3行でいうと

  • FigmaのAIは大きく3つ。会話で頼むFigma agent、文章から動く試作品をつくるFigma Make、個別のAI機能。
  • 使える量は毎月のAIクレジットで決まる。無料のStarterは500、ProfessionalのFullシートは3,000。
  • 学習データの初期設定はプランで違う。StarterとProfessionalはオン、OrganizationとEnterpriseはオフ。
  • Professionalは1シート16ドルなど(米ドル)。月払いか年払いかは、確かめられていない。

先に結論です。

この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。この記事は公式の文書を読んでまとめたものです。僕らの考えは「見立てです。」で始めて、事実と分けます。

何の会社の何か

Figmaは、画面のデザインやチームでの共同作業に使われるサービスです。公式のページには、デザインの「Figma Design」、ホワイトボードの「FigJam」、プレゼン資料の「Figma Slides」、ウェブサイト公開の「Figma Sites」、開発者向けの「Dev Mode」などが並んでいます。

AIはそれぞれの製品に入っています。この記事では、デザインの現場でよく使われるものを中心にまとめます。

3つの入り口

公式のヘルプ「Get started with Figma AI」には、AIの使い方が3つに分けて書かれています。

入り口 何をするか(公式の説明の要約) 使える人
Figma agent ファイルの中で、文章で頼む。デザインの作成、編集、デザインシステムの適用、フィードバック、細かい作業の代行 全プラン。Fullシートでファイルの編集権限があれば、編集まで頼める。Dev、Collab、Viewシートは相談のみ
Figma Make 文章や既存のデザインから、動く試作品やウェブアプリをつくる。自分のコードをもとにすることもできる 有料プランのFullシートで全機能。Starterや、Dev・Collabシートは一部を試せる
個別のAI機能 文章の書き直し・翻訳・短縮・トーン調整、画像の生成、背景削除、画像の拡張、物体の分離・消去、ベクター化、高解像度化、レイヤー名の自動変更、操作の追加、AI検索など Professional、Organization、Enterprise。どのシートで何が使えるかは製品ごとに違う

FigJamには、ボードや図の生成、付箋の分類と要約などが、Figma Slidesには、FigJamのボードから資料の構成案をつくる機能や、発表者ノートの下書きなどがあると、ヘルプに書かれています。

Figma Makeでできること

公式のページとヘルプの説明をまとめます。

AIクレジット

毎月の量

2026年10月22日に、Figmaの公式の料金ページと、AIクレジットのヘルプで確かめ直しました(10月8日と同じ数字でした)。同じ数字が、ほかのブログ記事(Figma公式)にも出ていて、一致していました。

プランとシート 毎月のAIクレジット
Starter(無料) 500(1日に150まで)
Professional、Fullシート 3,000
Organization、Fullシート 3,500
Enterprise、Fullシート 4,250
Dev、Collab、Viewシート(Professional以上) 500(Viewシートは1日150まで)
  • クレジットは、個人に結びついていて、他人に譲れません。毎月リセットされ、持ち越せません。
  • 切れると、AIの操作はできなくなります。管理者に追加を頼むか、次のリセットを待ちます。
  • 管理者は、追加のクレジットを買えます。公式のブログには、5,000クレジットが従量課金で150ドル、月額の購読で120ドル。7,500クレジットが225ドルと180ドル。10,000クレジットが300ドルと240ドル、とあります(2026年3月11日から)。

何にいくら使うか

ヘルプには、機能ごとの消費の目安が出ています(2026年10月15日時点の記載。10月8日に読んだときは10月6日時点でした)。

  • 背景削除:1〜5クレジット。画像の拡張、物体の分離・消去、解像度アップ:それぞれ5〜10。
  • 画像の生成・編集:使うモデルによって、1回2、6、8、16クレジット。
  • 操作(インタラクション)の追加:1回20クレジット。
  • Figma Make(2026年2月時点の標準モデルでの目安):フォントの変更で約30以上、画面を動くようにして約75以上、アプリを最初から作って約100以上。
  • Figma agent:フォントの変更で約30以上、スマホ画面5枚の購入の流れで約300以上。

これらは「近似値」と明記されています。Make、agentは、モデル、作業の複雑さ、読ませる量で変わります。実行を取り消しても、クレジットは戻りません。

僕らの計算です。Professionalの3,000クレジットを、上の「アプリを最初から作る約100以上」で割ると、30回ほど。ただし、これは最小の見積もりで、実際に直しをくり返せば、もっと早く減ります。

料金

2026年10月22日に、Figmaの公式の料金ページ(米ドル、シート1つ・1か月あたりの表示)で確かめ直しました(金額は10月8日と同じでした)。

プラン Fullシート Devシート Collabシート
Starter 無料 - -
Professional 16ドル 12ドル 3ドル
Organization(年払い) 55ドル 25ドル 5ドル
Enterprise(年払い) 90ドル 35ドル 5ドル

データの扱いと商用利用

学習データ(コンテンツトレーニング)

公式のヘルプとFigmaの「AIの取り組み」のページから、短く言い換えます。

作ったものの権利

Figma AIの規約には、入力と出力は「お客さんの内容」で、その権利はお客さんが持つ、と書かれています。また、出力が正しいかをFigmaが確認しているわけではなく、確かめる責任は使う側にある、とあります。

Figma Makeで公開した内容については、公開物の中身の責任は利用者にある、とヘルプに書かれています。公開物は、だれでもURLで見られます。

商用利用そのものの可否について、「商用に使ってよい」と明記した文は、読んだページには見つけられませんでした。法的な判断は、この記事ではしません。

どれを選ぶか

見立てです。

気をつけること

出典

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