3行でいうと

  • Runwayは文章や画像から動画をつくり、できた動画を指示で直すAI。自社モデルはGen-4.5とAleph 2.0。
  • 個人の月額はStandardが15ドル、Proが35ドル、Maxが95ドル。無料プランは125クレジットを1回もらえるだけ。
  • Gen-4.5は1秒あたり12クレジット。Standardの625クレジットは約52秒ぶん。
  • 規約は出力の商用利用を制限しないと書く一方、入力と出力をAIの学習や改善に使う場合があるとも書く。

この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。この記事は公式の文書を読んでまとめたものです。

先に結論

Runwayとは

Runwayは、動画づくりのAIを提供する会社の名前で、サービスの名前でもあります。ブラウザで使えます。

サービスの公式サイトの住所は、いまは runway.com です。古い住所の runwayml.com にアクセスすると、runway.com に転送されます。サービス名は、これまでどおりRunwayです。住所が変わった理由を説明した公式の文書は、読んだ範囲では見つかりませんでした。

「Runway」は会社とサービスの名前で、「Gen-4.5」はそのなかのモデル(動画をつくる頭脳)の名前です。この区別は、動画生成AIの全体の記事にも書いたとおりです。

自社のモデル

公式の文書で確かめた、Runwayのモデルです。

モデル 何をするか 公式で確かめた内容
Gen-4.5 文章や画像から動画をつくる 2025年12月1日に発表。長さは2〜10秒、画質は720p、24または25コマ/秒。文章からはStandard以上のプランが必要
Gen-4 Turbo 画像から動画をつくる(古い世代の速いモデル) クレジットの減りが少ない。API料金は1秒あたり0.05ドル
Aleph 2.0 と Edit Studio すでにある動画を、指示で直す 2026年5月21日に発表。入力は2〜30秒、480p〜1080p。全ての有料プランで、パソコンのWebアプリから使える

Gen-4.5

公式の発表では、Gen-4.5は動きの質、指示への従いやすさ、時間をまたいだ一貫性が向上した、とされています。文章から動画をつくる「Text to Video」と、画像から動画をつくる「Image to Video」があります。画像からの場合は、16:9のほかに、縦長(9:16)、正方形、21:9などの縦横比も選べると、ヘルプに表があります。

公式の発表には、「Artificial Analysisという比較サイトの文章から動画の順位で1位(1,247点)」という数字もあります。これはRunwayが自分で発表した数字で、僕らは第三者の確認を読めていません。

公式は、既知の弱点も書いています。結果が原因より先に起きる、物が急に現れたり消えたりする、動作が実際より成功しやすい、の3点です。

Aleph 2.0 と Edit Studio

Edit Studioは、Aleph 2.0を使うための画面です。公式の発表では、指定した部分だけを変えて、残りは元の動画に近いままにできます。見せたい見た目の1コマを渡して、動画全体に反映させることも、複数のカットにまたがる動画で一度に直すこともできます。例として、商品の差し替え、背景や光の変更、邪魔なものの削除、季節違いの版づくりが挙げられています。

ヘルプによると、入力する動画は2〜30秒、480p〜1080p、24〜30コマ/秒で、場面の切り替えは10回までです。11回以上あるとエラーになります。

他社のモデルも使える

Runwayの料金ページには、自社のモデルのほかに、Veo 3.1(Google)、Seedance 2.0(ByteDance)、Kling 3.0などの名前が載っています。開発者向けのモデル一覧には、さらに多くの他社モデルがあり、Seedance 2.5、MiniMax H3、Wan 3.0、Grok Imagine Video 1.5、Gemini Omni Flashなどが並んでいます。

どのモデルがどのプランで使えるかは、料金ページの書き方が「全ての画像・動画モデルが使える」というもので、モデルごとの細かい対応表までは読めていません。

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使い始め方

Webの画面から始めます。公式のヘルプにある手順の例として、Edit Studioなら次のとおりです。

  1. 「Apps」の中の「Video」から、Edit Studioを開く。
  2. 動画をアップロードする(自分のパソコン、Runwayの素材置き場、ドラッグ)。
  3. 直したい部分が見える1コマを選び、短い文章で直す内容を書く。参考画像も足せる。
  4. 結果をプレビューで見てから、「Generate video」で動画をつくる。時間の範囲も、つまみで絞れる。

いまのEdit Studioは「Single edit」(1回の直し)だけが使える、とヘルプに書かれています。

プランと料金

公式の料金ページ(2026年10月22日確認、米ドル)です。月払いと年払いの切り替えがあり、年払いは「20%引き」と表示されています。

プラン 月払い 年払い(月あたり) 毎月のクレジット 主な特徴(公式のページから)
Free 0ドル 0ドル 125(1回のみ。期限なし) 一部のモデルを試せる。保存5GB
Standard 15ドル 12ドル 625 全ての画像・動画モデル。透かしなし。4K拡大
Pro 35ドル 28ドル 2,250 ブランドキット1つ、声のクローン1つ、4K拡大が使い放題
Max 95ドル 76ドル 9,500 新しいモデルの先行利用、HDR/ProResの出力。余ったクレジットを1か月だけ繰り越せる
Team 1席69ドル 1席55ドル 1席あたり6,900(全員で共有) 2〜9席の自分で申し込める形
Enterprise 要問い合わせ 要問い合わせ 個別 シングルサインオンなど

Teamの数字は、料金ページ本体ではなくTeamプランの案内ページで読みました。ヘルプには、過去の「Unlimited」プランの名前も出てきますが、いまの料金ページには載っていません。

クレジットの減り方

クレジットは、使うたびに減る持ち点です。モデル、長さ、解像度で減り方が変わります。公式の数字です。

作業 減るクレジット
Gen-4.5で動画(5秒) 60(1秒あたり12)
Gen-4 Turboで動画(5秒) 25
Aleph 2.0で動画を直す 1秒あたり28(最低56)。直した範囲だけ
Gen-4の画像(1080p) 8
ProResやPNG連番で書き出す 1秒あたり5を追加(Max、旧Unlimited、Enterprise)

僕らの計算です。Gen-4.5が1秒12クレジットなら、無料の125クレジットは約10秒、Standardの625は約52秒(公式のページにも同じ数字)、Proの2,250は約187秒、Maxの9,500は約791秒です。Aleph 2.0なら、Standardの625クレジットで約22秒の直しです。

クレジットが足りなくなったら、1,000クレジットから追加で買えます。買ったクレジットは期限がありません。Free以外で買えます。毎月のクレジットは、StandardとProでは請求日に消えます。Maxは1か月ぶんだけ繰り越せます。

開発者向け(API)の料金

API(自分のプログラムからRunwayを呼ぶ口)は、プランとは別の従量課金です。1クレジットが0.01ドルです。普通に使うだけなら、見なくて大丈夫です。

モデル 1秒あたり
Gen-4.5 0.12ドル
Gen-4 Turbo 0.05ドル
Aleph 2.0 0.28ドル(1回の最低56クレジット)
Veo 3.1(音声つき / なし) 0.40ドル / 0.20ドル
Seedance 2.0(480p・720p) 0.36ドル

僕らの計算です。Standardは、月払いで15ドル÷625クレジットなので1クレジット約0.024ドル、年払いなら約0.019ドルです。APIの0.01ドルと並べると差がありますが、使える機能や契約の形が違うので、単純には比べられません。

商用利用とデータの扱い

公式の利用規約(Terms of Use)の言い換えです。法的な判断ではありません。

  • 規約4.4は、Runwayが利用者の入力(Inputs)と出力(Outputs)の所有を主張しない、と書きます。また、規約を守るかぎり、出力の商用利用を制限しない、とあります。
  • 同じ4.4に、入力と出力をRunwayが「AIモデルの学習と改善に使う場合がある」とも書かれています。
  • APIを自分のアプリに組み込む場合は、「Powered by Runway」の表示とリンクが求められます。
  • 無料プランの出力に透かしがあるかは、読んだ公式ページに書かれていません。料金ページは、Standardの特徴として「透かしなし」を挙げています。

どれを選ぶか

見立てです。実際に使って比べたものではありません。

  • まず触ってみたい人:Freeの125クレジットで、Gen-4.5を約10秒ぶん試せる計算です。透かしの有無は、先に確かめたほうがよいと思います。
  • 動画を数本つくる人:Standard。ただし約52秒ぶんなので、10秒の動画なら5本が上限です。試行錯誤の回数も含めて考えると、足りなくなりやすいと思います。
  • 既存の動画を直したい人:Aleph 2.0は全ての有料プランで使えます。直した範囲だけが課金される点は、使いやすいと思います。
  • 複数のモデルを見比べたい人:他社のモデルも同じ画面で選べる点が、強みになりそうです。ただし減り方は、モデルごとに違います。

気をつけること

  • この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。この記事は公式の文書を読んでまとめたものです。
  • 金額はすべて米ドルです。日本円の金額、税込かどうかは、確認できていません。
  • Gen-4.5の画質は、ヘルプの記載で720pでした。料金ページには4K拡大の記載があり、拡大の機能と元の画質は別物です。
  • 無料プランの透かし、使えるモデルの範囲は、確認できていません。
  • Gen-4.5の画像からの動画に、いくらクレジットがかかるか、音声があるかは、読んだヘルプに書かれておらず、確認できていません。
  • 「1位」などの比較は、Runwayの発表です。第三者の確認は読めていません。
  • 他社モデルを使うときの、商用利用の条件は、確認できていません。
  • Teamの数字は、案内ページのものです。
  • プラン、クレジット、モデルは、変わることがあります。

出典

更新履歴

  • 2026年10月25日 書き方を直しました。
    • 前:運営者が使っていないと読める書き方 → いま:「この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません」。公式の資料を読んでまとめた記事で、使い心地は書いていない、という意味に直した