3行でいうと

  • Deep Research、Canvas、Gems、Gemini Liveは、無料でも使える。使える量はプランで変わる。
  • Gemsは「スキル」に置き換わる。個人のGoogleアカウントでは2026年11月にGemsが外れ、自動でスキルに変わる。
  • Deep Thinkは一番上のGoogle AI Ultraだけ。公式は「試験的な機能」で、いつ終わるか分からないと書いている。
  • 月額は米ドルで、Plusが4.99ドル、Proが19.99ドル、Ultraが99.99ドルから。

この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。この記事は公式の文書を読んでまとめたものです。僕らの考えは、段落の頭を「見立てです。」として分けます。

先に結論

Geminiは何の会社の何か

Geminiは、Google(グーグル)のAIです。「Geminiアプリ」は、そのAIと話すためのアプリ(Webとスマホ、Macの専用アプリ、Windowsの専用アプリ)です。有料の「Google AI」プランは、Geminiのほか、保存容量などの特典がまとまったものです。

機能の一覧と、プラン別

公式の購読ページ(アメリカ向け)と、各機能のヘルプを合わせました。

機能 無料 Google AI Plus Google AI Pro Google AI Ultra
使える量(無料を1として) 1倍 2倍 4倍 Proの5倍または20倍
Deep Research あり あり あり(高品質のProモデルも) あり(図や模擬体験つきも)
Deep Think なし なし なし あり
Gems/スキル あり あり あり あり
Canvas あり あり あり あり
Gemini Live あり あり あり あり
Task(ベータ時の名前はGemini Spark。作業を任せるエージェント) なし なし ヘルプではあり。ほかの公式ページはUltraのみ あり
保存容量 15GB 400GB 5TB 20TBから

Plus、Pro、Ultraの価格は、次の節に書きます。

Deep Research:調べて報告書を作る

公式のヘルプによると、ほとんどどんな話題でも、リアルタイムで調べて報告書を作る機能です。既定の情報源はGoogle検索で、GmailやGoogleドライブ(Googleのサービスをつないだ場合)、アップロードしたファイル、NotebookLMのノートも足せます。始める前に「調査の計画」が出て、直せます。報告書は「たいてい5〜10分」で、離れていても、できたら通知が来ます。

1日に頼める回数と、同時に走らせる数に上限があります。数字はヘルプに書かれていません。ProとUltraは、報告書の上限が高い、とあります。報告書は、Docsに書き出せ、音声の解説(Audio Overview)にもできます。

Deep Think:いちばん深く考える

Google AI Ultraに入っている18歳以上の人が使えます。ProモデルでDeep Thinkを選ぶと、答えが出るまで数分かかることがあります。ヘルプは「experimental(試験的)」と書き、いつ中止されるか分からない、としています。

Gems:自分用のAIから、スキルへ

Gemsは、自分用の指示を保存した、小さなAIです。これは今後、「スキル」に置き換わります。公式のヘルプの予定は次のとおりです。

対象 Gemsが外れる時期
個人のGoogleアカウント 2026年11月
Workspaceの企業・団体・非営利 2027年3月
Workspaceの教育機関 2027年6月

外れるときに、Gemsは自動でスキルに変わります。早く変えたい人は、「設定」の「スキル」から自分で作れます。スキルは、2026年9月30日に世界で広がり始めた、と公式のリリースノートにあります。「/」を打って名前で呼ぶか、Geminiが自動で当てはめます。作る数は無制限で、同時に有効にできるのは100個です。ただし、スキルはまだ、Canvas、Deep Research、動画・音楽づくり、ガイド付き学習とは一緒に使えません。年齢は18歳以上、使えるのは個人アカウントです。

Canvas:文書、アプリ、スライド、コードを作る

ヘルプでは、Canvasは、文書、アプリ、スライド、コードを、Geminiと作り、直す画面です。Docsに書き出す、Googleスライドに送る、PDFにする、PythonのコードをColabに送る、といったことができます。公開リンクを作ると、リンクを知る人が見たり直したりできます。

Gemini Live:声で話す

スマホのGeminiアプリで、声で話す機能です。ヘルプでは、カメラで見せる、画面を共有するといったことができ、Web版のGeminiには、Liveはありません。Gemsは、Liveとはまだ組み合わせられません。2026年5月19日に、LiveがチャットのなかでAndroidとiOSの両方に組み込まれ、声と文字の切り替えができるようになった、とリリースノートにあります。

Googleのサービスとの連携(コネクテッドアプリ)

Google Workspaceのアプリをつなぐと、Gmail、ドキュメント、ドライブを探したり要約したりでき、Googleタスク、Keep、カレンダーも扱えます。ヘルプには、ドキュメントやGmailの中のコメントと画像、ドライブの写真と動画には触れない、ドライブでフォルダを作ったり、動かしたりはできない、と書かれています。職場・学校のアカウントは、管理者が先に許可する必要があります。

Task(ベータ時の名前はGemini Spark):作業を任せるエージェント

公式のヘルプのよくある質問「Sparkはどこへ行った?」に、「5月からSparkをベータ版で試してきたが、使う人が“タスク”を終わらせたがっていたので、分かりやすいようにTaskに改名した」という趣旨が書かれています。入口はプロンプト欄の横の「Chat」と「Task」の切り替えで、これまでのタスクと予定はサイドバーに残る、とあります。改名の日付は、読んだ公式ページに書かれておらず(ヘルプは「5月から」とだけで、年もありません)、リリースノートと2026年5月19日の公式ブログにも、改名の記載は見つかりませんでした。以下の5月19日と6月30日の話は、そのころの公式の呼び名「Gemini Spark」のままです。

Task(ベータ時はSpark)は、公式のヘルプで「複数の手順の作業を自動化する、個人のAIエージェント」と説明されています。たとえば受信箱の整理、ニュースの要約、出典つきの調べものです。時間を決めて動かせます。ヘルプの条件は、18歳以上、個人のGoogleアカウント、Google AI ProまたはUltra、「Keep Activity」オン。使えない地域に、EEA(欧州経済領域)、ナイジェリア、スイス、イギリスが挙がっています。日本で使えるかは、確認できていません。リリースノートによると、2026年5月19日に、アメリカのGoogle AI Ultra(18歳以上)向けのベータ版として始まり、6月30日には、Mac用アプリで、対応する国のUltra向けに英語で使えるようになりました。5月19日の公式ブログにも、Ultra向けで、アメリカだけ、とあります。ヘルプは「試験的で、間違えることがある」と書き、メール送信、購入、フォームの送信、Googleでのログインの前に、確認を求めるとしています。同時に動かせるのは15件までです。

デスクトップのアプリと記憶

Mac用アプリが2026年4月15日(macOS 15以降、無料)、Windows用アプリが2026年9月10日(Windows 10以降)に出ています。2026年3月26日に、他のAIアプリから、記憶やチャット履歴を持ち込める機能が入り、「過去のチャット」は「記憶(memories)」と名前が変わりました。

新しいモデルと「カスタマイズ」(2026年10月13日)

公式のリリースノートの2026年10月13日の項目に、次のことが書かれています。

このモデルが、上の表のDeep ResearchのProモデルなどとどう関係するかは、読んだ範囲では見つかりませんでした。

月額の料金(2026年10月22日確認)

アメリカのドル表記です。日本での金額は、確認できていません。変わることがあります。

プラン 月額 確かめた場所
無料 0ドル 購読ページ
Google AI Plus 4.99ドル 購読ページ
Google AI Pro 19.99ドル 購読ページ
Google AI Ultra 99.99ドルから(5倍)。199.99ドル(20倍) 購読ページと、2026年5月19日の公式ブログ(100ドルと200ドル)

公式ブログによると、2026年5月19日に、100ドルのUltraが加わり、最上位が250ドルから200ドルに下がりました。使える量は、1日の回数ではなく、プロンプトの複雑さ、使う機能、チャットの長さで決まる計算量の方式になり、5時間ごとに戻り、週の上限まで続く、とヘルプにあります。上限の数字は、書かれていません。

どれを選ぶか

見立てです。Deep ResearchとCanvasが無料で使えるので、まず無料で、自分の使い方に足りるかを試すのが筋だと思います。GmailやGoogleドライブの中身を使った調べものを増やしたいなら、使える量が増えるProが候補だと思います。Deep ThinkとTask(ベータ時の名前はSpark)は、日常の用事より、長い、込み入った用事向けに見えます。

見立てです。Gemsを使っている人は、11月までに、スキルに移した結果を見ておくと安心です。自動で変わるとはいえ、知識ファイルは一つずつダウンロードが必要など、手作業が書かれています。

気をつけること

出典

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