3行でいうと

  • 公式の技術文書では名前が「Microsoft Copilot」に変わり、日本語の料金ページは旧名のままです。
  • 仕事用のMicrosoft 365の契約に、有料のCopilotを足して使います。個人のMicrosoftアカウントだけでは使えません。
  • 日本の料金(税抜)は、最大300ユーザー向けのCopilot Businessが年払いで月3,148円です。
  • 対象のMicrosoft 365があれば、Webの情報で答えるCopilot Chatは追加料金なしで使えます。

先に結論です。

この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。この記事は公式の文書を読んでまとめたものです。

名前の整理

公式資料を読むと、似た名前がいくつも出てきて混乱します。公式の言い方で整理します。

名前 何か 出典の書き方
Microsoft Copilot(旧Microsoft 365 Copilot) 有料ライセンスを足して使う、仕事用のCopilot Learnの「要件」ページに「旧称」の注記あり
Microsoft Copilot Chat(旧Microsoft 365 Copilot Chat) 対象のMicrosoft 365に含まれる、無料のチャット 同上
Copilot Business 最大300ユーザーの組織向けの価格・パッケージ 日本語の料金ページ
個人向けMicrosoft 365のCopilot Personal、Family、Premium、Proの中で使うCopilot 個人向けの料金ページ

アプリの入口の場所も変わっています。Learnには、Copilotの主な入口のアドレスが「m365.cloud.microsoft」から「copilot.cloud.microsoft」に変わる、と書かれています。

名前の変更が正式にいつ決まったのか、発表の日付は、僕らが読んだ範囲では確認できていません。Learnの「要件」ページの最終更新日は、2026年10月5日と表示されていました。「ライセンス」と「概要」のページは、2026年10月20日の更新と表示されていました。

何ができるのか

公式の料金ページと、Learnの概要ページから、書かれていることをまとめます。

Learnの概要ページは、体験を三つに分けています。

  1. Copilot Chat(Basic):対象のMicrosoft 365に含まれるチャット。主にWebの情報を使います。
  2. Microsoft 365 Copilot(Basic):追加ライセンスなしで、アプリの中のCopilotに「標準的なアクセス」がある状態。容量の都合で使える量が日によって変わり、優先的には扱われない、という説明です。
  3. Microsoft 365 Copilot(Premium):追加ライセンスを持つ状態。Basicの全部に加え、混んでいる時間でも優先して使え、メールやファイルなど組織のデータをもとにした答えも得られます。

どの契約が2番目の「Basic」に当たるのか、細かい条件は、僕らは読み切れていません。

必要なプラン

Learnの「ライセンス」ページから、ライセンスを足せる元の契約を書き出します(2026年10月22日確認)。

Copilot Business(小さな組織向け)を足せる契約

  • Microsoft 365 Business Premium
  • Microsoft 365 Business Standard
  • Microsoft 365 Business Basic
  • Microsoft 365 Apps for business
  • Microsoft Teams Essentials

Copilot(大企業向け)を足せる契約の例

  • Microsoft 365のE7(Copilotを含むと書かれています)、E5、E3、F1、F3、Business Premium、Business Standard、Business Basic、Apps for Enterprise、Apps for business
  • Office 365のE5、E3、E1、F3
  • Teams EnterpriseやTeams Essentialsなど(ほかのプランも一覧にあります)

そのほかの条件は、Learnの「要件」ページに次のようにあります。

  • 利用者は、Microsoft Entra IDの「職場または学校のアカウント」が必要です。個人のMicrosoftアカウントではありません。
  • メールや予定表のデータを使う機能には、Exchange Onlineのメールボックスが必要です。
  • Microsoft 365 Apps for enterpriseを「デバイス単位のライセンス」で使っている場合、Copilotは使えません。

日本の料金(税抜、2026年10月22日確認)

日本語の料金ページの数字です。ページには「価格には消費税は含まれていません」と書かれているので、すべて税抜です。

小さな組織向け(Copilot Business、ユーザー数は最大300まで)

契約 年払い(1人あたり月相当) 月払い(1人あたり月)
Business Premium+Copilot Business(Teamsあり) 4,797円 5,756円
Business Premium+Copilot Business(Teamsなし) 4,316円 5,179円
Business Standard+Copilot Business(Teamsあり) 3,523円 4,228円
Business Standard+Copilot Business(Teamsなし) 3,041円 3,649円
Copilot Businessだけを足す(アドオン) 3,148円(初年度は2,698円) 3,778円

初年度の2,698円は、2026年7月1日から12月31日までの申し込み限定の割引です。ページの注記では、対象のビジネスプランをすでに使っている既存のお客様だけが対象で、年間契約が必要、割引は初年度だけです。無料の試用版では使えません。購入後7日間はキャンセルでき、日割りで返金に応じる、とも書かれています。割引は予告なく変更・中止されることがある、とあります。

「最大300ユーザー」は、料金ページのアドオンの説明に付いた脚注(脚注1「最大 300 ユーザーまで」)と、Learnの「ライセンス」ページ(Copilot Businessは最大300ユーザーの組織向け、300人を超える組織は大企業向けのライセンス)に書かれています。

大企業向け(Microsoft 365 Copilot)

支払い 金額(1人あたり)
年払い 月4,497円相当
月払い(年間契約) 月4,722円

別に、条件を満たすMicrosoft 365のライセンスが要ります。

個人向け(Microsoft 365のプランの中のCopilot)

個人向けの料金ページでは、Copilotは別売りではなく、プランの中に入っています。税込か税抜かは、ページに書かれていませんでした。

プラン 月払い 年払い
Microsoft 365 Personal 2,130円 21,300円
Microsoft 365 Family 2,740円 27,400円
Microsoft 365 Premium 3,200円 32,000円
Microsoft 365 Pro 16,000円(月払いのみ) なし

FamilyとPremiumは1〜6人で使えますが、AIの機能は契約した本人だけが使え、家族と共有できません。使える量にも上限があり、Premiumは「大きな利用枠」、Proは「最も高い利用上限」とされています。具体的な回数は書かれていません。AI機能は、Microsoft 365 Basicでは使えません。

数字の確かめ

ここの金額は、日本語の料金ページ2つ(「プランと価格」と「Teamsなしのプラン」)と、大企業向けのページ、個人向けのページの文字から読みました。月3,148円と2,698円、4,497円と4,722円、4,797円・3,523円・4,316円・3,041円、個人向けの金額は、別のページの表示でも同じでした。月払いの5,179円と3,649円は、一つのページでしか確認していません。

日本で使えるか

入力したデータは、どう扱われるか

Learnのデータ・プライバシーのページに、次のようにあります。

Learnの概要ページには、Anthropic(Claudeを作っている会社)のモデルが、対象のライセンスの体験でだけ使われる場合があり、既定ではすべてのユーザーに有効ではない、という注記もあります。

どれを選ぶか

見立てです。

気をつけること

出典

更新履歴