3行でいうと
- PDFの大きさの上限は、ChatGPTが512MB、Claudeが500MB、Geminiアプリが100MB、Gemini Notebookが200MBです。
- Claudeは1000ページまで。100ページ以下なら図やグラフも読み、101ページ以上は文字だけです。
- ChatGPTは、Enterprise以外のプランではPDFの中の画像を読まず、文字だけを取り出すと書かれています。
- 4つとも無料で始められます。無料の枠が数字で書かれていたのは、ChatGPTの1日3回のアップロードなど一部だけです。
先に断っておきます。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。この記事は公式の文書を読んでまとめたものです。僕らの考えは「見立てです。」で始まる段落に分けています。
先に結論
- PDFを入れられる大きさは、道具ごとにかなり違います。ファイルの大きさの上限は、ChatGPTが512MB、Claudeが500MB、Geminiアプリが100MB、Gemini Notebookが200MBです(確認元は次の表)。
- 「ページ数」の数え方も違います。Claudeは1000ページまで。100ページ以下なら図やグラフも読み、101ページ以上は文字だけです。Gemini Notebookは「ページ数の上限はない」とされ、かわりに1つの資料につき50万語までです。
- ChatGPTは、Enterprise(企業向け)以外のプランでは、PDFの中の画像を読まず、文字だけを取り出すと書かれています。図表が大事なPDFでは注意が要ります。
- 4つとも無料で始められますが、無料の枠が数字で書かれているのは一部だけです。ChatGPTは1日3回のアップロード、Gemini Notebookは資料50件までで、ほかは読んだページに数字がありませんでした。
使える道具の候補
公式のページで確かめた4つです。2026年10月22日に読み直した時点のものです。
| 道具 | 1ファイルの上限 | 数・ページの上限 | 図やグラフ | 確認元 |
|---|---|---|---|---|
| ChatGPT | 文書は512MBまで。文字は1ファイルあたり200万トークンまで | 3時間に80ファイルまで | Enterprise以外は、文字だけを取り出し、画像は無視する | OpenAIのヘルプ(ファイルのアップロードFAQ) |
| Claude | 500MBまで | 1回のチャットに20ファイル。PDFは1000ページまで | 100ページ以下は文字と図を読む。101〜1000ページは文字だけ | Claudeのヘルプ(ファイルのアップロード) |
| Gemini(アプリ) | 動画以外は100MBまで | 1回の質問に10ファイルまで | 読めるかは、読んだページに書かれていません | Geminiアプリのヘルプ(ファイルのアップロード) |
| Gemini Notebook(旧NotebookLM) | 200MBまで(パソコンから入れる場合) | 1つの資料は50万語まで。ページ数の上限なし。無料は資料50件まで | 読めるかは、読んだページに書かれていません | Gemini Notebookのヘルプ(資料の追加、よくある質問) |
「トークン」は、AIが文章を数えるときの単位です。日本語の文字数との正確な対応は、読んだページには書かれていません。
Gemini Notebookは、2026年7月にNotebookLMから名前が変わったAIです(くわしくは前の記事「NotebookLMは2026年7月にGemini Notebookへ名前が変わった」に書きました)。自分が入れた資料だけをもとに答える作りで、資料にないことを聞くと答えが出ない、と公式のよくある質問に書かれています。引用の印がつくので、元の場所を確かめやすいのが特徴です。ただし、資料が短すぎると、個別の引用が付かず、文書全体が参照されることがあるとも書かれています。
ChatGPT
上のほか、無料プランの人は、ファイルのアップロードが1日3回までです(公式の記載)。混んでいる時間帯は、上限を下げることがある、とも書かれています。
Claude
対応する形式は、PDF、DOCX、CSV、TXT、HTML、ODT、RTF、EPUB、JSONなどです。PDF以外の文書は、文字だけを読み、中の画像は読めない、と書かれています。ヘルプの更新日は2026年7月23日です。
Geminiアプリ
文脈の長さ(一度にまとめて読める量)に関する記載があります。Google AI ProかUltraにすると、100万トークンの枠になり、これは「テキストで約1500ページ分」に相当する、と書かれています。無料の枠の数字は、読んだページに書かれていません。ファイルが大きすぎると、あちこちに散らばった細かい点を取りこぼす、とも書かれています。
最初の1回のやり方
公式の案内に書かれた範囲で、手順を組み立てました。
- まず1つ道具を選ぶ。図やグラフが大事なPDFなら、Claudeの「100ページ以下は図も読む」が目安になります(見立てです)。
- ファイルを入れる。Claudeは、チャット欄の「+」から「Add files or photos」を選ぶ手順が書かれています。Geminiは「Add files」から「Upload Files」。Gemini Notebookは、画面左の「Add sources」から入れます。
- 質問は具体的にする。Gemini Notebookのヘルプには、「要約して」より「『Dog Training 101』という資料の、犬のしつけについての主な発見は何か」(公式の例を言い換えたもの)のように、探したいことを具体的に書くほうが、まとまった答えになる、という趣旨の案内があります。資料を複数入れたときは、資料の名前を書くと絞り込みやすい、とも書かれています。
- ページを指定するときは、PDF閲覧ソフトに出るページ番号を使う。Claudeのヘルプに、紙面に印刷されたページ番号ではなく、閲覧ソフト上の番号を使うよう書かれています。
- 大きすぎるときは分ける。Claudeのヘルプも、Geminiのヘルプも、大きな文書は小さく分けることを勧めています。
見立てです。最初の質問は「この文書に何が書いてあるか、見出しの順に教えて」くらいにして、全体の地図を作ってから細かい質問に入るのが、確かめやすいと思います。公式の手順ではありません。
無料でどこまで使えるか
- ChatGPT:無料プランでもファイルは使えます。上限は1日3回までのアップロードです(読んだページの記載)。
- Claude:無料プランがあります(0ドル)。有料のProは、年払いで月17ドル(200ドルを一括)、月払いで月20ドルで、税は別です。ファイルのアップロード上限が、無料とProで違うかどうかは、読んだヘルプには書かれていません。確認できていません。
- Geminiアプリ:無料でもファイルは入れられますが、無料の回数の数字は書かれていません。「ファイルを使ったチャットには、一定の期間ごとの上限がある」という趣旨の記載はあります。上限に達したら、待つか、有料のGoogle AIプランにします。
- Gemini Notebook:無料でも使えます(資料50件まで)。使える量は、有料プランがないときが標準で、AI Plusは2倍、AI Proは4倍と書かれています。上限は5時間ごとに戻り、週ごとの上限まで続きます。
よくある失敗
- 図の中の数字を聞いたのに、答えが見当違いだった。ChatGPTでは、Enterprise以外では画像を読まない、と書かれています。表も画像として入っている場合は、読めない可能性があります(見立てです)。
- 長すぎて、後半が抜けた。Geminiのヘルプには、大きすぎるファイルだと細部を取りこぼす、と書かれています。分けて入れるほうが安全です。
- コピー防止がかかったPDFが入らなかった。Gemini Notebookのよくある質問には、資料の取り込みに失敗する原因の一つとして、元のPDFがコピー防止になっていること、が挙げられています(「資料の追加」のページには、この記載はありません)。
- 無料の回数を使い切った。ChatGPTは1日3回の枠なので、1つのPDFに質問を重ねる使い方のほうが、枠を使わずに済みます。ただし、これは公式の使い方の案内ではなく、僕らの読み取りです。
気をつけること
- この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。この記事は公式の文書を読んでまとめたものです。
- 数字は変わりやすいです。2026年10月22日に読み直した時点のものです。OpenAIのヘルプの更新日は「25日前」(10月8日に読んだときは「昨日」)という相対表記で、日付を確認できていません。
- スキャンして画像になっただけのPDFを、各社が文字として読めるかは、読んだページに書かれていません。確認できていません。
- Claudeの無料プランとProでのアップロード上限の違い、Geminiの無料の文脈の長さ、GeminiアプリとGemini Notebookが図やグラフを読めるかは、確認できていません。
- AIの答えは、間違うことがあります。契約書、医療の資料、お金の判断に関わる書類は、必ず元の文書と、その分野の専門家に確かめてください。
- 他人の個人情報や会社の秘密が入ったPDFを入れる前に、入力が学習に使われるかを確かめてください。この点は別の記事(「入力が学習に使われないようにする設定」「AIに入れてはいけない情報」)にまとめています。
- 画面の名前や手順は、公式の英語のページから書いています。手元の画面と違うことがあります。
出典
- File uploads FAQ(OpenAI Help、2026年10月22日確認)
- Upload files to Claude(Claude Help Center、2026年10月22日確認)
- Pricing(Claude、2026年10月22日確認)
- Upload & analyze files in Gemini Apps(Gemini Apps Help、2026年10月22日確認)
- Add or discover new sources for your notebook(Gemini Notebook Help、2026年10月22日確認)
- Frequently asked questions(Gemini Notebook Help、2026年10月22日確認)
- Manage your Gemini Notebook usage limits(Gemini Notebook Help、2026年10月22日確認)
更新履歴
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2026年10月25日 書き方を直しました。
- 前:運営者が使っていないと読める書き方 → いま:「この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません」。公式の資料を読んでまとめた記事で、使い心地は書いていない、という意味に直した
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2026年10月22日 公式の資料を読み直して、次の点を直しました。
- 前:Gemini Notebookは、元のPDFがコピー防止だと資料として入れられないと書かれている → いま:よくある質問が、取り込みに失敗する原因の一つに挙げている。「資料の追加」のページには、この記載はない
- 前:OpenAIのヘルプの更新日は「昨日」という相対表記 → いま:「25日前」という相対表記(10月8日に読んだときは「昨日」)
