3行でいうと
- Geminiは、gemini.google.com かスマホのアプリから、Googleアカウントで入ります。個人のアカウントは13歳以上(または、その国で適用される年齢)、仕事用は18歳以上が条件です。
- サインインなしでも、文章を中心にした簡単な質問はできる場合があります。ただし、過去のチャット、ファイルの添付、画像生成などはできず、Androidではサインインが必要と書かれています。
- サインインして使うと、既定では会話が「Gemini Apps Activity」に保存され、改善や学習にも使われます。止めたいときは「Keep Activity」をオフにします。オフでも、最長72時間は保持されることがあります。
この記事は、Googleの公式ヘルプを読んでまとめたもので、実際に使って確かめた記録ではありません。画面の名前や手順は、公式のページに書かれている範囲です。例の質問文は僕らが作ったもので、公式のものではありません。
先に結論
- 入口は、Googleアカウントです。 個人、対応する仕事用、管理者が許可した学校用のどれかで入ります。読んだページには、電話番号の確認の話は出てきませんでした。
- 日本は、対応する国・地域に載っていました。 Webアプリは、230を超える国・地域、70を超える言語で使え、日本と日本語も載っています(2026年10月16日に読んだ時点)。
- 無料の範囲は、「回数」ではなく「計算量」の枠です。 公式ページに、1日あたりの回数は書かれていません。
- 会話の保存と学習への利用は、18歳以上では既定でオンです。 先に知っておきます。
たとえ話:飛び込みの窓口と、診察券
僕らのたとえです。公式の文書にあるものではありません。
サインインなしのGeminiは、「飛び込みで使える窓口」です。簡単な相談には乗ってもらえますが、資料を預けることも、過去の相談の続きもできません。サインインは「診察券を出す」ことに近く、続きから相談でき、資料も見せられます。そのかわり、相談の記録が、既定で残ります。
最初の1回の流れ
1. 開く場所を選ぶ
公式の「Use Gemini Apps」のページによると、パソコンでは gemini.google.com を開きます。対応ブラウザは、Chrome、Safari、Firefox、Opera、Edgeです。スマホでは、Gemini アプリを使います。
スマホの条件は、公式の対応状況のページによると、次のとおりです。
- iPhone・iPad: iOS 16以降。日本は対応国に載っていますが、段階的な提供とされています。
- Android: Android 9以降で、メモリ2GB以上。Android Goは対象外。日本は対象に載っています。
2. サインインする
サインインに使えるアカウントは、公式の「What you need to sign in」のページによると、次の3種類です。
| アカウント | 年齢などの条件 |
|---|---|
| 個人のGoogleアカウント | 13歳以上(または、その国で適用される年齢) |
| 仕事用のGoogleアカウント | 18歳以上。対応するWorkspaceのエディションであること |
| 学校用のGoogleアカウント | 13歳以上(または、その国で適用される年齢)。管理者がサービスを有効にしている |
13歳未満は、保護者の承認が必要とも書かれています(スマホの対応状況のページ)。子どもの扱いの細部は、ページによって書き方が違い、僕らには整理しきれていません。サインインの画面を順に説明するページは、読んでいません。
3. 最初の質問を送る
公式のページの手順は、gemini.google.com を開き、画面下のテキスト欄に質問(プロンプト)を打ち、必要なら「Add files」でファイルや画像を添えて、「Submit」を押す、です。
僕らのおすすめは、答えの良し悪しが自分で判断できる質問から始めることです(僕らの例です)。
- 「小学5年生にも分かるように、『円安』を3行で説明して」
- 「友達に送る、来週の日程を相談する短いメッセージを、やわらかい口調で3案」
人の名前、住所、会社の秘密は入れません。頼み方のコツは、同じ連載の「AIへの頼み方の基本」の記事を見てください。
モデルは、既定では自動で選ばれ、メニューから手動で選び直すこともできると書かれています。切り替えにはサインインが必要で、無料でどこまで使えるかは、読んだページには書かれていませんでした。
4. 返事を読んで、確かめる
Googleのヘルプは、Geminiも間違うことがあるので、答えを確かめること、専門的な助言には頼らないことを書いています。
サインインなしで、できること
公式の「Use Gemini Apps」のページによると、次のとおりです。
| サインインなし | サインインあり | |
|---|---|---|
| 質問して答えをもらう | できる(情報を尋ねる、簡単な文章を作る、など) | できる |
| 過去のチャット | 使えない | 履歴から見られる |
| ファイルの添付 | 使えない | できる(「Add files」) |
| 画像生成 | 使えない | 使える |
| Gems、Connected Apps、パーソナライズ | 使えない | 使える |
サインインなしが使えるのは「一部の端末」とされ、Androidはサインインが必要と書かれています。日本でどの端末で使えるかは、確かめられていません。
無料で使える範囲
公式の「limits & feature availability」のページから、読んだ範囲です。このページには更新日が出ていません。
- 上限は、計算量で決まる。 質問の複雑さ、使うモデルや機能、チャットの長さで変わります。5時間ごとに更新され、週ごとの上限に達するまで続く、とあります。1日あたりの回数は書かれていません。
- AIプランなしの場合、標準の上限。 一度に扱える長さ(コンテキストウィンドウ)は32kトークンとされています。AI Plusは標準の2倍、AI Proは4倍で、長さも広がります。
- AIプランなしでも使える機能: Canvas、Deep Research、スライド生成、画像生成(Nano Banana 2)、音楽の生成など。
- AIプランが要る機能: 動画生成、Daily brief、Tasks in Gemini、スケジュール実行など。
画像や動画の生成とDeep Researchは、普通のチャットより上限を多く使う、とあります。上限は予告なく変わり、混んでいるときは、無料の利用者が先に制限されることがある、とも書かれています。
見立てです。「回数ではなく計算量」は、使い方で止まるタイミングが変わる、ということだと思います。なお、この「AIプランなし」が、サインインした無料アカウントだけを指すのか、サインインなしも含むのかは、ページから断定できませんでした。
残るもの、学習に使われるもの
既定では保存され、改善に使われる。 18歳以上では、「Keep Activity」が既定でオンです。オンのとき、チャットやファイルなどが「Gemini Apps Activity」に保存され、サービスの提供と改善(生成AIの学習を含む)に使われます。一部のチャットは、Googleの委託先を含む人間の確認者が見ます。確認者に渡る前に、アカウントから切り離されます。確認されたチャットは、最長3年保持されます。
自動で消える。 オンのとき、既定で18か月たつと自動で削除されます。3か月、36か月、削除しない、にも変えられます。
止める設定。 パソコンでは、gemini.google.com の「Settings & help」から「Activity」を開き、上の「On」を押して、「Turn off」か「Turn off and delete activity」を選びます。オフにすると、今後のチャットは学習に使われません(フィードバックを送った場合を除く)。ただし、Googleは最長72時間、チャットをアカウントにひも付けて保持することがあります。
残したくない話。 「Temporary chat」は、アクティビティに出ず、改善や学習にも使われません。ただし、72時間は保存されます。サインインした個人アカウントが必要です。
設定のまわりの細かい点
- オフにしても、見られることがある。 安全や規約違反への対応のために、確認者が会話を見ることがある、と書かれています。
- 確認されたチャットは消えない。 すでに確認された分は、最長3年保持され、アクティビティを消しても残る、とあります。
- 消しても残るもの。 共有したチャットを消しても、公開のリンクは消えません。
誤解されやすい点
「サインインしなければ、何も残らない」 サインインなしの利用は、Googleのプライバシーポリシーの対象とされます。何がどう保存されるかは、確かめられていません。
「Keep Activityをオフにすれば、すぐに消える」 オフでも、72時間は保持されることがあります。Temporary chatも同じです。
今日からできること、やってはいけないこと
どれも、公式のページに書かれたことを土台にした、僕らの整理です。
今日からできること
- 登録の前に、使うアカウント(個人用か、仕事用か、学校用か)と、年齢の条件を確かめる。
- サインインしたら、先に「Settings & help」の「Activity」で、Keep Activityの状態と自動削除の期間を見る。
- 残したくない話は、Temporary chatで。
やってはいけないこと
- パスワード、カード番号、他人の個人情報を入れる。
- 人に見られたくない機密を、設定を見ずに入れる。
- 答えを確かめずに、資料やメールに貼る。
気をつけること
- 説明は、2026年10月16日に読んだ公式ページのものです。使えるモデルの名前、上限、機能、画面の名前は、変わりやすいです。読んだページの多くは、公開日や更新日が出ていませんでした。
- この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。
- 読んだページは、要約を通して読んでおり、細かな言い回しや脚注は原文で確かめていません。文章は言い換えて書いています。
- サインインの画面そのものと、スマホアプリの詳しい手順は、読んでいません。
- 無料の個人アカウントで使えるモデルの正確な名前と、1日の回数は、確認できていません。
- 18歳未満のKeep Activityの初期値と、スマホでオフにする手順は、読んだページには書かれていませんでした。
- 日本語の画面は確かめていません。ボタンの名前は、公式の英語のページのものです。
- 年齢、個人情報、会社のルールの個別の判断は、この記事ではできません。助言ではありません。公式の資料を読んだ範囲のまとめです。
出典
- Use Gemini Apps(Gemini Apps Help、Google、2026年10月16日確認)
- What you need to sign in to Gemini Apps(Gemini Apps Help、Google、2026年10月16日確認)
- Where you can use the Gemini web app(Gemini Apps Help、Google、2026年10月16日確認)
- Gemini mobile app availability - iPhone & iPad(Gemini Apps Help、Google、2026年10月16日確認)
- Gemini mobile app availability - Android(Gemini Apps Help、Google、2026年10月16日確認)
- Gemini Apps limits & feature availability(Gemini Apps Help、Google、2026年10月16日確認)
- Gemini Apps Privacy Hub(Gemini Apps Help、Google、2026年10月16日確認)
- Manage & delete your activity in Gemini Apps(Gemini Apps Help、Google、2026年10月16日確認)
更新履歴
- 2026年10月25日 書き方を直しました。
- 前:運営者が使っていないと読める書き方 → いま:「この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません」。公式の資料を読んでまとめた記事で、使い心地は書いていない、という意味に直した
