3行でいうと

  • GitHub Copilotは、プログラムを書く人向けのAIアシスタントです。個人向けはFree、Pro 10ドル、Pro+ 39ドル、Max 100ドル。
  • 料金は「AIクレジット」方式で、AIに仕事をさせるたびに減ります。1クレジットは0.01ドルです。
  • 次の一行の提案(補完)は、有料プランなら使い放題でクレジットを減らしません。
  • 学生は検証を受ければ無料です。ProではClaudeのOpusとFableが使えません(10月8日に読んだ対応表。10月22日は再確認できていません)。

先にお断りです。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。この記事は、GitHubの公式の文書を読んでまとめたものです。僕らの考えは、段落の頭を「見立てです。」にして、事実と分けています。

先に結論

GitHub Copilotとは

GitHubは、プログラムの保管庫(リポジトリ)をネットに置き、複数人で直したり、確認し合ったりする場所です。Copilotは、その中に入っているAIで、公式は「ソフトウェアを書き、理解し、出荷するのを助けるAIアシスタント」と説明しています。

公式の説明では、できることは大きく4つに分かれます。

「エージェント」は、手順を自分で考えて、ファイルを直し、確かめるところまで進めるAIのことです。

どこで使えるか

公式の「どこで使うか」のページに、使える場所が表になっています。

場所 用途(公式の説明の要約)
GitHub Copilotアプリ 複数の作業とリポジトリを、1つの専用画面で管理する
Copilot CLI ターミナル(文字だけの黒い画面)から使う
編集ソフト(IDE) VS Code、Visual Studio、JetBrains、Eclipse、Xcodeで、提案や質問、ファイルを直すエージェントを使う
GitHubのウェブサイト リポジトリ、課題、変更依頼について質問する。作業をエージェントに割り当てる
GitHub Mobile 手元のスマホで質問する
GitHub Desktop 変更の説明文の提案など
Copilot SDK 自分のアプリにCopilotの仕組みを入れる

IDEは、プログラムを書くための専用の編集ソフトのことです。

公式は、迷ったら「GitHubのウェブサイト」から始めるよう案内しています。入れるものがなく、いま開いているリポジトリや課題について聞けるからです。

「Copilot cloud agent」は、課題を渡すと、クラウド(ネット上の貸し作業場)の中で、調べる、計画する、直す、テストを動かすまでを進めるエージェントです。手元のパソコンでは動きません。できた変更は、ブランチ(元を壊さない枝分かれの場所)に入り、人が確認します。

プランと料金(2026年10月22日確認)

金額は米ドルです。公式の「プランの一覧」と「個人向けの課金」のページで、同じ数字を確かめました。

個人向け

プラン 月額 毎月のAIクレジット 使えるモデル
Free 無料 少量(数は文書に書かれていません) 自動選択のみ
Student 無料(検証された学生) 少量(数は書かれていません) 自動選択のみ
Pro 10ドル 1,500(基本1,000+変動分500) 選ばれたモデル
Pro+ 39ドル 7,000(基本3,900+変動分3,100) 先端モデルも選べる
Max 100ドル 20,000(基本10,000+変動分10,000) 先端モデルを優先的に使える

「基本のクレジット」は、プランの値段と同じ分で、変わりません。「変動分」は、モデルの値段や効率の変化に合わせて変わりうる上乗せ、と公式にあります。ですから、1,500や7,000という合計の数字は、将来変わることがあります。

そのほかの決まりです。

組織向け

プラン 月額(1席) 1人あたり毎月のAIクレジット
Business 19ドル 1,900
Enterprise 39ドル 3,900

組織向けは、人数分のクレジットが「共有の池」にまとまります。たとえばBusinessの100人なら、19万クレジットの池です。使い切った後は、管理者が許可していれば、1クレジット0.01ドルで追加で使えます。許可していなければ、翌月まで止まります。企業向けの設定は多いので、詳しくは公式の文書を見てください。

「AIクレジット」の考え方

公式の説明は、次の通りです。AIとのやりとりは、トークン(AIが読み書きする文字の量を数える単位)を使います。入力(AIに渡した文)、出力(AIが書いた文)、キャッシュ(再利用するために覚えさせた文脈)の3種類があり、モデルごとに値段があります。この合計が、クレジットに換算されます。

クレジットを使うのは、チャット、CLI、cloud agent、Spaces、Spark、他社のエージェントです。補完と、次の編集の提案(Next edit suggestions)は、有料プランなら使い放題で、クレジットを使いません。

使いすぎないための手段として、公式の文書には、追加で使う金額の上限(予算)を決める機能、エージェント1回の作業の上限をつける機能があります。

目安の計算

公式の「モデルと料金」の表(100万トークンあたり)を使って、僕らが計算した目安です。1回の作業で、入力10万トークン、出力2万トークンを使うとします。キャッシュなどは考えない、単純化した計算です。

モデル 入力/出力の単価 1回の作業 クレジット
Claude Sonnet 5.5 2ドル/10ドル 約0.4ドル 約40
GPT-5.6 Terra 2ドル/12ドル 約0.44ドル 約44
Claude Opus 5.5 4ドル/20ドル 約0.8ドル 約80
Claude Fable 5.1 10ドル/50ドル 約2ドル 約200

この目安なら、Proの1,500クレジットは、Sonnet 5.5の作業が約37回分、Pro+の7,000クレジットは、Opus 5.5の作業が約87回分です。実際の作業は、何度もやりとりしたり、キャッシュが効いたりするので、数字は大きくずれます。「モデルが上がるほど、同じクレジットで頼める回数が減る」という関係をつかむための例です。

使えるモデル

公式の対応表には、Claude、GPT、Gemini、Grok、Kimi、MicrosoftのMAIなど、30種ほどが載っています(2026年10月8日時点。10月22日に取り直した表は、プランごとの可否の欄が読めず、以下のプランごとの一覧は再確認できていません)。

  • Pro:ClaudeのHaiku、Sonnet 5系、GPT-5.6のLunaとTerra、GPT-6 Luna、Gemini 3.7/3.8 Flash、Grok、Kimi K3など。
  • Pro+とMax:上に加えて、Claude Opus 4.8/5/5.5、Claude Fable 5/5.1、GPT-5.5、GPT-5.6 Sol、GPT-6 Astra、GPT-6 Sol、GPT-6.1 Solなど。
  • Business:Pro+に近い一覧です。Enterprise:同じ一覧に、優先的なアクセスがつきます。

細かい違いに注意が要ります。10月8日の表では、Claude Sonnet 4.6は、ProとPro+には載っていて、Maxには載っていませんでした。10月22日の表には、Sonnet 4.6が「2026年9月1日に廃止」の一覧に載っていて、注記には、年払いの個人プランには残る、という趣旨の文が途中まで読めました。どのプランに載るかは、再確認できていません。

Claude Fable(フェイブル)には、注記があります。Anthropicが、安全のための確認に、入力と出力を既定で保存します。企業は、2026年末まで、保存しない形(ZDR)を申請できます。個人が使う前に、読んでおく点です。

「Auto」(モデルの自動選択)は、全プランで使えます。仕事の難しさを見て、軽いモデルと強いモデルを振り分けます。「効率」「バランス」「知能」の3段階があります。Freeは、このAutoしか選べません。

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最初の一歩

公式の文書から組み立てた想定の手順です。実際の画面は、この記事では見ていません。

  1. GitHubのアカウントを作ります(無料)。
  2. 公式の案内に従って、無料のCopilot Freeを始めます。
  3. GitHubのウェブサイトのチャットで、いま開いているリポジトリについて質問してみます。入れるものはありません。
  4. プログラムを書くなら、編集ソフトに拡張機能を入れます。VS Codeなら、最小のバージョンは1.120と、課金の説明に書かれています。古い版でも動きますが、料金の表示が正しくないことがあります。
  5. 使う量は、設定の使用状況の画面で見ます。

向く人・向かない人

見立てです。すでにGitHubでプログラムを管理している人は、課題→エージェント→変更依頼→確認、という流れが同じ場所で完結するのが特徴だと思います。公式も、その流れを強みとして書いています。

見立てです。プログラムを書かない人が、ホームページや小さなアプリを作りたいだけなら、Copilotはまず選ぶ道具ではないと思います。GitHubのアカウントと、リポジトリの考え方が前提だからです。その場合は、別の記事で扱う、ブラウザで作る型の道具の方が近道に見えます。

見立てです。迷ったら、Freeか、学生なら無料のStudentで触って、足りなくなってからProに上げるのが自然だと思います。Opus、Fableなどを使いたい場合は、Pro+を見る形です(ProでOpusとFableが使えるかは、10月22日には再確認できていません)。

気をつけること

  • この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。この記事は、公式の文書を読んでまとめたものです。使い心地や、AIが書くプログラムの質は、書いていません。
  • 金額はすべて米ドルで、2026年10月22日に公式の文書で読んだものです。日本円や税は、確認していません。料金、クレジットの数、使えるモデルは、変わることがあります。
  • FreeとStudentの毎月のクレジットの数は、10月22日に読んだ文書にも書かれていませんでした。
  • 変動分(Pro 500、Pro+ 3,100、Max 10,000)は、変わりうる数字です。
  • 料金ページ(github.com/features/copilot/plans)は、10月8日に僕らの環境から開けませんでした(10月22日は試していません)。数字は、公式ドキュメント(docs.github.com)の複数のページで、10月22日にも一致していることを確かめました。
  • モデル名は多く、同じ会社でも古い版と新しい版が混ざっています。GPT-5.5が載っている一方で、GPT-6系も載っています。どれが新しい世代かは、各社の発表を見てください。
  • 目安の計算は、僕らの単純化です。実際の消費は、使い方で変わります。
  • 組織向けの条件(予算の仕組み、管理者の権限)は、概要だけです。会社で契約する場合は、公式の文書か営業窓口を見てください。
  • AIが書いたプログラムは、間違うことがあります。公開する前に、自分の目で確かめてください。

出典

更新履歴

  • 2026年10月25日 書き方を直しました。
    • 前:運営者が使っていないと読める書き方 → いま:「この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません」。公式の資料を読んでまとめた記事で、使い心地は書いていない、という意味に直した