3行でいうと
- GitHub Copilotは、プログラムを書く人向けのAIアシスタントです。個人向けはFree、Pro 10ドル、Pro+ 39ドル、Max 100ドル。
- 料金は「AIクレジット」方式で、AIに仕事をさせるたびに減ります。1クレジットは0.01ドルです。
- 次の一行の提案(補完)は、有料プランなら使い放題でクレジットを減らしません。
- 学生は検証を受ければ無料です。ProではClaudeのOpusとFableが使えません(10月8日に読んだ対応表。10月22日は再確認できていません)。
先にお断りです。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。この記事は、GitHubの公式の文書を読んでまとめたものです。僕らの考えは、段落の頭を「見立てです。」にして、事実と分けています。
先に結論
- Copilotは、プログラムの保管庫をネットに置くサービス「GitHub」が出しているAIアシスタントです。個人向けは、無料のFree、月10ドルのPro、月39ドルのPro+、月100ドルのMaxがあります。
- 料金の仕組みは「AIクレジット」です。プランごとに毎月のクレジットがついていて、AIに仕事をさせるたびに減ります。1クレジットは0.01ドルです。使い切ったら、上のプランに上げるか、追加で払うか、翌月まで待ちます。
- 一方で、プログラムを書いている途中に出る「次の一行の提案」(補完)は、有料プランなら使い放題で、クレジットを減らしません。
- Proでは、AnthropicのClaudeのうち、OpusとFableが使えません。使えるのは、Pro+とMaxからです(10月8日に読んだ公式の対応表。10月22日に取り直した表は、プランごとの可否の欄が読めず、再確認できていません)。
- 学生は、検証を受ければ無料です。先生と、有名なオープンソースの作り手も、Proが無料になる場合があります。
GitHub Copilotとは
GitHubは、プログラムの保管庫(リポジトリ)をネットに置き、複数人で直したり、確認し合ったりする場所です。Copilotは、その中に入っているAIで、公式は「ソフトウェアを書き、理解し、出荷するのを助けるAIアシスタント」と説明しています。
公式の説明では、できることは大きく4つに分かれます。
- 手伝う(アシスト):書いている途中の提案、質問への答え、コードの説明。提案を使うかは自分で決めます。
- 任せる(エージェント):「こうしたい」と目標を伝えると、複数の手順を自分で進めます。リポジトリを調べ、計画を出し、ファイルを直し、確認用の変更依頼(プルリクエスト)まで用意します。人が確認して承認する前提です。
- 好みを教える(カスタマイズ):決まりごとのメモや、よく使う頼み方、外部の道具とのつなぎ(MCP)を設定できます。
- 他社のAIと組む:他社のAIのエージェントやモデルも、同じ場所で動かせます。
「エージェント」は、手順を自分で考えて、ファイルを直し、確かめるところまで進めるAIのことです。
どこで使えるか
公式の「どこで使うか」のページに、使える場所が表になっています。
| 場所 | 用途(公式の説明の要約) |
|---|---|
| GitHub Copilotアプリ | 複数の作業とリポジトリを、1つの専用画面で管理する |
| Copilot CLI | ターミナル(文字だけの黒い画面)から使う |
| 編集ソフト(IDE) | VS Code、Visual Studio、JetBrains、Eclipse、Xcodeで、提案や質問、ファイルを直すエージェントを使う |
| GitHubのウェブサイト | リポジトリ、課題、変更依頼について質問する。作業をエージェントに割り当てる |
| GitHub Mobile | 手元のスマホで質問する |
| GitHub Desktop | 変更の説明文の提案など |
| Copilot SDK | 自分のアプリにCopilotの仕組みを入れる |
IDEは、プログラムを書くための専用の編集ソフトのことです。
公式は、迷ったら「GitHubのウェブサイト」から始めるよう案内しています。入れるものがなく、いま開いているリポジトリや課題について聞けるからです。
「Copilot cloud agent」は、課題を渡すと、クラウド(ネット上の貸し作業場)の中で、調べる、計画する、直す、テストを動かすまでを進めるエージェントです。手元のパソコンでは動きません。できた変更は、ブランチ(元を壊さない枝分かれの場所)に入り、人が確認します。
プランと料金(2026年10月22日確認)
金額は米ドルです。公式の「プランの一覧」と「個人向けの課金」のページで、同じ数字を確かめました。
個人向け
| プラン | 月額 | 毎月のAIクレジット | 使えるモデル |
|---|---|---|---|
| Free | 無料 | 少量(数は文書に書かれていません) | 自動選択のみ |
| Student | 無料(検証された学生) | 少量(数は書かれていません) | 自動選択のみ |
| Pro | 10ドル | 1,500(基本1,000+変動分500) | 選ばれたモデル |
| Pro+ | 39ドル | 7,000(基本3,900+変動分3,100) | 先端モデルも選べる |
| Max | 100ドル | 20,000(基本10,000+変動分10,000) | 先端モデルを優先的に使える |
「基本のクレジット」は、プランの値段と同じ分で、変わりません。「変動分」は、モデルの値段や効率の変化に合わせて変わりうる上乗せ、と公式にあります。ですから、1,500や7,000という合計の数字は、将来変わることがあります。
そのほかの決まりです。
- クレジットは、毎月1日の午前0時(協定世界時)に、満額に戻ります。余った分は、翌月に持ち越せません。
- Freeは、補完が月2,000回までです。有料プランは補完が無制限です。Studentの補完は、10月8日には無制限と読みましたが、10月22日に取り直した文書では確認できていません。
- クラウド上のエージェント(cloud agent)は、公式の文書が「有料プランで使える」と書いています。Freeについては、10月22日に読んだ範囲では明記が見つかりませんでした(プランの一覧は、Freeのエージェントを「限定的」としています)。Studentは、他社のエージェントを含みません。他社のエージェント(公開プレビュー)の対象プランは、10月22日は読み切れていません。
- 条件を満たした人向けに、無料のProがあります。検証された先生と、人気のオープンソースの作り手が対象になりえます。
- 有料プランは、自動でモデルを選ぶ機能(Auto)を使うと、モデルの費用が10%安くなります。Maxは、2026年10月28日まで、この割引が30%です。
- スマホのアプリ(GitHub Mobile)経由で契約した場合、追加でクレジットを買う機能は使えません(10月8日に読んだ記述。10月22日に取り直した課金のページでは見つからず、再確認できていません)。
組織向け
| プラン | 月額(1席) | 1人あたり毎月のAIクレジット |
|---|---|---|
| Business | 19ドル | 1,900 |
| Enterprise | 39ドル | 3,900 |
組織向けは、人数分のクレジットが「共有の池」にまとまります。たとえばBusinessの100人なら、19万クレジットの池です。使い切った後は、管理者が許可していれば、1クレジット0.01ドルで追加で使えます。許可していなければ、翌月まで止まります。企業向けの設定は多いので、詳しくは公式の文書を見てください。
「AIクレジット」の考え方
公式の説明は、次の通りです。AIとのやりとりは、トークン(AIが読み書きする文字の量を数える単位)を使います。入力(AIに渡した文)、出力(AIが書いた文)、キャッシュ(再利用するために覚えさせた文脈)の3種類があり、モデルごとに値段があります。この合計が、クレジットに換算されます。
クレジットを使うのは、チャット、CLI、cloud agent、Spaces、Spark、他社のエージェントです。補完と、次の編集の提案(Next edit suggestions)は、有料プランなら使い放題で、クレジットを使いません。
使いすぎないための手段として、公式の文書には、追加で使う金額の上限(予算)を決める機能、エージェント1回の作業の上限をつける機能があります。
目安の計算
公式の「モデルと料金」の表(100万トークンあたり)を使って、僕らが計算した目安です。1回の作業で、入力10万トークン、出力2万トークンを使うとします。キャッシュなどは考えない、単純化した計算です。
| モデル | 入力/出力の単価 | 1回の作業 | クレジット |
|---|---|---|---|
| Claude Sonnet 5.5 | 2ドル/10ドル | 約0.4ドル | 約40 |
| GPT-5.6 Terra | 2ドル/12ドル | 約0.44ドル | 約44 |
| Claude Opus 5.5 | 4ドル/20ドル | 約0.8ドル | 約80 |
| Claude Fable 5.1 | 10ドル/50ドル | 約2ドル | 約200 |
この目安なら、Proの1,500クレジットは、Sonnet 5.5の作業が約37回分、Pro+の7,000クレジットは、Opus 5.5の作業が約87回分です。実際の作業は、何度もやりとりしたり、キャッシュが効いたりするので、数字は大きくずれます。「モデルが上がるほど、同じクレジットで頼める回数が減る」という関係をつかむための例です。
使えるモデル
公式の対応表には、Claude、GPT、Gemini、Grok、Kimi、MicrosoftのMAIなど、30種ほどが載っています(2026年10月8日時点。10月22日に取り直した表は、プランごとの可否の欄が読めず、以下のプランごとの一覧は再確認できていません)。
- Pro:ClaudeのHaiku、Sonnet 5系、GPT-5.6のLunaとTerra、GPT-6 Luna、Gemini 3.7/3.8 Flash、Grok、Kimi K3など。
- Pro+とMax:上に加えて、Claude Opus 4.8/5/5.5、Claude Fable 5/5.1、GPT-5.5、GPT-5.6 Sol、GPT-6 Astra、GPT-6 Sol、GPT-6.1 Solなど。
- Business:Pro+に近い一覧です。Enterprise:同じ一覧に、優先的なアクセスがつきます。
細かい違いに注意が要ります。10月8日の表では、Claude Sonnet 4.6は、ProとPro+には載っていて、Maxには載っていませんでした。10月22日の表には、Sonnet 4.6が「2026年9月1日に廃止」の一覧に載っていて、注記には、年払いの個人プランには残る、という趣旨の文が途中まで読めました。どのプランに載るかは、再確認できていません。
Claude Fable(フェイブル)には、注記があります。Anthropicが、安全のための確認に、入力と出力を既定で保存します。企業は、2026年末まで、保存しない形(ZDR)を申請できます。個人が使う前に、読んでおく点です。
「Auto」(モデルの自動選択)は、全プランで使えます。仕事の難しさを見て、軽いモデルと強いモデルを振り分けます。「効率」「バランス」「知能」の3段階があります。Freeは、このAutoしか選べません。
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最初の一歩
公式の文書から組み立てた想定の手順です。実際の画面は、この記事では見ていません。
- GitHubのアカウントを作ります(無料)。
- 公式の案内に従って、無料のCopilot Freeを始めます。
- GitHubのウェブサイトのチャットで、いま開いているリポジトリについて質問してみます。入れるものはありません。
- プログラムを書くなら、編集ソフトに拡張機能を入れます。VS Codeなら、最小のバージョンは1.120と、課金の説明に書かれています。古い版でも動きますが、料金の表示が正しくないことがあります。
- 使う量は、設定の使用状況の画面で見ます。
向く人・向かない人
見立てです。すでにGitHubでプログラムを管理している人は、課題→エージェント→変更依頼→確認、という流れが同じ場所で完結するのが特徴だと思います。公式も、その流れを強みとして書いています。
見立てです。プログラムを書かない人が、ホームページや小さなアプリを作りたいだけなら、Copilotはまず選ぶ道具ではないと思います。GitHubのアカウントと、リポジトリの考え方が前提だからです。その場合は、別の記事で扱う、ブラウザで作る型の道具の方が近道に見えます。
見立てです。迷ったら、Freeか、学生なら無料のStudentで触って、足りなくなってからProに上げるのが自然だと思います。Opus、Fableなどを使いたい場合は、Pro+を見る形です(ProでOpusとFableが使えるかは、10月22日には再確認できていません)。
気をつけること
- この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。この記事は、公式の文書を読んでまとめたものです。使い心地や、AIが書くプログラムの質は、書いていません。
- 金額はすべて米ドルで、2026年10月22日に公式の文書で読んだものです。日本円や税は、確認していません。料金、クレジットの数、使えるモデルは、変わることがあります。
- FreeとStudentの毎月のクレジットの数は、10月22日に読んだ文書にも書かれていませんでした。
- 変動分(Pro 500、Pro+ 3,100、Max 10,000)は、変わりうる数字です。
- 料金ページ(github.com/features/copilot/plans)は、10月8日に僕らの環境から開けませんでした(10月22日は試していません)。数字は、公式ドキュメント(docs.github.com)の複数のページで、10月22日にも一致していることを確かめました。
- モデル名は多く、同じ会社でも古い版と新しい版が混ざっています。GPT-5.5が載っている一方で、GPT-6系も載っています。どれが新しい世代かは、各社の発表を見てください。
- 目安の計算は、僕らの単純化です。実際の消費は、使い方で変わります。
- 組織向けの条件(予算の仕組み、管理者の権限)は、概要だけです。会社で契約する場合は、公式の文書か営業窓口を見てください。
- AIが書いたプログラムは、間違うことがあります。公開する前に、自分の目で確かめてください。
出典
- Plans for GitHub Copilot(GitHub Docs、2026年10月22日確認)
- Usage-based billing for individuals(GitHub Docs、2026年10月22日確認)
- Usage-based billing for organizations and enterprises(GitHub Docs、2026年10月22日確認)
- Models and pricing for GitHub Copilot(GitHub Docs、2026年10月22日確認)
- Supported AI models in GitHub Copilot(GitHub Docs、2026年10月22日確認)
- About GitHub Copilot(GitHub Docs、2026年10月22日確認)
- Where to use GitHub Copilot(GitHub Docs、2026年10月22日確認)
- GitHub Copilot on GitHub.com(GitHub Docs、2026年10月22日確認)
- About Copilot auto model selection(GitHub Docs、2026年10月22日確認)
- Usage limits for GitHub Copilot(GitHub Docs、2026年10月22日確認)
更新履歴
- 2026年10月25日 書き方を直しました。
- 前:運営者が使っていないと読める書き方 → いま:「この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません」。公式の資料を読んでまとめた記事で、使い心地は書いていない、という意味に直した
