3行でいうと
- 長めの作業を任せる機能は、いまはChatGPT Work。以前のエージェントモードは公式ヘルプで使えないとされている。
- Canvasは2026年5月28日にGPT-5.5から外れ、代わりにライティングブロックとコードブロックが使われる。
- 自分用のカスタムGPTは2026年12月11日に終了する予定。置き換え先はプラグイン。
- Deep Research、プロジェクト、タスク、音声、画像はいまも使える。月額はGoの8ドルからProの500ドルまで。
この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。この記事は公式の文書を読んでまとめたものです。僕らの考えは、段落の頭を「見立てです。」として分けます。
先に結論
- 長めの作業を任せる機能は、いまは「ChatGPT Work」です。以前の「エージェントモード」は、公式のヘルプで「もう使えない」とされ、Workを案内しています。
- 文章やコードを並べて直すCanvasは、2026年5月28日に、当時の新しいモデル(GPT-5.5)から外れました。いまの代わりは、チャットの中の「ライティングブロック」「コードブロック」です。
- 自分用のカスタムGPTは、2026年12月11日に終了する予定です。置き換え先は「プラグイン」です。
- Deep Research、プロジェクト、予定を入れて動かす「タスク」、音声、画像は、いまも使えます。無料から有料まで、使える量が段階で違います。
- 月額は、Go 8ドルから、Pro 500ドルまで。ただし、回数の細かい数字は、公式のページに載っていないものが多くありました。
ChatGPTは何の会社の何か
ChatGPTは、OpenAI(オープンエーアイ)が出している、文章で話しかけて使うAIのアプリです。公式の説明では、アプリの中に「Chat」「Work」「Codex」という3つの使い方があります。
- Chat:ふだんの会話、調べもの、文章づくり。
- Work:長い、複数の手順がある作業と、できあがった成果物(資料、表、報告書など)向け。
- Codex:プログラムを作るための専用の画面。この記事では深く扱いません。
「GPT-6」などは、アプリの裏で動くモデル(AIの頭脳)の名前で、機能の名前とは別物です。モデル名は変わりやすいので、この記事では最小限にします。
機能の一覧と、プラン別の使える範囲
公式の料金ページ(比較表)と、各機能のヘルプを合わせて作りました。ただし、機能ごとの比較表の部分は10月8日に読んだもので、10月22日は料金ページの中身が取得できず、読み直せていません(金額は10月22日に確認しました)。Business、Enterpriseは、料金ページに機能の一覧がなかったので、省いています。
| 機能 | Free | Go | Plus | Pro |
|---|---|---|---|---|
| 文章の会話 | 回数の制限なし(乱用防止の範囲内) | 同左 | 同左 | 同左 |
| Deep Research | 限定 | 料金ページに明記なし | 拡大 | 最大 |
| Work | デスクトップのみ、限定 | デスクトップ(Workの紹介ページ。Webとモバイルは含まれない) | デスクトップ、Web、モバイル | 同左、長い作業向け |
| プロジェクト | あり(1つに5ファイルまで) | あり(25ファイル) | あり(25ファイル) | あり(40ファイル) |
| スケジュールタスク | ヘルプではあり(3件まで) | あり(3件まで) | あり(5件まで) | あり(15件まで) |
| カスタムGPT | 料金ページに明記なし | あり | あり | あり |
| 音声(Live) | 限定 | 3時間(24時間の間に) | 3時間 | Pro100は15時間、Pro200は無制限 |
| 画像づくり | 限定 | 増量 | より複雑で正確 | 無制限で高速(料金ページ) |
| ただし | 広告が出ることがある | 「ドット」はPro限定 |
「3時間」などは、音声のヘルプにある、24時間の間に使える量です。Pro 500の音声の量は、確認できていません。
Deep Research:調べものを任せて、報告書をもらう
公式のヘルプによると、Deep Researchは、複雑な問いについて、計画を立てて調べ、出典つきの報告書にまとめる機能です。使える材料は、アップロードしたファイル、ネット、指定したサイト、つないだアプリです。始める前に計画を見直して直せます。ふつうの検索より時間がかかる、とも書かれています。
リリースノートに、2026年3月26日に古い「従来のDeep Research」を外した、との記述があると10月8日には読みましたが、10月22日に読み直したDeep researchのFAQには、その日付は載っていませんでした(FAQには、古いモデルを選んで調べさせることもできる、とあります)。いまのものは変わらず使えます。プランごとの回数の数字は、ヘルプにも料金ページにもなく、確認できていません。アプリの中の残り回数の表示で見る、と書かれています。
Work:エージェントの後継
2026年7月9日のリリースノートで、「ChatGPT Workは、長めの、手間のかかる作業のためのエージェント」と紹介されました。エージェントとは、頼んだ作業を、AIが自分で手順を考えて進める仕組みのことです。公式のヘルプで確かめられた、できることは次のとおりです。
- 調べて、資料、表、スライド、報告書、Sites(ネット上のページ)を作る。
- 一度だけ、決まった時刻、ある出来事が起きたとき、見張り続けるときに動かす。出来事は、Gmailの新着、Slackの新しい書き込み、GitHubの動きなど。
- 声で頼む。
- デスクトップのアプリだけ:パソコンのフォルダやアプリを、許可のもとで扱う。
以前の「エージェントモード」は、ヘルプ記事に「ChatGPT agent is no longer available」と書かれ、Workを案内しています。ただし同じ記事の中に「いまも使える」という旧来の記述が残っていて、矛盾しています。いつ終わったかの日付は、確認できていません。
プロジェクト:ひとつの用事の資料置き場
プロジェクトは、関連するチャット、ファイル、指示を、ひとまとめにする機能です。作れる数に上限はありません。ファイルの上限は、Freeが5、GoとPlusが25、Pro・Business・Enterpriseが40です(公式ヘルプ)。共同で使える人数は、Freeが5人、GoとPlusが10人、Proが100人。「プロジェクトの中だけの記憶」にする設定もあります。
スケジュールタスク:決まった時に動く
日時を決めて、一度だけ、またはくり返し、ChatGPTに作業をさせる機能です。同時に有効にできる数は、FreeとGoが3、Plusが5、BusinessとEduが10、ProとEnterpriseが15。Gmail・Slack・GitHubをきっかけにする「出来事で動くタスク」は、Plus以上です。
以前あった「Pulse」(毎朝のお知らせ)は、2026年6月17日のリリースノートに「終了していく(being sunset)。先回りのお知らせはスケジュールタスクへ移る」とあります。リリースノートには、Proの利用者はその日から14日間は使える、ともあります。実際に使えなくなる日付は、確認できていません。同じことはスケジュールタスクで頼めます。
音声と画像
音声は、2026年7月に「GPT-Live」が入りました。話しながら聞くことができ、検索や記憶も使えます。10月15日のリリースノートに、GPT-Live-1.1と新しい声の選択肢が加わった、とあります。ヘルプには、Live(新しい方式)にはビデオや画面共有はなく、モバイルの「Advanced」にはある、と書かれています。
画像は、2026年9月8日に「ChatGPT Images 2.5」が出ました。テンプレートと、手描きの絵から画像を作る機能が加わった、と公式のお知らせにあります。
プラグイン(連携アプリの新しい形)
2026年7月9日に、「App Directory」が「Plugin Directory」に置き換わりました。ヘルプの説明では、プラグインは、手順(スキル)、つなぐアプリ、画面の部品をひとまとめにしたものです。アプリが自分のデータに触れる許可は、いままでどおり、アプリごとに必要です。Workの紹介ページには「1,400以上」とも書かれています。
終わった、または終わる機能
| 機能 | 状況 | 日付 |
|---|---|---|
| Canvas | GPT-5.5のInstantとThinkingから外れた。代わりにライティングブロックとコードブロック。古いモデルでは、有料ユーザーが限定的に使える | 2026年5月28日 |
| Pulse | 終了していく。スケジュールタスクへ | 2026年6月17日に告知 |
| エージェントモード | ヘルプに「使えない」とある。Workへ | 日付は確認できず |
| カスタムGPT | 12月11日に終了予定。既存の会話は残る。企業向けで承認された延期は2027年2月11日。企業向けの予定表では、新しいカスタムGPTの作成は10月26日に終わる(予定は変わりうる) | 2026年9月11日に発表 |
カスタムGPTの置き換えでは、指示はスキルに、つないだアプリはアプリに、知識ファイルは参照ファイルになります。使うモデルの指定は引き継がれず、独自の動作(アクション)は作り直しが必要で、共有の設定も引き継がれません(公式のQ&A)。
月額の料金(2026年10月22日確認)
ドル表記で、税の扱いは確認できていません。変わることがあります。
| プラン | 月額 | 確かめた場所 |
|---|---|---|
| Free | 0ドル | 料金表 |
| Go | 8ドル | 料金表と、2026年1月16日の発表 |
| Plus | 20ドル | 料金表とヘルプ |
| Pro | 100ドル、200ドル、500ドル(3段階) | 料金表とPro段階のヘルプ |
| Business | 1人あたり、年払いなら20ドル、月払いなら25ドル(2人から) | 料金表のみ |
| Enterprise | 営業に問い合わせ |
Pro 500は、2026年9月29日に加わった最上位で、「Ultrafast」という高速の設定が含まれます。Pro 100と200には含まれません。Pro 200は、同じ9月29日に、200ドルのまま、含まれる使用量を前より下げて新規受付が再開された、とPro段階のヘルプにあります(9月22日から29日の朝までに契約していた人は、10月29日まで前の使用量が続きます)。
どれを選ぶか
見立てです。ふだん使いは、FreeかGoで足りる場面が多いと思います。ただし、Deep ResearchやWorkのような「時間のかかる作業を任せる」使い方は、回数の制限に当たりやすい機能です。使い始めてみて、足りなければ上げるのが安全だと思います。
見立てです。カスタムGPTをすでに作っている人は、12月11日までに、プラグインへの移行を試すのがよさそうです。公式のQ&Aでも、元のGPTは移行後は読み取り専用になります。
気をつけること
- この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。
- 料金ページ(chatgpt.com/pricing)は、10月8日の読み取りでは金額が表示されず、10月22日は中身が取得できませんでした。金額は別の公式ページ(learn.chatgpt.com)で読みました。Businessの金額は、その1か所だけです。
- ページ同士で、食い違う点がありました。スケジュールタスクがFreeで使えるか(料金ページは「Goから」、ヘルプは「Freeも」)。Goの広告(料金ページは「出ることがある」、Goのヘルプは「いまは出していない」、2026年4月のお知らせは一部の国で広告開始)。Canvasは、能力の概要のヘルプに、まだ載っています。いまの最新モデルで使えるかは、確認できていません。
- 回数の上限(Deep Research、画像、アップロード)は、数字を確認できていません。
- Space(10月8日の版では「Libraryの後継」としていたもの)は、10月22日に読んだリリースノートでは、9月29日のエントリに載っていました。Libraryの後継という位置づけの説明までは、読み直しでは確認できていません。Workの紹介ページは、SpaceをPro、Business、Enterpriseだけとしています。
- リリースノートには、10月7日以降も新しい機能が続けて載っています(例:10月20日のロックされたチャット)。この記事の表には反映していません。
- モデルの名前、プランの範囲、日付は、変わりやすいです。
- AIの作業は、間違いや、勝手なつなぎ込みの危険があります。メールやお金に関わる作業は、実行前に自分の目で確かめてください。
出典
- ChatGPT料金(OpenAI、learn.chatgpt.com、2026年10月22日確認)
- Pricing(ChatGPT、OpenAI、2026年10月8日確認)
- ChatGPT Release Notes(OpenAI Help Center、2026年10月22日確認)
- ChatGPT capabilities overview(OpenAI Help Center、2026年10月22日確認)
- ChatGPT Work and Codex(OpenAI Help Center、2026年10月22日確認)
- ChatGPT Work for every team(OpenAI、2026年10月22日確認)
- ChatGPT agent(OpenAI Help Center、2026年10月22日確認)
- About ChatGPT Pro tiers(OpenAI Help Center、2026年10月22日確認)
- What is ChatGPT Plus?(OpenAI Help Center、2026年10月22日確認)
- What is ChatGPT Go(OpenAI Help Center、2026年10月22日確認)
- Introducing ChatGPT Go(OpenAI、2026年1月16日、2026年10月8日確認)
- GPT-6 and other models in ChatGPT(OpenAI Help Center、2026年10月8日確認)
- Deep research FAQ(OpenAI Help Center、2026年10月22日確認)
- Using projects in ChatGPT(OpenAI Help Center、2026年10月22日確認)
- Scheduled tasks in ChatGPT(OpenAI Help Center、2026年10月22日確認)
- Voice mode FAQ(OpenAI Help Center、2026年10月22日確認)
- Plugins in ChatGPT(OpenAI Help Center、2026年10月22日確認)
- Custom GPT retirement and migration FAQ(OpenAI Help Center、2026年10月22日確認)
- ChatGPT Canvas(OpenAI Help Center、2026年10月22日確認)
更新履歴
- 2026年10月25日 書き方を直しました。
- 前:運営者が使っていないと読める書き方 → いま:「この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません」。公式の資料を読んでまとめた記事で、使い心地は書いていない、という意味に直した
