3行でいうと

  • 入口はそれぞれ違います。ChatGPTは、登録なしで質問できる場合があります。GeminiはGoogleアカウントで入り、サインインなしでは一部だけです。Claudeは、電話番号の確認が必須で、18歳以上が条件です。
  • 無料の枠の数え方も違います。ChatGPTは「日常の文章は無制限、画像やファイルは別の上限」、Claudeは「5時間ごとに戻る枠」、Geminiは「計算量で決まり、5時間ごとに更新、週の上限もある」と書かれています。回数の数字は、どれも読んだページにありませんでした。
  • 入力した内容は、3社とも設定で扱いが変わります。最初に、学習に使われる設定を見る、が共通の心得です。

この記事は、3社の公式ヘルプを読んでまとめたもので、実際に使って確かめた記録ではありません。「見立てです。」で始まる段落と、たとえ話は僕らの考えで、公式の文書に書かれていることとは分けて書きました。有料プランの比較は、この記事では扱いません。

先に結論

公式のヘルプを読んで言えるのは、次のことです。

  1. 3つとも、無料で始められます。 ただし、「無料」の中身は、入口の条件も、使える量の数え方も違います。
  2. どれが一番かは、公式の資料からは決められません。 読んだのは、手順と条件であり、答えの質ではないからです。
  3. 選ぶ目安は、次の3つです。 自分がどれを気にするかを先に決めると、迷いが減ります。
目安 ChatGPT Claude Gemini
1. 入口 登録なしで質問できる場合がある(対応国。日本は不明) 電話番号の確認が必須。18歳以上 Googleアカウントで入る。サインインなしは一部だけ
2. 無料の枠 日常の文章は無制限(不正利用の防止の範囲)。画像・ファイルなどは別の上限 5時間ごとに戻る枠。回数は需要で変わる 計算量で決まる。5時間ごとに更新、週の上限もある
3. 会話の扱い 個人向けは既定で学習に使われうる。設定でオフ 設定でオン・オフを選ぶ。初期値は読めず 18歳以上は保存が既定でオン。設定でオフ

見立てです。表のどこにも「こちらが優れている」とは書かれていません。違うのは、入口と、枠と、扱いの「流儀」です。

たとえ話:3つの店の、入り方の違い

僕らのたとえです。公式の文書にあるものではありません。

目安1:入口(登録の手間と条件)

ChatGPT

OpenAIのヘルプによると、アカウントを作る前でも、chatgpt.com の入力欄に頼みごとの文章(プロンプト)を打てば、試せます。ただし、次の条件があります。

保存や書き出しなどには、アカウントが要ります。同じ連載の「ChatGPTの最初の1回」の記事で、詳しく書いています。

Claude

Anthropicのヘルプによると、使うには、対応地域にいる18歳以上であることが条件です。登録のときは、電話番号の確認が必須で、省略できません。テキストメッセージを受け取れる番号が要り、IP電話、Google Voice、固定電話などは使えません。確認したあとは、番号を変えられません。

ログインの方法は、「Claudeの最初の1回」の記事で書いています。

Gemini

Googleのヘルプによると、gemini.google.com か、スマホのアプリで使います。入れるアカウントは、個人のGoogleアカウント、対応する仕事用のアカウント(18歳以上)、管理者が許可した学校用のアカウントです。

サインインなしでも、情報を尋ねる、簡単な文章を作る、といったテキスト中心の依頼は、使える場合があります(Androidはサインインが必要、とも書かれています)。サインインなしでは、過去のチャット、ファイルの添付、画像生成などは使えません。

目安2:無料の枠の数え方

3社とも、「何回まで」とは書いていません。数え方の考え方が違います。

公式の記載(2026年10月16日に確認)
ChatGPT 日常の文章のチャットは、不正利用を防ぐ範囲で無制限。ファイルのアップロード、画像生成、音声、データ分析などは、別々の上限がある。上限に達すると通知が出て、リセットまで使えない。数字は書かれていない
Claude 無料プランは、セッション単位の上限が5時間ごとにリセットされる。メッセージの量は需要で変わり、ほかの上限もあり得る
Gemini 上限は計算量で決まり、質問の複雑さ、使う機能、チャットの長さで変わる。5時間ごとに更新され、週ごとの上限もある。1日の回数は書かれていない

見立てです。ChatGPTの「日常の文章は無制限」は、短い質問を重ねるだけなら、止まりにくいという意味に読めます。一方、ClaudeとGeminiは、長さや重さで減り方が変わるので、長い資料を読ませる使い方では、止まるのが早いかもしれません。ただし、どこで止まるかは、公式の数字が無く、僕らには分かりません。

無料で使える機能の違い(読んだ範囲)
  • ChatGPT: 無料の利用者が使えるモデルとして「GPT-5.6 Luna」が書かれています(ヘルプによると、既定のモデルと上限は変わりうる)。Web検索、データ分析、画像とファイルのアップロード、画像の作成、他の人が作ったGPTsの利用が含まれます。500MBの保存場所(Library)もあります。一部の国では、無料枠に広告が出ることがあります。日本で出るかは、確認できていません。
  • Gemini: AIプランなしでも使えるのは、Canvas、Deep Research、スライド生成、画像生成(Nano Banana 2)、音楽の生成など。動画生成、Daily brief、Tasks in Gemini、スケジュール実行は、AIプランが要ります。AIプランなしの一度に扱える長さは、32kトークンです。混んでいるときは、無料の利用者が先に制限されることがある、と書かれています。
  • Claude: 読んだ「はじめに」のページには、無料で使える機能の一覧はありませんでした。

モデルの名前や機能は、変わりやすいものです。

目安3:入力した内容の扱い

詳しい設定の場所は、同じ連載の「入力が学習に使われないようにする設定」の記事にあります。ここでは、3社の違いだけを書きます。

見立てです。3社に共通するのは、「設定を見ずに、大事な話を入れない」という心得です。設定の名前も場所も違うので、登録したら、まず設定を見るのが近道だと思います。

誤解されやすい点

「無制限と書いてあるから、いくらでも使える」 ChatGPTの無制限は、日常の文章のチャットについてで、不正利用を防ぐ範囲、と書かれています。画像やファイルなどは、別の上限があります。

「サインインなしなら、何も残らない」 ChatGPTは、ログインなしの会話は履歴に保存されないと書いています。Geminiのサインインなしの利用の扱いは、この記事では確かめていません。

今日からできること、やってはいけないこと

どれも、公式のページに書かれたことを土台にした、僕らの整理です。

今日からできること

やってはいけないこと

気をつけること

出典

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