3行でいうと

  • Geminiは、gemini.google.com かスマホのアプリから、Googleアカウントで入ります。個人のアカウントは13歳以上(または、その国で適用される年齢)、仕事用は18歳以上が条件です。
  • サインインなしでも、文章を中心にした簡単な質問はできる場合があります。ただし、過去のチャット、ファイルの添付、画像生成などはできず、Androidではサインインが必要と書かれています。
  • サインインして使うと、既定では会話が「Gemini Apps Activity」に保存され、改善や学習にも使われます。止めたいときは「Keep Activity」をオフにします。オフでも、最長72時間は保持されることがあります。

この記事は、Googleの公式ヘルプを読んでまとめたもので、実際に使って確かめた記録ではありません。画面の名前や手順は、公式のページに書かれている範囲です。例の質問文は僕らが作ったもので、公式のものではありません。

先に結論

たとえ話:飛び込みの窓口と、診察券

僕らのたとえです。公式の文書にあるものではありません。

サインインなしのGeminiは、「飛び込みで使える窓口」です。簡単な相談には乗ってもらえますが、資料を預けることも、過去の相談の続きもできません。サインインは「診察券を出す」ことに近く、続きから相談でき、資料も見せられます。そのかわり、相談の記録が、既定で残ります。

最初の1回の流れ

1. 開く場所を選ぶ

公式の「Use Gemini Apps」のページによると、パソコンでは gemini.google.com を開きます。対応ブラウザは、Chrome、Safari、Firefox、Opera、Edgeです。スマホでは、Gemini アプリを使います。

スマホの条件は、公式の対応状況のページによると、次のとおりです。

2. サインインする

サインインに使えるアカウントは、公式の「What you need to sign in」のページによると、次の3種類です。

アカウント 年齢などの条件
個人のGoogleアカウント 13歳以上(または、その国で適用される年齢)
仕事用のGoogleアカウント 18歳以上。対応するWorkspaceのエディションであること
学校用のGoogleアカウント 13歳以上(または、その国で適用される年齢)。管理者がサービスを有効にしている

13歳未満は、保護者の承認が必要とも書かれています(スマホの対応状況のページ)。子どもの扱いの細部は、ページによって書き方が違い、僕らには整理しきれていません。サインインの画面を順に説明するページは、読んでいません。

3. 最初の質問を送る

公式のページの手順は、gemini.google.com を開き、画面下のテキスト欄に質問(プロンプト)を打ち、必要なら「Add files」でファイルや画像を添えて、「Submit」を押す、です。

僕らのおすすめは、答えの良し悪しが自分で判断できる質問から始めることです(僕らの例です)。

人の名前、住所、会社の秘密は入れません。頼み方のコツは、同じ連載の「AIへの頼み方の基本」の記事を見てください。

モデルは、既定では自動で選ばれ、メニューから手動で選び直すこともできると書かれています。切り替えにはサインインが必要で、無料でどこまで使えるかは、読んだページには書かれていませんでした。

4. 返事を読んで、確かめる

Googleのヘルプは、Geminiも間違うことがあるので、答えを確かめること、専門的な助言には頼らないことを書いています。

サインインなしで、できること

公式の「Use Gemini Apps」のページによると、次のとおりです。

サインインなし サインインあり
質問して答えをもらう できる(情報を尋ねる、簡単な文章を作る、など) できる
過去のチャット 使えない 履歴から見られる
ファイルの添付 使えない できる(「Add files」)
画像生成 使えない 使える
Gems、Connected Apps、パーソナライズ 使えない 使える

サインインなしが使えるのは「一部の端末」とされ、Androidはサインインが必要と書かれています。日本でどの端末で使えるかは、確かめられていません。

無料で使える範囲

公式の「limits & feature availability」のページから、読んだ範囲です。このページには更新日が出ていません。

画像や動画の生成とDeep Researchは、普通のチャットより上限を多く使う、とあります。上限は予告なく変わり、混んでいるときは、無料の利用者が先に制限されることがある、とも書かれています。

見立てです。「回数ではなく計算量」は、使い方で止まるタイミングが変わる、ということだと思います。なお、この「AIプランなし」が、サインインした無料アカウントだけを指すのか、サインインなしも含むのかは、ページから断定できませんでした。

残るもの、学習に使われるもの

既定では保存され、改善に使われる。 18歳以上では、「Keep Activity」が既定でオンです。オンのとき、チャットやファイルなどが「Gemini Apps Activity」に保存され、サービスの提供と改善(生成AIの学習を含む)に使われます。一部のチャットは、Googleの委託先を含む人間の確認者が見ます。確認者に渡る前に、アカウントから切り離されます。確認されたチャットは、最長3年保持されます。

自動で消える。 オンのとき、既定で18か月たつと自動で削除されます。3か月、36か月、削除しない、にも変えられます。

止める設定。 パソコンでは、gemini.google.com の「Settings & help」から「Activity」を開き、上の「On」を押して、「Turn off」か「Turn off and delete activity」を選びます。オフにすると、今後のチャットは学習に使われません(フィードバックを送った場合を除く)。ただし、Googleは最長72時間、チャットをアカウントにひも付けて保持することがあります。

残したくない話。 「Temporary chat」は、アクティビティに出ず、改善や学習にも使われません。ただし、72時間は保存されます。サインインした個人アカウントが必要です。

設定のまわりの細かい点
  • オフにしても、見られることがある。 安全や規約違反への対応のために、確認者が会話を見ることがある、と書かれています。
  • 確認されたチャットは消えない。 すでに確認された分は、最長3年保持され、アクティビティを消しても残る、とあります。
  • 消しても残るもの。 共有したチャットを消しても、公開のリンクは消えません。

誤解されやすい点

「サインインしなければ、何も残らない」 サインインなしの利用は、Googleのプライバシーポリシーの対象とされます。何がどう保存されるかは、確かめられていません。

「Keep Activityをオフにすれば、すぐに消える」 オフでも、72時間は保持されることがあります。Temporary chatも同じです。

今日からできること、やってはいけないこと

どれも、公式のページに書かれたことを土台にした、僕らの整理です。

今日からできること

やってはいけないこと

気をつけること

出典

更新履歴