3行でいうと

  • MidjourneyとLuminar Neoを直接つなぐ専用の機能は、読んだ公式資料では見つかっていない。
  • 受け渡しは画像ファイル。Midjourneyの画像を保存し、Luminarで開いて、拡大やノイズ除去、物を消す作業をする。
  • Luminarは買い切りで、Desktop Onlyは10月22日の表示で99ドル(Black Fridayの特別価格の表示。10月8日は129ドル)。ただし生成AIの機能は購入後365日の利用。
  • WebPはLuminarの対応形式の一覧に載っていない。開けないときはまず保存形式を疑う。

文章から画像を作るのが得意なサービスと、画像を整えるのが得意なソフトは、役割が違います。前者で作った画像を、後者で整える、という組み合わせは自然に思えます。この記事は、それが公式の資料の範囲でどこまで言えるかを確かめたものです。

この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。この記事は公式の文書を読んでまとめたものです。手順は「文書から組み立てた想定」です。僕らの考えは「見立てです。」で始まる段落に分けました。

先に結論

それぞれ何か

Midjourney

Midjourney(ミッドジャーニー)は、文章の指示から画像を作るサービスです。プランや使い方は前の記事に書きました。この記事で関わる点だけ書きます。

Luminar Neo(いまの表記は「Luminar」)

Luminar Neoは、Skylum(スカイラム)社の写真編集ソフトで、パソコン(Mac、Windows)に入れて使います。公式のページには、30以上の機能があり、AIの機能として、顔・肌・空の補正、物の消去、画面の拡張などが載っています。

名前については、公式のページごとに違いがあります。

動くパソコンの条件は、公式のページで次のとおりです(10月8日に、Luminar Neoの製品ページと、拡大機能のページの2か所で一致を確認しました。10月22日は製品ページで同じ内容を確かめました)。

なぜ組み合わせるのか:役割分担

やりたいこと Midjourney Luminar
文章から新しい画像を作る 担当 読んだ公式ページには出てきません
大きくする 2倍(Subtle/Creative) 最大6倍(Upscale AI)
ざらつきを取る 該当する機能は読んだ範囲では確認できていません Noiseless AI(輝度のノイズと色のノイズ)
物を消す Editモデルで描き直せる GenErase
画面を広げる Editモデルのアウトペイント GenExpand
色や明るさの細かい調整 確認できていません 専用の調整ツール、レイヤー、マスク
手元の他のソフトと使う 確認できていません Photoshop、Lightroom Classicのプラグインにもなる

見立てです。重なる部分が多いので、「Luminarが必要」とは言い切れません。向いているのは、すでにLuminarを持っている人、または「作った後の細かい仕上げを、手元のファイルで、回数を気にせずやりたい」人だと思います。Midjourneyでの再生成や拡大は、そのたびに計算時間を使うからです。

つなぎ方:公式に書かれた範囲

画像ファイルで受け渡す

Luminarの公式のサポートページによると、標準の画像の形式は、PNG、JPEG、TIFF(8ビットと16ビット)、PSD、HEICです。ほかに多くのカメラの専用形式(RAW)にも対応しています。

ここで注意があります。WebPは、この一覧に載っていません。 対応していないと書かれているのではなく、書かれていないだけです。Midjourneyから画像を保存したときの形式が、PNGなのかJPEGなのかWebPなのかは、読んだMidjourneyの公式ページでは確認できていません。保存した画像をLuminarで開けないときは、まず形式を疑ってください。

手順(文書から組み立てた想定)

  1. Midjourneyで画像を作る。必要なら、Midjourney側で拡大する。
  2. 画像を自分のパソコンに保存する。
  3. Luminarを起動し、「Add Photos」から「Add Image」を選び、保存した画像を開く。
  4. 「Catalog」を開いて、目的のツールを使う。ツールは右側の「Extra」の中にあります(Generative、Enhancement、Mergeの分類)。
  5. 書き出す。書き出しの設定の詳細は、読んだ範囲で確認できていません。

拡大(Upscale AI)

公式のサポートページに書かれた内容です。

僕らの計算です。MidjourneyのHD画像(2048ピクセル)を6倍にすると、12,288ピクセルになります。上限の範囲に収まります。ただし、これは数字の上の話で、見た目が自然かどうかは確かめていません。

ノイズ除去(Noiseless AI)

公式のサポートによると、輝度のノイズ(ざらざら)と色のノイズ(色の斑点)を取る機能です。「Tools」の「Image Quality」にあります。ノイズの量を見て、弱・中・強のどれかを提案し、4つの調整つまみで微調整できます。RAWでの効果が最も高いが、RAWでない画像にも使える、と書かれています。

物を消す(GenErase)

画面を広げる(GenExpand)

料金(2026年10月22日確認)

Midjourney(米ドル)

公式のプラン表(10月8日に2か所で確認し、10月22日にプランのページで同じ金額を確かめ直しました)です。月払いは、Basic 10ドル、Standard 30ドル、Pro 60ドル、Mega 120ドル。1か月に使える「Fast時間」は、Basicが3.3時間(200分)、Standardが15時間、Proが30時間、Megaが60時間です。年払いは月あたり8ドル/24ドル/48ドル/96ドルで、1年分の前払いです。Relax(順番待ちの方式)で画像が使い放題になるのは、Standard以上です。無料体験は、プラン表に載っていません。

Luminar(ドルの「$」表記、通貨名と税の扱いは確認できていません)

公式の料金ページでは、3つの買い切りです。10月8日の記事には129ドル/159ドル/199ドルと書きましたが、10月22日に読み直すと、料金ページも製品ページも「Black Friday」のセールを出しており、料金ページの表示は99ドル/139ドル/159ドルでした。製品ページは、セールを「最大77%引き」「年間で一番安い価格」と紹介し、終了日は書いていません。料金ページには、取り消し線つきの元値として、Desktop Onlyが417ドル、All Platformsが477ドル、Maxが546ドルと表示されていました。10月8日の129ドル/159ドル/199ドルが何の価格だったか、セールがいつまでかは、確認できていません。下の表は、10月22日の表示と、10月8日の表示を並べます。

プラン 金額 内容(公式の記載)
Desktop Only 99ドル(10月22日のセール表示。10月8日は129ドル) パソコン版の永続ライセンス(製品ページでは、Mac、Windowsで2台)。AIの機能(Restoration、GenErase、GenSwap、GenExpand、AI Assistant)は、365日利用できる
All Platforms 139ドル(10月22日のセール表示。10月8日は159ドル) Desktop Onlyに、スマホ版(3台)と、Web版(3台、Web版は2026年秋の予定)などが加わる
Max 159ドル(10月22日のセール表示。10月8日は199ドル) All Platformsに、Luminar Prime(1年分)などが加わる。Primeは毎年更新、いつでも解約できる、と書かれている

読み方に注意があります。

権利と表示

ここは公式資料の紹介です。法律の判断ではありません。

  • Midjourney側。 利用規約は、利用者が作ったものの所有を、法律が認める範囲で利用者に認めています。解約後も続きます。年間の売上が100万ドルを超える会社は、ProかMegaのプランが条件です。他人の画像を拡大しても、その画像の持ち主は変わりません。Midjourneyにも、広く使える権利を与える形になっています。
  • Luminar側。 Skylumの生成AIのガイドラインによると、商用利用はガイドラインと利用規約を守れば認められますが、結果の責任は利用者が負います。生成AIの機能を、ほかのAIの学習に使うことは禁止です。実在の人物の個人データを入れる場合は、法律の同意などを守る必要があります。また、Skylumは、生成物にAIで作ったという印(メタデータ)を付けることがあり、AIで作ったことを明らかにするよう勧めています。
  • ガイドラインには、写真がどこで処理されるか、Skylumが学習に使うかは書かれていませんでした。確認できていません。

見立てです。Midjourneyの規約とSkylumのガイドラインは別々の文書です。どちらにも従う必要があります。仕事で使う前に、それぞれの全文を読んでください。個別の判断は専門家に。

向く人・向かない人

見立てです。向きそうなのは、次のような人です。

向かなそうなのは、次のような人です。

つまずきやすい点

気をつけること

出典

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