3行でいうと
- Deep Research、Canvas、Gems、Gemini Liveは、無料でも使える。使える量はプランで変わる。
- Gemsは「スキル」に置き換わる。個人のGoogleアカウントでは2026年11月にGemsが外れ、自動でスキルに変わる。
- Deep Thinkは一番上のGoogle AI Ultraだけ。公式は「試験的な機能」で、いつ終わるか分からないと書いている。
- 月額は米ドルで、Plusが4.99ドル、Proが19.99ドル、Ultraが99.99ドルから。
この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。この記事は公式の文書を読んでまとめたものです。僕らの考えは、段落の頭を「見立てです。」として分けます。
先に結論
- Deep Research、Canvas、Gems、Gemini Liveは、無料でも使えます。使える量が、プランで変わります。
- Deep Thinkは、いちばん上のGoogle AI Ultraだけです。公式のヘルプは、「試験的な機能」で、いつ終わるか分からない、と書いています。
- Gemsは、「スキル」に置き換わります。公式のヘルプでは、個人のGoogleアカウントでは2026年11月にGemsが外れ、自動でスキルに変わります。
- 月額は、アメリカのドル表記で、Google AI Plusが4.99ドル、Proが19.99ドル、Ultraが99.99ドルから(上の段は199.99ドル)。
- 公式のリリースノートには、2026年10月13日に、新しいモデル「Gemini 4 Argon」がProとUltraの人に広がり始めた、とあります。
- 使える量は、以前の「1日に何回」から、「計算の量で決まる」方式に変わっています。
Geminiは何の会社の何か
Geminiは、Google(グーグル)のAIです。「Geminiアプリ」は、そのAIと話すためのアプリ(Webとスマホ、Macの専用アプリ、Windowsの専用アプリ)です。有料の「Google AI」プランは、Geminiのほか、保存容量などの特典がまとまったものです。
機能の一覧と、プラン別
公式の購読ページ(アメリカ向け)と、各機能のヘルプを合わせました。
| 機能 | 無料 | Google AI Plus | Google AI Pro | Google AI Ultra |
|---|---|---|---|---|
| 使える量(無料を1として) | 1倍 | 2倍 | 4倍 | Proの5倍または20倍 |
| Deep Research | あり | あり | あり(高品質のProモデルも) | あり(図や模擬体験つきも) |
| Deep Think | なし | なし | なし | あり |
| Gems/スキル | あり | あり | あり | あり |
| Canvas | あり | あり | あり | あり |
| Gemini Live | あり | あり | あり | あり |
| Task(ベータ時の名前はGemini Spark。作業を任せるエージェント) | なし | なし | ヘルプではあり。ほかの公式ページはUltraのみ | あり |
| 保存容量 | 15GB | 400GB | 5TB | 20TBから |
Plus、Pro、Ultraの価格は、次の節に書きます。
Deep Research:調べて報告書を作る
公式のヘルプによると、ほとんどどんな話題でも、リアルタイムで調べて報告書を作る機能です。既定の情報源はGoogle検索で、GmailやGoogleドライブ(Googleのサービスをつないだ場合)、アップロードしたファイル、NotebookLMのノートも足せます。始める前に「調査の計画」が出て、直せます。報告書は「たいてい5〜10分」で、離れていても、できたら通知が来ます。
1日に頼める回数と、同時に走らせる数に上限があります。数字はヘルプに書かれていません。ProとUltraは、報告書の上限が高い、とあります。報告書は、Docsに書き出せ、音声の解説(Audio Overview)にもできます。
Deep Think:いちばん深く考える
Google AI Ultraに入っている18歳以上の人が使えます。ProモデルでDeep Thinkを選ぶと、答えが出るまで数分かかることがあります。ヘルプは「experimental(試験的)」と書き、いつ中止されるか分からない、としています。
Gems:自分用のAIから、スキルへ
Gemsは、自分用の指示を保存した、小さなAIです。これは今後、「スキル」に置き換わります。公式のヘルプの予定は次のとおりです。
| 対象 | Gemsが外れる時期 |
|---|---|
| 個人のGoogleアカウント | 2026年11月 |
| Workspaceの企業・団体・非営利 | 2027年3月 |
| Workspaceの教育機関 | 2027年6月 |
外れるときに、Gemsは自動でスキルに変わります。早く変えたい人は、「設定」の「スキル」から自分で作れます。スキルは、2026年9月30日に世界で広がり始めた、と公式のリリースノートにあります。「/」を打って名前で呼ぶか、Geminiが自動で当てはめます。作る数は無制限で、同時に有効にできるのは100個です。ただし、スキルはまだ、Canvas、Deep Research、動画・音楽づくり、ガイド付き学習とは一緒に使えません。年齢は18歳以上、使えるのは個人アカウントです。
Canvas:文書、アプリ、スライド、コードを作る
ヘルプでは、Canvasは、文書、アプリ、スライド、コードを、Geminiと作り、直す画面です。Docsに書き出す、Googleスライドに送る、PDFにする、PythonのコードをColabに送る、といったことができます。公開リンクを作ると、リンクを知る人が見たり直したりできます。
Gemini Live:声で話す
スマホのGeminiアプリで、声で話す機能です。ヘルプでは、カメラで見せる、画面を共有するといったことができ、Web版のGeminiには、Liveはありません。Gemsは、Liveとはまだ組み合わせられません。2026年5月19日に、LiveがチャットのなかでAndroidとiOSの両方に組み込まれ、声と文字の切り替えができるようになった、とリリースノートにあります。
Googleのサービスとの連携(コネクテッドアプリ)
Google Workspaceのアプリをつなぐと、Gmail、ドキュメント、ドライブを探したり要約したりでき、Googleタスク、Keep、カレンダーも扱えます。ヘルプには、ドキュメントやGmailの中のコメントと画像、ドライブの写真と動画には触れない、ドライブでフォルダを作ったり、動かしたりはできない、と書かれています。職場・学校のアカウントは、管理者が先に許可する必要があります。
Task(ベータ時の名前はGemini Spark):作業を任せるエージェント
公式のヘルプのよくある質問「Sparkはどこへ行った?」に、「5月からSparkをベータ版で試してきたが、使う人が“タスク”を終わらせたがっていたので、分かりやすいようにTaskに改名した」という趣旨が書かれています。入口はプロンプト欄の横の「Chat」と「Task」の切り替えで、これまでのタスクと予定はサイドバーに残る、とあります。改名の日付は、読んだ公式ページに書かれておらず(ヘルプは「5月から」とだけで、年もありません)、リリースノートと2026年5月19日の公式ブログにも、改名の記載は見つかりませんでした。以下の5月19日と6月30日の話は、そのころの公式の呼び名「Gemini Spark」のままです。
Task(ベータ時はSpark)は、公式のヘルプで「複数の手順の作業を自動化する、個人のAIエージェント」と説明されています。たとえば受信箱の整理、ニュースの要約、出典つきの調べものです。時間を決めて動かせます。ヘルプの条件は、18歳以上、個人のGoogleアカウント、Google AI ProまたはUltra、「Keep Activity」オン。使えない地域に、EEA(欧州経済領域)、ナイジェリア、スイス、イギリスが挙がっています。日本で使えるかは、確認できていません。リリースノートによると、2026年5月19日に、アメリカのGoogle AI Ultra(18歳以上)向けのベータ版として始まり、6月30日には、Mac用アプリで、対応する国のUltra向けに英語で使えるようになりました。5月19日の公式ブログにも、Ultra向けで、アメリカだけ、とあります。ヘルプは「試験的で、間違えることがある」と書き、メール送信、購入、フォームの送信、Googleでのログインの前に、確認を求めるとしています。同時に動かせるのは15件までです。
デスクトップのアプリと記憶
Mac用アプリが2026年4月15日(macOS 15以降、無料)、Windows用アプリが2026年9月10日(Windows 10以降)に出ています。2026年3月26日に、他のAIアプリから、記憶やチャット履歴を持ち込める機能が入り、「過去のチャット」は「記憶(memories)」と名前が変わりました。
新しいモデルと「カスタマイズ」(2026年10月13日)
公式のリリースノートの2026年10月13日の項目に、次のことが書かれています。
- 新しいモデル「Gemini 4 Argon」が、ProとUltraの人に、世界で広がり始めた。公式は「いちばん新しい最先端のモデル」と説明している。
- Mac用アプリにGoogle Antigravity(コードを作って試すエージェント)が入った。英語で、個人のアカウントと対象の仕事用アカウント(18歳以上)向け、と書かれている。
- 左のメニューに「Customize」が加わり、応答のしかたの調整、スキルの追加、40以上のアプリとの連携ができる。ウェブ、スマホ、Windows・Macのアプリで、順に広がっている。連携できるアプリの多くは、英語のアメリカ向けだと書かれている。
このモデルが、上の表のDeep ResearchのProモデルなどとどう関係するかは、読んだ範囲では見つかりませんでした。
月額の料金(2026年10月22日確認)
アメリカのドル表記です。日本での金額は、確認できていません。変わることがあります。
| プラン | 月額 | 確かめた場所 |
|---|---|---|
| 無料 | 0ドル | 購読ページ |
| Google AI Plus | 4.99ドル | 購読ページ |
| Google AI Pro | 19.99ドル | 購読ページ |
| Google AI Ultra | 99.99ドルから(5倍)。199.99ドル(20倍) | 購読ページと、2026年5月19日の公式ブログ(100ドルと200ドル) |
公式ブログによると、2026年5月19日に、100ドルのUltraが加わり、最上位が250ドルから200ドルに下がりました。使える量は、1日の回数ではなく、プロンプトの複雑さ、使う機能、チャットの長さで決まる計算量の方式になり、5時間ごとに戻り、週の上限まで続く、とヘルプにあります。上限の数字は、書かれていません。
どれを選ぶか
見立てです。Deep ResearchとCanvasが無料で使えるので、まず無料で、自分の使い方に足りるかを試すのが筋だと思います。GmailやGoogleドライブの中身を使った調べものを増やしたいなら、使える量が増えるProが候補だと思います。Deep ThinkとTask(ベータ時の名前はSpark)は、日常の用事より、長い、込み入った用事向けに見えます。
見立てです。Gemsを使っている人は、11月までに、スキルに移した結果を見ておくと安心です。自動で変わるとはいえ、知識ファイルは一つずつダウンロードが必要など、手作業が書かれています。
気をつけること
- この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。
- 公式のページ同士で、食い違いがありました。Task(ベータ時の名前はSpark)の対象は、ヘルプが「ProまたはUltra」、リリースノートと公式ブログは「Ultra」(さらにブログとリリースノートの最初の発表はアメリカ向け)です。「使える量」のヘルプには、10月8日に読んだときは古いモデル名(Gemini 3)の表がありましたが、10月22日に読んだ範囲ではモデルの一覧は見つかりませんでした。同じページに、一度に覚える長さ(コンテキスト)の数字(無料32k、Plus 128k、ProとUltra 100万トークン)もありましたが、更新日が書かれておらず、この記事では使っていません。
- Plus、Proの月額は、購読ページの1か所で読みました。
- 国や年齢の条件があります。Taskは一部の国だけです(使えない地域が、ヘルプに挙がっています)。Deep Thinkは、読んだヘルプに国の条件は書かれていません。個人アカウントと18歳以上の条件が、機能によって付きます。
- Deep Researchなどの回数の数字は、確認できていません。
- スキルの共有やGoogleドライブのファイル対応は、ヘルプで「近いうち」とされ、まだ使えるか確認できていません。
- メールの送信や購入を伴うエージェントの作業は、実行前に自分の目で確かめてください。
- 名前、プランの範囲、日付は変わりやすいです。
出典
- Google AI plans(Gemini、Google、2026年10月22日確認)
- Gemini Apps release updates(Gemini、Google、2026年10月22日確認)
- Everything new in our Google AI subscriptions, fresh from I/O 2026(Google、2026年5月19日、2026年10月22日確認)
- Gemini Apps limits and upgrades for Google AI subscribers(Gemini Apps Help、Google、2026年10月22日確認)
- Use Deep Research in Gemini Apps(Gemini Apps Help、Google、2026年10月22日確認)
- Use Deep Think in Gemini Apps(Gemini Apps Help、Google、2026年10月22日確認)
- About the transition from Gems to skills(Gemini Apps Help、Google、2026年10月22日確認)
- Create docs, apps & more with Canvas(Gemini Apps Help、Google、2026年10月22日確認)
- Talk naturally with Gemini Live(Gemini Apps Help、Google、2026年10月22日確認)
- Connect the Google Workspace app to Gemini Apps(Gemini Apps Help、Google、2026年10月22日確認)
- Manage your tasks & workflows in Gemini Apps(Task〈ベータ時の名前はSpark〉の説明。別の表示のページの題は Use Gemini Spark…、Gemini Apps Help、Google、2026年10月22日確認)
更新履歴
-
2026年10月25日 書き方を直しました。
- 前:運営者が使っていないと読める書き方 → いま:「この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません」。公式の資料を読んでまとめた記事で、使い心地は書いていない、という意味に直した
-
2026年10月22日 公式の資料を読み直して、次の点を直しました。
- 前:作業を任せる機能の名前は「Gemini Spark」 → いま:ヘルプでは「Task」に改名(ベータ時の名前がSpark)。改名の日付は読めた公式ページに書かれていません。
