3行でいうと
- 候補はWix、ジンドゥー、ペライチ、STUDIO、Canvaの5つです。無料プランで作り始められると公式が書くのは5つすべてです。ペライチは、料金ページには1か月の無料お試しだけが載り、トップページに制限つきの無料プラン(0円)の説明がありました。
- 無料のアドレスで公開できると読み取れたのはWixとCanvaです。ペライチの無料プランで公開できるかは確認できていません。
- 「自分の店名.com」のような独自ドメインは、どの道具でも有料の話になります。
- 予約フォームと決済は、個人情報や法律が関わります。詳しい人に見てもらってください。
「ホームページがない」と、地図や口コミの情報だけが先に広まります。かといって、最初から立派な物を作ろうとすると、費用も手間もかかります。いまは、業種を伝えるとページの案をAIが作ってくれる道具があり、無料で始められる物も多くあります。
先に断っておきます。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。この記事は公式の文書を読んでまとめたものです。出来上がりの見た目、日本語の文章の自然さは、確かめていません。僕らの考えは「見立てです。」で始まる段落に分けています。
先に結論
- 候補は5つです。Wix、ジンドゥー(Jimdo)、ペライチ、STUDIO、Canvaです。
- 無料プランで作り始められると公式が書いているのは、Wix、ジンドゥー、STUDIO、Canva、ペライチです。そのうち、無料のアドレスで公開できると読み取れたのは、WixとCanvaです。ジンドゥー、STUDIO、ペライチの無料プランで公開できるかは、確認できていません。ペライチは、料金ページには1か月間の無料お試しだけが書かれていましたが、トップページには、一部のテンプレートだけ、広告が出ることがある、ドメイン名・データ容量・ページ数に制限がある、という「無料プラン」(0円)の説明がありました。
- どれも、「自分の店名.com」のような独自のアドレス(独自ドメイン)にするには、有料の話になります。無料のうちは、各社のアドレスの一部になります。
- お客さんの名前や連絡先を預かる予約フォーム、お金を受け取る決済は、作ること自体は道具の機能でできても、安全や法律の面で詳しい人に見てもらうべきものです。この記事の「気をつけること」に書きました。
載せる内容を先に決める
見立てです。AIに頼む前に、材料を手元にそろえると、直しが減ります。
- 店名、住所、電話番号、営業時間、定休日
- メニューや料金(税込か税抜かも決めておく)
- 写真(自分で撮ったもの。他人の写真を使わない)
- 予約や問い合わせの受け方(電話だけか、フォームもか)
AIは、業種を伝えるだけで、それらしい文章を作ります。ただし、住所、時間、料金を正しく知っているのは、あなただけです。AIの文章は、そのまま公開せず、必ず自分で直してください。
使える道具の候補
公式のページで確かめた5つです。出典欄に2026年10月22日と書いたページは10月22日に読み直し、2026年10月8日と書いたページは10月8日に読んだ時点のままです。
| 道具 | AIでできること(公式の記載) | 無料でどこまで | 独自ドメイン | 有料の入口(日本円) |
|---|---|---|---|---|
| Wix | 目的と業種を伝えると、AIが説明に合うサイトを作る。あとはドラッグで直す | 作るのは無料。クレジットカード不要。AIでの作成も無料の範囲に入ると日本語ページにある | 有料のプランが必要 | 日本円の料金は読み込めず、確認できていません |
| ジンドゥー(Jimdo)AIビルダー | 業種に合ったメニューとページを作る | 無料プランあり。広告の非表示などは有料 | 有料プランで利用可 | 日本円の料金は読み込めず、確認できていません |
| ペライチ | 文章づくりの「AIアシスト」機能がある | 無料プランあり(トップページの記載。一部テンプレートのみ、広告表示や容量・ページ数の制限あり)。料金ページには1か月間の無料お試し(クレジットカード登録不要、自動で有料にはならない)が載っている | 設定機能あり(どのプランからかは確認できていません) | ライト 月1,480円(税込1,628円)から |
| STUDIO | 制作の下準備を助けるAI機能(Studio.Assistant)が公式ページに紹介されている | Freeプラン 0円。ページ数50、保存容量5GB | Miniプラン以上 | Mini 月590円(年払い)から |
| Canva | 文章、デザインの案、画像、レイアウトの調整にAIを使える | 無料のCanvaドメインで作成・公開できる | Canvaプロ(有料)が必要 | プロの日本円の金額は読んでいません |
Wix
Wixの日本語のページには、「こんなホームページを作りたい」と言葉で伝えるだけで、数分で形になる、と書かれています。公式のよくある質問は、サイトの目的と業種を伝えると、飲食店ならメニューのページ、サロンなら予約のフォームのように、その商売に合う形を作る、と説明しています。
無料の範囲は、日本語ページに「無料でAIでの作成、編集、基本のビジネス機能が使える。サイトの数に上限がない」とあります。独自ドメインとオンライン決済には、有料のプレミアムプランが必要、とも書かれています。英語の公式ページも、サイトを作るのは無料で、独自ドメインの接続やWixの表示の消去は有料プラン、と同じ趣旨です。有料プランには14日間の返金保証があります。多くの年払い・複数年のプランには、1年分の無料ドメイン券がつく、とあります。
プラン名は、英語のページでは Light、Core、Business、Business Elite でした。ただし、読めた価格は日本以外の地域向けの表示で、日本円の金額は確認できていません。
ジンドゥー(Jimdo)
ジンドゥーのAIビルダーのページは、プログラミングやデザインの知識は不要で、どんな業種でもそれに合ったメニューとページを作る、と説明しています。無料で登録して始められ、無料プランのほかに有料の2プランがあり、広告の非表示や優先サポートが特典、と書かれています。
契約期間は1か月、1年、2年から選び、期間分が一括で請求されます。個人の利用者は、国の法律で認められていれば14日以内にキャンセルできる、とあります。ただし「法人や事業者の方は対象外」と書かれているので、お店として契約する場合は、このキャンセルが使えない可能性があります。独自ドメインは、有料プランで、ジンドゥーに移すか、いまの管理元のまま接続できます。
料金の表は、ページが動的に表示する仕組みで、金額を読めませんでした。確認できていません。
ペライチ
ペライチは、ブロックを組み合わせてページを作る国産のサービスです。トップページには、プロが作った600種類以上のテンプレートが使えること、「AIアシスト」で日々の文章づくりの手間を減らせることが書かれています。
料金ページは、次のとおりです(月契約、税込の表示つき)。
| プラン | 月額(税込) | 公開できるページ数 |
|---|---|---|
| ライト | 1,480円(1,628円) | 3 |
| レギュラー | 2,980円(3,278円) | 5 |
| ビジネス | 3,980円(4,378円) | 20 |
| プロフェッショナル | 6,980円(7,678円) | 20 |
どのプランにも、容量無制限のサーバーと、サブドメインがつきます。年契約なら10%以上お得、とも書かれています。
無料については、トップページの題名が「無料から使える」で、10月22日に読み直すと、期間の制限が書かれていない「無料プラン」(0円)の説明がありました。使えるのは一部のデザインテンプレートだけで、公開ページに広告が出ることがあり、ドメイン名、データ容量、ページ数に制限があるとされています。一方、料金ページに書かれていたのは、最上位のプロフェッショナルと同等の機能を使える(ただしタグ埋め込みは不可)1か月の無料お試し(クレジットカード登録は不要、お試し後に自動で有料にならない)で、無料プランの行は見当たりませんでした(10月8日に読んだときは、トップページの無料プランに気づいていませんでした)。無料プランで公開できるか、独自のアドレスがつくかは、確認できていません。
予約や決済の機能もあります。決済の手数料は、ライトが6.0%から、ほかが4.5%からと表にあります。事前決済つきの予約は、ビジネス以上のプランが必要、とも書かれています。
STUDIO
STUDIOは、デザインを細かく作り込める、日本のサービスです。料金ページには、月の表示が2つあります。年払いの月額と、月払いの月額です。
| プラン | 年払い(月額) | 月払い(月額) | 主な内容 |
|---|---|---|---|
| Free | 0円 | 0円 | ページ数50、CMSモデル3件、保存容量5GB、フォーム回答数100件 |
| Mini | 590円 | 1,290円 | 1ページ向け(2ページと404ページ)、独自ドメイン接続・公開 |
| Personal | 1,190円 | 1,720円 | ページ数150、フォーム回答数1,000件、サイト全体のパスワード制限 |
Freeは、クレジットカード不要と書かれています。独自ドメインは、Mini以上です。ページの金額に、税込か税抜かの記載は見当たりませんでした。
AI機能については、公式ページに「Studio.Assistant」という機能が紹介され、ヒアリングの内容をもとに、サイトの構成図や下書きのデザインを作るもの、と説明されています。完成した店のサイトを丸ごと作ってくれる、とは明記されていません。AI機能の料金条件は、読んだページから確認できませんでした。
Canva
Canvaの日本語のページは、ホームページを無料で作って公開できると書いています。無料のCanvaドメインで公開でき、独自ドメインの接続や追加素材には、有料のCanvaプロが必要です。独自ドメインを新しく買う場合の費用は、年に10〜20米ドル程度(約1,500〜3,000円)と、ページにあります。
AIは、文章、デザインの案、画像づくり、レイアウトの調整に使えると説明されています。問い合わせフォームを置け、返答はCanvaのシートにまとまります。アクセス解析は、プロ以上です。
最初の1回のやり方
見立てです。5つの道具に共通して使える進め方を、公式の説明に沿って組み立てました。
- 載せる内容(上の節)を、メモにまとめる。
- 無料で始められる道具を1つ選び、アカウントを作る。
- AIに、店の業種と目的(例:「小さなパン屋。場所と営業時間とメニューを伝えるページ」)を伝える。
- できたページの店名、住所、電話番号、営業時間、料金を、1つずつ自分の目で直す。AIが作り話の説明文を足していないかも見る。
- スマホの画面で見え方を確かめる。
- 公開したアドレスを、お店の看板や名刺、SNSに載せる。
見立てです。最初は、1ページだけのホームページで十分です。ページ数が少ないほど、直す場所も減ります。
無料でどこまで
- Wix:作成は無料。独自ドメイン、オンライン決済は有料。
- ジンドゥー:無料プランあり。広告の非表示などは有料。公開できるかは確認できていません。
- ペライチ:トップページに、制限つきの無料プラン(0円)の記載があります。料金ページには1か月の無料お試しがあり、お試しのあと自動では有料になりません。
- STUDIO:Freeで50ページまで作れる。公開の条件は確認できていません。独自ドメインは月590円(年払い)のMiniから。
- Canva:無料のCanvaドメインで公開できる。独自ドメインはプロ。
見立てです。ほとんどの無料プランは、各社のアドレスの一部が入ったアドレスになります。お店の名刺に載せるなら、短くて覚えやすい独自ドメインのほうが、覚えてもらいやすいと思います。ただし、ドメインは年ごとに費用がかかり続けます。
よくある失敗
- 住所や営業時間をAIの文章のまま載せた:実際と違うまま公開されます。
- 無料のままお試し期間が終わった:ペライチは、お試しの後に自動で有料にはなりませんが、お試しと同じ機能を続けるには契約が必要です。無料プランの制限(テンプレート、ページ数など)も確かめてください。
- 公開ページ数の上限を超えた:ペライチのライトは3ページ、レギュラーは5ページです。
- 事業者の契約と個人の契約を取り違えた:ジンドゥーの14日以内のキャンセルは、事業者は対象外と書かれています。
気をつけること
- この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。この記事は公式の文書を読んでまとめたものです。
- 金額は出典欄の確認日(2026年10月8日または10月22日)に読んだ時点のものです。変わることがあります。WixとジンドゥーのAIビルダー、Canvaプロの日本円の料金は確認できていません。STUDIOは税込か税抜かが確認できていません。
- ペライチの「AIアシスト」がどのプランで使えるか、独自ドメインがどのプランから使えるかは、料金表の印が読み取れず、確認できていません。
- 個人情報を集めるフォームや予約は、慎重にしてください。お客さんの名前、電話番号、メールアドレスを預かる設定になります。保存先、誰が見られるか、いつ消すかは、道具の設定と、お店のルールの両方で決める必要があります。詳しい人に見てもらってください。
- お金のやりとり(決済、事前払い、ネット販売)も同様です。手数料、入金のしくみ、返品の扱いなど、契約で決まる点が多いので、詳しい人に見てもらってください。
- ネットで商品を売ったり、サービスを申し込んでもらったりする場合は、特定商取引法という法律の「通信販売」の決まりが関わります。消費者庁の公式ページには、インターネット上のホームページでの広告も対象で、価格と送料、支払いの時期と方法、引き渡しの時期、返品の条件、事業者の名称・住所・電話番号などの表示が必要、と書かれています。この記事は、公式ページの紹介です。自分のお店に当てはまるかの判断は、専門家に確かめてください。
- 地図の検索で店の情報を出すGoogleビジネスプロフィールは、ホームページとは別の仕組みです。Googleのヘルプによると、営業時間などの編集には、オーナー確認が必要です。確認に通常5営業日ほどかかる、とあります。
- 他人が撮った写真や、他の店の文章を、AIに「似せて」作らせて使うと、別の問題が出ることがあります。この記事は、その判断をしていません。
- 設定画面や機能の名前は、公式のページから書いています。手元の画面と違うことがあります。
出典
- AI Website Builder(Wix、2026年10月22日確認)
- AI Website Builder(Wix 英語ページ、2026年10月8日確認)
- Wix Plans(Wix 英語ページ、2026年10月22日確認)
- ジンドゥー AI ビルダー(Jimdo、2026年10月22日確認)
- プラン(Jimdo、2026年10月22日確認)
- ペライチ(ペライチ、2026年10月22日確認)
- 料金プラン(ペライチ、2026年10月22日確認)
- 料金プラン(STUDIO、2026年10月22日確認)
- STUDIO(STUDIO、2026年10月8日確認)
- Canvaでホームページ作成(Canva、2026年10月22日確認)
- 通信販売(消費者庁 特定商取引法ガイド、2026年10月22日確認)
- Googleビジネスプロフィールのオーナー確認(Google ビジネス プロフィール ヘルプ、2026年10月22日確認)
更新履歴
-
2026年10月25日 書き方を直しました。
- 前:運営者が使っていないと読める書き方 → いま:「この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません」。公式の資料を読んでまとめた記事で、使い心地は書いていない、という意味に直した
-
2026年10月22日 公式の資料を読み直して、次の点を直しました。
- 前:ペライチは料金ページに無料の永続プランが見当たらず、1か月の無料お試しのみ → いま:トップページに、制限つきの無料プラン(0円)の説明があった
- 前:無料プランで作り始められると書くのは、ペライチ以外の4つ → いま:ペライチを含む5つすべて
- 前:ペライチの無料お試しは、最上位の機能が使える → いま:プロフェッショナルと同等の機能(ただしタグ埋め込みは不可)
- 前:ペライチは、お試しのあと続けるには有料 → いま:無料プランで公開できるかは確認できていない。無料プランの制限も確かめるよう追記
