶ。
  3. サイドバーの Artifacts タブでテンプレートを選ぶ。

テンプレートは、Docs、Slides、Design(無料を含む全プラン)、Dashboards(ベータ、有料プラン)、Motion(ベータ、TeamとEnterprise)です。スマホでは、チャットで頼み、Artifacts タブで見ます。

この記事の例

7-3 直す

7-4 探す、書き出す、共有する

7-5 ファイルのダウンロード

場面8:メモリ、過去チャットの検索、履歴に残さないチャット

公式ヘルプ「Use Claude's chat search and memory…」「Use incognito chats」の順番です。設定の場所は05の9-4にあります。

8-1 何を残したいかで選ぶ

したいこと 操作 公式ヘルプの表記
このチャットを履歴にもメモリにも残さない 新しいチャットで右上のゴーストを押す Incognito chat。右上の「x」で終える。再び開けない。プロジェクトの中では使えない
履歴には残すが、メモリは使わない・作らない 新しいチャットで「+」を押し、Memory をオフ 最初のメッセージの前だけ変えられる。プロジェクトの中でも使える
全体でメモリを止める Settings > Your Claude の「Memory from chats」 一時停止(Pause)と全消去(Reset)がある
覚えたことを見る・直す Settings > Your Claude の「Your memory」の Manage Topicsを選び、編集のアイコンか Delete
チャットで頼む 「これを覚えて」「これを忘れて」と書く 公式ヘルプが、チャットで頼めると書く

この記事の例

8-2 注意

場面9:会話を整理する、共有する、書き出す

9-1 名前を変える、削除する

公式ヘルプ「Delete or rename a conversation」の順番です。

Web

  1. 左のサイドバー、または「Chats and tasks」で会話を探します。
  2. 会話にポインタを合わせて「⋮」を押します。
  3. Rename か Delete を選びます。削除は、もう一度 Delete を押して確かめます。

まとめて削除(Web):「Chats and tasks」で、会話の「⋮」から Select。チェックを付けるか Select all。Delete、もう一度 Delete。

iOS:チャット一覧で会話を長押しし、Rename か Delete。開いている会話は右上の「⋯」から。まとめて削除の方法は書かれていません。

Android:開いている会話は右上の「⋮」から Rename か Delete。まとめて削除は、チャット一覧の右上のチェックリストのアイコンから、チェックを付け、ごみ箱のアイコン、Delete。

9-2 共有する

公式ヘルプ「Share and unshare chats」の順番です。

  1. チャットの右上の Share を押します。
  2. 出てきた画面の Share を押して、共有リンクを作ります。
  3. リンクを知っている人は、その時点のスナップショットを見られます。共有したあとに送ったメッセージは、初期状態では見えません。
  4. 添付ファイルは含まれません。
  5. 取り消すには、Share のメニューで「Public」を「Private」にします。または Settings > Privacy の「Shared chats」の Manage から、Unshare(この方法は、公式ヘルプでは Free、Pro、Max の手順として書かれています)。

  6. Team・Enterpriseでは、同じ組織の人にだけ共有できます。

  7. MCPのツールの生のデータは、スナップショットには出ません。見えるのは最終の返事と会話だけです。

9-3 データを書き出す

公式ヘルプ「Export your Claude data」の順番です。

  1. WebかClaude Desktopで、Settings > Privacy を開きます。スマホのアプリからはできません。
  2. Export data を押します。
  3. 処理が終わると、アカウントのメールアドレスにダウンロードのリンクが届きます。リンクは24時間で切れます。
  4. 書き出したデータは、別の個人アカウントに取り込めません。

場面10:声で使う

公式ヘルプ「Use voice mode」の順番です。ベータで、Free、Pro、Max、Team、Enterprise。スマホ向きに作られている、とあります。

Web・デスクトップ

  1. 新しいチャットを開きます。
  2. 入力欄の右下の「音の波」のアイコンを押します。
  3. 話します。話した内容が入力欄に出ます。
  4. 終えるときは、右下の Stop。

スマホ(iOS・Android)

  1. アプリを開き、入力欄のマイクの隣の「音の波」のアイコンを押します。
  2. 声を選びます。
  3. 話します。

  4. 聞き取りの方式:Hands-free(初期値)とPush-to-talk。

  5. 声の言語は、Settings > Capabilities > Voice > Spoken language(ない場合は Settings > General の Voice > Language)。画面の言語を変えても、声の言語は変わりません。日本語など英語以外は、ベータです。
  6. 会話の文字起こしは、履歴に残ります。使用量は、通常の枠に数えられます。
  7. 公式ヘルプは、音声入力(dictation:声を文字にするだけ)と音声モード(声で往復する会話)を、別のものとして分けています。
  8. Linux版のデスクトップでは、音声入力が使えません(05)。

場面11:Claude Codeへの入口

最初の1時間の順番(僕らの並べ方)

公式ヘルプの手順を、「初めての人が詰まりにくい順」に僕らが並べた案です。

目安 やること この記事の節
0〜10分 質問して、返事を追いかけて聞く。モデル名を押して中身を見る 場面1・2
10〜20分 ファイルを1つ渡して、要点をまとめさせる 場面3
20〜30分 ウェブ検索をオンにして、出典付きで調べさせる 場面4
30〜40分 Projectsを1つ作り、指示を1行書く 場面6
40〜50分 スライドや文書を1つ作らせ、直し、書き出す 場面7
50〜60分 メモリの中身を見て、要らない項目を消す。履歴に残さないチャットを1回開く 場面8

コネクタ(外のサービスとのつなぎ)は、渡るデータと外し方を07・08で確かめてからにします。

つまずきと直し方

症状 公式ヘルプが書く確認点
「Web search」が見当たらない 新しい体験では、トグルが無い(Claudeが判断)。Team・Enterpriseは、オーナーが組織の設定でオンにする必要がある
Researchが選べない 有料プランであること、ウェブ検索がオンであることを確かめる。Team・Enterpriseで管理者がOpus 5.5とOpus 4.8の両方を外していると、使えない
スマホのResearchで、コネクタが使われない スマホはウェブだけ。WebかClaude Desktopで始める
ファイルが「Uploaded file is too large」と出る PDFは1000ページまで。分けて渡す
XLSXが読めない 「Code execution and file creation」をオンにする
Artifactが作られない 同じ設定がオンかを確かめる。頼むときに「ドキュメントとして」などと形を示す(僕らの読み取り)
Artifactにエラーが出る Try fixing with Claude を押す
メモリが勝手に増える Settings > Your Claude で確認し、Manageから消す。または止める
ゴーストのアイコンが無い プロジェクトの中では出ない。プロジェクトの外の新しいチャットで探す
声が日本語にならない Voice の Spoken language を確かめる(画面の言語とは別)

たとえ話:道具箱の引き出し

「+」は道具箱の引き出しです。ファイル、検索、Research、コネクタが、引き出しごとに入っています。必要な引き出しだけ開けて使い、使い終わったら閉める、という感覚でいると、使用量や渡るデータの量を増やしすぎずに済みます(これは僕らの見立てです)。

気をつけること

出典